開始日時:2023/09/10 22:00:10 棋戦:自由対局 持ち時間15分 手合割:平手 先手:SaisokuAmanogawa(1521) 後手:* Taroimo(1450) 手数----指手---------消費時間-- *## 指す将順位戦8th B級2組 7回戦 ## ここでは一手ごとに振り返りと検討を行っています。 またnoteの方では対局前後の準備・感想と、急所の局面の深い検討を行っています。 ↓ https://note.com/sanaga_ambition/n/n7107bbee8595 1 2六歩(27) ( 0:01/00:00:01) *☗先手番 最速キメ(9位) 6回戦までを終えて今期の成績は5-1 2 3四歩(33) ( 0:01/00:00:01) *☖後手番 たろいも(11位) 6回戦までを終えて今期の成績は2-4 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) *両者は**初手合** *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 7 評価値 0 読み筋 △8四歩(83) ▲2五歩(26) 4 8四歩(83) ( 0:01/00:00:02) *これは相居飛車になりそうだ。 まだ一手損角換わりもあるオープニングだが、これはたろいも6級の得意戦法である横歩取りが濃厚だろう。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 7 評価値 0 読み筋 ▲2五歩(26) △8五歩(84) 5 2五歩(26) ( 0:00/00:00:02) ***想定局面①**を目指して駒組みを進める。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 7 評価値 0 読み筋 △3二金(41) ▲7八金(69) 6 8五歩(84) ( 0:02/00:00:04) *一手損角換わりであれば8五の歩は保留したい。 これは本格的に横歩取り模様になってきた。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 9 評価値 0 読み筋 ▲7八金(69) △3二金(41) 7 7八金(69) ( 0:01/00:00:03) *横歩取りは基本的に後手の土俵で戦うことになるのがネックだが、代えて▲5八玉から逆に自分の土俵に引き摺り込むのがいつもやっている指し方。 本局は王道の指しまわしで勝負。 その辺りの事はnoteの事前準備をご参照ください。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 △3二金(41) ▲2四歩(25) 8 3二金(41) ( 0:01/00:00:05) *ノータイムでパシパシ進む。 研究勝負の横歩取り、先に手が止まるのはどちらか。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 ▲2四歩(25) △同 歩(23) 9 2四歩(25) ( 0:00/00:00:03) *横歩取りを嫌うのであればここで先手番一手損角換わりという指し方もあるが、先後反転した角換わりになってしまうのでそれは完全に先手番の得を放棄していると考えている。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 △同 歩(23) ▲同 飛(28) 10 2四歩(23) ( 0:01/00:00:06) *歩成りは許せない。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 ▲同 飛(28) △8六歩(85) 11 2四飛(28) ( 0:00/00:00:03) *通常の相掛かりであれば何でもないが、2手目△3四歩としていることでこれが歩取りになっている。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 △8六歩(85) ▲同 歩(87) 12 8六歩(85) ( 0:01/00:00:07) *代えて△8八角成▲同銀△2二銀は▲6八玉と次の△3五角を先受けして、以下△2三銀▲2八飛から変則的な角換わりになる。 無難に組み合うのは意外と先手が良くならないが、▲4六角と設置して銀頭を狙う手が強力で後手苦戦というのが現状だ。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 8 評価値 0 読み筋 ▲同 歩(87) △同 飛(82) 13 8六歩(87) ( 0:00/00:00:03) *先手後手共に飛車道も角道も開通。 相居飛車の戦型の中でも屈指の華々しさ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 93443 評価値 220 読み筋 △同 飛(82) ▲5八玉(59) △8四飛(86) ▲2八飛(24) △9四歩(93) ▲3六歩(37) △9五歩(94) ▲2二角成(88) △同 銀(31) 14 8六飛(82) ( 0:01/00:00:08) *ここで▲2六飛と引いて7六の歩を受ければ横歩取らずになる。 あるいは▲5八玉からramhome流横歩取らず58玉戦法にすることも可能である。 あまりメジャーになってはいないが電王戦でPonanzaが志向した指し方である。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 10 評価値 0 読み筋 ▲2八飛(24) △7六飛(86) 15 3四飛(24) ( 0:00/00:00:03) *戦型は**横歩取り**に確定 ここで後手も合わせて△7六飛は▲2二角成で終了。 