先手:* 最速キメ(950) 後手:higurashi_jp(1042) 手数----指手---------消費時間-- *## 指す将順位戦8th B級2組 3回戦 ## ここでは一手ごとに振り返りと検討を行っています。 またnoteの方では対局前後の準備・感想と、急所の局面の深い検討を行っています。 ↓ https://note.com/sanaga_ambition/n/n1d063116ac23 1 2六歩(27) ( 0:01/00:00:01) *☗先手番 最速キメ(9位) 2回戦を終えて今期の戦績は1-1 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △3四歩(33) 2 3四歩(33) ( 0:02/00:00:02) *☖後手番 ひぐらし(5位) 2回戦を終えて現在の戦績は2-0 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/12 ノード数 121155 評価値 195 読み筋 ▲7六歩(77) △8四歩(83) ▲2五歩(26) △3二金(41) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △8五歩(84) ▲7八金(69) 3 7六歩(77) ( 0:01/00:00:02) *両者は**初手合**。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 7 評価値 0 読み筋 △8四歩(83) ▲2五歩(26) 4 4四歩(43) ( 0:01/00:00:03) *角道を閉めてきたので 想定局面の一つ、横歩取り模様の可能性は消滅。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲4八銀(39) △4二銀(31) 5 4八銀(39) ( 0:01/00:00:03) *オールラウンダーとの対局は事前の対策が難しい。 あらゆる作戦に対応できる柔軟な形を目指すことが求められる。 しかしそれは意外と難しく、結局細かいところで取捨選択が求められる。 例えばこの手も代えて▲2五歩と指せば後手矢倉を消せる代わりに31銀型向かい飛車を誘発する可能性がある。そしてこの▲4八銀はその逆。 何気ない一手から研ぎ澄ましていく必要がある。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/13 ノード数 148879 評価値 191 読み筋 △8四歩(83) ▲6八玉(59) △3二金(41) ▲3六歩(37) △4二銀(31) ▲7七角(88) △4三銀(42) ▲7八銀(79) △6二銀(71) ▲2五歩(26) △5四歩(53) 6 3二銀(31) ( 0:02/00:00:05) *まだ居飛車振り飛車どちらもある形。 ひぐらし6級の後手矢倉・雁木は可能性としては低いが……。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲3六歩(37) 7 6八玉(59) ( 0:01/00:00:04) *代えて▲5八金と指す派閥もある。 個人的には玉保留より右金保留の方が価値があると思っているのでこの局面では▲6八玉を選ぶ。 後手に居飛車を選ばれた場合相手の攻撃陣に近づいたと解釈できなくもないが、▲7八玉ならまだしも▲6八玉は保留したところで結局あとから指す手だと思っている。この戦型で居玉を選ぶ意味は薄い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/13 ノード数 136298 評価値 193 読み筋 △8四歩(83) ▲4六歩(47) △8五歩(84) ▲7八銀(79) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △同 飛(82) ▲7九玉(68) △7六飛(86) ▲4七銀(48) △3三角(22) 8 9四歩(93) ( 0:01/00:00:06) *端歩の打診。 対して先手が受けない場合は振り飛車を、受ける場合は雁木を選ぶと後手が若干得する変化が生まれる。 オールラウンダーだからこそ出来る指し回し。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 96491 評価値 210 読み筋 △8四歩(83) ▲4六歩(47) △8五歩(84) ▲4五歩(46) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △同 飛(82) ▲7八金(69) △8二飛(86) ▲8七歩打 △4三銀(32) ▲4四歩(45) △同 銀(43) 9 9六歩(97) ( 0:01/00:00:05) *ここ最近(といってもそれなりに前からだが)早い段階での9筋の端歩は必ず受けることにしている。 棋理的な面でもそうだが、実戦的にも9筋をつめられた対振り飛車は負けやすい気がする。先手玉の逃げ場が少ないのと、後手からいつでも端攻めの権利があるのが大きい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 96491 評価値 210 読み筋 △8四歩(83) ▲4六歩(47) △8五歩(84) ▲4五歩(46) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △同 飛(82) ▲7八金(69) △8二飛(86) ▲8七歩打 △4三銀(32) ▲4四歩(45) △同 銀(43) 10 4二飛(82) ( 0:01/00:00:07) *戦型は本命の**四間飛車**に。 ひぐらし6級はオールラウンダーではあるものの、基本的に居飛車相手には四間飛車を選択していることが多いと感じている。本局もまさにそうなった。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲3六歩(37) △6二玉(51) 11 5六歩(57) ( 0:06/00:00:11) *対振り飛車が確定してから5筋の歩を突く。 対雁木の場合は不要な手になることも多い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 16/12 ノード数 142352 評価値 357 読み筋 △7四歩(73) ▲3六歩(37) △4三銀(32) ▲5八金(49) △3二金(41) ▲5七銀(48) △1四歩(13) ▲7八銀(79) △8二銀(71) ▲7九玉(68) △7三銀(82) 12 3三角(22) ( 0:03/00:00:10) *△3三角は▲2五歩とセットのイメージだが本譜はその前にあがってきた。 場合によっては△4五歩を狙っているのだろうか? ともかく現状は▲2五歩を指していない分こちらの一手得に近い。これを活かしてすばやい陣形整備を心掛けたい。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲3六歩(37) △4三銀(32) 13 5八金(49) ( 0:05/00:00:16) *対四間飛車においては右金を保留する意味も薄いのでもう上がってしまう。 対してすぐ△4五歩には▲3三角成△同銀▲6五角。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 147839 評価値 312 読み筋 △7二銀(71) ▲3六歩(37) △6二玉(51) ▲7八玉(68) △4三銀(32) ▲9八香(99) △3二金(41) ▲7七角(88) △7四歩(73) ▲8八銀(79) 14 7二銀(71) ( 0:02/00:00:12) *居玉のまま駒を運ぶ**藤井システム**の指し回し。 こちらの駒組みによっては積極的に攻勢に出てくることも考えられる。 主導権の握り合いに注目。