棋戦:力戦 自戦記52 戦型: 開始日時:2024/06/22 17:31:40 終了日時:2024/06/22 17:56:42 手合割:平手 先手:相手 後手:自分 手数----指手---------消費時間-- 1 2六歩(27) ( 0:02/00:00:02) 2 3四歩(33) ( 0:01/00:00:01) 3 2五歩(26) ( 0:01/00:00:03) 4 3三角(22) ( 0:02/00:00:03) 5 4八銀(39) ( 0:02/00:00:05) 6 2二銀(31) ( 0:07/00:00:10) 7 5六歩(57) ( 0:02/00:00:07) 8 8四歩(83) ( 0:01/00:00:11) 9 7八銀(79) ( 0:09/00:00:16) 10 8五歩(84) ( 0:01/00:00:12) *図1 *後手番の私は角換わりを目指したのですが先手が力戦模様の出だしです。 * 11 5七銀(48) ( 0:01/00:00:17) 12 3二金(41) ( 0:11/00:00:23) 13 6六銀(57) ( 0:03/00:00:20) 14 4二角(33) ( 0:08/00:00:31) 15 7六歩(77) ( 0:12/00:00:32) 16 8六歩(85) ( 0:04/00:00:35) 17 8六歩(87) ( 0:01/00:00:33) 18 8六飛(82) ( 0:01/00:00:36) 19 7七銀(66) ( 0:04/00:00:37) 20 8二飛(86) ( 0:02/00:00:38) 21 8七歩打 ( 0:03/00:00:40) 22 3三銀(22) ( 0:03/00:00:41) *▲5七銀〜▲7七銀と引きつけるのが先手の構想でしょうか?後手だけ飛車先の歩交換が出来て1歩手持ちに出来ていますから後手指しやすそうです。 23 9六歩(97) ( 0:03/00:00:43) 24 6二銀(71) ( 0:04/00:00:45) 25 7九角(88) ( 0:02/00:00:45) 26 5二金(61) ( 0:19/00:01:04) 27 5五歩(56) ( 0:03/00:00:48) 28 4一玉(51) ( 0:05/00:01:09) *▲9六歩に△9四歩と挨拶しておいても十分そうに思いますが流石に緩いとみて自玉の整備に手を回しました。 *先手は▲7九角と引角で角の活用をして▲5五歩とされたので△5四歩が出来ず後手は角の活用が難しくなってしまいました。▲5五歩の前に△5四歩としておくべきだったか? 29 3六歩(37) ( 0:03/00:00:51) 30 7四歩(73) ( 0:02/00:01:11) 31 3五歩(36) ( 0:01/00:00:52) 32 3五歩(34) ( 0:02/00:01:13) 33 3五角(79) ( 0:02/00:00:54) 34 3四歩打 ( 0:06/00:01:19) 35 4六角(35) ( 0:02/00:00:56) 36 7三銀(62) ( 0:01/00:01:20) 37 6八玉(59) ( 0:03/00:00:59) 38 6四銀(73) ( 0:02/00:01:22) *先手は3筋の歩交換から1歩手持ちにして角を手順に4六に設置して間接的に後手の飛車を射程に入れて牽制されました。後手としては△5四歩とできないと角の使い道が難しいので目障りな5五歩を狙いにいっています。対局中はここで▲6六銀と5五歩を支えにくる手が嫌だと思っていたのですが▲6六銀には△8八歩打と桂取りに歩を打てるので▲6六銀は指せないですね。 39 6六歩(67) ( 0:04/00:01:03) 40 4四銀(33) ( 0:03/00:01:25) *5五歩を狙いに右の銀も繰り出して中央に戦力を集中させたのは好判断でした。対局中は▲5四歩の突き捨てから▲2四歩△同歩▲同角△同角▲同飛と角交換から▲3一角打の馬作りを狙われたらどうしようかと考えていましたが、今みると先手の飛車と玉の位置が悪いので△3五角打の王手飛車の筋があるのでこの筋を経過する必要はなかったです。あまり局面がよく見えていなかったようです。そうなると先手は5五歩を守るなら▲5八飛とするくらいですが△3三角と5五に利きを足せるので先手は5五の守り方がないですね。 