以下△3三歩には▲3二馬△3四歩▲2一馬と飛車を渡しても後手は駒損で飛車一枚ではどうしようもないので先手勝勢となる。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △3三角(22) ▲3六飛(34) 16 8八角成(22) ( 0:04/00:00:12) *後手は一歩を代償に機敏に動いていく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 94911 評価値 126 読み筋 ▲同 銀(79) △5二玉(51) 17 8八銀(79) ( 0:00/00:00:03) *先手はその全てに対応する必要があるが、対応出来ればその先には勝ちが待っているというのが現代の将棋ソフトによってハッキリしてきた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 89930 評価値 296 読み筋 △3三桂(21) ▲7七角打 18 3八歩打 ( 0:01/00:00:13) *深謀遠慮な歩打ち。 ▲同金は壁形(↓の1秒解析では正しく判断できていないが、読み込ませると評価値が下がっていく)。 ▲2八銀と躱すのは△4五角で、通常の4五角戦法と比べて後手が圧倒的に得している。(本来は△2八歩▲同銀とわざわざ歩を渡して動かしているところを歩を取られずに移動させ、3九の地点にも戻れなくしている) *解析 時間 00:00.1 深さ 9/15 ノード数 101222 評価値 538 読み筋 ▲同 金(49) △5二玉(51) 19 3八銀(39) ( 0:00/00:00:03) *よって形良く▲同銀が正着で、△2八歩には▲2四飛と戻って問題ない。 もちろん△3八歩と打ったからには後手にも狙いはあって、**飛車銀交換した状態**で**△8九角→△6七角成**となったとき、**△3八歩▲同銀**が入っていると**3四の飛車取り**と**△6八銀▲4八玉△5七馬までの詰み**の両狙いになっていて後手の成功形である。 (△3八歩▲同銀がなければ△6八銀▲4八玉△5七馬▲3八玉で先手玉は詰まないので飛車の方を対応して大丈夫) 一応△6七角成に▲2四角が王手しつつ△5七馬を防ぐ切り返しで形勢は互角だが△3三銀から忙しくなるため、先手としてはこの展開は避ける必要がある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/13 ノード数 105977 評価値 393 読み筋 △3三角打 ▲7七角打 △8二飛(86) ▲8三歩打 △同 飛(82) ▲3三角成(77) △同 金(32) ▲3六飛(34) △2八歩打 ▲2六飛(36) 20 4四角打 ( 0:02/00:00:15) *後手の作戦は**4四角戦法**。 たろいも6級の得意戦法だ。 直接的な狙いは△8八角成▲同金△同飛成。 これをどう受けるか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 101297 評価値 582 読み筋 ▲8七歩打 △7六飛(86) 21 7七角打 ( 0:01/00:00:04) *ここの受け方は別にこの一手という訳ではない。 代えて▲7七桂などでも普通に先手が指せる。 本局は▲7七角から**想定局面①**を目指す。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/15 ノード数 91726 評価値 814 読み筋 △同 角成(44) ▲同 桂(89) 22 7七角成(44) ( 0:06/00:00:21) *ここは4四角戦法を指すプレイヤーなら誰でも知っている定跡範囲なのでこの手以外を指してくる後手がいるのかはわからないが、代えて△7六飛なら▲2四飛と▲7二歩の2パターンから自分の棋風に合いそうな方を取り入れてほしい。 ▲2四飛は穏やか、▲7二歩は激しいイメージ。 一応本局に際しては▲2四飛の方で準備していた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 96216 評価値 684 読み筋 ▲同 桂(89) 23 7七桂(89) ( 0:01/00:00:05) *▲同銀は△8九飛成 ▲同金は△8八飛成 なのでここは▲同桂の一手。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 124024 評価値 664 読み筋 △8九角打 ▲7五角打 △7六飛(86) ▲5三角成(75) △3三歩打 ▲5四飛(34) △5二歩打 ▲3一馬(53) △同 金(32) ▲6八玉(59) △8六飛(76) ▲8七銀打 △7八角成(89) ▲同 玉(68) 24 8九角打 ( 0:01/00:00:22) *以下▲8七銀と受けるのは△同飛で、19手目のコメントに記したような変化になる。 また▲6八玉が最もメジャーな定跡だがこれは△7八角成▲同玉△6八金から後手の猛攻があり形勢もなかなか大変。 4四角戦法を指す人はこの変化を指したくてやっているものだと思っているのだがどうだろうか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 127845 評価値 618 読み筋 ▲7五角打 △7六飛(86) ▲5三角成(75) △3三歩打 ▲5四飛(34) △5二歩打 ▲3一馬(53) △同 金(32) ▲6八玉(59) △8六飛(76) ▲8七銀打 △7八角成(89) ▲同 玉(68) △2六飛(86) ▲8四飛(54) △2八飛成(26) ▲8一飛成(84) 25 7五角打 ( 0:00/00:00:00) ***羽生新手**と呼ばれる究極の一手で、これが**あらゆる面において4四角戦法対策の決定版**だと思っている。 