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲5七銀(48) △6二玉(51) 15 7八銀(79) ( 0:10/00:00:26) *ここまでは急戦・端歩突き居飛車穴熊・ミレニアムなど色々あるところだったがこの手である程度形が見えてくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/12 ノード数 136687 評価値 251 読み筋 △4三銀(32) ▲3六歩(37) △6二玉(51) ▲8六歩(87) △7四歩(73) ▲8七銀(78) △5二金(41) ▲7八玉(68) △6四歩(63) ▲2五歩(26) △7一玉(62) 16 6二玉(51) ( 0:03/00:00:15) *居玉を解消。 依然として**想定局面①**へ向かっている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 156326 評価値 213 読み筋 ▲8六歩(87) △4三銀(32) 17 8六歩(87) ( 0:03/00:00:29) ***ドルフィン流**の前兆ともいえる特徴的な一手。 角交換の展開になったとしても**銀冠**に移行できるのでほとんど損のない手。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/17 ノード数 156216 評価値 217 読み筋 △4三銀(32) ▲8七銀(78) △5二金(41) ▲7八玉(68) △6四歩(63) ▲5七銀(48) △7一玉(62) ▲3六歩(37) △8二玉(71) ▲7七角(88) △7四歩(73) ▲8八玉(78) △7三桂(81) 18 7一玉(62) ( 0:03/00:00:18) *ひぐらし6級の四間飛車は美濃囲いに拘らないことも多く、力戦模様も予想されたが本局はかなりオーソドックスな展開。 お互いの経験が活きてきそうだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/15 ノード数 159640 評価値 188 読み筋 ▲8七銀(78) △4三銀(32) 19 8七銀(78) ( 0:03/00:00:32) *ドルフィン流についての詳しい解説は前期4回戦の記事(https://note.com/sanaga_ambition/n/nfa6ebb962302)を見てもらいたいが、今後の方針に限っていえば後手の△7一玉が入っていることに着目して▲6六角や▲7七角から**銀冠穴熊**への移行を目指していく。 銀冠穴熊対策決定版である地下鉄飛車は62玉型で右玉のように飛車を旋回させる作戦だが、これが△7一玉が指されていることによってやりづらくなっている(やるには手損しなければならない)からだ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 156084 評価値 190 読み筋 △4三銀(32) ▲7八玉(68) △5二金(41) ▲7七角(88) △7四歩(73) ▲8八玉(78) △8四歩(83) ▲7八金(69) △5四歩(53) ▲6六角(77) △8三銀(72) ▲9八玉(88) 20 5二金(41) ( 0:08/00:00:26) *noteの方でも触れたがドルフィン流は前期唯一、そして指す将順位戦の先手番で唯一敗れた戦法である。 ただ作戦自体は非常に上手くいっていたのであのまま消えていくのはもったいない。本局でリベンジを狙う。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 172008 評価値 195 読み筋 ▲7八玉(68) △6四歩(63) 21 7八玉(68) ( 0:02/00:00:34) *この手で**ドルフィン流**の陣形が完成。 名称は将棋エンジンのdolphinがよく推奨していたことに由来する。 急戦・持久戦どちらにも対応したバランスの取れた形。 ボナンザ囲い・エルモ囲いなど将棋ソフトの名前を冠した囲いは今や馴染んできてしまった。 戦法を作るより囲いを作る方が何倍も難しいとされている(囲いは陣形が限定的で手数や駒数がある程度限られており制約が大きいため)が将棋ソフトの構想力は底知れない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/17 ノード数 151976 評価値 196 読み筋 △7四歩(73) ▲3六歩(37) 22 6四歩(63) ( 0:04/00:00:30) *この手で**想定局面①**から外れる。 この一手にかけた時間は僅か4秒。 流石に約2年前の棋譜を参考にしても相手の感覚は変わっていた。 しかしこれは想定内というか、今までドルフィン流を指してきて経験のある形。 *解析 時間 00:00.1 深さ 20/12 ノード数 154900 評価値 177 読み筋 ▲3六歩(37) △7四歩(73) ▲5七銀(48) △4三銀(32) ▲3八飛(28) △4五歩(44) ▲3三角成(88) △同 桂(21) ▲8八玉(78) △4四銀(43) ▲9八玉(88) △6三金(52) 23 2五歩(26) ( 0:15/00:00:49) *陣形整備も一段落したのでここでようやく▲2五歩として通常形へ合流。 対四間飛車ではこの歩を保留することで急戦で▲3七桂→▲2五桂という攻め筋が出現することがあるがドルフィン流では聞いたことがない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 145100 評価値 178 読み筋 △7四歩(73) ▲5七銀(48) △4三銀(32) ▲4六銀(57) △8二玉(71) ▲7七角(88) △5四歩(53) ▲8八玉(78) △6三金(52) ▲3六歩(37) △7三桂(81) ▲7八金(69) △8四歩(83) ▲3五歩(36) 24 7四歩(73) ( 0:02/00:00:32) *守備力は減るが攻撃力を上昇させる手。 居飛車穴熊の場合は一旦守勢にまわることが多いが角道を開きっぱなしのドルフィン流においては常にある程度の主導権を得ることが出来る。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 139072 評価値 201 読み筋 ▲3六歩(37) △7三桂(81) ▲6八金(58) △8四歩(83) ▲5七銀(48) △8三銀(72) ▲4六銀(57) △4五歩(44) ▲3三角成(88) △同 銀(32) ▲5五銀(46) 25 6六角(88) ( 0:21/00:01:10) *前述のように18手目△7一玉を見て**銀冠穴熊**への移行を目指す。 ▲7七角は後手がかなり攻撃的な陣形を取った場合の手で、ほとんどのケースでは▲6六角を選ぶ。 その効果は本局でも後々顕現する。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 140046 評価値 118 読み筋 △7三桂(81) ▲6八金(58) △6三金(52) ▲8八玉(78) △6五歩(64) ▲7七角(66) △8四歩(83) ▲7八金(69) △4三銀(32) ▲9八玉(88) △5四歩(53) ▲3六歩(37) △8五歩(84) 26 4三銀(32) ( 0:04/00:00:36) *保留していた銀を動かすが、これで△4五歩には▲3三角成→▲2四歩が成立するようになる。 後手に攻勢をとらせないのが角道オープン型の戦法の強み。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/14 ノード数 137846 評価値 212 読み筋 ▲8八玉(78) △7三桂(81) ▲7八金(69) △5四銀(43) ▲5七銀(48) △6五歩(64) ▲7七角(66) △8四歩(83) ▲9八玉(88) △4三銀(54) ▲6八金(58) △6三金(52) ▲8八玉(98) △5四歩(53) 27 8八玉(78) ( 0:05/00:01:15) *この瞬間は駒の配置が不安定な状態で角のラインに入るので怖いが、前述の変化のため後手は角道を開けることが出来ないので気に病む必要はない。 