41 7九玉(68) ( 0:19/00:01:22) 42 5五銀(44) ( 0:05/00:01:30) 43 6八角(46) ( 0:02/00:01:24) 44 4四銀(55) ( 0:10/00:01:40) 45 8八玉(79) ( 0:04/00:01:28) 46 3三銀(44) ( 0:02/00:01:42) *△5五銀左から△4四銀、3三銀と後手は手損の進行ですが無条件に5五歩を除去できたので後手がはっきり指しやすい局面だと思います。 47 5八金(49) ( 0:09/00:01:37) 48 4四歩(43) ( 0:01/00:01:43) 49 6七金(58) ( 0:05/00:01:42) 50 5四歩(53) ( 0:02/00:01:45) 51 4六歩(47) ( 0:35/00:02:17) 52 4三金(52) ( 0:06/00:01:51) 53 3七桂(29) ( 0:10/00:02:27) *先手は四枚美濃で固めて▲3七桂と桂馬を活用して次に▲4五歩から捌いてくる手を狙ってきました。 *ここが対局中悩んだ局面で、まずこの局面の形勢判断ですが後手の1歩得で駒得ですが玉の固さでは先手が四枚美濃の堅陣なのに対して後手は金矢倉ですが入城できていない点を考慮すると明らかに先手が優っています。駒の働きはいい勝負に見えますが3七桂と8一桂では僅かに先手が良しでしょうか?手番は後手と考えるといい勝負の局面にも思えてしまいます。ただし先手から▲4五歩とされても後手が潰れる形では無さそうと考えるとここで△3一玉と囲いにいって固さの差を埋めるのも悪くなさそうに思っていました。ただし△3一玉とするのは何かいい手が先手にあると困るので本譜は3五歩と桂頭を狙っていく方針を選びました。 54 3五歩(34) ( 0:34/00:02:25) 55 2六飛(28) ( 0:12/00:02:39) 56 3四銀(33) ( 0:02/00:02:27) 57 6五歩(66) ( 0:46/00:03:25) 58 5三銀(64) ( 0:09/00:02:36) 59 6六金(67) ( 0:03/00:03:28) 60 1五角(42) ( 0:25/00:03:01) *△1五角と飛び出す手は読みを入れて指せた自慢の一手でこれが厳しくはっきり後手が優勢になったと思います。 61 2九飛(26) ( 0:20/00:03:48) 62 3七角成(15) ( 0:05/00:03:06) 63 2四歩(25) ( 0:23/00:04:11) 64 2四歩(23) ( 0:06/00:03:12) 65 2四飛(29) ( 0:02/00:04:13) 66 2三歩打 ( 0:01/00:03:13) 67 2九飛(24) ( 0:08/00:04:21) *桂得と馬を作れた後手がはっきり良さそうです。 68 3一玉(41) ( 0:07/00:03:20) 69 7五歩(76) ( 0:46/00:05:07) 70 7五歩(74) ( 0:04/00:03:24) 71 7五金(66) ( 0:02/00:05:09) 72 2二玉(31) ( 0:55/00:04:19) *先手は手を作らないといけないので金を繰り出してきましたが△2二玉と冷静に入城しておいたのも実戦的には好判断だったと思います。玉が露出していると何か流れ弾に当たる可能性もあるのでここで自陣に手が向かうのはなかなかいい判断だったと思います。 73 7四金(75) ( 0:05/00:05:14) 74 4七馬(37) ( 0:13/00:04:32) 75 5九飛(29) ( 0:10/00:05:24) 76 6五馬(47) ( 0:21/00:04:53) *△4七馬から△6五馬と馬を活用できれば不満の全くない局面で後手順調です。 77 6三金(74) ( 0:04/00:05:28) 78 7六歩打 ( 0:02/00:04:55) 79 8六銀(77) ( 0:13/00:05:41) 80 6六歩打 ( 0:23/00:05:18) *△7六歩▲8六銀に6六歩もなかなかな手順で馬の厚みを利用して6筋7筋に大きな拠点ができました。上から攻めていく形が作れて攻めが切れることは無さそうです。 