開始日時:2023/08/16 22:00:50 棋戦:自由対局 持ち時間15分 手合割:平手 先手:arahagi_(974) 後手:* 最速キメ(950) 手数----指手---------消費時間-- *## 指す将順位戦8th B級2組 6回戦 ## ここでは一手ごとに振り返りと検討を行っています。 またnoteの方では対局前後の準備・感想と、急所の局面の深い検討を行っています。 ↓ https://note.com/sanaga_ambition/n/n41d652a84e90 1 5六歩(57) ( 0:05/00:00:05) *☗先手番 ずほ(11位) 5回戦までを終えて今期の成績は3-2 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) *☖後手番 最速キメ(9位) 5回戦までを終えて今期の成績は4-1 3 7六歩(77) ( 0:01/00:00:06) *両者は**初手合** *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △8五歩(84) ▲7七角(88) 4 3四歩(33) ( 0:03/00:00:03) *中飛車(まだ確定はしていないが)には居合い抜き超速のように角道を開けない指し方もあり、これも有力だが本譜はこちらから。 最序盤から既に駆け引きは始まっている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/13 ノード数 187658 評価値 -3 読み筋 ▲6六歩(67) △6四歩(63) ▲7八金(69) △6二銀(71) ▲6八銀(79) △3二銀(31) ▲4八銀(39) △4二玉(51) ▲2六歩(27) △6三銀(62) ▲6七銀(68) 5 5五歩(56) ( 0:01/00:00:07) *代えて▲5八飛には△5四歩と位取りを阻止するような手もあり、角交換ミレニアム等に変化する余地も残る。 即行で位を取ってしまうのは紛れを生まないわかりやすい指し方。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/13 ノード数 149328 評価値 -162 読み筋 △6二銀(71) ▲2六歩(27) 6 6二銀(71) ( 0:02/00:00:05) *本局を指すにあたって 互いに入念な準備があるだろう。 必然のノータイムが続く。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 18/14 ノード数 189835 評価値 -166 読み筋 ▲2六歩(27) △3二銀(31) ▲7八金(69) △3三銀(32) ▲4八銀(39) △8五歩(84) ▲2五歩(26) △3二金(41) ▲5七銀(48) △4一玉(51) ▲6八銀(79) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △同 飛(82) 7 5八飛(28) ( 0:01/00:00:08) *戦型は**対抗形**の先手中飛車vs居飛車に確定。 ずほ7級の得意戦法を受けて立つ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 15/12 ノード数 140759 評価値 -195 読み筋 △4二玉(51) ▲4八玉(59) △3二玉(42) ▲1六歩(17) △7四歩(73) ▲1五歩(16) △7三銀(62) ▲5四歩(55) △同 歩(53) ▲2二角成(88) △同 銀(31) ▲5四飛(58) 8 8五歩(84) ( 0:04/00:00:09) *何気ない一手のようで見方によっては突っ張った手でもある。 後手超速は手数の余裕がほとんどないため、△8五歩を保留して32玉42銀を急ぐことも多い。 にもかかわらず早々に△8五歩を決めたのには当然狙いがある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 138533 評価値 -135 読み筋 ▲4八玉(59) △4二玉(51) ▲7七角(88) △3二玉(42) ▲1六歩(17) △1四歩(13) ▲3八玉(48) △4二銀(31) ▲6八銀(79) △7四歩(73) ▲5七銀(68) △7三銀(62) ▲5六銀(57) △6四銀(73) ▲4五銀(56) △3三銀(42) ▲2八玉(38) 9 7七角(88) ( 0:01/00:00:09) *△8六歩を受ける自然な手だが、実は▲4八玉くらいでも△8六歩▲同歩△同飛▲5四歩という返し技がある。以下△5四同歩には▲2二角成△同銀▲7七角があるので△8八角成▲同銀くらいだがこの歩を取れないようでは居飛車が辛く、常に▲5三歩成が残っていて飛車も危ない形なので評価値的にも実戦的にも中飛車が勝ちやすいと思う。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △4二玉(51) 10 4二玉(51) ( 0:01/00:00:10) *対抗形で特に重要なのは飛車の位置、銀の位置、玉の位置。 互いにどこまで囲うのか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/20 ノード数 176353 評価値 -122 読み筋 ▲4八玉(59) △3二玉(42) ▲3八玉(48) △4二銀(31) ▲1六歩(17) △1四歩(13) ▲6八銀(79) △7四歩(73) ▲5七銀(68) △7三銀(62) ▲5六銀(57) △5二金(61) ▲4五銀(56) △3三銀(42) ▲5四歩(55) △同 歩(53) 11 6八銀(79) ( 0:01/00:00:10) *左銀を中央に使っていくのが中飛車の指し方。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △7四歩(73) 12 7四歩(73) ( 0:07/00:00:17) *ここまでは色々な形があったところだがこの手で速攻を狙っていることはある程度察知できる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 153154 評価値 -153 読み筋 ▲4八玉(59) △7三銀(62) ▲3八玉(48) △6四銀(73) ▲5四歩(55) △同 歩(53) ▲同 飛(58) △7七角成(22) ▲同 銀(68) △8六歩(85) ▲同 歩(87) 13 5七銀(68) ( 0:46/00:00:56) *ずほ7級もそれは感じ取ったようで、後手超速を予想した様子。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △5二金(61) 14 5二金(61) ( 0:03/00:00:20) *だがここで△7三銀ではなく△5二金とするのが本局用意した作戦。 超速を指す上では一見悠長にも映るが……? *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 15/17 ノード数 176745 評価値 -142 読み筋 ▲4八玉(59) △7三銀(62) ▲3八玉(48) △6四銀(73) ▲6六銀(57) △1四歩(13) ▲1六歩(17) △3二玉(42) ▲2八玉(38) △4二銀(31) ▲3八銀(39) △9四歩(93) ▲5四歩(55) △同 歩(53) ▲同 飛(58) △3三銀(42) ▲4六歩(47) 15 5六銀(57) ( 0:02/00:00:58) *中飛車の銀の使い方は大きく分けて二つ。 ▲5六銀は▲6六銀より攻撃的な手という印象で、ずほ7級が好んでいる指し方。 その分角頭のカバーがなく守備力は下がるので激しい将棋になることも多い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 137402 評価値 -103 読み筋 △8六歩(85) ▲同 角(77) 16 8六歩(85) ( 0:02/00:00:22) *▲5六銀を見ていきなり突っ掛けるのが用意の作戦。 水匠5が推奨する手順という印象があるが、実戦ではあまり見たことがない。 仕掛けは早ければ早いほど自分の土俵に引き込みやすく、開戦に至るまでの分岐も少ないので研究もしやすい。 それが有力であるならそんな素晴らしい話はない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 181547 評価値 -102 読み筋 ▲同 歩(87) 17 8六歩(87) ( 0:01/00:00:59) *▲同角も考えられるところだったがノータイムで歩。 いきなりの開戦で面喰らってちょっと止まるとかないの?とこちらが逆に若干面喰らう。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 178624 評価値 -197 読み筋 △5四歩(53) ▲7八金(69) △5五歩(54) ▲同 銀(56) △7三桂(81) ▲6六銀(55) △1四歩(13) ▲4八玉(59) △6四歩(63) ▲3八玉(48) △6三金(52) ▲1六歩(17) △3二玉(42) ▲2八玉(38) 18 5四歩(53) ( 0:01/00:00:23) *序盤早々に取った位だったがこの反発がある。 