まず純粋に形勢が良いこと こちらから攻勢に出ることで一方的に攻めたいという後手の狙いを破壊していること 有力な割にマイナーな変化なので相手の意表を突ける可能性があること 更に素晴らしい点として、度々出てくる19手目の変化に関連するところだが、▲7五角△8八飛成▲同金△6七角成となったときに**▲7五角が5七の地点に利いており△6七角成が詰めろになっていない**。(よって先手良し) 4四角戦法だけでなく、3三角打ち直し戦法の△7七同角成からでも合流するので先手番で横歩取りを指すプレイヤーには是非習得していただきたい。 想定局面①と同一局面になり、ここまで双方ノータイムでの進行だったがここでたろいも6級の手が止まった。これは作戦勝ちか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 124060 評価値 712 読み筋 △7六飛(86) ▲5三角成(75) △3三歩打 ▲5四飛(34) △7八角成(89) ▲3一馬(53) △6二玉(51) ▲3二馬(31) △8八馬(78) ▲4三馬(32) △7七馬(88) ▲6八銀打 △8六馬(77) ▲5二金打 △7二玉(62) ▲6一金(52) △7九飛成(76) ▲4八玉(59) △6八龍(79) ▲3九玉(48) 26 7六飛(86) ( 2:50/00:03:12) *2分50秒の長考。 代えて△7八角成は▲8六角△8八馬▲6五桂で先手好調。以下△4四馬には飛車取りを無視して▲5三桂不成と成らずで突っ込むのが好手で、△3四馬は次に▲4一飛があるので△5二銀と受けるが▲6一桂成△同玉▲2四飛で**先手優勢**。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 113804 評価値 545 読み筋 ▲5三角成(75) △3三歩打 27 5三角成(75) ( 0:04/00:00:10) *本譜△7六飛には当たりを避けつつ玉頭に成り込む▲5三角成が好手順。 次に▲3二飛成を狙っており、△同銀は▲4二金で**先手勝ち**。 かといって手抜くのも難しいので後手はこれを防がなければならない。 ここまではたろいも6級の実戦譜の中にあった進行のはずで、そのときは▲3二飛成が成立して先手が勝っていた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 129796 評価値 751 読み筋 △3三歩打 ▲5四飛(34) 28 3三歩打 ( 0:04/00:03:16) *ということでこれが修正案か。 ここまでの双方の消費時間は☗0分10秒vs☖3分16秒 如何にも研究してきましたというノータイム指しは外れた瞬間に相手にバレるのが懸念点だが、最善手を知っているのにゆったりと指して終盤時間が無くなって焦るというのがバカらしいので無慈悲に指し進めていく。 勝利には貪欲にいこう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/20 ノード数 147730 評価値 693 読み筋 ▲5四飛(34) △5二歩打 ▲7一馬(53) △同 金(61) ▲6八玉(59) △8六飛(76) ▲8七歩打 △2六飛(86) ▲8四飛(54) △7五角打 ▲8五飛(84) △7八角成(89) ▲同 玉(68) △5七角成(75) ▲6八銀打 △8四歩打 29 5四飛(34) ( 0:06/00:00:16) *25手目▲7五角が羽生新手とされる由縁になったと考えられる『イメージと読みの将棋観』(2008年、日本将棋連盟)によれば、28手目△3三歩に対して▲2四飛△7八角成▲2一飛成もしくは▲7九金△3四歩▲8九金△8七歩▲8五角と進んでどうかというのが羽生善治名人(当時)の見解だったようである。 しかし時が進み2023年、定跡は常に進化していく。 この▲5四飛からの組み立てがあまりに見事なので初見の方は一緒に感動しましょう。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 139885 評価値 725 読み筋 △5二歩打 ▲7一馬(53) △同 金(61) ▲6八玉(59) △8六飛(76) ▲8七歩打 △2六飛(86) ▲2七歩打 △2二飛(26) ▲8四飛(54) △7五角打 ▲8五飛(84) △7八角成(89) ▲同 玉(68) △5七角成(75) ▲6八銀打 △8四歩打 30 5二歩打 ( 1:57/00:05:13) *約2分の考慮。 これがないと次の▲3一馬の開き王手が強烈。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 139515 評価値 430 読み筋 ▲7一馬(53) △同 金(61) 31 6八金(78) ( 0:01/00:00:17) *ここで馬取りを放置してそっと▲6八金が鋼鉄の一手。 研究していないと指せない一手をノータイムで指せるのが研究の魅力。 研究を楽しむ上で推しの一手を見つけるのは一つアリかもしれない。 私はこの一手に魅入られて羽生新手から続く角損定跡の研究を深めようと決めた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 126130 評価値 780 読み筋 △5三歩(52) ▲8四飛(54) △7二銀(71) ▲5八玉(59) △7四歩(73) ▲7九銀(88) △9五角打 ▲8二飛成(84) △8六飛(76) ▲同 龍(82) △同 角(95) 32 5三歩(52) ( 1:51/00:07:04) *1分51秒の考慮。 研究から外れた側はこういう時間の使い方を強いられるのが研究勝負の怖さ。 この一手のはずだと思っていても、何かあるのではないか?という思考に陥ってしまいがち。