先手:先手 居玉棒銀特攻(角道は開けない) 後手:後手 四間飛車 手数----指手---------消費時間-- *この度はご閲覧ありがとうございます┏○))ペコ 今回も前回から引き続きまして**振り飛車**について 今回は解説ではありますが**振り飛車**の楽しさが伝わるものに **振り飛車**の大駒が華麗に躍動します **振り飛車**指してみたいなぁ、覚えてみたいなぁ そのように思って頂けましたらこれに勝る喜びはありません 第1回はこちらになります #26132(クリックすることで該当記事に飛びます) 『振り飛車講座』第1回(四間飛車) 【最初の壁】誰でも分かる居玉棒銀特攻対策 こちらもお時間ある時にでもご一読頂けましたら嬉しく思います ※将棋アイオーの投稿の読み方 将棋盤の下の**赤枠**部分が操作ボタンになります ![photo](https://pbs.twimg.com/media/Cyu-bRTVIAAUEwL.jpg) 5つのボタンがありますが左から 最初のページに戻る(初手に戻る) 前のページに戻る(一手前に戻る) 次のページに進む(次の手に進む) 最終ページに進む(最終手に進む) 盤面を反転する(先後反転して見たい時に使用) ↓↓↓ ## ひふみんアイ(と呼ばれています) 1 2六歩(27) *## 『振り飛車講座』第2回 ## 【最初の壁】 ## 居玉棒銀特攻対策 ## 華麗なる飛車角の乱舞 **本講座を読む心得**(まえがきとも言う) **神谷広志八段**の『**禁断のオッサン流振り飛車破り**』のまえがきがあまりに面白くて なのでそれをパク…いや、**参考にした**まえがきです 本講座を読んで**内容を理解したら**、早速ネット将棋などで使ってみる そしてうまくいった、快勝した際には大いに喜び、将棋友達将棋仲間に『**将棋アイオーさんは素晴らしいサイトだよ、アクセスしなよ**』と勧める うまくいかなかった時は**自分の力が及ばなかった、足りなかった**ものと考え、本講座の**筆者や将棋アイオーさんを恨んだりはしない** 一度はうまくいかなくても、日々の将棋の勉強で**自身の棋力の向上を感じた際**には再度ネット将棋で試してみる そしてうまくいった、快勝した際には大いに喜び、将棋友達将棋仲間に『**将棋アイオーさんは素晴らしいサイトだよ、アクセスしなよ**』と勧める 残念ながらまたもうまくいかなかった時は**まだ自分の力が及ばなかった、足りなかった**ものと考え、本講座の**筆者や将棋アイオーさんを恨んだりはしない** これを**うまくいくまで繰り返す** 一回、二回、いや何回同じ失敗してもいいんです いつか覚えればそれでいいんです 一度覚えてしまえばもう大丈夫ですから^^ 以上です 2 3四歩(33) *## 第2回も振り飛車側が後手番 として解説を進めていきたいと思います 3 2五歩(26) *ここから**12手目まで**は ## 第1回講座と同じ手順です 第1回 #26132(クリックすることで該当記事に飛びます) なので12手目までは復習のつもりで進めて頂けましたら幸いです 4 3三角(22) *12手目までは第1回と手順も同じなので 新しく書き加えることはありません とはいえ解説全くなしの空欄は作りたくないので コラムやエピソード的なものを書こうかな?とも思ったのですが 時間かかりそうなので今回はなしにしたいと思います 講座的なもので書きたいものがたくさんあって コラムのようなもの書くより少しでも解説記事書きたいので 5 3八銀(39) 6 4四歩(43) 7 2七銀(38) 8 4二飛(82) 9 2六銀(27) 10 6二玉(51) 11 1六歩(17) 12 4五歩(44) 13 5八金(49) *## 13手目▲5八金右 第1回では4筋に対する先手の備えがあまりに無防備すぎたので **叩きの歩**の連打を先手はくらってしまいました そこで今回は一手ここで先手も備えることにします これだけでも全然違ってきます 14 7二玉(62) *先手が備えるならこちらも備える 玉を更に戦場(2筋方面)から遠ざけます 攻めてきていいですよという余裕を感じる一手ですね 