想定局面④と同一局面に。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 177076 評価値 -118 読み筋 ▲7八金(69) △5五歩(54) ▲同 銀(56) △7三桂(81) ▲5六飛(58) △6五桂(73) ▲6八角(77) △5三銀(62) ▲4八玉(59) △4四銀(53) ▲5四銀(55) △5五銀(44) 19 4八玉(59) ( 0:02/00:01:01) *ここもこの一手という局面ではないはずなのだが消費時間2秒で▲4八玉。 え……。「良い作戦見つけた!」って思ってたけどこの仕掛けって中飛車党の間では常識なの……? *解析 時間 00:00.1 深さ 11/14 ノード数 151687 評価値 -306 読み筋 △7三桂(81) ▲5九飛(58) △5五歩(54) ▲同 銀(56) △8八歩打 ▲5四銀(55) △3二玉(42) ▲2二角成(77) △同 玉(32) ▲5三歩打 △4二金(52) ▲4三銀成(54) △同 金(42) 20 7三桂(81) ( 0:06/00:00:29) *73の地点にいくのは銀ではなく桂馬だった。 ずほ7級の局後振り返り(https://note.com/zuho_3110/n/n792999f5e75c) を拝見したところ 「思ってた箇所より数段早い仕掛け」 「本譜のように73桂型の戦いは何度か経験していたが、その中でも過去一早い仕掛けで面食らってしまった。」 との記述があり、やっぱり知られてなかったのか!と自信を取り戻した一方で そんな展開でノータイムの対応を続けられるずほ7級の対応力・直感・経験値のようなものに恐れに似た感情も抱いた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 139072 評価値 -292 読み筋 ▲8八飛(58) △5五歩(54) 21 6六歩(67) ( 0:14/00:01:15) *ようやく少考して▲6六歩。 手が止まったのに安心したのもつかの間、これで事前準備から外れてしまった。 ここからは自力が試される。 とりあえず開始局面よりは形勢が良いのは間違いないので序盤としてはまずまずと考えよう。 そして▲6六歩の性質を冷静に分析すれば応手も見えてくるはず。 意味としては△6五桂を警戒したのかもしれないが、デメリットとして65の地点が争点になっていることと角道が止まったことが挙げられる。 ということでそこを突いた△6四歩と△5五歩がそれぞれ考えられる。 まず△6四歩から考えてみたいが、争点を作ったとて相手にされなかったときにどうすれば良いのかわからない。△6四歩▲5四歩△6五歩に……▲6七銀△6六歩▲同銀△6五歩▲5五銀……。うーん、これはむしろ失敗のような。多分△6六歩がお手伝いなんだろうけど代替案がパッとは浮かばない。(ソフトによると△7五歩が代替案で300点ほど居飛車が良いらしい) *解析 時間 00:00.1 深さ 19/18 ノード数 172661 評価値 -471 読み筋 △5五歩(54) ▲4五銀(56) 22 5五歩(54) ( 0:47/00:01:16) *△6四歩は対局中は上手い手が浮かばず、△5五歩の方が具体的な手順が読めたので本譜はこちらから。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 198601 評価値 -523 読み筋 ▲4五銀(56) △8五歩打 23 5五銀(56) ( 0:04/00:01:19) *銀を吊り上げてから…… *解析 時間 00:00.1 深さ 13/21 ノード数 167740 評価値 -625 読み筋 △8八歩打 24 8五歩打 ( 0:09/00:01:25) *これが狙い。 ▲同歩は△同飛で十字飛車。以下▲7九金に△5五飛▲同飛△同角に角道が止まったことで▲同角と取り返せなくなっている。 形は違うが、部分的には角換わり早繰り銀で見られるような歩の手筋だ。 ただ、ここでは代えて**△8八歩**が素晴らしい手で後手がはっきり良くなっていた。 飛車で取るのは▲6六歩のデメリットで銀が取れるので▲8八同角だが、△8六飛▲7八金に**△8八飛成**▲同金**△6五桂**▲同歩**△5五角**▲同飛△6六角と格好良い手の連続で後手がリードを奪えるようで、評価値としては1500点以上居飛車に振れている。 この手順は全く見えなかったが、いつかこんな将棋を指せるようになりたい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 166241 評価値 -410 読み筋 ▲7八金(69) △8六歩(85) 25 7八金(69) ( 0:32/00:01:51) *87の地点を前もってカバー *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 190955 評価値 -335 読み筋 △3二玉(42) ▲3八玉(48) △4二銀(31) ▲1六歩(17) △8六歩(85) ▲8八歩打 △8五飛(82) ▲4六銀(55) △1四歩(13) ▲2八玉(38) △4四歩(43) ▲7五歩(76) △同 飛(85) ▲8六角(77) 26 8六歩(85) ( 0:03/00:01:28) *飛車先を伸ばすことに成功 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 188977 評価値 -294 読み筋 ▲8八歩打 27 8八歩打 ( 0:01/00:01:52) *歩成を受けるにはこうするしかないところだが、ここを凹ませたのはこちらがポイントを上げたと思った。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 190692 評価値 -307 読み筋 △3二玉(42) ▲3八玉(48) △4二銀(31) ▲2八玉(38) △8五飛(82) ▲4六銀(55) △4四歩(43) ▲6八角(77) △4五歩(44) ▲5七銀(46) △1四歩(13) ▲5六銀(57) △7五歩(74) ▲4六歩(47) △同 歩(45) ▲同 角(68) 28 3二玉(42) ( 0:31/00:01:59) *一旦局面が落ち着いたと判断して陣形整備へ。 攻撃陣でポイントを上げた次は守備陣でもポイントを取りにいく。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 197008 評価値 -288 読み筋 ▲3八玉(48) △8五飛(82) 29 3八玉(48) ( 0:05/00:01:57) *先手としても無理矢理攻めていく局面でもないようで、陣形整備に入る。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 189654 評価値 -332 読み筋 △1四歩(13) ▲2八玉(38) △8五飛(82) ▲4六銀(55) △7五歩(74) ▲同 歩(76) △7六歩打 ▲5九角(77) △6六角(22) ▲6七金(78) △3九角成(66) ▲同 金(49) △8七歩成(86) ▲7六金(67) △8四飛(85) ▲9五角(59) 30 3三角(22) ( 0:24/00:02:23) *更に固めていく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 178801 評価値 -135 読み筋 ▲2八玉(38) △8五飛(82) ▲4六銀(55) △1四歩(13) ▲6八角(77) △8四飛(85) ▲3八銀(39) △4四歩(43) ▲1六歩(17) △4二銀(31) ▲5五銀(46) △4三銀(42) 31 2八玉(38) ( 0:24/00:02:21) *互いの呼吸が合っている。 両者約30秒ずつ使いながら慎重に駒組みを進める。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 189343 評価値 -175 読み筋 △8五飛(82) ▲4六銀(55) △7五歩(74) ▲同 歩(76) △同 飛(85) ▲3八銀(39) △1四歩(13) ▲1六歩(17) △7四飛(75) ▲7五歩打 △同 飛(74) ▲8六角(77) △8五飛(75) ▲8七歩(88) △6六角(33) ▲7七桂(89) 32 2二玉(32) ( 0:07/00:02:30) *固め合いの展開になったとき、先手は左金が釘付けなのが辛いところ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 181066 評価値 -131 読み筋 ▲6八角(77) △3二銀(31) 33 3八銀(39) ( 0:07/00:02:28) ***片美濃囲い**が完成 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 182691 評価値 -210 読み筋 △8五飛(82) 34 4四歩(43) ( 2:10/00:04:40) *ここで約2分の長考。 