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 123808 評価値 937 読み筋 ▲8四飛(54) △7二銀(71) ▲5八玉(59) △7四飛(76) ▲8二飛成(84) △2四飛(74) ▲2七歩打 △2八角打 ▲7九銀(88) △1九角成(28) ▲8九龍(82) 33 8四飛(54) ( 0:01/00:00:18) *ここで▲5三同飛成といかずに8筋にまわるのが棋理の追究がもたらす妙技。 一連の雄大な構想を実戦で具現化できる嬉しさよ。 以下△9二角は▲8二歩、△7二銀は▲8二飛成、△4五角は▲7八歩とそれぞれ研究手順が続いていく。 ……この局面でたろいも6級がピタリと動きを止める。 ……1分、2分、3分、4分、 、 、 え 通信不調とかないよね?……と少し焦る たろいも6級の持ち時間がドンドン減っていく…… *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 151522 評価値 950 読み筋 △7二銀(71) ▲5八玉(59) 34 2八角打 ( 0:00/00:00:00) ***8分52秒の考慮** 確かに知らないと読めない手の流れだが、ここまでの長考は初めて見た。 この手でたろいも6級は**秒読み**に突入 この局面での双方の消費時間は☗0分18秒vs☖15分56秒 これほどの時間差はこれまでもなかったし、これからもないのではないだろうか。 しかしこれはたろいも6級の執念の一着で、この手で事前準備から外れた。 研ぎ澄まされた研究も勝ちきらなければ意味がない。 さあ読みを入れるぞ *解析 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 189418 評価値 1332 読み筋 ▲8一飛成(84) △1九角成(28) 35 7九銀(88) ( 0:00/00:00:00) *1分16秒の考慮。 研究から外れた途端時間を使い始めるスタイルは前述したように相手にそれが伝わってしまうが、「お前は今圧倒的不利になった」宣告と考えれば逆にプレッシャーかもしれない。 棋理に忠実な研究であれば研究外の手がくる=自分有利ということだから、研究から外れたことがバレる事を恐れる必要もあまりないという考えに現状なっている。 さて後手の狙いは単純で△1九角成→△1八香から右辺を削っていこうということだろう。 それに対するこちらの対応は、相手の攻めが間に合う前にこちらの攻めを間に合わせること。 まずは角を取りにいく。 8筋に飛車をまわったのはこの手を見せる意味もあった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/21 ノード数 223224 評価値 1284 読み筋 △1九角成(28) ▲8九飛(84) △8六香打 ▲8七歩打 △2八馬(19) ▲8六歩(87) △2六飛(76) ▲2七歩打 △同 馬(28) ▲3五角打 △2五飛(26) ▲2七銀(38) △同 飛成(25) ▲3八角打 36 1九角成(28) ( 0:53/00:16:49) *最後の足掻きと△6七角成とするのは▲同金が飛車取りの先手になってより悪化してしまう。 一歩は手に入るがそこまでするのはやりすぎ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 224716 評価値 1645 読み筋 ▲8九飛(84) △8六香打 37 8九飛(84) ( 0:02/00:01:36) *角が手に入ると攻防の幅が一気に拡がる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/27 ノード数 210200 評価値 1571 読み筋 △8六香打 ▲8七歩打 38 2八香打 ( 0:53/00:17:42) *遅い分確実な攻め。 後手としてはここに活路を見いだすしかない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/22 ノード数 181205 評価値 2725 読み筋 ▲8一飛成(89) △2九香成(28) ▲8三角打 △7二桂打 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲6五角成(83) △2六飛(76) ▲2七歩打 △2四飛(26) ▲9一龍(81) △2八成香(29) ▲2六香打 △8四飛(24) ▲2一香成(26) △8九飛成(84) 39 8一飛成(89) ( 0:03/00:01:39) *どちらの攻めが先に届くかという勝負。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 207386 評価値 2873 読み筋 △2九香成(28) ▲8三角打 △7二桂打 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲9一龍(81) △1八馬(19) ▲6五角成(83) △2六飛(76) ▲2七歩打 △2四飛(26) ▲2六香打 △8四飛(24) ▲2一香成(26) △4二銀(31) ▲8五歩打 40 2九香成(28) ( 0:04/00:17:46) *駒を手に入れるとそれだけ手を作りやすくなるのは後手も同じ *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/24 ノード数 195647 評価値 3085 読み筋 ▲8三角打 △7二桂打 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲9一龍(81) △2六飛(76) ▲2七歩打 △2五飛(26) ▲6三桂成(55) △同 玉(52) ▲6五香打 △6四桂打 ▲2九銀(38) △3七馬(19) ▲5八玉(59) △2七飛成(25) ▲6四香(65) △同 玉(63) ▲3八歩打 41 8三角打 ( 1:34/00:03:13) *なのでこちらとしては駒を投資させる攻めを敢行するのが良い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 208801 評価値 3281 読み筋 △7二桂打 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲9一龍(81) △8六飛(76) ▲8八香打 △2六飛(86) ▲2七歩打 △2四飛(26) ▲8二歩打 △2八成香(29) ▲8一歩成(82) △2七成香(28) ▲7一と(81) △3八成香(27) ▲同 金(49) 42 7二桂打 ( 0:56/00:18:42) *駒を温存して△7二銀と受けるのは▲同角成で受けになっていない。 