棋戦: 戦型:△銀矢倉 開始日時: 終了日時: 手合割:平手 後手の持駒:  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一 | ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:  先手番 先手: 後手: 手数----指手---------消費時間-- *「角換わり腰掛け銀・29手目基本図」として知られる局面から、先手の速攻に対して、後手が落ち着いて受ける指し方をご紹介いたします。 まずは29手目と33手目の局面をご覧ください。 1 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) * 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: △8四歩 △3四歩 △4二銀 *#定跡: △3二金 3 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: ▲2五歩 ▲7六歩 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: △8五歩 *#定跡: △3二金 5 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: ▲7八金 ▲7六歩 ▲9六歩 6 3二金(41) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: △3二金 △3四歩 7 7七角(88) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: ▲7七角 8 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: △3四歩 9 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: ▲8八銀 *#定跡: ▲6八銀 ▲7八銀 10 7七角成(22) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: △7七角成 11 7七銀(68) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲7七銀 12 2二銀(31) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: △2二銀 13 1六歩(17) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#推奨定跡: ▲3八銀 ▲7八金 *#定跡: ▲1六歩 ▲4八銀 ▲9六歩 14 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: △1四歩 △3三銀 △9四歩 15 3八銀(39) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲7八金 ▲3八銀 ▲4八銀 16 3三銀(22) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: △3三銀 17 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲3六歩 18 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: △7四歩 19 7八金(69) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲7八金 20 6二銀(71) ( 0:00/00:00:00) *#定跡: △7二銀 21 4六歩(47) ( 0:00/00:00:00) *#定跡: ▲9六歩 22 6四歩(63) ( 0:00/00:00:00) *#定跡: △4二玉 23 3七桂(29) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲3七桂 24 4二玉(51) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: △4二玉 25 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00) *#定跡手 *#定跡: ▲6八玉 26 6三銀(62) ( 0:00/00:00:00) 27 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) 28 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00) 29 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00) *いわゆる『角換わり腰掛け銀・29手目基本図』と呼ばれる形です。 ここで先手は、速攻を仕掛けることで、後手に△5二金と受けさせる展開を目指しています。形を乱しつつ、主導権を握ろうとする含みのある指し方です。 30 5四銀(63) ( 0:00/00:00:00) 31 4七銀(38) ( 0:00/00:00:00) 32 6二金(61) ( 0:00/00:00:00) 33 4五桂(37) ( 0:00/00:00:00) *「29手目基本図 △4五桂に対する穏やかな応手」 本局のテーマ図となります。攻撃力の高い▲4五桂の速攻に対して、冷静かつ穏やかに応じる指し方をご紹介いたします。 34 2二銀(33) ( 0:00/00:00:00) 35 2四歩(25) ( 0:00/00:00:00) 36 2四歩(23) ( 0:00/00:00:00) 37 2四飛(28) ( 0:00/00:00:00) *自陣を乱されないよう、慎重な対応が求められる局面です。 本筋は、△4四歩~△4五歩の桂取りを着実に実現することにあります。ただし、単に△4四歩と突いてしまうと、▲2二飛成から▲7一銀と踏み込まれ、陣形を荒らされてしまいますので注意が必要です。 38 5二金(62) ( 0:00/00:00:00) *▲7一銀の割り打ちを防ぎつつ、4筋の受けにもなる一石二鳥の好手です。 39 3四飛(24) ( 0:00/00:00:00) * ▲5四飛に△同歩、▲5三銀に△同金、▲同桂成に△同玉と進んだ局面では、▲7一角が王手飛車となります。ここで△5三から少し離れた△3一玉と引くのが冷静な対応です。 ▲7一角は一見強烈に見えますが、△8三飛でしっかりと受け切ることができます。 40 3一玉(42) ( 0:00/00:00:00) *この局面で先手が明確な対応をしなければ、後手は△2三銀から飛車を狙う展開となり、十分成功と言えるでしょう。 41 2四飛(34) ( 0:00/00:00:00) 42 2三歩打 ( 0:00/00:00:00) 43 2七飛(24) ( 0:00/00:00:00) 44 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) *狙い通り、桂取りを実現できました。先手は桂を捨てて馬を作る展開となりますが、その後の対応が問われる局面です。 45 7一角打 ( 0:00/00:00:00) 46 8三飛(82) ( 0:00/00:00:00) 47 5三桂成(45) ( 0:00/00:00:00) 48 5三金(52) ( 0:00/00:00:00) 49 6二角成(71) ( 0:00/00:00:00) *桂馬を捨てて馬を作った局面です。ここでは△3三銀と上がって壁銀を解消し、△2二玉、△4三銀とじっくりと駒組みを整えていくのが理想的な進行です。 自陣を安定させたうえで、先手の馬に少しずつ圧力をかけていくことで、局面は次第に後手のペースへと移っていくでしょう。 50 3三銀(22) ( 0:00/00:00:00) *ここからの進行は一例となります。 51 5六銀(47) ( 0:00/00:00:00) 52 4三銀(54) ( 0:00/00:00:00) 53 4八金(49) ( 0:00/00:00:00) 54 2二玉(31) ( 0:00/00:00:00) *#△囲い: 銀矢倉 55 2九飛(27) ( 0:00/00:00:00) 56 5二金(53) ( 0:00/00:00:00) 57 7二馬(62) ( 0:00/00:00:00) 58 8四飛(83) ( 0:00/00:00:00) 59 3五歩(36) ( 0:00/00:00:00) 60 6三角打 ( 0:00/00:00:00) 61 6三馬(72) ( 0:00/00:00:00) 62 6三金(52) ( 0:00/00:00:00) 63 1五歩(16) ( 0:00/00:00:00) 64 1五歩(14) ( 0:00/00:00:00) 65 1二歩打 ( 0:00/00:00:00) 66 1二香(11) ( 0:00/00:00:00) 67 1三歩打 ( 0:00/00:00:00) 68 1三香(12) ( 0:00/00:00:00) 69 3六角打 ( 0:00/00:00:00) 70 5五歩打 ( 0:00/00:00:00) 71 1四歩打 ( 0:00/00:00:00) 72 1四香(13) ( 0:00/00:00:00) 73 6七銀(56) ( 0:00/00:00:00) 74 5三金(63) ( 0:00/00:00:00) 75 1四角(36) ( 0:00/00:00:00) 76 2四歩(23) ( 0:00/00:00:00) *ここでご紹介した進行は一例となります。 ご覧いただき、誠にありがとうございました。