21手目▲6六歩から一気に局面が動いたように、自ら角道を止めるのは相手の攻めを誘発する危険性がある。 先手の囲いが一段落した直後なだけに動かれる手を警戒したが大丈夫と判断して固め合いで優位を取りにいく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 188479 評価値 -34 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) ▲6八角(77) △8四飛(82) ▲7七桂(89) △7五歩(74) ▲6五桂(77) △7六歩(75) ▲7三桂成(65) △同 銀(62) ▲5四歩打 △6二銀(73) ▲5六飛(58) 35 4六歩(47) ( 1:54/00:04:22) *銀が狭くなるが、攻撃の起点としても囲いの拡張としても使える味の良い歩突き。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 184721 評価値 -181 読み筋 △1四歩(13) ▲1六歩(17) △3二銀(31) ▲5六飛(58) △8五飛(82) ▲6五歩(66) △同 桂(73) ▲6六角(77) △4三金(52) ▲5四銀(55) △同 金(43) ▲同 飛(56) 36 4三金(52) ( 0:25/00:05:05) *狭くなった銀に圧をかけつつ固める。 目指すは居飛車穴熊だが、相手の動きが早いと判断すれば左高美濃にも組める余地がある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 174178 評価値 -32 読み筋 ▲7五歩(76) △8四飛(82) 37 1六歩(17) ( 1:42/00:06:04) *ここで端歩の打診。 美濃か穴熊か決めなさいということか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 209400 評価値 -101 読み筋 △5三銀(62) ▲7五歩(76) 38 5三銀(62) ( 0:18/00:05:23) *こちらの答えは穴熊。 単に固めるよりも銀を殺す手を見せつつ陣形整備を進める。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/20 ノード数 142909 評価値 -103 読み筋 ▲7五歩(76) △8四飛(82) ▲5四歩打 △4二銀(53) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲7四歩(75) △同 飛(84) ▲4四歩打 △同 金(43) ▲同 銀(55) △同 角(33) ▲5三歩成(54) △同 銀(42) ▲4三金打 △5七歩打 ▲同 飛(58) 39 5四歩打 ( 0:18/00:06:22) *「敵の打ちたいところに打て」 例えばここで▲1五歩には△5四歩で銀が死に、▲同銀には△同金で何でもない。 対局中は代えて△同銀と取ってしまうと▲5五歩でやり返されて後手失敗だと思っていたが、△同銀でも▲5五歩に△7九銀があり こっちでも後手が良いらしい。 同じ技を食らう間の一瞬に切り返しがあるとは……相変わらず将棋は面白いな。 *解析 時間 00:00.1 深さ 19/15 ノード数 155239 評価値 -105 読み筋 △4二銀(53) ▲6八角(77) △1四歩(13) ▲7七桂(89) △3二金(41) ▲5六飛(58) △5二飛(82) ▲6五桂(77) △同 桂(73) ▲同 歩(66) △5三歩打 ▲同 歩成(54) △同 銀(42) ▲8六角(68) △8二飛(52) 40 4二銀(53) ( 0:02/00:05:25) *手順に固める。 ずほ7級も指摘していたが、このような組み方は序盤の銀保留が活きている。 超速で四枚穴熊に組むのは難しい。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/13 ノード数 117974 評価値 -71 読み筋 ▲6八角(77) △1四歩(13) ▲7七桂(89) △3二銀(31) ▲5六飛(58) △5二飛(82) ▲6五歩(66) △5三歩打 ▲同 歩成(54) △同 飛(52) ▲5四歩打 △5二飛(53) ▲5七角(68) 41 1五歩(16) ( 1:08/00:07:30) *端の位を取るのは振り飛車にとって攻守両面において大きい。 なので最近は先後問わず玉側の端歩は突き合うことが多い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 111213 評価値 -303 読み筋 △8五飛(82) ▲6五歩(66) 42 3二金(41) ( 0:07/00:05:32) *また陣形整備が一段落し、相手が積極的に動いてきそうな雰囲気を感じたので浮いている金をくっつけて固めておく。 あまり詳しくないが、一直線穴熊も部分的にはこんな感じの組み方だった気がする。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/17 ノード数 141948 評価値 -125 読み筋 ▲6八角(77) △1二香(11) 43 2六歩(27) ( 0:01/00:07:31) *ほう……こちらから。 木村美濃より銀冠を目指しているのだろうか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/14 ノード数 145728 評価値 -607 読み筋 △8五飛(82) ▲6五歩(66) 44 1二香(11) ( 0:07/00:05:39) *さっきから↓でソフトが△8五飛を推してくるが、ここで後手から動いていく手があったらしい。 仮に△8五飛に▲9六歩とパスした場合の狙いとしてソフトの読み筋を検討という形で1秒解析の下に記しておいた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 180014 評価値 -152 読み筋 ▲6八角(77) △1一玉(22) [まず知っておきたい△4五歩] *検討 1 時間 00:51.0 深さ 23/48 ノード数 79982418 評価値 -1592 読み筋 △4五歩(44) ▲6五歩(66) △同 桂(73) ▲6六角(77) △8七歩成(86) ▲同 金(78) △5四金(43) ▲同 銀(55) △6六角(33) ▲5六金打 △3三角(66) ▲6五銀(54) △6七角打 ▲7四銀(65) △8四飛(85) ▲6五銀(74) △8六歩打 ▲7七金(87) △8九角成(67) ▲6六金(77) △8七歩成(86) ▲2五桂打 △2四角(33) ▲5三歩打 △5一歩打 ▲4五金(56) △7七と(87) ▲5六銀(65) △7九馬(89) ▲1四歩(15) △同 歩(13) ▲1二歩打 △同 香(11) [先に△5七歩▲同飛を入れることで↑の変化で△4五歩▲6五歩のとき△同桂を飛車角両取りにすることで先手に手を変えさせるよう工夫した手順] *検討 2 時間 00:54.3 深さ 23/44 ノード数 85433580 評価値 -1631 読み筋 △5七歩打 ▲同 飛(58) △4五歩(44) ▲同 歩(46) △5五飛(85) ▲同 飛(57) △同 角(33) ▲5九飛打 △3三角(55) ▲8六角(77) △5五飛打 ▲同 飛(59) △同 角(33) ▲5九飛打 △6四銀打 ▲5三歩成(54) △同 金(43) ▲5二歩打 △5八歩打 ▲同 飛(59) △6九飛打 ▲5九飛(58) △同 飛成(69) ▲同 金(49) △6六角(55) ▲5一歩成(52) △同 銀(42) ▲5六飛打 △8四角(66) ▲5三飛成(56) △同 銀(64) ▲同 角成(86) △4二銀(51) ▲8六馬(53) 45 2七銀(38) ( 0:00/00:07:31) *銀冠を完成させるには▲3八金が必須。 その分こちらにも手の余裕が確約されるのは大きい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 199117 評価値 -717 読み筋 △8五飛(82) ▲6五歩(66) △5七歩打 ▲5九飛(58) △6五飛(85) ▲6六銀(55) △8五飛(65) ▲5三歩成(54) △同 銀(42) ▲5七飛(59) △6五桂(73) 46 1一玉(22) ( 0:04/00:05:43) *完全に固め合いのフェーズだと思っていたので△8五飛なんて一瞬も浮かびませんでした。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 236064 評価値 -387 読み筋 ▲6八角(77) 47 3八金(49) ( 0:01/00:07:32) ***銀冠**が完成 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 199869 評価値 -553 読み筋 △8五飛(82) 48 2二銀(31) ( 0:15/00:05:58) *一直線穴熊では何かのときに△2二角と逃げる余地を残すためにあえてハッチを閉めないことがあるのでそういうことをする必要があるか少し考えたが、先手の桂馬も跳ねていない状況で特に警戒することはないと考えてハッチを閉めて**居飛車穴熊**を構築。