アンバランスに見える金銀も実は妙に釣り合いが取れている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 154352 評価値 221 読み筋 △7三桂(81) ▲5七銀(48) △5四銀(43) ▲9八玉(88) △6五歩(64) ▲7七角(66) △8四歩(83) ▲7八金(69) △6三銀(54) ▲6六歩(67) △6四銀(63) ▲8八角(77) △6六歩(65) ▲同 銀(57) 28 5四銀(43) ( 1:24/00:02:00) *振り飛車において重要なのは玉・飛車・銀の位置。 本局は54銀型になった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 18/16 ノード数 147372 評価値 201 読み筋 ▲5七銀(48) △8四歩(83) ▲9八香(99) △6五銀(54) ▲7七角(66) △7三桂(81) ▲6六歩(67) △5四銀(65) ▲9九玉(88) △6五歩(64) ▲7八金(69) △4五歩(44) ▲6七金(58) △6六歩(65) ▲同 角(77) △同 角(33) ▲同 銀(57) 29 5七銀(48) ( 0:10/00:01:25) *次の△6五歩が角に当てながら57の歩取りを見せて嫌だったので先受け。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 153760 評価値 184 読み筋 △6五歩(64) 30 7三桂(81) ( 0:23/00:02:23) *ここまで後手はひたすらにオーソドックスな道を進んでいる。 突っ張った駒組みが出来ないのは先手の角道が開いている点も大きい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 159158 評価値 274 読み筋 ▲7八金(69) 31 7八金(69) ( 0:05/00:01:30) ***銀冠**が完成。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 153921 評価値 188 読み筋 △6五銀(54) 32 8二玉(71) ( 0:26/00:02:49) *ここまでずっと保留していた△8二玉が遂に指され**美濃囲い**に入城。本当に王道の展開。 ドルフィン流の棋書があったらこの局面は絶対に載っている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 132948 評価値 281 読み筋 ▲3六歩(37) △6三金(52) 33 9八香(99) ( 0:05/00:01:35) *銀冠では満足できない。 銀冠穴熊を目指すのが当初からの構想。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/22 ノード数 156851 評価値 261 読み筋 △6五銀(54) ▲7七角(66) △5四銀(65) ▲6八銀(57) △6五桂(73) ▲6六角(77) △4五歩(44) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲3三角成(66) △同 桂(21) ▲2四飛(28) △4六歩(45) ▲同 歩(47) △同 飛(42) 34 6五歩(64) ( 1:15/00:04:04) *△8四歩に▲同角があるのを嫌がったか。 しかし、実は△8四歩▲同角は角が逸れてしまうので▲3三角→▲2四歩が出来なくなってしまっている。 なので△8四歩には▲同角とせず▲9九玉などとしておくのが良い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 27/20 ノード数 163174 評価値 480 読み筋 ▲7七角(66) △8四歩(83) ▲9九玉(88) △6三銀(54) ▲8八金(78) △4五歩(44) ▲3三角成(77) △同 桂(21) ▲6八金(58) △3五角打 ▲2四歩(25) △同 歩(23) 35 7七角(66) ( 0:04/00:01:39) *25手目▲6六角とした効果。 △6五歩と突かせて▲7七角と指すことで△6五桂の角銀両取りの筋を消している。 居飛車穴熊はこの両取りを嫌がって▲6六歩と角道を閉じて後手に好き勝手動かれるというのが定番だが、こう指すことで角道を開けたまま両取りを防ぐことに成功している。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 15/21 ノード数 159665 評価値 473 読み筋 △8四歩(83) ▲9九玉(88) △6三銀(54) ▲8八金(78) △6四銀(63) ▲6八金(58) △6三金(52) ▲3六歩(37) △5四歩(53) ▲3五歩(36) △同 歩(34) ▲3八飛(28) △4三飛(42) ▲7八金(68) △4五歩(44) ▲3三角成(77) △同 飛(43) ▲2二角打 △6九角打 36 8四歩(83) ( 0:02/00:04:06) *角で取られないようにしてから歩を突いてくる。 この手は四間飛車にとって大きく、玉まわりを広くすると同時に玉頭戦も見ている攻防手。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 164280 評価値 400 読み筋 ▲9九玉(88) △8三銀(72) 37 9九玉(88) ( 0:03/00:01:42) ***銀冠穴熊第一形態**。 穴熊の遠さは有しているもののハッチが開いた状態であるため穴熊の暴力性はまだ弱い。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/17 ノード数 165376 評価値 456 読み筋 △8三銀(72) ▲6八金(58) 38 8三銀(72) ( 0:03/00:04:09) *後手はこうなるとやれることが少ない。 お互いに囲いを進展させていくのが自然な流れ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 168302 評価値 451 読み筋 ▲6八銀(57) 39 6八金(58) ( 0:07/00:01:49) *後手の金銀がバラバラになった瞬間は仕掛けのチャンスだが、こちらは固め合いの展開で十分満足できるため いらないことはやらない。 40 7二金(61) ( 0:03/00:04:12) *後手玉も**銀冠**を被る。 桂馬を跳ねているのが先手陣との違いで、これ以上の進展はあまり望めない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/21 ノード数 177767 評価値 453 読み筋 ▲3六歩(37) △6三銀(54) ▲8八金(78) △5四歩(53) ▲3五歩(36) △4三飛(42) ▲7八金(68) △3五歩(34) ▲3八飛(28) △4二角(33) ▲3五飛(38) △3三飛(43) ▲3四歩打 △4三飛(33) ▲6八銀(57) 41 8八金(78) ( 0:02/00:01:51) *ハッチを閉めて**銀冠穴熊第二形態**。 これで戦いが始まった後いきなり王手がかかることは無くなったが角が狭い上に割り打ちの弱点があり、第一形態より弱いという説もある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 155338 評価値 456 読み筋 △6三銀(54) ▲3六歩(37) △4三飛(42) ▲7八金(68) △5四歩(53) ▲3五歩(36) △7五歩(74) ▲5五歩(56) △7六歩(75) ▲同 銀(87) △5五歩(54) ▲3四歩(35) △4二角(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲6八銀(57) △7五歩打 ▲8七銀(76) 42 6三銀(54) ( 0:15/00:04:27) *銀は54の地点にいてもすることがない。 