15 1五銀(26) *## 15手目▲1五銀 13手目に▲5八金右と4筋の攻めに備えてから 先手はやはりここでも目的の**2筋突破**を目指します **棒銀炸裂**で角と銀の交換になれば 序盤まず先手は**大成功**と言えるかと思います ここで次に△2二飛と回れば棒銀は受けられます しかし、それはちょっと消極的です ここは第1回と同様に積極的にいきたいものです それを考えた上で次の一手を指してください 16 4六歩(45) *## 16手目△4六歩 第1回と同様に**4筋の歩**を交換します これは今回も大きな狙いを秘めています 第1回と同様に今回の進行でも**その一歩**が ## 大きな意味を持ってきます 17 4六歩(47) *## 17手目▲同歩 先手のお相手は居玉です 大事な王様の近くに無条件で**と金**を作られるのはマズイですよね しかも今回は▲5八金右と指しているので △4七歩成とされては**と金**がその金に当たりますね なのでここは▲同歩と取る一手になりますね 18 4六飛(42) *## 18手目△同飛 そしてそれを△同飛と取るのも当然の一手ですね 19 4七歩打 *## 19手目▲4七歩 これが今回の先手の**用意の一手**です 前回は4六の飛車をそのままにしてしまっていたので この後の▲2四歩△同歩▲同銀に △2七歩▲同飛△2六歩と**連打の歩**をくらって 先手は大失敗になってしまいました なので4六の飛車を一旦は引かせればその**連打の歩**はない でも果たしてうまくいくんでしょうか? さて、今回もここで**次の一手問題**のお時間です 飛車は一旦引く必要があります 飛車をどこに引きますか? これはちょっと難しいです なので一瞬だけはお考え頂けましたら次のページに進んでくださいませ ヒント 先手は次に▲2四歩と突くものとしてその狙いを咎める 20 4五飛(46) *## 20手目△4五飛 飛車の引き場所はこの**中段**です 一見よくわからないですよね? △4二飛と自陣に引き上げるのが自然に思えますよね しかし、ここから振り飛車の大駒 ## 飛車と角が華麗に躍動します 21 2四歩(25) *## 21手目▲2四歩 4筋を一旦はしっかり収めて、先手お相手はここで目的の**2筋突破**を図ってくることが考えられます 第1回と違って△同歩▲同銀と進むと さすがに先手の**棒銀成功**となりそうです 22 2四歩(23) *## 22手目△同歩 先手の**棒銀成功**になりそうではあっても ここで△同歩と取らず△2三歩成とされては さすがに振り飛車辛すぎる展開です でも決して**仕方なく**取ったわけではないんです 23 2四銀(15) *## 23手目▲同銀 第1回と違ってこれで先手は**2筋突破**出来そうです 今回も先手お相手としては『楽な相手だなぁ、勝ったも同然』なんて考えていらっしゃるかもしれませんね 果たしてそうでしょうか? 振り飛車側が苦しそうですが、ここから ## 振り飛車らしい捌き で、またしても先手大失敗に終わることになります 24 4四角(33) *## 24手目△4四角 角と銀の交換なんて、いやーですとばかりに 軽くヒョィっと角を一つ上がってかわします 25 2三銀(24) *## 25手目▲2三銀不成 こうした時に銀を成るべきかなかなか難しかったりしますよね? ここでは次に▲3四銀成と引いて成る手を残しておく 不成がいいかと思います 次に▲3四銀成と出来れば飛車先も通りますし 非常に気持ちのいい味のいい一手ですね ※この▲2三銀不成は決していい手ではありません この進行は居玉棒銀特攻される方ならこう指してくる可能性が高い ものとしての後手に都合のいい手順ではあります 本講座は**居玉棒銀特攻**に対しての対策講座ですので その点はご理解頂けましたら幸いです 26 2七歩打 *## 26手目『△2七歩』! しかし、今回も先手はうまくいきません 第1回と同様にまたしても ## 叩きの歩 **歩の手筋**です 対局中は常に歩が使える筋は頭に入れておく必要があります まさに**将棋は歩から**ですね 27 2七飛(28) *## 27手目▲同飛 先手のお相手としても、これどうなんだ? 