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/19 ノード数 220074 評価値 -466 読み筋 ▲6八角(77) △7五歩(74) 49 3六歩(37) ( 0:01/00:07:33) *先手陣にも端の位など一応主張はあるが、如何せん後手が堅すぎるのでずほ7級は作戦負けを意識されたとのこと。 こちらとしても、攻撃陣・守備陣共にある程度のポイントは上げられたので不満はないと思っていた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/15 ノード数 210273 評価値 -726 読み筋 △8五飛(82) ▲6五歩(66) 50 2四歩(23) ( 0:45/00:06:43) *更にポイントを稼ごうと銀冠穴熊を目指した。 上部の厚さでも対抗すると共に、場合によっては地獄突きで1筋の位さえ逆用できないかと考えたが欲張りすぎたか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 208038 評価値 108 読み筋 ▲6八角(77) △8五飛(82) 51 3七桂(29) ( 0:02/00:07:35) *>この組み換えは少しありがたく感じた。こちらは二~四筋を絡めて攻めたかったので囲いへの当たりが強くなったのと、組み換えの間にこちらの駒の配置を玉頭方面に集中させることができたため。 ずほ7級の振り返りからの引用。 ただやはり動くとなるとさっきの△8五飛からになるんですよねー。 この仕掛けはこの戦型を指すなら覚える必要がありそう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 22/12 ノード数 221807 評価値 -230 読み筋 △8五飛(82) ▲5六飛(58) 52 2三銀(22) ( 0:06/00:06:49) *こちらとしては後手番なので指し手が飽和する分には良いし、形勢は良いはずだから相手から動いてきたところを迎え撃てば良いかなーと悠長に構えていた。 後々痛い目を見るとも知らずに……。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 211892 評価値 364 読み筋 ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲同 桂(37) △5五角(33) ▲同 飛(58) △5二歩打 ▲5九飛(55) △4四歩打 ▲2五歩(26) △8五飛(82) ▲2四歩(25) △同 銀(23) ▲4一角打 53 5九飛(58) ( 0:14/00:07:49) *割り打ちの筋などを消してバランスの良い形に。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 190558 評価値 -112 読み筋 △8五飛(82) ▲5六飛(59) 54 5二歩打 ( 0:48/00:07:37) *ここでふと気づく。△3一銀って危なくないか?? ▲4五歩から仕掛けられたときに▲5三歩成と組み合わせて▲4五桂が両取りになったり中飛車の攻めが炸裂したり……。 ただここまで指して銀冠穴熊のハッチが閉められないというのはお笑い草なので仕方なく△5二歩と先受け。 正直凹まされた感があって感触は悪い……。 86歩88歩の得と帳消しくらいにはなってしまったか。 だが意外と観戦者のしらがさんには実戦的と好評の一手だった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 194228 評価値 155 読み筋 ▲6八角(77) △3一銀(42) 55 6八角(77) ( 0:37/00:08:26) *何度かソフト最善手に出ていた好手。 確かに角はここにいてもあまり意味がないかもしれない。 遠く銀頭を狙いつつ桂馬が跳ねるスペースも空けている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 214099 評価値 123 読み筋 △3一銀(42) ▲2五歩(26) 56 3一銀(42) ( 0:15/00:07:52) *52歩を生け贄に更に固める。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 211023 評価値 131 読み筋 ▲7七桂(89) △2二銀(31) ▲6五歩(66) △7五歩(74) ▲同 歩(76) △8五桂(73) ▲5六飛(59) △8一飛(82) ▲7四歩(75) △7七桂(85) ▲同 角(68) △8五飛(81) ▲4五歩(46) △同 歩(44) 57 7七桂(89) ( 0:42/00:09:08) *駒を活用していく。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 217271 評価値 35 読み筋 △2二銀(31) 58 2二銀(31) ( 0:06/00:07:58) ***銀冠穴熊最終形態**の完成。 本来ハッチを閉めるのは金なので亜流といったところか。 金銀の配置的に 銀冠穴熊感がより強い。 互いの指し手も飽和地点に到達し形勢互角。 双方の消費時間は☗9分08秒vs☖7分58秒 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 217884 評価値 48 読み筋 ▲9六歩(97) △8一飛(82) 59 4五歩(46) ( 0:02/00:09:10) *遂に先手から仕掛けてくる。 地味に先手の角も通っている。 この辺り、感想戦ではお互い自分が悪いと思いながら指していたことが明らかになった。 いやー、上手い対応がわからんぞ *解析 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 215985 評価値 -158 読み筋 △同 歩(44) ▲2五歩(26) △同 歩(24) ▲同 桂(37) △5五角(33) ▲同 飛(59) △2六歩打 ▲同 銀(27) △2四歩打 ▲3七銀(26) 60 8一飛(82) ( 4:09/00:12:07) *代えて△4五同歩が感想戦で検討され、それで居飛車が満足という結論になった。 ソフトも交えた深い検討はnoteの方で行っています。 本譜は4分以上考えて飛車引き。全然こちらが良くなる順がわからなかったがこれ以上考えるとますます不利になりそうで着手した。 昔から穴熊になるとついつい受けすぎてしまうきらいがある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 203198 評価値 622 読み筋 ▲4四銀(55) △同 金(43) 61 2五歩(26) ( 0:52/00:10:02) *代えて▲4四銀で普通に困っていた。 本譜は銀冠の弱点である銀頭を先に狙ってきた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 224881 評価値 517 読み筋 △4五歩(44) ▲2四歩(25) 62 4一飛(81) ( 0:20/00:12:27) *この飛車まわりが60手目△8一飛の狙い。 これで4筋からの攻めはなんとかなったか……?と思っていたが▲4四歩△同金▲同銀△同飛▲4五歩△4一飛▲4六角でやはり先手が良かったようだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/22 ノード数 216839 評価値 517 読み筋 ▲4四歩(45) △同 金(43) 63 5三歩成(54) ( 1:15/00:11:17) *一発入れてくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 221262 評価値 402 読み筋 △同 金(43) ▲2四歩(25) 64 5三歩(52) ( 0:23/00:12:50) *これは無視できない。 54手目△5二歩としたからには歩で取りたかったが、歩打ちをスペースを埋めた手と考えれば金で取る手もあったか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 18/18 ノード数 222251 評価値 457 読み筋 ▲4四歩(45) △同 金(43) ▲同 銀(55) △同 角(33) ▲4五歩打 △3三角(44) ▲5三飛成(59) △2五歩(24) ▲同 桂(37) △4二角(33) ▲6三龍(53) △2六歩打 ▲同 銀(27) △2四歩打 ▲1三桂(25) △同 香(12) ▲4四歩(45) 65 4四銀(55) ( 0:01/00:11:18) *味付けしてから▲4四銀。 