手に入れたばかりの桂馬を使うしかない。 あるいは桂馬を手に入れたから何とか受けが利いたと捉えることもできるか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/28 ノード数 218562 評価値 3296 読み筋 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲9一龍(81) △2六飛(76) ▲2七歩打 △2五飛(26) ▲6三桂成(55) △同 玉(52) ▲6六香打 △6四桂打 ▲2九銀(38) △同 馬(19) ▲6四香(66) △同 玉(63) ▲6六香打 △5四玉(64) ▲6一香成(66) △3八銀打 ▲7一成香(61) △4九銀成(38) ▲同 玉(59) △3八金打 ▲5九玉(49) 43 6五角成(83) ( 0:37/00:03:50) *代えて▲5五桂がソフトが推奨する継続手でそれでも先手が良かった。 狙いは▲6三桂不成なので△5二玉と受けるが▲9一龍から香車を取って▲6三桂成△同玉▲6五香を狙う。後手は7二の桂馬が退くと6一の金が角で取られるので受けが難しい。 本譜は駒を使わせたことに満足して、馬を作りながら飛車に当てつつ龍を自陣に通していざというときに玉が左に逃げられるようにしておいた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/22 ノード数 184556 評価値 3067 読み筋 △2六飛(76) ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲2七歩打 △2四飛(26) ▲9一龍(81) △2八馬(19) ▲2六香打 △8四飛(24) ▲2九銀(38) △同 馬(28) ▲8八香打 △4四飛(84) ▲2一香成(26) △4七馬(29) ▲同 馬(65) △同 飛成(44) ▲3一成香(21) 44 2六飛(76) ( 0:55/00:19:37) *唯一飛車が取られない場所。 次に飛車成りを見せているが *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 17/19 ノード数 192894 評価値 2735 読み筋 ▲5五桂打 △5二玉(51) ▲2七歩打 △2四飛(26) ▲9一龍(81) △2八成香(29) ▲2六香打 △3四飛(24) ▲2一香成(26) △3八成香(28) ▲同 金(49) △3七馬(19) ▲同 金(38) 45 2七歩打 ( 0:21/00:04:11) *しっかりガード。 代えて▲5五桂がここでも推奨されていた。 しかし更に読み込ませてみると、ここで▲8五桂という更なる好手を発見した。 この変化はnoteで取り上げたい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/26 ノード数 187739 評価値 2982 読み筋 △2四飛(26) ▲5五桂打 △8四飛(24) ▲9一龍(81) △8九飛成(84) ▲6九金(68) △5二玉(51) ▲2六香打 △8二龍(89) ▲同 龍(91) △同 銀(71) ▲2一香成(26) △4二銀(31) ▲6三桂(55) △同 玉(52) 46 2五飛(26) ( 0:55/00:20:32) *逃げつつ馬に当ててくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/22 ノード数 190385 評価値 3100 読み筋 ▲5五桂打 △6四歩(63) ▲6三桂(55) △6二玉(51) ▲7一桂成(63) △同 金(61) ▲5一銀打 △6三玉(62) ▲7一龍(81) △6五歩(64) ▲6一龍(71) △5四玉(63) ▲7二龍(61) △4四玉(54) ▲3六金打 △1五飛(25) 47 8三歩打 ( 0:03/00:04:14) *6五の馬は取られても飛車角交換だし、手順に桂馬を跳ねることができるのでむしろ取ってきてほしいと考えていた。 代わりの攻めとしてと金作りを目指す。 ここでも最善手は▲5五桂で、とにかくこの形ではこの攻めが強力なようだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 187990 評価値 2874 読み筋 △2八成香(29) ▲8二歩成(83) △同 銀(71) ▲同 龍(81) △2七成香(28) ▲同 銀(38) △3七馬(19) ▲6九玉(59) △2七馬(37) ▲3八銀打 △1七馬(27) ▲8三馬(65) △2七歩打 ▲9一龍(82) △5二銀打 ▲3七桂打 △2六飛(25) ▲7二馬(83) △2八歩成(27) ▲6一馬(72) △同 銀(52) 48 2八成香(29) ( 0:53/00:21:25) *後手から攻めるならここしかない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/27 