81 6七歩打 ( 1:15/00:06:56) 82 7五桂打 ( 1:04/00:06:22) *▲6七歩と拠点を消しにくる手に△7五桂は数を足す攻めでこれを振り解くのは容易ではないでしょう。 83 6六歩(67) ( 0:18/00:07:14) 84 6六馬(65) ( 0:02/00:06:24) 85 7七歩打 ( 0:03/00:07:17) 86 6七桂成(75) ( 0:05/00:06:29) 87 6七銀(78) ( 0:06/00:07:23) 88 6七馬(66) ( 0:02/00:06:31) *守りの銀を剥がせてもう一息という感じでしょうか、駒得で攻めているので順調です。 89 7九桂打 ( 0:26/00:07:49) 90 6六馬(67) ( 0:08/00:06:39) 91 5七角(68) ( 0:13/00:08:02) 92 7七歩成(76) ( 0:07/00:06:46) 93 7七銀(86) ( 0:07/00:08:09) 94 5七馬(66) ( 0:08/00:06:54) 95 5七飛(59) ( 0:03/00:08:12) 96 7六歩打 ( 0:02/00:06:56) *歩が7筋に効くのが激痛です 97 7六銀(77) ( 0:14/00:08:26) 98 6六角打 ( 0:02/00:06:58) *王手飛車で 99 7七飛(57) ( 0:03/00:08:29) 100 7七角成(66) ( 0:02/00:07:00) 101 7七桂(89) ( 0:06/00:08:35) 102 4二銀(53) ( 0:02/00:07:02) *飛車をあっさり取って銀を引きつけるのも手堅いです。▲7一角の筋を事前に受けた意味ですし後手陣は鉄壁ですから怖いところがありません。 103 7一角打 ( 0:43/00:09:18) 104 9二飛(82) ( 0:03/00:07:05) 105 7八金(69) ( 1:18/00:10:36) 106 6九飛打 ( 0:33/00:07:38) *両取りに飛車を打つ筋もあったかもしれませんが△6一飛車と迫りました。 107 6四歩打 ( 0:13/00:10:49) 108 7五歩打 ( 0:07/00:07:45) 109 6七銀(76) ( 0:39/00:11:28) 110 6六歩打 ( 0:05/00:07:50) 111 4七角打 ( 0:21/00:11:49) *やはり歩の攻めが効くので後手の攻めを振り解けないですね。▲4七角打は飛車の両取りの勝負手ですが 112 6七歩成(66) ( 0:26/00:08:16) 113 6九角(47) ( 0:05/00:11:54) 114 7八と(67) ( 0:01/00:08:17) 115 7八角(69) ( 0:03/00:11:57) 116 7六歩(75) ( 0:01/00:08:18) *飛車を見捨てて金銀を剥がして△7六歩がやはりうるさい攻めです。 117 7二歩打 ( 0:43/00:12:40) 118 6八銀打 ( 0:06/00:08:24) *△6八銀と7七を攻めて寄っています。 119 3四角(78) ( 0:13/00:12:53) *▲3四角としてきますが 120 7七銀(68) ( 0:07/00:08:31) 121 9八玉(88) ( 0:07/00:13:00) *△7七銀で詰んでいました。 122 3四金(43) ( 0:11/00:08:42) *これは悪手でしょう。先手玉は詰んでいるのに角を取るのはおかしいです 123 8九銀打 ( 0:19/00:13:19) *▲8九銀は受けになっていないのですがなぜか詰みが見えず 124 8八歩打 ( 0:45/00:09:27) *△8八歩では詰ませたかったですね。終盤力がないのが丸わかりです。 125 8八銀(89) ( 0:08/00:13:27) 126 8八銀成(77) ( 0:02/00:09:29) 127 8八玉(98) ( 0:02/00:13:29) 128 7七銀打 ( 0:02/00:09:31) *ここまでですが、終盤突然に緩んでしまうのはいけません。 129 投了 ( 0:00/00:13:29) まで128手で後手の勝ち