代えて▲4四歩なら△4二金引としようと対局中は考えていた気がするが、▲4五桂でちょうど角が死んでしまう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/19 ノード数 241162 評価値 -83 読み筋 △同 金(43) 66 4四金(43) ( 0:04/00:12:54) *▲4四銀の場合は△4四同金▲同歩に△2五歩の反撃があって互角のようだ。 ▲4四歩△同金▲同銀は盤上に残っている駒が銀で角当たりなので手抜いて△2五歩とする余裕がない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 16/22 ノード数 240975 評価値 195 読み筋 ▲同 歩(45) △2五歩(24) ▲2四歩打 △同 銀(23) ▲5三飛成(59) △2六歩(25) ▲同 銀(27) △4四角(33) ▲5二龍(53) △2七歩打 ▲同 金(38) △4二飛(41) ▲同 龍(52) △同 金(32) ▲2四角(68) 67 4四歩(45) ( 0:03/00:11:21) *ただここで△2五歩は頭になかった。 以下▲2五同桂は△4四角、▲2四歩には△同銀でどちらも△2六歩の反撃に期待している。銀頭が弱点なのはお互い様。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/25 ノード数 192137 評価値 161 読み筋 △2五歩(24) ▲2四歩打 68 4四飛(41) ( 0:48/00:13:42) *ここはどちらで取るか迷ったが、△4四同角は▲4五歩△3三角▲4四金とゴリゴリ来られるのが嫌だった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 181004 評価値 387 読み筋 ▲4五金打 △4二飛(44) 69 4五金打 ( 0:07/00:11:28) *▲4五歩には△5四飛がある。 飛車交換になると、例えば△2五歩▲同桂に△5五角と逃げながら王手する手が発生してきてこれは指しやすそう。 なのでそれを見越してここでは金を投資。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/21 ノード数 202252 評価値 445 読み筋 △4二飛(44) ▲5三飛成(59) 70 4一飛(44) ( 0:02/00:13:44) *少しでも戦場から離れようと下段に引いた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 159323 評価値 531 読み筋 ▲5三飛成(59) △2五歩(24) 71 5三飛成(59) ( 0:39/00:12:07) *飛車先にそのまま成り込めれば大成功に思えるが *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 209629 評価値 554 読み筋 △2五歩(24) 72 4四銀打 ( 0:02/00:13:46) *この両取りが反撃。 ただし依然として形勢は苦しい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/22 ノード数 198376 評価値 468 読み筋 ▲5二龍(53) 73 5二龍(53) ( 0:15/00:12:22) *取りを避けつつ飛車取りに当てるのが上手い切り返し。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/24 ノード数 197845 評価値 277 読み筋 △4二飛(41) 74 4二飛(41) ( 0:01/00:13:47) *だがこちらも飛車交換を迫る。 敵陣に成り込んだ龍と辺境の飛車の交換はこちらの得と考えたが、陣形が乱れるデメリットもある。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 17/22 ノード数 230286 評価値 500 読み筋 ▲同 龍(52) △同 金(32) ▲2四歩(25) △2六歩打 ▲同 銀(27) △2七歩打 ▲同 玉(28) △2九飛打 ▲2八金(38) △1九飛成(29) ▲2三歩成(24) △同 銀(22) ▲2二歩打 △同 玉(11) ▲6二飛打 △5二歩打 ▲4三歩打 △4五銀(44) 75 4二龍(52) ( 0:22/00:12:44) *いよいよ囲いに手がかかりだし、中盤から終盤へ移行し始める。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 15/28 ノード数 217990 評価値 356 読み筋 △同 金(32) ▲2四歩(25) △2六歩打 ▲同 銀(27) △2七歩打 ▲同 玉(28) △2九飛打 ▲2八金(38) △1九飛成(29) ▲2三歩成(24) △同 銀(22) ▲2二歩打 △同 玉(11) ▲6二飛打 △5二歩打 ▲1七銀打 △2五歩打 ▲同 銀(26) △4五銀(44) ▲同 桂(37) △1五角(33) ▲2四歩打 76 4二金(32) ( 0:03/00:13:50) *角で取るのは金が取られてしまうのでこの一手。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/22 ノード数 233290 評価値 324 読み筋 ▲2四歩(25) 77 2四歩(25) ( 0:19/00:13:03) *これが上手い一手。 △同角は先ほどの理論で銀が取られる。 △同銀は▲2五歩で銀が死亡。 これは困った……。 と対局中は考えていたが、△同銀▲2五歩は△1四銀▲同香△同角▲4四金△2六香で若干後手が良いらしい。これが穴熊の暴力か……。 ということで△同銀には▲3四金と滑り込んで次の▲2三歩を見せるのが良く形勢はやはり先手良し。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 15/26 ノード数 223418 評価値 238 読み筋 △2六歩打 ▲同 銀(27) △2七歩打 ▲同 玉(28) △2九飛打 ▲2八金(38) △1九飛成(29) ▲2三歩成(24) △同 銀(22) ▲2二歩打 △同 玉(11) ▲7二飛打 △5二香打 ▲1七銀打 △2五歩打 ▲同 銀(26) △4五銀(44) ▲同 桂(37) 78 2六歩打 ( 2:05/00:15:55) *2分以上考え**秒読み**突入。 受からないときは受けない。 不利を認めて、攻め合いで撹乱を狙った。 銀冠の弱点の銀頭を攻めて荒らしていく。 相手が間違えてくれなければ相当不利だと思っていたが、形勢は若干悪いくらいだった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/21 ノード数 227130 評価値 518 読み筋 ▲同 銀(27) △2七歩打 ▲同 玉(28) △2四銀(23) ▲4四金(45) △2五歩打 ▲同 桂(37) △同 銀(24) ▲3三金(44) △2六銀(25) ▲同 玉(27) △3三金(42) ▲2三歩打 △2九飛打 ▲2八銀打 △2三金(33) ▲3二銀打 △2五歩打 ▲3七玉(26) 79 2六銀(27) ( 0:14/00:13:17) *代えて▲1六銀でどうすれば良いのかわかっていなかった。 これに対しソフトは△2四銀を推奨していて、▲2五歩なら△1四銀▲同銀△同角▲同香△2七銀▲同金△5八飛で後手優勢。 利きの数で負けている端に角が突っ込んでいくという発想が抜けていた。 △2四銀に▲3四金ならこの場合は△1五銀があり、▲2三歩には△1六銀▲同香△2七銀▲同金△5八飛。 なので▲2三歩に代えて▲3三金△1六銀▲2二金△同玉▲2四飛△2三銀▲4四飛△4三歩が一例で難しい勝負のようだ。 本譜▲2六同銀はソフト最善手だったがむしろチャンスがきたのではないかと思っていた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/23 ノード数 199170 評価値 375 読み筋 △2七歩打 ▲同 玉(28) △2九飛打 ▲2八金(38) △1九飛成(29) ▲2三歩成(24) △同 銀(22) ▲2二歩打 △同 玉(11) ▲7二飛打 △5二香打 ▲1七銀打 △4五銀(44) ▲同 桂(37) △2五歩打 ▲同 銀(26) △5五角(33) ▲2六銀打 △2四歩打 ▲同 銀(25) △同 銀(23) ▲同 角(68) △2八角成(55) ▲同 銀(17) 80 2七歩打 ( 0:03/00:15:58) *それはこの△2七歩を狙っていたから。 前手▲1六銀ならこの手は何でもない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/26 ノード数 201670 評価値 297 読み筋 ▲同 玉(28) △2九飛打 81 1七玉(28) ( 2:05/00:15:22) *この対応に2分以上消費し ずほ7級も**秒読み**に突入 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/21 ノード数 196721 評価値 268 読み筋 △2四角(33) ▲同 角(68) 82 5八飛打 ( 0:55/00:16:53) *浮いた金に当てつつ密かに左側の駒も狙い、なんとなく自陣にも利かした飛車打ちだがこれが悪手だった。 ↓の1秒解析でもなかなかの評価値だが、更に読み込ませると先手+2200ほどまで上昇する。 ここで勇気の▲2三歩成が最善手だった。 以下①△2三同銀は▲4七銀がしっかりした受けで、自陣に龍を作っても▲2四歩から攻められてしまうので、攻め合うなら飛車を切るしかないが先手陣はしっかりしていて後手陣はやはり▲2四歩が弱点になっていて居飛車自信なし。 なので歩成を無視して②△3八飛成としてみたいが、▲2二と△同玉▲3四金(△同角は▲2三歩)で、振り飛車優勢のようだ。端歩突き越しの効果もあって先手玉は上手く対応すれば寄らない形。 囲いの端歩突きは終盤になって大体活きてくるので出来れば突き合いたいのだが……本譜は先手陣がまとまって後手は駒組み途中という構図だったので手数稼ぎに突き越しを許してしまった。 後手の代案としては△2四角から歩を除去しつつ角交換を迫って(銀は取らせても)局面を落ち着かせてから△8九飛からジワジワ良さを求めていくのが良かったようだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 206368 評価値 1238 読み筋 ▲2三歩成(24) △同 銀(22) ▲2七金(38) △4五銀(44) ▲同 桂(37) △5五角(33) ▲3一銀打 △2二歩打 ▲4六銀打 △6四角(55) ▲4二銀成(31) △同 角(64) ▲4三歩打 △6四角(42) ▲2四歩打 △同 銀(23) ▲2三歩打 △3八銀打 ▲2二歩成(23) △同 玉(11) 83 2七金(38) ( 0:20/00:15:42) *本譜はこちらで金をかわしつつ歩を取る。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 204810 評価値 41 読み筋 △2四角(33) ▲4四金(45) △6八角成(24) ▲同 金(78) △同 飛成(58) ▲2四歩打 △3九角打 ▲1六玉(17) △2四銀(23) ▲2三歩打 84 2四角(33) ( 0:05/00:16:58) *こちらも歩を取りつつ角を狙う。 この手は銀の紐が外れて取られてしまうので嫌がっていたが、これなら相手の角が消えたときこちらも78の金を取ることが出来るという思考。 (↓評価値0はなかなかお目にかかれない。どれだけ読み込むかによってプラスやマイナスに変動し、少し手を進めてみても評価値が安定しない。ソフトでも難しい局面のようだ。) *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 18/17 ノード数 225540 評価値 0 読み筋 ▲同 角(68) △同 銀(23) 85 2四角(68) ( 0:25/00:16:07) *双方秒読みの中どちらが抜け出すか。 持ち時間の短い将棋では穴熊の深さが活きやすいといわれているがどうか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 17/13 ノード数 215339 評価値 -100 読み筋 △同 銀(23) ▲4四金(45) △3九角打 ▲2八歩打 △1四歩(13) ▲7二飛打 △5二歩打 86 2四銀(23) ( 0:03/00:17:01) *角を手持ちにすることで78の金取りになるだけでなく単に攻め筋が拡がる意味もある。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 232687 評価値 112 読み筋 ▲4四金(45) 87 2五歩打 ( 0:11/00:16:18) *代えて▲4四金で難しい勝負だった。 本譜は上部を固めてくるが *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 172058 評価値 -2055 読み筋 △3九角打 ▲1六玉(17) 88 3三銀(24) ( 0:56/00:17:57) *手順に銀を組み換えて金取りを防げたのは得だと思った。 ただ代えて△3九角▲1六玉△1五銀という使い方もあって、これで後手優勢だったようだがこの踏み込みは思い付かなかった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 209741 評価値 -386 読み筋 ▲4四金(45) △同 銀(33) 89 6七角打 ( 0:15/00:16:33) *金取りを防ぎつつ▲3四金や▲4四金を狙っているか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/22 ノード数 202727 評価値 -1620 読み筋 △3九角打 ▲1六玉(17) △3八飛成(58) ▲4四金(45) △同 銀(33) ▲2四歩(25) △2九龍(38) ▲2三銀打 △1九龍(29) ▲1七金(27) △3三銀(44) ▲2二銀(23) △同 銀(33) ▲2三銀打 90 5九飛成(58) ( 0:56/00:18:53) *逃げつつ攻めも見せる。 △1九龍が通れば寄せが見えてきそう。 実際は下記検討1で示したように13手詰である。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/21 ノード数 200898 評価値 -1173 読み筋 ▲4九歩打 △3九角打 ▲1六玉(17) △4五銀(44) ▲同 桂(37) △2八金打 ▲3七銀打 △1九金(28) ▲3三桂(45) △同 金(42) ▲2四銀打 △1四歩(13) ▲3三銀成(24) △1五歩(14) ▲同 銀(26) △同 香(12) ▲2六玉(16) △1七銀打 ▲1五玉(26) *検討 1 時間 00:05.1 深さ 17/14 ノード数 9559301 評価値 -詰 13 読み筋 △1九龍(59) ▲1八飛打 △3九角打 ▲1六玉(17) △1八龍(19) ▲1七金(27) △同 角成(39) ▲同 銀(26) △2六金打 ▲同 玉(16) △2七飛打 ▲1六玉(26) △1七龍(18) 91 4九歩打 ( 0:18/00:16:51) *それは許してくれない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/16 ノード数 210463 評価値 -1022 読み筋 △3九角打 ▲1六玉(17) 92 5六歩打 ( 0:56/00:19:49) *ではこちらも角の活用を許さない。 ……というよりは、次のと金作りが主な狙い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/14 ノード数 213981 評価値 -184 読み筋 ▲4四金(45) △同 銀(33) 93 7二飛打 ( 0:09/00:17:00) *▲4四金△同銀に▲4二飛成を用意したのが一番の狙いだろう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 217307 評価値 -1105 読み筋 △3九角打 ▲1六玉(17) △6六角成(39) ▲7三飛成(72) △4五銀(44) ▲同 桂(37) △5七歩成(56) ▲2四銀打 △3二金打 ▲3三桂(45) △同 金(42) ▲4五桂打 △2四金(33) ▲同 歩(25) △6七と(57) 94 5七歩成(56) ( 0:58/00:20:47) *秒読みでは、こちらが使える時間を積極的に使うのに対し ずほ7級は手が決まれば時間が余っていても気にせず指してくることが多かった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/21 ノード数 243820 評価値 -257 読み筋 ▲4四金(45) 95 4四金(45) ( 0:10/00:17:10) *狙いのと金作りと狙いの▲4四金。 お互いがお互いのやりたいことをやっている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/26 ノード数 257472 評価値 -378 読み筋 △6七と(57) ▲3三金(44) 96 6七と(57) ( 0:06/00:20:53) *▲4四金には下手に対応するとむしろ悪化してしまうので無視するのが良い。 こちらは角を取っておく。 と金がそっぽに行ってしまうのは仕方がない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 199038 評価値 -116 読み筋 ▲3三金(44) △同 金(42) ▲4五桂(37) △4九龍(59) ▲3三桂(45) △1九龍(49) ▲1八銀打 △3三銀(22) ▲2九金打 △3九角打 ▲同 金(29) △1六香打 ▲同 金(27) △3九龍(19) ▲2八銀打 △4八角打 ▲3九銀(28) △同 角成(48) ▲2八角打 97 3三金(44) ( 0:15/00:17:25) *先手としても囲い周りの金駒を2枚取れたのは大きいだろう。 