先手:* yms-125(1350) 後手:SaisokuAmanogawa(1438) 手数----指手---------消費時間-- *#### 指す将順位戦7th B級3組 9回戦 ここでは一手ごとに振り返りと検討を行っています。 またnoteの方では対局前後のことと急所の局面の深い検討を行っています。 ↓ https://note.com/sanaga_ambition/n/n491555ba4c9b 1 7六歩(77) ( 0:09/00:00:09) *☗先手番 まつい(3位) 8回戦を終えての今期の成績は4-4(+不戦勝1) 本局勝利なら昇級戦線に躍り出る位置。 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) *☖後手番 最速キメ(16位・初参加) 8回戦を終えて今期の成績は7-1(+不戦勝1) 本局勝利すると入れ替え戦無しの自動昇級が確定する。 3 7八飛(28) ( 0:04/00:00:13) *本局が**初手合**。 (以下に水匠5に1秒間読ませた評価値と読みを貼っていきます。厳密な形勢判断を求めているわけではなく(noteの方ではもっとじっくり読ませています)、何となくどちらが指しやすいかの一つの指標になれば良いという感じなので あくまで参考程度にどうぞ。) *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △8五歩(84) ▲7七角(88) 4 8五歩(84) ( 0:01/00:00:01) *このとき即☖8五歩として石田流を阻止できるのが2手目☖8四歩の強みの一つ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 9/11 ノード数 110308 評価値 -235 読み筋 ▲7七角(88) △1四歩(13) 5 7七角(88) ( 0:06/00:00:19) *後手からの飛車先歩交換を防ぐ。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △6二銀(71) ▲6八銀(79) 6 3四歩(33) ( 0:01/00:00:02) *「振り飛車には角交換」の格言通り角交換を狙う。 先手は、後手の飛車先歩交換を角で防いでおり 角が交換されるとそれが消えてしまう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/13 ノード数 94958 評価値 -236 読み筋 ▲8八銀(79) △7七角成(22) ▲同 銀(88) △2二銀(31) ▲2八飛(78) △6二銀(71) ▲2六歩(27) △7四歩(73) ▲6八玉(59) 7 6六歩(67) ( 0:02/00:00:21) *ということで角交換を拒否する。 これで戦型は**対抗形**の**☗ノーマル三間飛車vs☖居飛車**になった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/12 ノード数 129949 評価値 -217 読み筋 △1四歩(13) ▲1六歩(17) 8 6二銀(71) ( 0:02/00:00:04) *対抗形で重要なのは互いの囲い。 堅さ・遠さによって中盤で目指す捌き方が変わってくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 125719 評価値 -243 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) 9 6八銀(79) ( 0:02/00:00:23) *振り飛車側の攻めの銀の位置も大事な要素の一つ。 三間飛車の場合は67か57に配置されることが多い。 *解析 時間 00:00.1 深さ 16/17 ノード数 146497 評価値 -211 読み筋 △1四歩(13) ▲1六歩(17) 10 4二玉(51) ( 0:01/00:00:05) *対抗形は駒組みの時間が確保されており、乱戦になりにくいのが特徴。 序盤早々に激しい展開になり 且つ形勢が互角ということはあまり起こり得ない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 16/19 ノード数 144675 評価値 -222 読み筋 ▲1六歩(17) 11 4八玉(59) ( 0:03/00:00:26) *この局面からはまだ無数の指し方が存在する。 これから双方少しずつ形が定まってくるが、どこをどのタイミングで決めるかというところに細かい工夫が現れる。 現代将棋では なるべく形を決めすぎず、幅を持たせるような指しまわしが重要視されている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 154244 評価値 -158 読み筋 △1四歩(13) ▲1六歩(17) 12 3二玉(42) ( 0:01/00:00:06) *自分の、そして相手の攻撃陣から少しずつ離れていく。 細かいところだが これで左美濃の可能性が若干薄まっている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 167565 評価値 -194 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) 13 3八玉(48) ( 0:02/00:00:28) *先手も同じ方針。 まだ態度を決めず、色々な作戦に派生できるように構えている。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △5四歩(53) 14 5四歩(53) ( 0:02/00:00:08) *この歩は急戦・持久戦どちらでも突ける歩。 そういう意味では態度を保留した手だが、へなちょこ急戦のような作戦はなくなっている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/12 ノード数 67064 評価値 -155 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) ▲6七銀(68) △7四歩(73) ▲2八玉(38) △5二金(61) ▲5八金(69) 15 5六歩(57) ( 0:02/00:00:30) *先手も5筋の歩を突いてきた。 ということは**57銀型**が濃厚か。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △5二金(61) 16 5二金(61) ( 0:03/00:00:11) *例えば左美濃のような作戦で、右金を動かさないことで将来先手が7筋の歩交換をしたときにこちらから73歩と打たない(右金が61にいるので先手の飛車が成れない)で一歩温存するような指し方もあるところだが、この手でそれがなくなっている。 