ノード数 185173 評価値 2771 読み筋 ▲8二歩成(83) △同 銀(71) ▲同 龍(81) △2七成香(28) ▲同 銀(38) △3七馬(19) ▲5八玉(59) △2七馬(37) ▲3八銀打 △1七馬(27) ▲2七歩打 △2六歩打 ▲同 歩(27) △同 馬(17) ▲2七歩打 △1七馬(26) ▲9一龍(82) 49 8二歩成(83) ( 0:03/00:04:17) *以下△6二銀と逃げるのは▲7二とで火消し不可能と読んでいたが *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/22 ノード数 195713 評価値 3010 読み筋 △同 銀(71) ▲同 龍(81) △2七成香(28) ▲9一龍(82) △3八成香(27) ▲同 金(49) △2九飛成(25) ▲4九銀打 △2七歩打 ▲4六歩(47) △2八歩成(27) ▲4八金(38) △5二銀打 ▲2九馬(65) △同 馬(19) ▲2六香打 △3九と(28) ▲5八銀(49) △3八と(39) 50 8二銀(71) ( 0:19/00:21:44) *なるほど素直に取ってくる手があったか。 これはちょっと失念していた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/23 ノード数 204822 評価値 2900 読み筋 ▲同 龍(81) △2七成香(28) ▲9一龍(82) △3八成香(27) ▲同 金(49) △2九飛成(25) ▲4九銀打 △2七歩打 ▲5五香打 △4四銀打 ▲5六香打 △4二銀(31) ▲4八金(38) △2八歩成(27) ▲4六歩(47) △1八龍(29) ▲4五桂打 △3九と(28) ▲5三香(55) △同 銀(42) ▲同 香(56) △5二歩打 51 8二龍(81) ( 0:08/00:04:25) *銀と歩の交換なので大幅な駒得だが、速度がどうか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/23 ノード数 205180 評価値 3171 読み筋 △2七成香(28) ▲9一龍(82) △3八成香(27) ▲同 金(49) △2九飛成(25) ▲4九銀打 △5二銀打 ▲4六歩(47) △4二玉(51) ▲4八金(38) △1八龍(29) ▲4五桂打 △2九馬(19) ▲5六香打 △6四桂(72) ▲5三桂成(45) △同 銀(52) 52 3八成香(28) ( 0:05/00:21:49) *いよいよ先手陣にも火の手が。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/20 ノード数 201072 評価値 3371 読み筋 ▲同 金(49) △2九銀打 ▲4八金(38) △2七飛成(25) ▲4九銀打 △3七馬(19) ▲同 金(48) △同 龍(27) ▲8三馬(65) △3九龍(37) ▲4八角打 △3八銀成(29) ▲3九角(48) △同 成銀(38) ▲9一龍(82) △2六角打 ▲6九玉(59) 53 3八金(49) ( 0:04/00:04:29) *駒を取りつつ飛車成りを防ぐ *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 171473 評価値 3528 読み筋 △2九銀打 ▲2六香打 △同 飛(25) ▲同 歩(27) △3八銀成(29) ▲9一龍(82) △8六歩打 ▲6九玉(59) △3七馬(19) ▲5五桂打 △8七歩成(86) ▲同 馬(65) △5五馬(37) 54 2九馬(19) ( 0:53/00:22:42) *浮いた金を狙う。 後手からの攻めはわかりやすい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 158842 評価値 3870 読み筋 ▲4九銀打 △5二銀打 ▲9一龍(82) △3八馬(29) ▲同 銀(49) △2八金打 ▲2六香打 △1五飛(25) ▲2一香成(26) △3八金(28) ▲8三馬(65) △4二玉(51) ▲6九玉(59) 55 2六香打 ( 0:28/00:04:57) *代えて▲4六歩と馬で金を支える手も考えたが、△6五飛とされたときに歩突きがむしろ隙になっている気がしてやめた。 香打ちで飛車切りを催促しつつ、左右挟撃の基盤を作る。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/21 ノード数 114017 評価値 2793 読み筋 △6五飛(25) ▲同 桂(77) △7一角打 ▲5三桂(65) △同 角(71) ▲4八金(38) △3九馬(29) ▲9一龍(82) △7六桂打 ▲5五香打 △6八桂成(76) ▲同 銀(79) 56 6五飛(25) ( 0:30/00:23:12) *飛車角交換。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 149373 評価値 2670 読み筋 ▲同 桂(77) △7一角打 ▲5三桂(65) △同 角(71) ▲4八金(38) △5五桂打 ▲9一龍(82) △3九銀打 ▲5八金(48) △4七桂成(55) ▲6九玉(59) △5八成桂(47) ▲同 金(68) △8六角(53) ▲2一香成(26) 57 6五桂(77) ( 0:02/00:04:59) *待望の桂跳ね *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 199668 評価値 3352 読み筋 △7一角打 ▲同 龍(82) △同 金(61) ▲5三桂成(65) △4二金(32) ▲同 成桂(53) △同 銀(31) ▲3二金打 △5二銀打 ▲4八金(38) △7六桂打 ▲4二金(32) △同 玉(51) 58 3八馬(29) ( 0:53/00:24:05) *後手も着実に迫ってきている。 