組み換えていくのは自然な発想。 前期4回戦では△4三銀と戻っていったが本局は△6三銀から。 玉周りが厚くなる代わりに角頭が薄くなる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 177950 評価値 466 読み筋 ▲3六歩(37) △4三飛(42) ▲3五歩(36) △同 歩(34) ▲3八飛(28) △4五歩(44) ▲3五飛(38) △7七角成(33) ▲同 桂(89) △3四歩打 ▲3八飛(35) △6四角打 43 7八金(68) ( 0:04/00:01:55) ***銀冠穴熊最終形態**。 割り打ちの筋も無くなり、驚異的な防御力とそれを活かした暴力性を併せ持つ。 ここまでくればもはや鉄壁、よって無敵。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 165211 評価値 398 読み筋 △4五歩(44) ▲6八金(78) 44 6四銀(63) ( 0:01/00:04:28) *銀冠を作る場合、ついつい形として高美濃囲いを経由して△6三金を指してしまいそうだが それを保留したことで△6三銀→△6四銀の組み換えが生じている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 154494 評価値 528 読み筋 ▲3六歩(37) △6三金(52) 45 3六歩(37) ( 0:16/00:02:11) *銀冠穴熊も最終形態になったことだし、満を持して動いていく。 やはり薄くなった角頭が狙い目。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/23 ノード数 175936 評価値 571 読み筋 △6三金(52) ▲6八銀(57) △8五歩(84) ▲3五歩(36) △同 歩(34) ▲8五歩(86) △同 桂(73) ▲8六角(77) △4五歩(44) ▲2四歩(25) △同 角(33) ▲6四角(86) △同 金(63) ▲8六歩打 △4六歩(45) 46 6三金(52) ( 0:36/00:05:04) *割り打ちの筋を消すと共に上部に厚い形に。 後手も実現可能な範囲で最も堅い囲いで戦いに備える。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 174962 評価値 567 読み筋 ▲6八銀(57) 47 1六歩(17) ( 1:33/00:03:44) *ここは代えて▲3六歩とすぐ仕掛けるか一旦待つかで悩んで時間を使った。 すぐには問題ないがどこかで△1五角と出られる手が少し気になった。 ここは一手待っても振り飛車もそれほど強い手が指せないと見て万全を期すべく▲1六歩を選んだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 161236 評価値 446 読み筋 △7五歩(74) ▲同 歩(76) △8五歩(84) ▲同 歩(86) △同 桂(73) ▲6八角(77) △9五歩(94) ▲同 歩(96) △7五銀(64) ▲7六歩打 △8六歩打 ▲7五歩(76) △8七歩成(86) ▲同 金(78) △4五歩(44) 48 5四歩(53) ( 0:10/00:05:14) *これを敗着とするのはあまりに酷か。 ただ、「△5四歩を突かない方がよかったか」というのが 感想戦でのひぐらし6級の第一声だった。 ここにまず意識がいくのは流石四間飛車を指し慣れていると感じた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/26 ノード数 180752 評価値 494 読み筋 ▲6八銀(57) △3二飛(42) 49 3五歩(36) ( 0:13/00:03:57) *△1五角を消してから、これ以上待っても仕方ないのでいよいよ仕掛ける。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 171523 評価値 435 読み筋 △同 歩(34) ▲3八飛(28) 50 3五歩(34) ( 0:03/00:05:17) *ここまでの双方の消費時間は☗3分57秒vs☖5分17秒。 時間差・形勢共に前期4回戦ほどではないにしろ十分な展開。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/24 ノード数 184728 評価値 454 読み筋 ▲3八飛(28) 51 3八飛(28) ( 0:01/00:03:58) *この歩交換は居飛車側の常套手段。 一歩持ち駒に入ると途端に攻め幅が広がる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 193162 評価値 505 読み筋 △7五歩(74) ▲3五飛(38) 52 8五歩(84) ( 0:09/00:05:26) *上部に厚い銀冠を活かして玉頭戦でリードを奪おうという構想。 持ち駒の歩によって攻め筋が増えるのは振り飛車側にとっても同じこと。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/16 ノード数 183641 評価値 518 読み筋 ▲3五飛(38) △7五歩(74) ▲6八銀(57) △7六歩(75) ▲同 銀(87) △7五歩打 ▲8七銀(76) △8六歩(85) ▲同 角(77) △4五歩(44) ▲3七桂(29) △4六歩(45) ▲7七角(86) △3二歩打 ▲4五飛(35) △4七歩成(46) 53 3五飛(38) ( 0:40/00:04:38) *攻め合いになったときに銀冠より銀冠穴熊最終形態の方が圧倒的に強い……というのがこちらの元々のコンセプトだがどこまで上手くいくだろうか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 209931 評価値 562 読み筋 △7五歩(74) ▲6八銀(57) 54 8六歩(85) ( 0:07/00:05:33) *銀冠系統の囲いは銀の頭を攻撃されると意外とバランスが崩れやすい。 こちらの銀冠穴熊も攻められているが後手の銀冠の頭も空いている。 将来的にはそこを起点に攻めていきたい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 170367 評価値 580 読み筋 ▲同 角(77) △7五歩(74) 55 8六角(77) ( 0:01/00:04:39) *銀で取るのは大きくバランスが崩れてしまう。 それよりは角で取るのが自然。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 172666 評価値 648 読み筋 △3二飛(42) ▲6八銀(57) △7五歩(74) ▲3七桂(29) △7六歩(75) ▲同 銀(87) △8四銀(83) ▲5五歩(56) △7五歩打 ▲8七銀(76) △8五歩打 ▲7七角(86) △5五歩(54) ▲2四歩(25) △同 歩(23) 56 4五歩(44) ( 0:02/00:05:35) *先手の角がずれたことでずっと後手を縛っていた△4五歩▲3三角成が無くなった。 後手にとって待望の角道オープン。 だが実はここで▲3三飛成の強襲があった。 