一手指したとき その良い面と悪い面を捉えて作戦を組み立てる視点が対抗形に限らず必要になってくる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/14 ノード数 156122 評価値 -175 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) ▲2八玉(38) △7四歩(73) ▲6七銀(68) △6四歩(63) ▲3八銀(39) △7三桂(81) ▲8八飛(78) △2四歩(23) ▲5八金(69) △2三玉(32) ▲2六歩(27) 17 5八金(69) ( 0:03/00:00:33) *最近の振り飛車側の囲いは美濃だけには留まらず、ミレニアムや耀竜、地下鉄飛車からの右玉など多種多様な指し方が生まれている。まだそのどれもある形。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/22 ノード数 174487 評価値 -168 読み筋 △1四歩(13) ▲1六歩(17) △4二金(41) ▲2八玉(38) △7四歩(73) ▲3八銀(39) △7三桂(81) ▲6七銀(68) △6四歩(63) ▲7五歩(76) △同 歩(74) ▲6八角(77) △6五歩(64) ▲7五飛(78) 18 5三銀(62) ( 0:02/00:00:13) *そろそろ互いにある程度態度を露にする必要が出てくる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/17 ノード数 138773 評価値 -160 読み筋 ▲1六歩(17) △1四歩(13) 19 5七銀(68) ( 0:11/00:00:44) *やはり**57銀型**だった。 67銀型と比べて銀が玉に近いため、**守備力・厚み等のステータスは高い**が その分 **角頭への利きがなく急戦に弱くなっている**。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 165405 評価値 -194 読み筋 △1四歩(13) 20 3三角(22) ( 0:05/00:00:18) *とはいえこちらは後手番なため急戦は少しやりにくい。 急戦を指す上で先後の一手の違いは大きい。 この角上がりで対振り持久戦の色が濃くなってきた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 166217 評価値 -231 読み筋 ▲2八玉(38) △2二玉(32) ▲6八角(77) △6四銀(53) ▲1六歩(17) △1二香(11) ▲7五歩(76) △1一玉(22) ▲7四歩(75) △同 歩(73) 21 2八玉(38) ( 0:03/00:00:47) *この手で振り飛車ミレニアムの線がほぼ消えた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 178254 評価値 -262 読み筋 △2二玉(32) ▲3八銀(39) 22 1四歩(13) ( 0:04/00:00:22) *振り飛車穴熊かどうかの確認。 同時にこちらの居飛車穴熊の可能性も下がる。 ここからマリンブルー流での急戦もあり、先ほどの対振り持久戦的な指し方とはマッチしない(あえてマッチさせていない)。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/14 ノード数 189366 評価値 -264 読み筋 ▲3八銀(39) △2二玉(32) ▲1六歩(17) △1二香(11) ▲7五歩(76) △6四銀(53) ▲7四歩(75) △同 歩(73) ▲6五歩(66) △同 銀(64) ▲3三角成(77) △同 桂(21) 23 1六歩(17) ( 0:01/00:00:48) *突き返してきた。 これは美濃囲いが濃厚。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/19 ノード数 179626 評価値 -174 読み筋 △2二玉(32) ▲3八銀(39) 24 4四歩(43) ( 0:02/00:00:24) *角道を自ら止めるのは完全に対振り持久戦の指しまわし。 このように持久戦かと思わせてから急戦も見せ、また持久戦へ向かうという**チグハグな指しまわしは少しでも相手を考えさせて時間を削る狙い**。 こうしてこちらの用意の作戦に近づいていく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 167846 評価値 -243 読み筋 ▲3八銀(39) △2二玉(32) 25 3八銀(39) ( 0:02/00:00:50) ***美濃囲い**が完成。 ここまでは教科書に載っていそうな進行。 居飛車は持久戦っぽい割に後手番で端歩を突いているので、12手目☖3二玉で可能性を薄めたものの結局左美濃だろうか……というのが客観的な印象か。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/12 ノード数 185010 評価値 -224 読み筋 △2二玉(32) ▲4六歩(47) △4三金(52) ▲5九角(77) △1二香(11) ▲7五歩(76) △1一玉(22) ▲3六歩(37) △6四銀(53) ▲6五歩(66) △同 銀(64) 26 4二銀(31) ( 0:02/00:00:26) *ここでメジャーな戦法から外れる。 角道が開いていれば急戦にも見えなくない形。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 176144 評価値 -83 読み筋 ▲4六歩(47) △2二玉(32) 27 4六歩(47) ( 0:19/00:01:09) *中田功XP等で見られる 厚みに重点を置いた手。 この場合は真部流を志向しているのだろう。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/13 ノード数 172324 評価値 -94 読み筋 △2二玉(32) ▲3六歩(37) △4三銀(42) ▲4七金(58) △3二金(41) ▲2六歩(27) △1二香(11) ▲8八飛(78) △7四歩(73) ▲3七桂(29) △7三桂(81) ▲2七銀(38) △9四歩(93) 28 4三銀(42) ( 0:02/00:00:28) ***対振り雁木**が本局用意した作戦。 