ここで早い攻めを狙いたい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 185031 評価値 3601 読み筋 ▲5三桂(65) △3七馬(38) ▲4八銀打 △5八歩打 ▲同 金(68) △7七角打 ▲6九玉(59) △4八馬(37) ▲6一桂成(53) △同 玉(51) ▲7一飛打 △5二玉(61) ▲7二飛成(71) △5三玉(52) 59 5三桂(65) ( 1:12/00:06:11) *手持ちの飛車との相性抜群! 不成で突っ込む筋は、26手目のコメントで触れたように研究範囲にも現れていた。 例え研究局面から外れたとしても、似たような局面で利いてくる。 研究範囲外にも研究は活きている。 これが最善手だったのは嬉しい。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/20 ノード数 192227 評価値 3377 読み筋 △6二銀打 ▲4一飛打 △5二玉(51) ▲6一飛成(41) △5三玉(52) ▲7二龍(61) △4八角打 ▲6九玉(59) △4七馬(38) ▲5八銀打 △5九金打 ▲7八玉(69) △5八金(59) ▲6二龍(72) △4四玉(53) ▲5八金(68) △同 馬(47) 60 4七馬(38) ( 0:56/00:25:01) *寄せ合いを選んできた。 クリミスは△4八金で即死なのでそれだけは避けなければ……。 ここは何か決め手がありそう。 単に桂馬を成るか、▲4一飛か……、うーん読みきれない *解析 時間 00:00.1 深さ 27/14 ノード数 303441 評価値 +詰 13 読み筋 ▲6一桂成(53) △同 玉(51) ▲5一金打 △同 玉(61) ▲7一龍(82) △6一金打 ▲6二銀打 △4二玉(51) ▲5四桂打 △4一玉(42) ▲6一龍(71) △5一歩打 ▲5二金打 61 6一桂成(53) ( 4:21/00:10:32) *4分21秒の考慮 序盤温存した時間は余さず終盤で使っていく。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 28/13 ノード数 355879 評価値 +詰 12 読み筋 △同 玉(51) ▲5一金打 △同 玉(61) ▲7一龍(82) △6一金打 ▲6二銀打 △4二玉(51) ▲5四桂打 △4一玉(42) ▲6一龍(71) △5一歩打 ▲5二金打 62 6一玉(51) ( 0:53/00:25:54) *いやー、時間掛けたけどわからないな。 寄らなくても受けの手が利くから流石に優勢だとは思うけど……。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 28/12 ノード数 153558 評価値 +詰 11 読み筋 ▲5一金打 △同 玉(61) ▲7一龍(82) △6一金打 ▲6二銀打 △4二玉(51) ▲5四桂打 △4一玉(42) ▲6一龍(71) △5一歩打 ▲5二金打 63 7一飛打 ( 0:46/00:11:18) *代えて▲8一龍が観戦者のnaokiさんから感想戦で教えてもらった手で、以下△7一Xの受けに▲5一金で決まりだった。△同玉▲7一龍で一間龍の形になり、こちらの持ち駒が強く5三の地点から脱出することが出来ずどのように応じても**詰み**だった。 ソフト最善手はここで▲5一金に△同玉▲7一龍で、こちらの方が▲8一龍に合い駒するくだりがないので手数としては短いが意味としては同じ。 本譜は時間を使ったものの逃してしまった。終盤力~…… *解析 時間 00:00.1 深さ 12/24 ノード数 183122 評価値 6097 読み筋 △5二玉(61) ▲7二飛成(71) △5三玉(52) ▲5二龍(72) △4四玉(53) ▲3六桂打 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △4七桂打 ▲6九玉(59) △7八銀打 ▲同 銀(79) △5八角打 ▲同 金(68) △7七桂打 ▲6八玉(69) △6九金打 ▲7七玉(68) 64 5二玉(61) ( 0:53/00:26:47) *これでも形勢自体は悪くないが、寄せきれるか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/24 ノード数 134392 評価値 6264 読み筋 ▲7二飛成(71) △5三玉(52) ▲5二龍(72) △4四玉(53) ▲3六桂打 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △4九金打 ▲同 玉(59) △3七桂打 ▲5九玉(49) △5八歩打 ▲6九玉(59) △9六角打 ▲同 歩(97) △5九歩成(58) ▲7八玉(69) △8六桂打 ▲7七玉(78) △8八銀打 ▲8六玉(77) △8五歩打 ▲同 龍(82) 65 7二飛成(71) ( 0:00/00:00:00) *この二枚龍に期待しての63手目▲7一飛だった。