棋戦：
開始日時：2016年08月26日(金) 17:24:20
終了日時：
手合割：平手
先手：プレイヤー
後手：プレイヤー
手数----指手---------消費時間--
*どうも先手は▲5六歩からの構想が駄目なようなので、今回はすぐに角を設置せずに飛車を細かく動かしてみます。
   1 ７六歩(77)   ( 0:03/00:00:03)
*
   2 ３四歩(33)   ( 0:01/00:00:01)
   3 ７五歩(76)   ( 0:01/00:00:04)
   4 ８四歩(83)   ( 0:01/00:00:02)
   5 ７八飛(28)   ( 0:03/00:00:07)
   6 ８五歩(84)   ( 0:02/00:00:04)
   7 ４八玉(59)   ( 0:02/00:00:09)
   8 ６二銀(71)   ( 0:02/00:00:06)
   9 ３八玉(48)   ( 0:02/00:00:11)
  10 ４二玉(51)   ( 0:03/00:00:09)
  11 ２八玉(38)   ( 0:02/00:00:13)
  12 ３二玉(42)   ( 0:02/00:00:11)
  13 ３八銀(39)   ( 0:02/00:00:15)
  14 ８四飛(82)   ( 1:18/00:01:29)
  15 ７六飛(78)   ( 0:03/00:00:18)
  16 ８八角成(22) ( 0:03/00:01:32)
  17 ８八銀(79)   ( 0:01/00:00:19)
  18 ２二銀(31)   ( 0:02/00:01:34)
  19 １六歩(17)   ( 0:04/00:00:23)
  20 １四歩(13)   ( 0:03/00:01:37)
  21 ７八金(69)   ( 0:01/00:00:24)
  22 ３三銀(22)   ( 0:05/00:01:42)
  23 ７七銀(88)   ( 0:03/00:00:27)
  24 ９四歩(93)   ( 0:05/00:01:47)
  25 ６六銀(77)   ( 1:55/00:02:22)
  26 ６四歩(63)   ( 0:03/00:01:50)
  27 ５五銀(66)   ( 0:04/00:02:26)
  28 ６三銀(62)   ( 0:04/00:01:54)
*飛車浮き以降、後手は先手の仕掛けを封じることに専念します。

何度も書いてますので詳しくは割愛。
  29 ７七桂(89)   ( 0:03/00:02:29)
*▲7七桂とされたら後手はこれに備える手が必要でしたね。
  30 ５二金(61)   ( 0:02/00:01:56)
*▲8五桂〜▲9六角があるので銀にひもをつけます。

**▲7七桂には△5二金右**
  31 ６六飛(76)   ( 1:20/00:03:49)
*ここで先手が手を変えます。


  32 ５四歩(53)   ( 0:03/00:01:59)
*△4二金などと玉型整備をしてしまうと▲4六角や▲7四歩〜▲8三角などの仕掛けがあるので銀を追い払います。
  33 ４六銀(55)   ( 0:03/00:03:52)
  34 ４四銀(33)   ( 0:03/00:02:02)
*後手は歩交換に備えて銀を繰り出し銀対抗に構えます。
  35 ７六飛(66)   ( 0:07/00:03:59)
*先手は後手陣を乱してから飛車を戻ります。
  36 ４二金(41)   ( 0:03/00:02:05)
*後手からの手が難しいため玉型整備をするくらいでしょうか。
  37 ６六歩(67)   ( 0:04/00:04:03)
*▲6七角と設置する狙いです。

**飛車で揺さぶりをかけたのは、△5四歩を突かせ、▲5六歩と突かない形にしたかったためです。**
  38 ９五歩(94)   ( 0:03/00:02:08)
  39 ６七角打     ( 0:04/00:04:07)
  40 ３三銀(44)   ( 0:21/00:02:29)
  41 ４五銀(46)   ( 0:01/00:04:08)
  42 ３五歩(34)   ( 0:03/00:02:32)
  43 ３四銀(45)   ( 0:02/00:04:10)
*以下銀交換をし、難しいながら先手が指せそうです。

銀交換を避けて△2二銀とするのは▲6五歩〜▲2六飛とまわられて後手が大変そうです。

# まとめ
###### 飛車の揺さぶりから▲6七角と設置する手は先手が良いか。

①飛車を細かく動かして、△5四歩を突かせる。
②飛車を元の筋へ戻し▲6六歩〜▲6七角と設置。
③銀を後手の玉頭へ繰り出して先手指せるか。

# 総まとめ
後手目線
①先手の仕掛けを察知しことごとく封じるのが大事。▲8五桂と跳ねる手が見えたら銀にひもをつける。
②飛車交換を挑まれそうなら飛車打ちに強い陣形を作る、▲8六歩を△同歩としてはならない。
③すぐに△6四歩とするのはすぐに▲7四歩と仕掛けられて大変なので△8四飛と浮き飛車で備える。
④先手が銀を中央に繰り出してきたら手を封じた後に反発して追い返す。
⑤▲6六角の設置をされたらすぐに△6五歩で好位置からどかせる。

先手目線
①後手が早くに金を動かしたら飛車交換のチャンス
②▲8五桂〜▲9六角の攻めを忘れない。
③△6四歩が早ければ▲7四歩からすぐに仕掛ける。
④△8四飛〜△9四歩と後手が慎重に駒組を進めてきたら銀を中央に繰り出して使う。
⑤飛車で揺さぶりをかけて▲6七角と設置するのが有力。