元々先手中飛車対策に使っていた戦法で、そのとき三間飛車に転換して千日手になる変化があったので後手番の場合は三間飛車相手にも使えるのではないかと考えて採用してみた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 187235 評価値 -57 読み筋 ▲3六歩(37) △2二玉(32) ▲3七桂(29) △1二香(11) ▲4五歩(46) △1一玉(22) ▲4七金(58) △4二金(52) ▲4六銀(57) △3二金(42) ▲5八飛(78) △2二角(33) ▲4四歩(45) △同 銀(53) ▲4五歩打 29 3六歩(37) ( 0:12/00:01:21) *桂馬を活用するために必要な手。 持久戦を指しているとこの桂馬には非常に手を焼く。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 20/14 ノード数 183683 評価値 -2 読み筋 △2二玉(32) ▲3七桂(29) △1二香(11) ▲4五歩(46) △1一玉(22) ▲4七金(58) △3二金(41) ▲4六銀(57) △2二角(33) ▲4四歩(45) △同 銀(53) ▲4五歩打 △3三銀(44) ▲2六歩(27) 30 7四歩(73) ( 0:03/00:00:31) *前述のように57銀型は角頭が弱い。 急戦チックな手で揺さぶりを続ける。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 188945 評価値 -4 読み筋 ▲3七桂(29) △6四銀(53) ▲4七金(58) △7五歩(74) ▲5九角(77) △7二飛(82) ▲6五歩(66) △同 銀(64) ▲7五歩(76) △4五歩(44) ▲7七角(59) △同 角成(33) ▲同 飛(78) △7六歩打 ▲6七飛(77) △7五飛(72) ▲8三角打 31 3七桂(29) ( 0:51/00:02:12) *桂馬を跳ねて玉のコビンをカバー。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 187937 評価値 -8 読み筋 △6四銀(53) ▲4七金(58) △7五歩(74) ▲5九角(77) △7二飛(82) ▲6五歩(66) △同 銀(64) ▲7五歩(76) △4五歩(44) ▲7七角(59) △同 角成(33) ▲同 飛(78) △8八角打 ▲8三角打 32 6四銀(53) ( 0:05/00:00:36) ***想定局面④**と同じ32手目。 本譜とは31手目が☗3七桂か☗5七金かの違いのみ。 ここまで想定局面がヒットするのはまつい9級の指し手がそれだけ綺麗でロジカルだからに他ならない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 179070 評価値 -70 読み筋 ▲4七金(58) △7五歩(74) 33 5九角(77) ( 1:23/00:03:35) *角を引いて飛車の道を開ける。 しかし57銀型、31手目☗3七桂によって角の転換の味は薄くなっているか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 159980 評価値 -121 読み筋 △2二玉(32) ▲2六歩(27) △3二金(41) ▲4七金(58) △1二香(11) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲同 桂(37) 34 7三桂(81) ( 0:09/00:00:45) *展開によっては雁木穴熊への変形も考えていたが、先手の飛車が通ったことから決戦が早そうだとみて攻撃陣の形成を急ぐ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/14 ノード数 164700 評価値 -83 読み筋 ▲4七金(58) △2二玉(32) 35 4七金(58) ( 0:35/00:04:10) ***高美濃囲い**が完成。 これで想定局面④からの派生形と合流してこちらとしては指しやすくなった。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 156507 評価値 -46 読み筋 △2二玉(32) ▲7七角(59) 36 9四歩(93) ( 0:03/00:00:48) *☖8四飛と指すための準備。 この手を入れないと☗9五角が気になる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/11 ノード数 159414 評価値 -131 読み筋 ▲2六歩(27) △8四飛(82) 37 2六歩(27) ( 1:08/00:05:18) *こちらの攻撃陣が発展していく間に先手の囲いも発展している。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 162305 評価値 -64 読み筋 △8四飛(82) ▲2七銀(38) 38 8四飛(82) ( 0:02/00:00:50) *桂頭をカバー。 対振り急戦で頻出する攻撃陣が完成。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 168085 評価値 -71 読み筋 ▲2七銀(38) △4二角(33) ▲3八金(49) △2二玉(32) ▲6八角(59) △7五歩(74) ▲6五歩(66) △同 桂(73) ▲6六銀(57) △7六歩(75) ▲同 飛(78) △7五歩打 ▲7九飛(76) △3二金(41) 39 2七銀(38) ( 1:07/00:06:25) *銀冠の構築にかかる。 代えて☗9六歩、☗9八香などと待つ手に対してはこちらも雁木穴熊を目指しておいて不満なし。 もし膠着状態になっても後手番の特権として千日手を要求できる。 急戦と持久戦の中間ともいえるバランスの良い戦法だからこそ このような指しまわしが可能となっている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 175731 評価値 -36 読み筋 △2二玉(32) 40 4二角(33) ( 0:01/00:00:51) *角はこちらから使う。 三間飛車対策で良くある角銀の配置。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 174465 評価値 -4 読み筋 ▲3八金(49) △2二玉(32) ▲6五歩(66) △同 桂(73) ▲6六銀(57) △3二金(41) ▲7九飛(78) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △8八歩打 ▲6九飛(79) △8九歩成(88) ▲4五歩(46) 41 3八金(49) ( 0:16/00:06:41) ***銀冠**が完成。 