以下の進行は↓の読み筋を参考にしてほしいが、激しい駒交換の果てに優位に立つ穴熊らしい戦い方だ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 17/20 ノード数 157187 評価値 1447 読み筋 ▲3三飛成(35) △同 桂(21) ▲6四角(86) △同 金(63) ▲5三角打 △6二飛(42) ▲同 角成(53) △同 金(72) ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲5一飛打 △6一飛打 ▲8三歩打 △同 玉(82) ▲6一飛成(51) △同 金(62) ▲8一飛打 △7二玉(83) ▲9一飛成(81) 57 6四角(86) ( 1:10/00:05:49) *本譜はこちらから。 以下△同金に▲5三銀が狙いで、これを生んでしまうから48手目△5四歩が良くないということになる。 「その筋があるのはわかっていたが△5四歩を突く頃には忘れていた」とひぐらし6級。 私は そもそも△5四銀→△6三銀→△6四銀という組み換えを相手にすること自体少なく、その進行で△5四歩を突いているかどうかの比較なんてしたこともなかったのでこの筋自体知りませんでした。 ただ角換わり腰掛け銀で似たような有名な筋があるのを覚えていてそれが活きました。 異なる戦型の筋が活きる局面に出会うと将棋としての繋がりが見えて良いですよね。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 156692 評価値 1560 読み筋 △同 金(63) ▲3三飛成(35) △同 桂(21) ▲5三角打 △6二飛(42) ▲同 角成(53) △同 金(72) ▲3一飛打 △6一飛打 ▲3三飛成(31) △5三角打 ▲4四銀打 △同 角(53) ▲同 龍(33) △8六歩打 ▲同 銀(87) △6九角打 ▲8四歩打 58 3二飛(42) ( 0:01/00:05:36) *△6四同金▲5三銀のあとの変化を読んでいたら1秒で違う手を指されてビビる。 ちなみに上記の手順以下△8八角成▲同金△8六歩▲同銀△8七歩▲同金△6三金引が上手い返し技でこちらが不利だった。▲4二銀と飛車を取ると44への利きが無くなるので△4四角の王手飛車がある。 なので△6四同金には▲3三飛が正解。対局中は当然見えていなかったし、ここで指すならさっきやっている気もするが……。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 161835 評価値 1813 読み筋 ▲3三飛成(35) △同 飛(32) ▲4二角成(64) △8六歩打 ▲同 銀(87) △3八飛成(33) ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲6一角打 △6二金(63) ▲5一馬(42) △6一金(62) ▲同 馬(51) △3一飛打 ▲8三歩打 △同 玉(82) 59 4四銀打 ( 1:06/00:06:55) *△8八角成▲同金△3五飛の素抜きを狙われているが、▲4四銀から逆に△4四同角▲3二飛の素抜きを狙う。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 173924 評価値 840 読み筋 △6四金(63) ▲3三銀(44) △同 桂(21) ▲8六歩打 △8五歩打 ▲同 歩(86) △8六歩打 ▲同 銀(87) △6九銀打 ▲6八金(78) △7九角打 ▲6九金(68) △5七角成(79) ▲3四飛(35) △6三金(64) 60 6四金(63) ( 0:01/00:05:37) *これに対しても消費時間1秒で返されて面食らう。 指し手のリズムがこれまでの対局者と違う感じがして面白い。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/13 ノード数 177067 評価値 817 読み筋 ▲3三銀(44) △同 桂(21) ▲8六歩打 △6九角打 ▲6八銀(57) △6三金(64) ▲3四歩打 △2五桂(33) ▲3三歩成(34) △3一飛(32) ▲4二角打 △8一飛(31) 61 3三銀成(44) ( 0:05/00:07:00) *素抜き狙いの角を除去。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 169547 評価値 896 読み筋 △同 桂(21) ▲8六歩打 △5三角打 ▲3四飛(35) △6三金(64) ▲4一角打 △3一歩打 ▲6三角成(41) △同 金(72) ▲4三金打 △8五歩打 ▲同 歩(86) △6九角打 ▲3二金(43) △同 歩(31) 62 3三飛(32) ( 0:02/00:05:39) *代えて△3三同桂との比較などで自分なら時間を使いたくなるが2秒で△同飛。 *解析 時間 00:00.1 深さ 16/18 ノード数 152206 評価値 2200 読み筋 ▲同 飛成(35) △同 桂(21) ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲6一飛打 △8三銀打 ▲6四飛成(61) △4四角打 ▲6一龍(64) △7一飛打 ▲同 龍(61) △同 金(72) ▲7七角打 △同 角成(44) ▲同 桂(89) △6九角打 ▲6八銀(57) 63 3三飛成(35) ( 0:13/00:07:13) *飛車交換は陣形差からしてこちらの利になると踏んだ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/16 ノード数 152392 評価値 2213 読み筋 △同 桂(21) ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲8三歩打 △同 玉(82) ▲6一飛打 △8六歩打 ▲同 銀(87) △4四角打 ▲9一飛成(61) △8二銀打 ▲9二角打 △9三玉(83) ▲8一龍(91) △8八角成(44) ▲同 金(78) 64 3三桂(21) ( 0:01/00:05:40) *ここまでの双方の消費時間は☗7分13秒vs☖5分40秒 50手目△3五歩の時点ではこちらが1分以上リードしていたが、ここに至るまでのひぐらし6級の連続即指しが大きく消費時間は逆転模様。 その分形勢は開いているが勝ちきれるか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/23 ノード数 158421 評価値 2293 読み筋 ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲8三歩打 △9二玉(82) ▲6一飛打 △8六歩打 ▲8二角打 △8三玉(92) ▲9一角成(82) △7一銀打 ▲8六銀(87) △8七歩打 ▲同 金(78) △8五歩打 65 4二角打 ( 0:21/00:07:34) *両取り。 △6三金と浮いた形になっているのもこの両取りが効くのも48手目△5四歩のせいといえばせい。 序盤の何気ない一手が中盤で響いてくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/17 ノード数 161310 評価値 1066 読み筋 △6三金(64) ▲6一飛打 △7一飛打 ▲同 飛成(61) △同 金(72) ▲3三角成(42) △3八飛打 ▲3二飛打 △6二銀打 66 6三金(64) ( 0:09/00:05:49) *金の方を守りつつ囲いを修復。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/14 ノード数 172499 評価値 1120 読み筋 ▲6一飛打 △6二飛打 ▲4一飛成(61) △4二飛(62) ▲同 龍(41) △6四角打 ▲3三龍(42) △8六歩打 ▲8四歩打 △同 銀(83) 67 3三角成(42) ( 0:06/00:07:40) *自陣にも通っているので何かの折に助けになればと思っていた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 170252 評価値 662 読み筋 △8六歩打 ▲同 銀(87) 68 3九飛打 ( 0:37/00:06:26) *両取り返し。