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/22 ノード数 128012 評価値 6190 読み筋 △5三玉(52) ▲5二龍(72) △4四玉(53) ▲3六桂打 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △5八銀打 ▲同 金(68) △7七角打 ▲4八玉(59) △5六桂打 ▲同 歩(57) △3七金打 ▲同 玉(48) △2五桂打 ▲同 香(26) △5九角成(77) ▲4八銀打 66 5三玉(52) ( 0:12/00:26:59) *ここはこの一手だが *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/23 ノード数 167807 評価値 6272 読み筋 ▲5二龍(72) △4四玉(53) ▲3六桂打 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △5八歩打 ▲6九玉(59) △7七桂打 ▲7八玉(69) △9六角打 ▲同 歩(97) △6六桂打 ▲7七玉(78) △7八桂成(66) ▲同 銀(79) △8七金打 ▲同 銀(78) △8八銀打 ▲6六玉(77) 67 5二龍(72) ( 0:02/00:11:36) *これでどうか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/23 ノード数 198369 評価値 6251 読み筋 △4四玉(53) ▲3六桂打 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △5八歩打 ▲6九玉(59) △7七桂打 ▲7八玉(69) △6六桂打 ▲同 歩(67) △5六角打 ▲同 歩(57) △4五玉(44) ▲5五龍(52) △3六玉(45) ▲2一香成(26) △2七玉(36) ▲2五龍(55) △3八玉(27) ▲2八金打 △4七玉(38) 68 4四玉(53) ( 0:12/00:27:11) *後手としては上部脱出を狙うしかない。 これが寄らない訳がないはずなのだが、馬の利きが手強くなかなか手が見えない。 えーと▲5五金は△3五玉で桂馬が効かないから銀一枚だと入玉されそう。 なら▲5五銀△3五玉は……▲2五金でピッタリと言いたいが△同馬があってちょうど逃れ(それでも優勢だったようだが)。 一回▲8四龍の王手もむしろ合い駒でややこしくなるだけか。▲4五歩も次に馬が利いてて意味ない。 これまさか詰まないのか?? いやー何かありそうだけど馬が邪魔すぎる! 馬が他の駒の三倍くらい大きく見える。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 26/12 ノード数 310162 評価値 +詰 11 読み筋 ▲4五銀打 △同 玉(44) ▲5六金打 △同 馬(47) ▲同 龍(52) △3四玉(45) ▲4六桂打 △3五玉(34) ▲5五龍(56) △4五角打 ▲2四角打 69 3六桂打 ( 2:52/00:14:28) *約3分の考慮。 仕方ない、詰みは諦めて馬に消えてもらおう。 2五の地点を遮断したので△3五玉は▲5五龍→▲2五金で詰み。△3四玉は▲5四龍→▲4五金。 △3六同馬▲同歩で△4五玉には▲5六龍で入玉は阻止出来ている。 (対局中は後手に持ち駒が色々あるので、駒を使った受けについては何か指されてから考えようと思っていたが、実際は**必至**になっていた) ちなみにここは▲4五銀で詰みがあった。 手順は前手の1秒解析を参照のこと。 感想戦で▲4五銀△3五玉▲3六金△同馬▲同銀△4六玉▲5五角△4七玉でわかんねぇ~と思っていたらnaokiさんから4七には銀が利いているとの指摘。 これはひどい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 15/25 ノード数 174193 評価値 6771 読み筋 △同 馬(47) ▲同 歩(37) △5八歩打 ▲6九玉(59) △7七桂打 ▲7八玉(69) △6六桂打 ▲同 歩(67) △5六角打 ▲同 歩(57) △4五玉(44) ▲5五龍(52) △3六玉(45) ▲7七玉(78) △2七玉(36) ▲4六角打 △3七金打 ▲2五龍(55) △3六銀打 ▲5四角打 △1八玉(27) ▲3六角(54) △2七歩打 70 4五玉(44) ( 0:58/00:28:09) *おっと、馬は渡せないと言ってきた。 *解析 時間 00:00.0 深さ 18/8 ノード数 39239 評価値 +詰 7 読み筋 ▲5六金打 △同 馬(47) ▲同 龍(52) △3四玉(45) ▲4六桂打 △3五玉(34) ▲2四角打 71 5六銀打 ( 1:28/00:15:56) *1分以上考えていよいよこちらも**秒読み**に突入 絶対に馬は貰う。 △4六玉は▲4七銀△同玉▲4八金でとりあえず入玉は防げるので、それさえ防げればあとは二枚龍で何とかなるだろうと思っていた。 (実際は▲4八金△4六玉▲5六龍△3五玉▲4七桂△3四玉▲4五角までの**詰み**) 今振り返ってみると代えて▲5六金の方が簡単だったか。 *解析 時間 00:00.0 深さ 26/11 ノード数 200937 評価値 +詰 10 読み筋 △4六玉(45) ▲4七銀(56) △同 玉(46) ▲4八金打 △4六玉(47) ▲5六龍(52) △3五玉(46) ▲4七桂打 △3四玉(35) ▲4五角打 72 5六馬(47) ( 0:45/00:28:54) *たろいも6級は序盤からずっと秒読みで苦しい将棋だったのではないかと思う。 局後は明日朝早いということでたろいも6級とは十分な感想戦が行えなかった。 たろいも6級の局面の捉え方もお聞きしたかった。 *解析 時間 00:00.0 深さ 8/4 ノード数 4455 評価値 +詰 3 読み筋 ▲同 龍(52) △3四玉(45) ▲4五金打 73 5六龍(52) ( 0:02/00:15:58) *これで入玉は叶わない。 あとはどちらに逃げても簡単に詰む。 左右挟撃を狙った55手目▲2六香もよく利いている。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 6/3 ノード数 43 評価値 +詰 2 読み筋 △3四玉(45) ▲4五金打 74 投了 ( 0:02/00:28:56) まで73手で先手の勝ち