57銀型によって金銀4枚の囲いとなり、通常の銀冠より堅くなっている。 先手陣は堅陣に見えるが、この手によって59の角が浮いてしまっている。 これを咎める攻めが炸裂すれば理想的だ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 194837 評価値 -11 読み筋 △2二玉(32) ▲6五歩(66) 42 7五歩(74) ( 0:00/00:00:00) *予定通りの仕掛け。 ここまでの双方の消費時間は☗6分41秒,☖0分52秒 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 159825 評価値 65 読み筋 ▲6五歩(66) △同 桂(73) ▲6六銀(57) △7六歩(75) ▲同 飛(78) △7五歩打 ▲7八飛(76) △2二玉(32) ▲6八飛(78) △8六歩(85) ▲6五銀(66) △8七歩成(86) ▲6四銀(65) △7八と(87) 43 7五歩(76) ( 0:52/00:07:33) *対抗形は互いの攻撃陣が向かい合っており、玉は戦場とある程度距離があるので 相居飛車のような一発逆転が起こりにくく ここでのやり取りが勝敗に直結しやすい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 173403 評価値 -190 読み筋 △同 銀(64) 44 7五銀(64) ( 0:01/00:00:53) *先手の攻撃陣を抑え込みつつ飛車先突破を狙う。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 170586 評価値 -153 読み筋 ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲4六歩打 △8六歩(85) ▲同 歩(87) △7七歩打 ▲同 飛(78) △8六飛(84) ▲7五飛(77) △同 角(42) ▲8六角(59) △同 角(75) ▲7四歩打 △8五桂(73) ▲4五歩(46) △7九飛打 ▲8一飛打 45 7二歩打 ( 0:38/00:08:11) *この手で予定の進行からは外れた。 しかし指されてみるとこの手の仕掛けにはよくある垂らしで、この返し技が想定外なのは用意に不備があったなという感想……。 *解析 時間 00:00.1 深さ 15/18 ノード数 186667 評価値 -412 読み筋 △8六歩(85) ▲同 歩(87) △7七歩打 ▲同 飛(78) △8六飛(84) ▲8七歩打 △8四飛(86) ▲5五歩(56) △7六歩打 ▲6七飛(77) △8五桂(73) ▲4五歩(46) △同 歩(44) 46 7四歩打 ( 2:29/00:03:22) *約2分半の長考で☖7四歩と指し 次の☖8六歩☗同歩☖同銀で☗7三飛成とされる手を防いだが、これが悪手で互角に戻ってしまった。 今回はここで有利を保つ最善の進行をピックアップしてnoteで深く掘り下げています。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 148640 評価値 90 読み筋 ▲7一歩成(72) △8六歩(85) 47 7一歩成(72) ( 0:42/00:08:53) *と金を引いて桂馬を取る手を狙われるが、こちらの攻めが速度で勝っていると読んでいた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/12 ノード数 137672 評価値 -11 読み筋 △8六歩(85) ▲同 歩(87) 48 8六歩(85) ( 0:04/00:03:26) *どちらの攻めも狙いは単純でわかりやすい。 問題はどちらの注文が通るか。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 191601 評価値 -123 読み筋 ▲同 歩(87) △同 銀(75) 49 7二と(71) ( 0:00/00:00:00) *代えて☗8六同歩☖同銀を入れてから☗7二ととすれば後手の飛車先が一瞬重くなり、☖8七銀不成☗6八飛☖7六銀成と進む。 斜めに引いて飛車の通り道を作れるのが一旦成らずとした効果である。 以下☗8八歩☖8六角☗7三と☖6八角成☗同銀☖8八飛成**☗4五歩☖同歩☗同桂☖4四歩**☗7二角がソフトが示す進行で評価値は若干後手に振れながらも形勢は互角。途中☗4五歩から桂馬を跳ばして後手陣に迫りつつ角の可動域を拡げる手順が見事。☗7二角を先にやると 後々☗4五歩としたときに後手が相手にしてくれない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 15/21 ノード数 180303 評価値 -1090 読み筋 △8七歩成(86) ▲5八飛(78) △7八と(87) ▲同 飛(58) △8九飛成(84) ▲7九歩打 △8五桂(73) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲同 桂(37) △4四歩打 ▲3七角(59) △4五歩(44) ▲9一角成(37) 50 8七歩成(86) ( 0:04/00:03:30) *本譜は歩成が入り、飛車先突破が確定したので指しやすさを感じていた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/19 ノード数 175804 評価値 -1222 読み筋 ▲5八飛(78) △7八と(87) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲7八飛(58) △8九飛成(84) ▲7九歩打 △6七桂打 ▲6八角(59) △8五桂(73) ▲3五歩(36) △同 歩(34) ▲4八銀(57) △3四銀(43) ▲5七角(68) △9九龍(89) ▲7三と(72) △4四香打 ▲7四と(73) △7七歩打 51 5八飛(78) ( 0:00/00:00:00) *逃げつつ角に紐をつける。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 164783 評価値 -1434 読み筋 △7八と(87) ▲同 飛(58) △8九飛成(84) ▲7九歩打 △8五桂(73) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲5五歩(56) △9九龍(89) ▲5六銀(57) △4六香打 ▲同 金(47) △同 歩(45) ▲5四歩(55) △5七金打 52 7八と(87) ( 0:00/00:00:00) *代えて☖8八とは駒を大事にする手だが 攻めが鈍足。 