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/20 ノード数 159384 評価値 725 読み筋 ▲1一馬(33) 69 1一馬(33) ( 0:09/00:07:49) *自陣に利かせたまま駒を補充。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 164815 評価値 848 読み筋 △2九飛成(39) ▲4四馬(11) 70 2九飛成(39) ( 1:20/00:07:46) *いよいよ囲いの崩し合いのフェーズに。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/16 ノード数 165106 評価値 821 読み筋 ▲8四歩打 △同 銀(83) ▲8六歩打 △6九銀打 ▲6八金(78) △1九龍(29) ▲4四馬(11) △5二桂打 ▲3五馬(44) △8三香打 ▲5一飛打 △6四桂(52) ▲6九金(68) △同 龍(19) ▲8一銀打 △6二金(72) 71 8五歩打 ( 0:04/00:07:53) *個人的に好きなタイプの手。 相手の駒の利きにタダ捨てする一手ってなんかお洒落に見えませんか? 無視すると次の▲8四香が厳しいと見ていた。 ちなみにソフトの推奨手は▲8四歩で銀冠を崩す狙いだった。やはり銀冠は銀の頭が弱い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 181791 評価値 680 読み筋 △同 桂(73) ▲8六歩打 △6九銀打 ▲7九金(78) △5八銀成(69) ▲8四桂打 △同 銀(83) ▲8五歩(86) △同 銀(84) ▲8四桂打 △7九龍(29) 72 8五桂(73) ( 0:55/00:08:41) *この辺りのやり取りの中でひぐらし6級の即指しラッシュが止まり、消費時間が追い付いてきた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 185188 評価値 691 読み筋 ▲8六歩打 △7七桂打 73 8六歩打 ( 0:02/00:07:55) *大駒ではないが、近づけて撃ち落とす。 加えて後手玉のコビンが開いたのもどこかで活きるかもしれない。 ただ「駒は取られる寸前が一番はたらく」と言われるように、この瞬間はまだ桂馬は生きているのでここ数手が怖い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/23 ノード数 191944 評価値 613 読み筋 △7七桂打 ▲同 金(88) 74 6四角打 ( 0:01/00:08:42) *開いたコビンを即行で埋めると共にこちらの銀頭も狙っている。 四方に利いた、攻防かつ好位置の角。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 164443 評価値 1356 読み筋 ▲8五歩(86) △6九銀打 75 4一飛打 ( 0:54/00:08:49) *上下からの挟撃を狙う。 代えて▲8五歩は△8六歩から逆にこちらが攻められるのが嫌だった。 ただ▲8五歩△8六歩▲同銀△同角で意外と継続手がなく、▲8四香で後手の玉頭を攻めていって優勢だったようだ。 対局中は相手の思惑通りこちらの銀が取られてしまうというところで読みを打ち切ってしまっていた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/23 ノード数 188356 評価値 985 読み筋 △7七桂打 ▲同 金(88) 76 9五歩(94) ( 0:10/00:08:52) *端から。このままでは85の桂馬が活きてきてしまう。 ここまでの双方の消費時間は☗8分49秒vs☖8分52秒 時間に関してはほぼ互角に。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 169562 評価値 953 読み筋 ▲8五歩(86) △8六歩打 77 8五歩(86) ( 1:00/00:09:49) *後手の桂馬がはたらいてくると71手目▲8五歩が悪手ということになってしまう。 ここはもう桂馬を取って勝負するしかない。 せっかく消費時間が並んだところだが、1分間じっくり考えて指す。 時間は正しい選択をするためにあるのだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 181167 評価値 1450 読み筋 ▲同 銀(87) △同 角(64) ▲8七香打 △9七桂打 ▲8六香(87) △8九桂成(97) ▲同 金(88) △8七桂打 ▲8八玉(99) △9九銀打 ▲同 金(89) △同 桂成(87) ▲3七角打 △6四銀打 ▲8四歩(85) △8九龍(29) ▲7七玉(88) 78 8六歩打 ( 0:44/00:09:36) *当然叩いてくる。 ここからは玉頭戦に突入。 お互いに下段に飛車が利いている状態のデッドヒート。穴熊の遠さが活きてほしい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/20 ノード数 181167 評価値 1450 読み筋 ▲同 銀(87) △同 角(64) ▲8七香打 △9七桂打 ▲8六香(87) △8九桂成(97) ▲同 金(88) △8七桂打 ▲8八玉(99) △9九銀打 ▲同 金(89) △同 桂成(87) ▲3七角打 △6四銀打 ▲8四歩(85) △8九龍(29) ▲7七玉(88) 79 8四香打 ( 0:03/00:09:52) *75手目▲4一飛のコメントでも記したように、△8六歩に▲同銀△同角というのは後手の狙い通りすぎて読みをいれていなかった。 相手の狙い通りにいったとしてそれが本当に厳しいのか、看破する読みが必要だった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 191994 評価値 898 読み筋 △8七歩成(86) ▲8三香(84) 80 8七歩成(86) ( 0:02/00:09:38) *遂に銀冠穴熊最終形態にキズが。 後手は銀を取って攻めの火種は十分。 こちらが受けにまわるのは一方的な展開になってしまいかねない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/23 ノード数 178812 評価値 844 読み筋 ▲8三香(84) △同 金(72) ▲8七金(78) △8六歩打 ▲8四銀打 △7二銀打 ▲4四馬(11) △5三銀打 ▲8三銀成(84) △同 銀(72) ▲8四歩(85) △同 銀(83) ▲8三歩打 △7二玉(82) ▲8二金打 △6二玉(72) ▲3三馬(44) 81 8七金(78) ( 0:02/00:09:54) *穴熊のハッチを開けない取り方。 89の地点に利きを残しておきたい意味もある。 対局中は読み抜けていたが、代えて▲8七同金上には△8六桂という手があり、金香両取りになってしまう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/22 ノード数 182557 評価値 1151 読み筋 △8六歩打 ▲8三香(84) △同 金(72) ▲8四銀打 △7二銀打 ▲4四馬(11) △5三銀打 ▲8三銀成(84) △同 銀(72) ▲8四歩(85) △同 銀(83) ▲8三歩打 △同 玉(82) ▲5三馬(44) △同 金(63) ▲8一飛成(41) △8二香打 ▲7二銀打 △7三玉(83) 82 8六歩打 ( 0:18/00:09:56) *受け続けても後手の攻めは振り払えない。 今こそ攻め合いのとき。