第1回同様に**叩きの歩**はくらったものの 第1回と違って銀は取られそうにありません 今度は何とかなりそうではありますが果たして? 28 2六歩打 *## 28手目『△2六歩』! 第1回同様これぞ ## 叩きの歩の連打 **歩の手筋**の ## 連打の歩 ですね 29 2八飛(27) *## 29手目▲2八飛 ▲同飛は△同角 さすがに序盤に飛車を取られては勝負にならないですね 仕方なく飛車を引くしかありません △4四角と角をここに上がった、かわしたのはこの手のためだったということになりますね この局面は今回第2回の ## 最高の次の一手問題 の局面です 決して難しくありません 是非ここはよくお考え頂いてから次のページに進んでくださいませ ヒント 飛車を4五に引いた意味がここで明らかに 30 2五飛(45) *## 30手目『△2五飛』 気持ちのいい飛車の転換ですねー 2三の銀取りと次に△2七歩成とする2つの狙いです これははっきりと先手厳しいです 31 3四銀成(23) *## 31手目▲3四銀成 △2七歩成を受ける手段はなさそうなので仕方ない一手ですね 飛車を取られても角を取って頑張るしかありません 32 2七歩成(26) *## 32手目△2七歩成 いやいや、△2七歩成を先手は受ける手段ないんでしょ? はい、そうですね なら、一旦は角は逃げておいてもいいんじゃないの? いやー鋭いご指摘ですね 参りました とはならないのが将棋の難しさでもあり面白さでもあるんです △5五角と角を逃げた場合 ↓↓↓ ## 分岐 - #26593 ※分岐先記事から元の記事に戻る際に初手開始局面に戻る仕様でしたが、この度の更新で分岐先から戻った際にも現局面に戻るようにシステムを更新して頂けました ご多忙のところ本当にありがとうございます┏○))ペコ 33 4四成銀(34) *## 33手目▲4四銀成 仮に飛車を逃げていたら? ↓↓↓ ## 分岐 - #26606 34 2八と(27) *## 34手目△2八と 飛車と角を取り合って、駒の損得では後手やや良しくらいですが **と金**が残ること、そして確実に飛車が成り込めるので ## これにて振り飛車良し! いかがでしたでしょうか? 居玉棒銀特攻もなんだか大丈夫な気がしてきませんか? 振り飛車って楽しそう、指してみたいなぁ、覚えてみたいなぁ そのように思って頂けましたらこれに勝る喜びはありません この度はご閲覧頂きましてまことにありがとうございました┏○))ペコ 35 4三角打 *あとがき 将棋で初段になるのに特別な才能などは全く必要ないと思ってます ただ、現実問題として将棋ウォーズで初段未満の人の方が人数的には圧倒的に多いです しかし決して自分には才能がないなどとは思わないで欲しいです ## 『環境』 一つなんです まわりに将棋を教えてくれる人がいなかったり 将棋が強くなるための勉強の仕方がわからなかったり 将棋が好きだけど挫折を感じて辞めていく人を可能な限り減らしたいです 将棋が好きです でも、将棋したことない人にまで将棋やろう!なんてまでは言えないです しかし、将棋の魅力に触れて将棋を好きになってくれて、そうした人が思うように棋力が伸びなかったりして悩んでいたら、自分にも何か出来ることはあるのではないか?と 当サイト**将棋アイオー**さんがそうした将棋好きな悩める方にとっての ## 一つの学べる環境 となることを心から願い、そのために自分自身微力ながら解説記事など投稿を続けていきたいと思っております 文章を書くのは何分ど素人なので至らない点も少なくないと思いますが、どうか今後ともよろしくお願い致します┏○))ペコ 次回投稿、明日12月31日は大晦日は家でゆっくりしようと思うので 出来れば解説記事3つ! 『**振り飛車講座**大量分岐バージョン』 『**対振り飛車最強右四間飛車講座**』 『**居角左美濃を指しこなす講座**』 を予定してます、あくまで予定です、予定通りにいくことは多分ないです 投稿者 名もなき人 Twitterアカウント名 名もなき人 https://twitter.com/namonakinekoko