飛車を成りこむのが最優先で、そのために駒を78や98に捨てるのはよくある手順。 ☖9八とも一瞬考えたが☗同香とされても香車に飛車が利いているし、☗7七桂と逃げるような変化も生んでしまう。そして☖7八との方が、仮に取られなかったときにまだ攻め駒として使えそうなのでこちらを選択した。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 168139 評価値 -1261 読み筋 ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲7八飛(58) △8九飛成(84) ▲7九歩打 △8五桂(73) ▲4五桂(37) △8六桂打 ▲5八飛(78) △4四歩打 ▲3七角(59) △7七桂成(85) ▲5五歩(56) △4五歩(44) ▲5四歩(55) △6七成桂(77) ▲5九飛(58) 53 7三と(72) ( 0:26/00:10:09) *桂馬を取ってきた。 代えて☗7八同飛は☖8九飛成があたってくるので指しにくかったか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 152711 評価値 -1685 読み筋 △8九飛成(84) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲5五歩(56) △7六銀(75) ▲5六銀(57) △4六桂打 ▲同 金(47) △同 歩(45) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲5四歩(55) △4七金打 ▲同 金(38) △同 歩成(46) 54 8九飛成(84) ( 0:03/00:03:42) *龍を作りながら桂馬を取って駒損回復。 さらにと金に紐をつけている強力な一手で 優勢を意識した。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 9/16 ノード数 149475 評価値 -1822 読み筋 ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲4八角(59) △7六銀(75) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4五桂(37) △4四歩打 ▲3七角(48) △4五歩(44) ▲9一角成(37) 55 4五歩(46) ( 0:41/00:10:50) *反撃するならここから。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/12 ノード数 165789 評価値 -1666 読み筋 △同 歩(44) ▲4八角(59) △7六銀(75) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲4五桂(37) △6四角(42) ▲3七桂打 △4五銀(44) ▲4六歩打 56 4五歩(44) ( 0:18/00:04:00) *素直に応じる。 ここへ歩を伸ばしたことでとある手を狙っている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 167297 評価値 -1893 読み筋 ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4八角(59) △7六銀(75) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲4五桂(37) △6四角(42) ▲3七桂打 △4五銀(44) 57 5五歩(56) ( 0:06/00:10:56) *代えて☗4五同桂で角の通り道を確保する手もあったが、☖4四歩で桂馬がすぐに取られてしまうので指しにくい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 159261 評価値 -1994 読み筋 △7六銀(75) ▲4八角(59) △8六角(42) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲5六銀(57) △4六桂打 ▲5七飛(58) △6八と(78) ▲4六金(47) △同 歩(45) ▲7九歩打 △5八金打 ▲5四歩(55) △7九龍(89) 58 4六桂打 ( 1:12/00:05:12) *これが狙いの手。 金と飛車の両取りで、この桂馬に紐をつけるために56手目☖4五同歩と応じたのだ。 しかし実はこのときの最善手は☖6九龍と飛車を狙う手で、これを受けたら☖7六銀とジワジワ迫っていくのが推奨されていた。なるほど……。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 156125 評価値 -2127 読み筋 ▲同 金(47) △同 歩(45) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲4六銀(57) △6九龍(89) ▲5六飛(58) △4三歩打 ▲5四歩(55) △6八と(78) ▲4五歩打 59 4六銀(57) ( 0:19/00:11:15) *とはいえこの変化でも後手優勢に代わりはない。 このような最善手逃しはあまり気にしていない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/17 ノード数 164671 評価値 -2343 読み筋 △同 歩(45) ▲同 金(47) △6九龍(89) ▲4八飛(58) △5九龍(69) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲5六桂打 △4三歩打 ▲4四桂(56) △同 歩(43) ▲5六桂打 △4三金(52) ▲6三と(73) △5七角打 60 4六歩(45) ( 0:01/00:05:13) *これで先ほど取った桂馬が銀に変わった勘定。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/29 ノード数 154881 評価値 -2521 読み筋 ▲同 金(47) △6九龍(89) 61 4六金(47) ( 0:05/00:11:20) *攻めを緩めることなくこのまま押しきりたい。