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 140185 評価値 1124 読み筋 ▲8三香(84) △同 金(72) 83 8三香成(84) ( 0:24/00:10:18) *後手の銀冠にダメージを与える。 HPが高いのはこちらの銀冠穴熊(今はもう銀冠ではないが……)のはず。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 94935 評価値 1325 読み筋 △同 金(72) ▲8四銀打 △7二銀打 ▲4四馬(11) △5三桂打 ▲7五桂打 △同 歩(74) ▲8三銀(84) △同 銀(72) ▲8六金(87) △7九銀打 ▲8一金打 △7三玉(82) 84 8三金(72) ( 0:01/00:09:57) *上手く寄せられるか?? 決定打は未だ発見できずにいる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/25 ノード数 108012 評価値 1185 読み筋 ▲8四銀打 △7二銀打 85 8四銀打 ( 0:01/00:10:19) *玉頭を攻めるならこうだが……。 持ち駒は残り桂馬2枚。寄せにはあまり適してないぞ……。 本当に上手く着地できるか? *解析 時間 00:00.1 深さ 12/25 ノード数 129475 評価値 1310 読み筋 △7二銀打 ▲4四馬(11) 86 9四金(83) ( 2:10/00:12:07) *読んでいた中で一番嫌な手。 76手目△9五歩は攻めだけでなく、懐を広げることで受けにもはたらいていたのだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 58/14 ノード数 126707 評価値 3715 読み筋 ▲4四馬(11) △5三桂打 ▲8三桂打 △8四金(94) ▲同 歩(85) △9三玉(82) ▲8六金(87) △8七歩打 ▲同 金(86) △8五香打 ▲9一桂成(83) △8七香成(85) ▲同 金(88) △7八金打 87 8三桂打 ( 1:47/00:12:06) *約2分の長考。 △8五金→△8四金が間に合うと終わりなのでもう直接手でいくしかないと判断した。 最善手は▲4四馬という手で視野が広い。以下△8五金は▲7一馬から三手詰。△8四金にも▲同歩で勝ち。▲7一馬を受けるにしても△5三銀では▲同馬から詰み筋に入る(具体的な手順は1秒解析の下に掲載)。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 120060 評価値 1914 読み筋 △6二銀打 ▲9一飛成(41) △7二玉(82) ▲8六金(87) △9一角(64) ▲同 桂成(83) △6一玉(72) ▲8三角打 △5二玉(61) ▲9四角成(83) △7九銀打 ▲4四馬(11) △8八銀成(79) ▲同 玉(99) *検討 1 時間 00:03.7 深さ 19/20 ノード数 7894522 評価値 +詰 19 読み筋 ▲同 馬(44) △8四金(94) ▲6四馬(53) △同 金(63) ▲7一角打 △8三玉(82) ▲8四歩(85) △同 玉(83) ▲7三銀打 △同 玉(84) ▲8五桂打 △8三玉(73) ▲8二角成(71) △9四玉(83) ▲9一飛成(41) △9三銀打 ▲同 馬(82) △8五玉(94) ▲8四金打 88 8四金(94) ( 1:53/00:14:00) *同じく約2分の長考。 銀の方を除去して上部への脱出を狙う。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 91839 評価値 2147 読み筋 ▲9一飛成(41) △7三玉(82) ▲8四歩(85) △8五香打 ▲7七桂打 △6二金(63) ▲8五桂(77) △6三玉(73) ▲8六金(87) △同 角(64) ▲8七香打 △7九金打 ▲8六香(87) △8九金(79) ▲同 金(88) △8七桂打 ▲8八玉(99) 89 9一飛成(41) ( 1:34/00:13:40) *代えて▲8四同歩で△9三玉には▲9五歩、△7三玉には▲7一飛成とする手が最善らしいがそんな落ち着きはなかった。 ここは▲9一飛成か▲7一飛成の二択で考えていた。上部には行かれてしまうが上部のどちらの方がマシかという問題。 △9三玉の方が76手目△9五歩が活きていて、角も利いてくるので寄らなくなる気がして▲9一飛成を選んだ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/24 ノード数 138926 評価値 1662 読み筋 △7三玉(82) 90 7三玉(82) ( 0:12/00:14:12) *先手から見て右側に逃げられるのは遠く馬が利いてどうにかなってくれないかという淡い期待もあった。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 158000 評価値 1381 読み筋 ▲8四歩(85) △6二金(63) ▲7一龍(91) △7二銀打 ▲8六金(87) △同 角(64) ▲8七香打 △7九金打 ▲3九歩打 △同 龍(29) 91 8四歩(85) ( 0:04/00:13:44) *うーーーん 読みきれない。 とりあえず桂馬を守りつつ金をget 金があるのとないのとでは寄せの安定感が大違い。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/21 ノード数 136934 評価値 1217 読み筋 △6二金(63) 92 8七歩成(86) ( 0:18/00:14:30) *ここで攻め合い。 確かに持ち駒は潤沢にある。 *解析 時間 00:00.0 深さ 23/10 ノード数 78507 評価値 +詰 9 読み筋 ▲7二金打 △8四玉(73) ▲8五香打 △同 玉(84) ▲9五龍(91) △7六玉(85) ▲7七馬(11) △同 と(87) ▲同 金(88) 93 8七金(88) ( 2:11/00:15:55) ***秒読み**に突入し 時間を目一杯使っても読みきれず、保留の一手。 代えて▲7二金から詰んでいたようだ。 対局後に観戦者の方から指摘を受けて気づいたが対局中は全く見えていなかった。 中盤のタダ捨ては好きだが終盤のタダ捨ては苦手だ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 125140 評価値 -31 読み筋 △8五香打 94 7八銀打 ( 0:04/00:14:34) *対局後の24局面分析では代えて△8五香で後手が頑張れると読んでおり、確かに前手1秒解析でも評価値がガクンと落ちている。 以下の進行はnoteで深く検討します。 本譜は△7八銀と詰めろをかけてくる。 受けていてもジリ貧であり、もう勝負するしかない。 *解析 時間 00:00.0 深さ 13/6 ノード数 9032 評価値 +詰 5 読み筋 ▲7二金打 △8四玉(73) ▲8五香打 △同 玉(84) ▲9五龍(91) 95 8五桂打 ( 0:59/00:16:54) *ここで▲7二金が出来ればさっきやっている。 残る王手は▲7一龍か▲8五桂しかない。 ▲7一龍はせっかく9筋に逃げられないように89手目▲9一飛成としたのが玉にくるくる回られてなんか面倒くさいことになりそう。 となれば▲8五桂しかない。 ▲8五桂△8四玉に▲9五龍で△8三玉に?? ▲8四香は△7二玉で捕まらないか?なら▲9三龍か? それなら▲9五龍の前に▲9三龍で良いか?そうすれば桂馬が取られない……いや、それどころか…? ああぁ 読みきれない。 秒読み59秒で着手。 *解析 時間 00:00.1 深さ 30/13 ノード数 192233 評価値 +詰 12 読み筋 △6二玉(73) ▲4四馬(11) △5三金(63) ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲6二金打 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 96 6二玉(73) ( 0:15/00:14:49) *代えて△8四玉は▲9三龍△8五玉▲8四金で詰み。 