開始日時:2016/10/06 22:42:35 表題:自分の棋譜 棋戦:将棋ウォーズ(10切) 手合割:平手 後手番 後手の持駒:  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂 ・v金 ・ ・ ・v桂v香|一 | ・ ・v銀v玉v金v飛 ・ ・ ・|二 | ・v歩v歩v歩v歩v銀v角v歩v歩|三 |v歩 ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 歩 ・|五 | ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 ・ 歩 銀 歩 ・ ・ 歩|七 | ・ 角 玉 ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:  先手:自分 後手:相手 手数----指手---------消費時間-- *ここ1年ほど、四間飛車に対する急戦で変化球を投げ続けている。 その一つがこの局面である。 なんだこれは、右の金がずれているではないか。クリックミスじゃないか、と思われる方もいるだろう。(実際クリックミスしたこともある) だがしかし、進めてみれば恐ろしい・・・というほどでもない狙いが込められたり込められなかったり、すかされて敗勢になることもある。 うん、タイトルが破綻するだからね、仕方ないね・・・。 1 3五歩(34) *ここは素直に△3五同歩と取ってもらう。 ちなみに△3二飛ととれば、すかされる。細い綱渡りである。 2 3八飛(28) *飛車の位置を一つ左にずらす。金将があたたかい。 ここは銀が先に上がっても狙いとしては問題ない、はず。 3 3四銀(43) *歩を守って△3四銀。 ここで△3二飛だと、狙いがすかされて悲しいことになる。 4 4六銀(57) *右銀急戦はスピードがパワーである。しかも袖飛車も加わってさらにグワーアップ! 5 4五歩(44) *四間飛車対抗形でお馴染みの一手。 角がほぼ確実に捌けて、すごく気持ち良い感触なのだと思ったりします(居飛車党の感想 6 3三角成(88) *当然角交換。 7 3三桂(21) *ある程度、こういう将棋をやったことのある人には、「あっ、これは・・・」と思う局面。 8 3五銀(46) *そういう局面に突っ込んでいきます。ジョイヤー! 9 3五銀(34) *ここは勢いにのって同銀。 ここまで4八金のおかげで先手陣の打ち込みの隙を意外と少なくできている、と私の評価。 なお。 10 3五飛(38) *ああ・・・、飛車と金の連結が外れて・・・ これはひどい。 11 2六角打 *どーん、と。飛車金両取り。 ▲3八飛で受けても、△4六歩からかなり厳しい。やばい。 12 3三飛成(35) *故に、破れかぶれの飛車成りである。 13 4八角成(26) *飛車金両取りをかけたのだから、相手も金を当然とります。 これで金桂交換。一見敗勢間近に見えるところ。 14 8二銀打 *研究の最終局面。 ▲8二銀でしばるとあら不思議。意外と後手の攻めが遠いので、何とか戦えてしまうのである。 ==破綻点== ・桂金交換という大技っぽいのに、形勢互角くらいで終わらせている【危険度中】 ・玉が7一まで来ていると成立しない【致命的】 ・四間穴熊では成立しない【致命的】 ・相手が手癖で△4五歩をすることを信用して動いている【危険度中】 ・相手が飛車金両取りをすることを信用して動いている【危険度中】 ======= まあ、相手の玉型によってはうまくいくかもね!な くらいで。 対四間飛車で変化球を投げてみるのも、また面白いでごぜーますよ。 発想の自由さで新しい局面がどんどん出そう。(出してしまった) 以上、よろしくお願いいたします。