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 153793 評価値 -2498 読み筋 △6九龍(89) ▲4八飛(58) △5九龍(69) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲5六桂打 △4三歩打 ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4四桂(56) △同 歩(43) ▲3九銀打 △5七銀打 ▲4七飛(48) 62 6七銀打 ( 0:01/00:05:14) *代えて☖4九銀の割り打ちも有力で、以下☗5六飛☖3八銀成☗同銀に**☖6六銀**が好手。対して☗同飛には☖5九龍と角を取ることができる、言われれば絶対的な手に見えるが実戦で思い付けたかどうか。 本譜は飛車 そして飛車で守られている角に狙いをつけていった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 137890 評価値 -2520 読み筋 ▲4八飛(58) △5九龍(89) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲5六桂打 △同 銀成(67) ▲同 金(46) △4三歩打 ▲4五銀打 △同 銀(44) ▲同 金(56) 63 5七飛(58) ( 0:42/00:12:02) *縦に逃げないと角が取られてしまう。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 146255 評価値 -2818 読み筋 △6六銀(75) ▲4七飛(57) △5九龍(89) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲5六桂打 △4三歩打 ▲6四歩打 △5六銀(67) ▲同 金(46) △同 龍(59) ▲6三歩成(64) △5七銀成(66) ▲同 飛(47) △同 龍(56) ▲5二銀打 △3一金(41) 64 6六銀(75) ( 0:01/00:05:15) *そこで右銀を活用! 次に飛車角どちらかは確実に取れる展開に。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 151071 評価値 -3227 読み筋 ▲4七飛(57) △5九龍(89) ▲4四歩打 △同 銀(43) ▲3五金(46) △同 銀(44) ▲同 歩(36) △2九金打 ▲1七玉(28) △3九角打 ▲2八桂打 △同 金(29) ▲同 金(38) △5六銀(67) ▲4四桂打 △2二玉(32) 65 4八角(59) ( 1:11/00:13:13) *飛車を渡す進行を選択してきた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/23 ノード数 155771 評価値 -5476 読み筋 △5七銀(66) ▲同 角(48) △2九飛打 ▲1七玉(28) △1九飛成(29) ▲1八桂打 △1五歩(14) ▲同 歩(16) △2九龍(89) ▲2五銀打 △1六歩打 ▲同 銀(25) △1五香(11) ▲同 銀(16) △同 角(42) ▲2八香打 △1六歩打 ▲同 玉(17) △1一香打 ▲6三と(73) △3三角(15) ▲1五歩打 △同 香(11) ▲2五玉(16) △1八香成(15) ▲5二と(63) 66 5七銀成(66) ( 0:47/00:06:02) *長らく遊び気味だった銀で飛車を取ることに成功。これは大きい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 134361 評価値 -4950 読み筋 ▲3九角(48) △4九飛打 ▲6二と(73) △同 金(52) ▲7九歩打 △4六飛成(49) ▲5四歩(55) △4七金打 67 5七角(48) ( 0:01/00:13:14) *依然としてこの角は不安定な状態だ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/23 ノード数 165966 評価値 -5928 読み筋 △2九飛打 ▲1七玉(28) △1九飛成(29) ▲1八桂打 △1五歩(14) ▲同 歩(16) △2九龍(89) ▲1六銀打 △1五香(11) ▲同 銀(16) △同 角(42) ▲2八桂打 △1六歩打 ▲同 玉(17) △1一香打 ▲1二歩打 △同 香(11) ▲1三歩打 △同 香(12) ▲1四歩打 △同 香(13) ▲5四歩(55) 68 5九飛打 ( 0:05/00:06:07) *そこでこの角目掛けて☖5九飛と打つ。 うっかり☗4八角などと逃げると☖9九飛成の**一手詰** ちなみに代えて☖2九飛と直接打つのが最善手で、ソフトは**21手詰**と示してくる。実際は即詰みではなく詰めろの連続で迫っていって先手に受けがない**必至**の形。☗1七玉と逃げる手に対して2つ手順があり、水匠5の1秒解析の下に検討1検討2という形で記しておいた。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/15 ノード数 144479 評価値 -3827 読み筋 ▲7九歩打 △5七飛成(59) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲4五金(46) △4四歩打 ▲6四歩打 △4五歩(44) ▲6三歩成(64) △7九龍(89) ▲3九銀打 *検討 1 時間 00:58.8 深さ 18/19 ノード数 76950621 評価値 -詰 19 読み筋 △1九飛成(29) ▲1八桂打 △1五歩(14) ▲同 歩(16) △2九龍(89) ▲1六銀打 △1五角(42) ▲2八桂打 △3八龍(29) ▲同 銀(27) △2六角(15) ▲同 玉(17) △2八龍(19) ▲2七飛打 △1四桂打 ▲1五玉(26) △2四金打 ▲同 飛(27) △同 龍(28) *検討 2 時間 00:58.8 深さ 18/20 ノード数 76950621 評価値 -詰 19 読み筋 △1五歩(14) ▲2四桂打 △同 角(42) ▲4四桂打 △同 銀(43) ▲2八金(38) △1六歩(15) ▲同 銀(27) △同 香(11) ▲2七玉(17) △1五桂打 ▲1六玉(27) △2七銀打 ▲同 金(28) △同 飛成(29) ▲2五玉(16) △3三桂打 ▲3四玉(25) △4三金打 69 3九角(57) ( 0:27/00:13:41) *☖5七飛成と☖9九飛成を同時に受けるが…… *解析 時間 00:00.1 深さ 11/13 ノード数 155192 評価値 -4740 読み筋 △7五角(42) ▲6六歩打 △4八歩打 ▲3五桂打 △同 歩(34) ▲同 金(46) △4九歩成(48) ▲4四歩打 △3九と(49) 70 7五角(42) ( 0:06/00:06:13) *これが会心の返し技!! ☗同角は勿論☖9九飛成。