棋戦: 開始日時:2017年01月29日(日) 15:11:50 終了日時:2017年01月29日(日) 15:16:26 上手番 上手の持駒:  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・v玉v金 ・ ・ ・|一 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 下手の持駒:  下手:プレイヤー 上手:プレイヤー 手数----指手---------消費時間-- *今回は9枚落ち。 昨年9月に将棋を始めたMさん。最初は駒の名前や動きから覚えはじめて、月1ペースでレッスンに通っています。 2月のレッスンではとても上手に指せたので、ぜひ皆さんのお手本にしていただきたいです(*^-^*) 1 3二金(41) ( 1:03/00:01:03) *9枚落ちは 1、角が成る。 2、飛車が成る。 3、龍と馬を協力させて上手の金をとる。 4、玉を隅に寄せる。 5、詰ます。 という順番で、狙いを実現させていくのが良いです。 早く玉を攻めようとして途中の段階を飛ばしてしまうと、かえって手数がかかってしまったり、なかなか玉を捕まえられなくなります。 着実にポイントをあげていきましょう。 さて、 下手はどの駒を動かしますか? 2 7六歩(77) ( 0:02/00:00:02) *駒落ち定跡では、まず76歩と角道を開けるのが基本。 (平手でも一番多い手です。) 「序盤は飛車より角」という格言があります。4枚落ち以下の駒落ちでは、上手陣は端に大きな弱点があり、角の利きで攻めるのがとても効果的です。 まず角を活用していきましょう。 3 6二玉(51) ( 0:04/00:01:07) *上手は歩以外の駒が玉と金しかないので、手が限られています。 さて、下手の次の手は? ### ☆ヒント 次の次で角が成るためには、どこに動いたらよいでしょう? 4 6六角(88) ( 0:06/00:00:08) *上手の弱点、端を狙って角を上がりました! 次に角が成ってくるのはわかっているのですが、上手には受ける術がありません。 5 6四歩(63) ( 0:05/00:01:12) 6 9三角成(66) ( 0:10/00:00:18) *あっさり馬をつくることに成功。 7 5四歩(53) ( 0:05/00:01:17) * 8 2六歩(27) ( 0:02/00:00:20) *次は飛車の活用です。 9 5三玉(62) ( 0:02/00:01:19) 10 2五歩(26) ( 0:06/00:00:26) *どんどん飛車先の歩を進めます。 11 4四歩(43) ( 0:02/00:01:21) * 12 2六飛(28) ( 0:10/00:00:36) *26飛としました。 ここでは、24歩と歩をぶつけて、同歩、同飛、23歩、26飛(分岐- #34416)とするほうが歩を駒台に乗せられるので得です。 13 5五歩(54) ( 0:03/00:01:24) 14 7五歩(76) ( 0:09/00:00:45) *この手は、先を考えて準備した良い手でした。 さて、どんな狙いでしょうか。 15 6五歩(64) ( 0:01/00:01:25) *次にどうしますか? ## ヒント 飛車を成るためには? 16 8六飛(26) ( 0:07/00:00:52) *ここに飛車を動かすのが良い手でした。 またもや上手は飛車成りを受けることができません。 17 4三玉(53) ( 0:03/00:01:28) *少しでも遠くへ逃げ出そうとしましたが… 18 8三飛成(86) ( 0:06/00:00:58) *龍ができました!! これで大駒が二つとも成れて、とても順調です(^-^) 19 3四歩(33) ( 0:02/00:01:30) * 20 7一馬(93) ( 0:13/00:01:11) *馬を近づけていきます。 21 3三玉(43) ( 0:05/00:01:35) *なるべく逃げますが… 22 7三龍(83) ( 0:01/00:01:12) *いよいよ王手。 そろそろ終盤です。 23 4三金(32) ( 0:06/00:01:41) *金を上がって合駒しました。 さて、次の手は? ## ヒント 金を狙います。 24 6一馬(71) ( 0:46/00:01:58) *これがもっとも早い攻め方です。 龍と馬の利き筋が金のいる43の地点に合わさりました。 金を動かすと龍に玉がとられてしまうので、上手は受けようがありません。 25 3五歩(34) ( 0:01/00:01:42) 26 4三馬(61) ( 0:09/00:02:07) *金を取りながら、王手! 龍が支えているのでこの馬はとれません。 27 2二玉(33) ( 0:02/00:01:44) *ここしか逃げるところがなく、即詰みとなりました。 ## ヒント 三手詰です。読み切ってみましょう。 28 3三馬(43) ( 0:26/00:02:33) *龍と馬を協力させて追いかけます。 ほかにもいくつかの詰みがあります。 (龍で王手するのも正解) 29 2一玉(22) ( 0:10/00:01:54) *どこに逃げても… 30 2二金打 ( 0:12/00:02:45) *金打ちまで、詰みとなりました。 30手という短手数での勝利はお見事! 9枚落ちはこれで卒業です。 Mさんはぴよ将棋で練習してきたそうです。 皆さんもチャレンジしてみてください☆ 31 詰み ( 0:12/00:02:06) まで30手で詰み