形勢は互角。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 235213 評価値 -426 読み筋 △同 金(42) ▲4五桂(37) △4九龍(59) ▲3三桂(45) △1九龍(49) ▲1八銀打 △3九角打 ▲2八銀打 △同 角成(39) ▲同 金(27) 98 3三金(42) ( 0:59/00:21:52) *金を逃がしつつ対応。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/19 ノード数 259068 評価値 -212 読み筋 △4九龍(59) ▲3三桂成(45) 99 4五桂(37) ( 0:19/00:17:44) *囲いの金を狙っていくのが寄せのセオリー *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/19 ノード数 259068 評価値 -212 読み筋 △4九龍(59) ▲3三桂成(45) 100 4九龍(59) ( 0:56/00:22:48) *例えば△3二金打と受けるのは▲2四銀から先手の攻めが途切れない。 受けが利かないときは攻め合う。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 260674 評価値 -177 読み筋 ▲3三桂(45) △1九龍(49) 101 3三桂(45) ( 0:24/00:18:08) *▲2一桂成△同玉▲3二銀△1一玉▲2一金までの**詰めろ** *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/12 ノード数 240340 評価値 -455 読み筋 △同 銀(22) 102 1九龍(49) ( 0:58/00:23:46) *その前に王手で合い駒を使わせる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 222982 評価値 -218 読み筋 ▲1八銀打 △3三桂(21) ▲2九金打 △3九角打 ▲2八銀打 △1六香打 ▲同 玉(17) △1四歩(13) ▲1九金(29) △1五歩(14) ▲1七玉(16) △2五桂(33) ▲同 銀(26) 103 1八銀打 ( 0:01/00:18:09) *合い駒は銀。 101手目のコメントで記した詰みを遂行するためには金がないといけないからということなのか。 しかし、▲1八金でも例えば△9九龍なら**▲2一桂成△同玉▲3二銀△1一玉▲2三桂△同銀▲3二銀成△同玉▲2二銀**という詰将棋のような**詰み**があったようだ。 ところが▲1八金には△1六香が強烈で、以下▲同玉△1八龍(▲同金は、△3九角▲2七玉△1八龍▲同 玉△2八金▲1七玉△1八金打までの詰み)で金をさっき使ってしまっているのでここでまともな受けがなく**後手勝勢**となる。 代えて本譜▲1八銀に△1六香は▲同玉△1八龍▲1七金打と温存しておいた金で龍を弾くことができ、後手はこれ以上迫れないので逆に**先手勝勢**になる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 253902 評価値 -136 読み筋 △3三桂(21) ▲2九金打 △3九角打 ▲2八銀打 △同 角成(39) ▲同 金(27) △同 龍(19) ▲同 金(29) △3一金打 ▲8一飛打 △4一歩打 ▲9一飛成(81) △1四歩(13) ▲2四香打 △3二銀打 ▲2二香成(24) △同 金(31) 104 3三桂(21) ( 0:58/00:24:44) *金を温存されたのを見て、101手目に記した詰めろが依然として残ったのでここで桂馬を払う。 前手に記した詰み筋は全く気づいていなかった。 終盤力は今後の課題である。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 221305 評価値 -113 読み筋 ▲2九金打 △3九角打 ▲2八銀打 △同 角成(39) ▲同 金(27) △同 龍(19) ▲同 金(29) △3一金打 ▲8一飛打 △4一歩打 ▲9一飛成(81) △1四歩(13) ▲2四香打 △3二銀打 ▲1四歩(15) △2五桂(33) ▲同 銀(26) △1五香打 ▲2七玉(17) 105 2三銀打 ( 0:52/00:19:01) *わかりやすい詰めろ。 ここで後手から△3九角、あるいは△2五桂で**詰み**があった。 1秒解析では読みきれていないのでその下に検討としてそれぞれ記しておく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/21 ノード数 189018 評価値 -5693 読み筋 △3九角打 ▲2八金打 △2三銀(22) ▲7一飛成(72) △2一香打 ▲3一龍(71) △3二金打 ▲9一龍(31) △1四歩(13) ▲同 歩(15) △2八角成(39) ▲同 金(27) △1四香(12) ▲1五歩打 △2五桂(33) ▲同 銀(26) *検討 1 時間 00:24.5 深さ 21/16 ノード数 30912876 評価値 -詰 15 読み筋 △3九角打 ▲2八金打 △同 角成(39) ▲同 金(27) △2五桂(33) ▲同 銀(26) △2六金打 ▲同 玉(17) △2八龍(19) ▲2七金打 △3七角打 ▲1六玉(26) △2六金打 ▲同 金(27) △同 龍(28) *検討 2 時間 00:24.5 深さ 21/16 ノード数 30912876 評価値 -詰 15 読み筋 △2五桂(33) ▲1六玉(17) △1八龍(19) ▲1七金打 △同 桂成(25) ▲同 銀(26) △2五金打 ▲同 玉(16) △2四金打 ▲同 玉(25) △3三銀打 ▲2五玉(24) △2七龍(18) ▲2六金打 △2四香打 106 2一金打 ( 0:55/00:25:39) *本譜は秒読みの中読みきることが出来ずわかりやすく受ける。 ここは感想戦では代えて△3九角▲2八金と合い駒を使わせてから△2三銀で先手からの攻め手が全くないので後手勝勢という結論になっていた。(前手に記した詰み筋は発見出来なかった) 確かに詰みが読みきれずともそれでハッキリ勝ちだった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/24 ノード数 234811 評価値 -343 読み筋 ▲2二銀成(23) △同 金(21) ▲2八銀打 △同 龍(19) ▲同 金(27) △3二銀打 ▲3一金打 △2一銀打 ▲4二飛打 △3九角打 ▲3二金(31) △同 銀(21) ▲同 飛成(42) △同 金(22) ▲同 飛成(72) 107 2二銀成(23) ( 0:18/00:19:19) *不要な受けの手で再び互角に戻してしまった。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 198628 評価値 -32 読み筋 △同 金(21) ▲2九金打 108 2二金(21) ( 0:02/00:25:41) *双方の消費時間は☗19分19秒vs☖25分41秒 秒読みに入ったタイミングはほぼ同じなのにここまで差が開いているのは秒読みにおける時間の使い方の違いが表れている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 19/14 ノード数 226399 評価値 -22 読み筋 ▲2九金打 109 2八銀打 ( 0:52/00:20:11) *代えて▲2九金で龍が死んで大変な勝負だった。 本譜は銀でガッチリ受けるが *解析 時間 00:00.1 深さ 12/27 ノード数 193107 評価値 -826 読み筋 △4九龍(19) 110 6九龍(19) ( 0:58/00:26:39) *これは一応龍が助かる形 ……なのだが、ここで▲4四歩や▲2四歩など先手から攻めがあり、4筋に駒を打って龍の利きで受ける手を用意するために△4九龍と逃げるべきだった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 227562 評価値 -44 読み筋 ▲4四歩打 111 7三飛成(72) ( 0:10/00:20:21) *本譜は駒を補充してきた。 先手陣をどうやって寄せていくか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 215687 評価値 -1028 読み筋 △2一香打 ▲2四桂打 △2三銀打 ▲7二龍(73) △4四角打 ▲3二金打 △2五桂(33) ▲1六玉(17) △1四歩(13) ▲1二桂成(24) △同 玉(11) 112 5五角打 ( 0:55/00:27:34) *龍取りにしつつ先手陣を睨み、それとなく自陣にも利かしている攻防の角。