相駒をしても全て☖同角としておいて大丈夫。水匠5も1秒では読みきれていないがこれで**必至**となっている。 遊び駒がどんどん輝きを取り戻していく。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 155841 評価値 -5666 読み筋 ▲4九銀打 △同 飛成(59) ▲6六歩打 △5八銀成(67) ▲6三と(73) △同 金(52) ▲5四歩(55) 71 1七玉(28) ( 2:13/00:15:54) *ここまでの双方の消費時間は☗15分54秒,☖6分13秒 まつい9級はこの手から秒読みに突入。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 170618 評価値 -6845 読み筋 △3九角成(75) ▲同 金(38) △同 飛成(59) ▲2八桂打 △3七龍(39) ▲1八角打 △1五歩(14) ▲2九銀打 △1六歩(15) ▲同 桂(28) △3九角打 ▲2八桂打 72 3九飛成(59) ( 0:44/00:06:57) *代えて☖3九角成☗同金☖同飛成より☖3九飛成☗同金☖同角成の方が良いと判断した。 後者の方が王手になっているからという安直な思考だったが前者の進行が最善手順で、こう進んで**必至**だった。 例えば☗8八銀と受けるのは☖同龍☗同玉☖3九角から簡単な詰みだった。 少し腰を据えて読めばわかることで この失敗はどちらを選んでも勝勢とはいえあまり褒められたものではない。 一目角成から入るところを飛車成から入ることで一旦王手を保留して次に強力な王手で迫れるという面白さに引っ張られすぎて読みが澄んでいなかった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 9/19 ノード数 153798 評価値 -6246 読み筋 ▲2八銀打 △1五歩(14) ▲同 歩(16) △1六歩打 ▲同 銀(27) △3八龍(39) ▲2四桂打 △4二玉(32) ▲6三と(73) △2四歩(23) ▲5四歩(55) △6三金(52) ▲5三歩成(54) △同 角(75) 73 2八銀打 ( 0:48/00:16:42) *前述のように☗3九同金としてくれれば☖同角成が王手となり確かに詰んでいたのだが、ここで☗2八銀と受けられると簡単には詰ませなくなっている。 実際はここから**☖1五歩**が秀逸で**必至**となっている。☗3九金から飛車を渡す形で即詰みでもないため全く見えていなかった。(☖1五歩以下の手順は検討3として最下部に掲載する) *解析 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 169604 評価値 -7038 読み筋 △1五歩(14) ▲1四桂打 △1六歩(15) ▲同 玉(17) △1九龍(39) ▲1八歩打 △1四香(11) ▲1五桂打 △同 香(14) ▲同 玉(16) △2四角打 ▲1六玉(15) *検討 3 時間 00:23.6 深さ 32/23 ノード数 36116639 評価値 -詰 22 読み筋 ▲3九金(38) △同 角成(75) ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲3九銀(28) △同 龍(89) ▲1四角打 △同 香(11) ▲1二飛打 △2二桂打 ▲4四桂打 △同 銀(43) ▲2二飛成(12) △同 玉(32) ▲1五歩(16) △2八銀打 ▲1六玉(17) △1九龍(39) ▲1八銀(27) △同 龍(19) ▲1七桂打 △2七角打 74 2八龍(39) ( 4:49/00:11:46) *対局中は☖2八龍・☖1九龍・☖4九龍辺りを比較していた。 ☖4九龍は金取りではあるが、先手玉を固められて逆にチャンスを与えてしまう気がしたので見送る。 ☖1九龍は☗同銀☖同龍☗1八飛☖3九角打☗2八桂と進んだときに次の手がわからなかった。(ソフト検討では☖2九龍と冷静に収めておいて先手こそ指す手がないだろうと主張する手を示された) よってわかりやすく迫れる☖2八龍を選択した。 すぐ詰ませる訳ではない局面で飛車を渡してしまうが、後手玉はまだまだ大丈夫と見た。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 132932 評価値 -6751 読み筋 ▲同 金(38) △1九龍(89) ▲1八飛打 △2八龍(19) ▲同 玉(17) △3九角打 ▲3八玉(28) △1七金打 ▲2八桂打 △同 金(17) ▲同 飛(18) 75 2八金(38) ( 0:49/00:17:31) *代えて☗2八同玉は☖3九角打☗2九玉☖2八銀☗同金☖同角成☗同玉☖3九角成☗1八玉☖1七金までの**9手詰**なので金で取る一手。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 146662 評価値 -6198 読み筋 △1九龍(89) ▲1八飛打 △2八龍(19) ▲同 飛(18) △1九銀打 ▲2九飛打 △2八銀成(19) ▲同 玉(17) △5八飛打 ▲3八桂打 △3九角打 ▲同 飛(29) △同 角成(75) ▲同 玉(28) △1七金打 ▲4四桂打 △同 銀(43) ▲4三角打 76 3九角成(75) ( 0:03/00:11:49) *前述の詰みと同じ筋で**詰めろ**をかける。 (実はこれが**必至**) これがわかりやすい局面だと判断したが……ここから見るに耐えない寄せが始まる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 143967 評価値 -6778 読み筋 ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲3八飛打 △同 馬(39) ▲同 銀(27) △1九龍(89) ▲1八角打 △1五歩(14) ▲2七玉(17) △2二玉(32) ▲5四歩(55) 77 1八飛打 ( 0:55/00:18:26) *根性の受け。 *解析 時間 00:00.1 深さ 32/16 ノード数 225630 評価値 -詰 15 読み筋 △2八馬(39) ▲同 飛(18) △1九龍(89) ▲1八銀(27) △3九角打 ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲2三角打 △同 玉(32) ▲1五桂打 △同 歩(14) ▲同 歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △2七角打 78 2八馬(39) ( 0:05/00:11:54) *これに☗同玉は☖3九角☗2九玉☖1七角成☗3八玉☖3九馬☗4七玉☖5七金で**詰み**。