先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- *本譜また分岐先の進行、解説は中川大輔先生著『すぐ勝てる!右四間飛車』を参考としたものである。 個人利用以外の目的はなく、問題があれば即刻削除する意思を明らかにする。 先手右四間穴熊、後手四間穴熊の対抗形持久戦。 花:40手目△7二金寄 月:40手目△1四歩 1 7六歩(77) *解説の際、将棋ソフトを用いる場合がある。 検討ソフトはapery_wcsc26 使用GUIはShogi_GUI MultiPVは5 CPUはCore i5-6200U 2 3四歩(33) *本譜、また分岐先の進行は『すぐ勝てる!右四間飛車』で本筋とされているものに沿う。 ただし、局面の評価や一部変化はソフトや私自身の検討を交えたものになっている。 3 2六歩(27) 4 4四歩(43) 5 4八銀(39) 6 4二飛(82) 7 4六歩(47) 8 3二銀(31) *△4五歩もある。 以下▲4五同歩△同飛となり、定跡から離れる。 この変化を避けるならば、▲4八銀~▲4六歩ではなく▲4六歩~▲4八飛とすればよい。 9 4七銀(48) 10 4三銀(32) 11 5六銀(47) 12 5四銀(43) 13 4八飛(28) 14 3三角(22) 15 6八玉(59) 16 6二玉(51) 17 7八玉(68) 18 7二玉(62) 19 7七角(88) 20 5二金(41) 21 8八玉(78) 22 8二玉(72) 23 9八香(99) 24 9二香(91) 25 9九玉(88) 26 9一玉(82) 27 8八銀(79) 28 8二銀(71) 29 7九金(69) 30 7一金(61) 31 5九金(49) 32 6二金(52) *かえて△4五歩と仕掛けてきた場合、△4五歩▲3三角成△同桂▲6六角で先手が良い。 33 6九金(59) 34 6四歩(63) 35 7八金(69) 36 7四歩(73) 37 3六歩(37) 38 9四歩(93) *中川先生は右四間穴熊ならば9筋の端歩は必ず受けるべきだと述べている。 本譜とは異なるが、▲9六歩に後手が受けなかった場合は▲9五歩と伸ばすべきだとも述べている。 39 9六歩(97) *40手目、△7二金寄と△1六歩がある。 △7二金寄→花 △1六歩 →月 ## 分岐 月の譜- #7152 40 7二金(62) *本譜は40手目△7二金寄の進行。 41 3五歩(36) *▲3七桂もあるが、本譜はいきなり仕掛ける▲3五歩が本線。 42 3五歩(34) 43 3八飛(48) 44 4五歩(44) 45 3三角成(77) 46 3三桂(21) 47 3五飛(38) 48 4四角打 *△2四角もある。 49 3四飛(35) 50 4六歩(45) *△4三銀は飛車を引いて▲3四歩がある。 △3二歩は本譜と同様に進む。 △4一飛は▲3二角がある。 51 3一角打 *▲5一角も有力。 ▲5一角△4三飛▲4四飛△同飛▲3三角成△4一飛▲5二角△3一飛▲3二歩が進行の一例。 52 4三飛(42) 53 4四飛(34) 54 4四飛(43) 55 5三角成(31) 56 2四飛(44) *△4一飛は▲3二角。 △3四飛は▲3五歩△2四飛▲2五歩△同桂▲3六角。 57 1八角打 *▲4四歩も有力。 58 5五歩打 59 4四歩打 60 6三金(72) *後手悪くなるとある△5六歩が正着か。 △5六歩▲5四角△6二銀▲7二角成△同金▲4三歩成で悪いと紹介されているが、本譜の進行よりと金が一路遠い。 また△6三金と離れたことで▲7一馬が生じる。 61 6三馬(53) *▲7一馬が優る。 ▲7一馬△同銀▲5五銀で△5五同銀と取れない。 △5三歩には▲4三歩成で先手優勢。 62 6三銀(54) 63 6三角成(18) 64 5六歩(55) 65 4三歩成(44) 66 7二銀打 67 5三と(43) *▲5三馬と逃げても良い。 68 6三銀(72) 69 6三と(53) 70 2七角打 71 6二金打 72 3五角打 73 5三銀打 *先手勝勢の局面とある。 間違えなければ先手勝ちだろう。