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 227273 評価値 -755 読み筋 ▲2四歩(25) △7八龍(69) 113 7一龍(73) ( 0:02/00:20:23) *一度王手が入るが *解析 時間 00:00.1 深さ 13/17 ノード数 200807 評価値 -822 読み筋 △2一香打 ▲3一金打 114 2一香打 ( 0:27/00:28:01) *しっかり受けて穴熊を復元。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 199447 評価値 -785 読み筋 ▲2四歩(25) 115 4三歩打 ( 0:55/00:21:18) *手数がかかる分確実な攻め *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 190078 評価値 -2593 読み筋 △5三角打 ▲5一龍(71) △2五桂(33) ▲1六玉(17) △1四歩(13) ▲同 歩(15) △2八角成(55) ▲5三龍(51) △1九龍(69) ▲2八金(27) △1四香(12) ▲2五玉(16) △1六銀打 ▲1四玉(25) 116 7八龍(69) ( 0:57/00:28:58) *金を取りつつ28の地点への利きを増やす。 次に△2八角成から△2五桂の王手で銀を浮かせて△2六金とする要領で一間龍を作れば寄り形。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 204330 評価値 -2594 読み筋 ▲2四金打 △2三歩打 ▲3三金(24) △同 角(55) ▲4五桂打 △4四角(33) ▲3一龍(71) △3二金打 ▲4二歩成(43) △3一金(32) ▲同 と(42) △1四歩(13) ▲2一と(31) △同 金(22) 117 3七桂打 ( 0:15/00:21:33) *なのでその攻めを緩和。 △2八角成と△2五桂▲同銀△2六金をダブルで防ぐ上手い手 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 195478 評価値 -3208 読み筋 △5三角打 ▲2一龍(71) △同 金(22) ▲4二歩成(43) △同 角(53) ▲4三金打 △4八飛打 ▲4二金(43) △同 飛成(48) ▲4三歩打 △2二龍(42) ▲2四香打 △2三歩打 ▲同 香成(24) △同 龍(22) ▲4二歩成(43) 118 3八銀打 ( 0:58/00:29:56) *ここで手がわからず秒読みギリギリで着手。 ここは「端玉には端歩」で△1四歩が優った。 下段飛車を弾くために配置した金駒は上部から攻められたときには壁になる。 そこを咎めていく発想が必要だった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 201461 評価値 -2178 読み筋 ▲3一金打 △5三角打 ▲2一金(31) △同 金(22) ▲5一龍(71) △2五桂(33) ▲1六玉(17) △2三歩打 ▲5三龍(51) △2七銀成(38) ▲同 銀(28) △1四歩(13) ▲5五龍(53) △1五歩(14) ▲同 銀(26) 119 4二歩成(43) ( 0:08/00:21:41) *逆にその壁をほぐすような攻めを緩手と見て待望の歩成が入る。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 210939 評価値 -2700 読み筋 △5三角打 ▲3二金打 △7一角(53) ▲2二金(32) △同 玉(11) ▲3二金打 △2三玉(22) ▲4三と(42) △4八飛打 ▲3三金(32) △同 角(55) ▲4五桂打 △5一角(33) ▲2四歩(25) △2二玉(23) ▲4四歩打 △2四角(51) 120 2七銀成(38) ( 0:55/00:30:51) *銀を打ってしまった以上は仕方ない。 と金攻めが間に合ったら負けなのでまた寄せ方を考える必要がある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 205670 評価値 -2105 読み筋 ▲同 銀(18) △2九金打 121 2七銀(18) ( 0:01/00:21:42) *壁形を解消。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 213024 評価値 -2102 読み筋 △2九金打 ▲1八金打 △5三角打 ▲3一銀打 △7一角(53) ▲2二銀成(31) △同 香(21) ▲3二と(42) △2八龍(78) ▲同 金(18) △2五桂(33) ▲1六玉(17) △1七金打 ▲同 金(28) 122 8二角打 ( 0:56/00:31:47) *龍取り+攻めの角打ち第2弾 龍を逃げる手に△2五桂とするのが攻めの狙いで、▲同桂は△2八角成、▲同銀は37への利きが減るので△2八龍▲同玉△3七角成が今打った82角との連携技で後手が勝ちになる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 170290 評価値 -1344 読み筋 ▲同 龍(71) △2八龍(78) 123 3一龍(71) ( 0:41/00:22:23) *よってここは▲8二同龍と単に交換してしまう手が優ったようだ。 以下△同角▲3八銀打と自陣を強化して後手優勢ながら永い勝負になっていた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 156631 評価値 -5382 読み筋 △2五桂(33) ▲1六玉(17) △2八龍(78) ▲2二龍(31) △同 角(55) ▲2四金打 △3七角成(82) ▲2五玉(16) △2六馬(37) ▲同 銀(27) △同 龍(28) ▲同 玉(25) △3七銀打 ▲同 玉(26) △2五桂打 ▲2六玉(37) 124 2五桂(33) ( 0:57/00:32:44) *龍が逃げたので狙い通りの△2五桂……だったが代えて△2八龍から**17手詰**があった。 手順は1秒解析の下に記載したが、これは面白い詰み筋で、21香がいることによって22の金がはたらいてピッタリ詰みになる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 164717 評価値 -6570 読み筋 ▲1六玉(17) △2八龍(78) ▲2一龍(31) △同 金(22) ▲4三金打 △2七龍(28) ▲同 玉(16) △3七桂成(25) ▲1七玉(27) △1八金打 ▲1六玉(17) △2七銀打 ▲2五玉(16) △3六銀(27) ▲2四玉(25) *検討 1 時間 00:27.2 深さ 20/18 ノード数 50394580 評価値 -詰 17 読み筋 △2八龍(78) ▲同 玉(17) △3七角成(55) ▲同 銀(26) △同 角成(82) ▲同 玉(28) △4五桂打 ▲4六玉(37) △5五銀打 ▲同 玉(46) △6四銀打 ▲4四玉(55) △5三金打 ▲3四玉(44) △4四金打 ▲2四玉(34) △2三金(22) 125 1六玉(17) ( 0:26/00:22:49) *代えて▲2五同桂や▲2五同銀には122手目に記した手順で先手が負けるのでこちらから。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 169992 評価値 -7614 読み筋 △2八龍(78) ▲2一龍(31) △同 金(22) ▲3三銀打 △同 角(55) ▲2二金打 △同 角(33) ▲2九歩打 △1九飛打 ▲1八銀(27) △同 飛成(19) ▲2五玉(16) 126 2八龍(78) ( 0:56/00:33:40) *しかしこれにはゴリッと銀が取れて自陣には角も利いてきているので気分は優勢。 対局中はまだ読みきれていなかったがこれが**必至**になっている。 ▲2五玉には△2四歩▲1六玉△1七金▲同銀△2七龍▲同玉△3七角成▲1六玉△2五金 ▲1七銀打には△同桂成▲同銀△2五銀▲同玉(▲同桂は△2七龍▲同玉△3七角成)△2七龍▲2六金△3三金(この両王手が最短の詰みだが代えて△2三銀▲2五玉△2四金とベタベタ打っても簡単に詰む) *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 187782 評価値 -6291 読み筋 ▲3五金打 △同 歩(34) ▲2二龍(31) △同 角(55) ▲3四金打 △3七桂成(25) ▲1八銀打 △2七成桂(37) ▲同 銀(18) △1七金打 ▲同 銀(26) △2五銀打 ▲同 玉(16) 127 2五桂(37) ( 0:55/00:23:44) *本譜は▲2五桂と桂馬を払ったが *解析 時間 00:00.0 深さ 3/2 ノード数 2285 評価値 -詰 1 読み筋 △2四桂打 128 2四桂打 ( 0:04/00:33:44) *これはこの手で玉の逃げ場所が無くなっている。 *解析 1 評価値 -詰 読み筋 △投了 129 投了 ( 0:03/00:23:47) まで128手で後手の勝ち