「駒は取られる寸前が一番はたらく」が本局のキーワードか。 ということでそれを読みきってこちらに逃げてくる。 そして角道が通ったので91の龍に当たっている。 忙しい!! *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 28/12 ノード数 81353 評価値 +詰 11 読み筋 ▲4四馬(11) △5三金(63) ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲6二金打 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 97 4四馬(11) ( 0:59/00:17:53) *龍取りより何より王手が優る。 馬で王手出来るタイミングはここしかない。 「王手は追う手」にならないと良いが、左右挟撃体勢に入れれば何かあるかもしれない。 後手はどう受けてくるだろうか。 場合によっては▲7三金からバラすか?ただそこから龍で追うと△8四玉から9筋へ逃げるルートが開いてしまうか? *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 26/11 ノード数 78976 評価値 +詰 10 読み筋 △5三金打 ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲5一金打 △4二玉(52) ▲4一金(51) △3二玉(42) ▲3一金(41) △4二玉(32) ▲4一龍(71) 98 5三金(63) ( 1:00/00:15:49) *この対応にひぐらし6級が1分使い**秒読み**に突入。 相手の考慮時間も自分の思考時間。 この間にも読みを進める。 *解析 時間 00:00.0 深さ 23/10 ノード数 20179 評価値 +詰 9 読み筋 ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲6二金打 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 99 7一龍(91) ( 0:55/00:18:48) *しかし読みきれない!!! 対局後分析してみると、前手で代えて△5三金打に▲7三金は厳密には詰まないものの後手が対応を誤ると(△同金▲同桂成△同角と取ると)19手詰(※検討1)、△同角でなく△同玉でも▲7一龍に△7二Xとせず△8四玉だと11手詰(※検討2)……というような応酬のオンパレードで、私くらいの棋力で秒読みの中読みきれるはずもなかった。 本譜は単に△5三金に対して▲7一龍だが、代えて▲7三金は△同角なら11手詰(※検討3)だが△5二玉で詰まず後手勝勢だった。 しかし対局中の思考としては逆に▲7三金△同角で▲同桂成△同玉▲7一龍に△8四玉、△6三玉、△6四玉など色々な逃げ道があって詰まない気がしたので はなから上部脱出を阻止して△5二玉を指させる99手目▲7一龍を選択している。 こればっかりは指運と思わずにはいられない。 *解析 時間 00:00.0 深さ 23/10 ノード数 20179 評価値 +詰 9 読み筋 ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲6二金打 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) *検討 1 時間 00:08.2 深さ 18/20 ノード数 16735570 評価値 +詰 19 読み筋 ▲7一龍(91) △5二玉(62) ▲5三馬(44) △同 玉(52) ▲7三龍(71) △6三角打 ▲6二角打 △4二玉(53) ▲4三金打 △同 玉(42) ▲6三龍(73) △5三銀打 ▲同 龍(63) △3四玉(43) ▲5二角打 △4三銀打 ▲同 龍(53) △2五玉(34) ▲3四龍(43) *検討 2 時間 00:07.5 深さ 22/12 ノード数 13752532 評価値 +詰 11 読み筋 ▲8五歩打 △同 玉(84) ▲8六歩打 △8四玉(85) ▲8五香打 △9三玉(84) ▲8四金打 △9二玉(93) ▲9一桂成(83) △同 角(64) ▲8三金(84) *検討 3 時間 00:10.2 深さ 18/13 ノード数 20251614 評価値 +詰 11 読み筋 ▲同 桂成(85) △同 玉(62) ▲7一龍(91) △6三玉(73) ▲6四香打 △5二玉(63) ▲6三角打 △同 金(53) ▲同 香成(64) △同 玉(52) ▲6二龍(71) 100 5二玉(62) ( 0:10/00:15:59) *感想戦でも「こればっかりは運が良かった」と素直な思いを吐露したところ「詰む形に出来ていないと勝てないので実力でしょう」と嬉しい言葉をいただいた。 ……が、本当にそう思って良いのだろうか?詰ますしかない状況で変化を読みきれずに指している内に偶然詰み形に入ったというのが事実なので実際終盤力は強化しなければならない。 途中の膨大な詰みの有無は判断できなくても仕方ないにしろ、そもそも93手目で本譜に代えて▲7二金が指せていればそれで勝っているのだから言い訳にならない。 本局の勝ちを結果オーライで放置するのは危険な気がする。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 18/8 ノード数 15580 評価値 +詰 7 読み筋 ▲6二金打 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 101 6二金打 ( 0:55/00:19:43) *有効な王手はこれくらいしかない。 まだ読みきれていない。 *解析 時間 00:00.0 深さ 16/7 ノード数 1357 評価値 +詰 6 読み筋 △4二玉(52) ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 102 4二玉(52) ( 0:02/00:16:01) *左右挟撃と思いきや上下挟撃になってきている。 そもそも75手目▲4一飛の段階では上下挟撃を思い描いていたので本当に複雑な中終盤だ。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 13/6 ノード数 6636 評価値 +詰 5 読み筋 ▲5一龍(71) △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 103 5一龍(71) ( 0:20/00:20:03) *まともな王手がこれしかない。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 11/5 ノード数 652 評価値 +詰 4 読み筋 △3二玉(42) ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 104 3二玉(42) ( 0:03/00:16:04) *ここまで玉がスライドしてきたがこれ以上横にはいけない。……というより、ん?これは……。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 8/4 ノード数 3588 評価値 +詰 3 読み筋 ▲3四香打 △3三歩打 ▲同 馬(44) 105 3四香打 ( 0:01/00:20:04) *香車を離して打てばピッタリ詰みだ!! なんという僥倖。 *解析 時間 00:00.0 深さ 6/3 ノード数 156 評価値 +詰 2 読み筋 △3三金打 ▲同 馬(44) 106 投了 ( 0:02/00:16:06) まで105手で先手の勝ち