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 30/15 ノード数 227047 評価値 -詰 14 読み筋 ▲同 飛(18) △1九龍(89) ▲1八銀(27) △3九角打 ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲2三角打 △同 玉(32) ▲1五桂打 △同 歩(14) ▲同 歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △2七角打 79 2八飛(18) ( 0:08/00:18:34) *よって他の駒で取れるようにしたのが77手目☗1八飛の効果。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 30/14 ノード数 215163 評価値 -詰 13 読み筋 △1九龍(89) ▲1八銀(27) △3九角打 ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲2三角打 △同 玉(32) ▲1五桂打 △同 歩(14) ▲同 歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △2七角打 80 1九龍(89) ( 0:02/00:11:56) *しかしこれが王手になる。 先手はこの龍を弾くことが出来ない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 29/13 ノード数 162115 評価値 -詰 12 読み筋 ▲1八銀(27) △3九角打 ▲2四桂打 △同 歩(23) ▲2三角打 △同 玉(32) ▲1五桂打 △同 歩(14) ▲同 歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △2七角打 81 1八桂打 ( 0:54/00:19:28) *先手は受けに適した持ち駒がない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 27/12 ノード数 215308 評価値 -詰 11 読み筋 △3九角打 ▲4四桂打 △同 銀(43) ▲4三角打 △同 金(52) ▲1五歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △1五歩(14) ▲2五玉(16) △2四飛打 82 3九角打 ( 0:03/00:11:59) *次に☖2八角成の一手詰を狙う。 *解析 時間 00:00.0 深さ 26/11 ノード数 51452 評価値 -詰 10 読み筋 ▲4四桂打 △同 銀(43) ▲4三角打 △同 金(52) ▲1五歩(16) △2八角成(39) ▲1六玉(17) △1五歩(14) ▲2五玉(16) △2四飛打 83 2五歩(26) ( 0:53/00:20:21) *もう受けがきかない形なので上部脱出の逃げ道を作る。 *解析 時間 00:00.0 深さ 8/4 ノード数 5939 評価値 -詰 3 読み筋 △2八角成(39) ▲2六玉(17) △1七銀打 84 2八角成(39) ( 0:16/00:12:15) *とりあえず指しておいて得しかない手。 なんとまだ勝利への明確な手順は浮かんでいません。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 6/3 ノード数 39 評価値 -詰 2 読み筋 ▲2六玉(17) △1七銀打 85 2六玉(17) ( 0:28/00:20:49) *上部へ。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 3/2 ノード数 2424 評価値 -詰 1 読み筋 △1七銀打 86 2七馬(28) ( 0:01/00:12:16) *ああ、なんということだろうか…… ### 一手詰を逃しました。 *解析 時間 00:00.0 深さ 4/4 ノード数 817 評価値 -6257 読み筋 ▲同 玉(26) △1三桂(21) ▲4四桂打 △同 銀(43) 87 2七玉(26) ( 0:41/00:21:30) *大駒と金駒を交換する流れが続いていたからその流れしか見えなくなってしまったのかもしれません。 終局まで、そして終局後も全く気付いていませんでした。 局後の、この検討で初めて発見して愕然としました。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 8/4 ノード数 5197 評価値 -詰 3 読み筋 △2八飛打 ▲1七玉(27) △2六金打 88 2九飛打 ( 0:02/00:12:18) *おおおおああああああ!! ### 三手詰を逃す。 *解析 時間 00:00.0 深さ 11/5 ノード数 953 評価値 -詰 4 読み筋 ▲3八玉(27) △2八飛成(29) ▲4七玉(38) △5八龍(28) 89 3八玉(27) ( 0:52/00:22:22) *大駒は離して打てのノリで何も考えずに指してしまいました。 流石にこれは指した直後気づきました。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 8/4 ノード数 7129 評価値 -詰 3 読み筋 △2八飛成(29) ▲4七玉(38) △5八龍(28) 90 2八飛成(29) ( 0:01/00:12:19) *このような最善手逃しは形勢に変わりはないものの かなり気にしてしまう……。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 6/3 ノード数 31 評価値 -詰 2 読み筋 ▲4七玉(38) △5八龍(28) 91 4七玉(38) ( 0:52/00:23:14) *ちなみにこれらの詰み逃しは感想戦でも一切話題にあがらなかった。 前にもnoteか何かで記しましたが、煽ったり投了催促したりしている訳ではなく本当にただ単に見えてないだけなので愛してください。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 3/2 ノード数 2219 評価値 -詰 1 読み筋 △5八龍(28) 92 5八龍(28) ( 0:02/00:12:21) *今度こそ詰ましきった。 *解析 ○ 1 評価値 -詰 読み筋 △投了 93 投了 ( 0:02/00:23:16) まで92手で後手の勝ち