開始日時:2022/09/10 22:02:27 棋戦:自由対局 持ち時間15分 手合割:平手 先手:* 最速キメ (550) 後手:komashow(633) 手数----指手---------消費時間-- *#### 指す将順位戦7th B級3組 7回戦 元々このサービスにも興味があって、今回公認ゲストで指したため 将棋倶楽部24に棋譜が残らないということもあり 本局は試験的にshogi.ioでも振り返ってみます。 noteの方では急所の局面を深く詳しく検討しているのでそちらも合わせてご覧下さい。 https://note.com/sanaga_ambition/n/ne79f6ca240d4 1 2六歩(27) ( 0:01/00:00:01) *☗先手番 最速キメ(16位・初参加) 6回戦を終えて今期の成績は5-1(+不戦勝1) 本局勝つと不戦勝抜きでの今期勝ち越しが確定する。 2 8四歩(83) ( 0:06/00:00:06) *☖後手番 デメテル(10位) 6回戦を終えて今期の成績は3-3 3 2五歩(26) ( 0:01/00:00:02) *私が指す将順位戦初参加というのもあって 本局が初手合。 (以下に水匠5に1秒間読ませた評価値と読みを貼っていきます。厳密な形勢判断を求めているわけではなく(noteの方ではもっとじっくり読ませています)、何となくどちらが指しやすいかの一つの指標になれば良いという感じなので あくまで参考程度にどうぞ。) *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 141180 評価値 104 読み筋 △8五歩(84) ▲7六歩(77) △3四歩(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △8八角成(22) ▲同 銀(79) △3三角打 ▲2八飛(24) △8六歩(85) 4 8五歩(84) ( 0:03/00:00:09) *2手目84歩からここまで相手の志向を受けて立つ**王者の指しまわし**。 次の手が作戦の分かれ目となる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 126325 評価値 57 読み筋 ▲7六歩(77) △3四歩(33) 5 7六歩(77) ( 0:01/00:00:03) *代えて☗7八金なら**相掛かり**の進行だった。 1回戦では相掛かり志向だったが本局では☗7六歩から角道を開けて**角換わり**を目指した。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/22 ノード数 150348 評価値 97 読み筋 △3四歩(33) ▲7八金(69) 6 3二金(41) ( 0:04/00:00:13) *この手に代えて☖8六歩だと☗同歩☖同飛☗2四歩が痛い。 以下☖同歩に☗2三歩で角が死んでいる。 **この☗2三歩を消すのが本譜☖3二金の意味**。 次こそ☖8六歩が狙える。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 135974 評価値 74 読み筋 ▲7七角(88) △3四歩(33) 7 7七角(88) ( 0:01/00:00:04) *なので☗7七角として☖8六歩を消す。 何も考えずに指す最序盤の一手一手にも深い意味がある。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 158089 評価値 111 読み筋 △3四歩(33) ▲8八銀(79) 8 3四歩(33) ( 0:05/00:00:18) *ここでは角道を開けずに力戦に持ち込む作戦もあるが、それは先手に分のある展開になる。 着々と角換わりの局面へ向かっていく。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲7八銀(79) △7七角成(22) 9 7八銀(79) ( 0:00/00:00:04) *ここでの銀の位置は色々あるところで、力戦になったときに意味が若干変わってくる。 本譜☗7八銀は矢倉にも雁木にも左美濃にもできる柔軟な形。 飛車の打ち込みに強く、極限早繰り銀に対して非常に有効。 一方で88の地点が弱いというデメリットも。 デメテル10級は攻めっ気が強いので、ここから棒銀や極限早繰り銀もあるとみて本局では☗7八銀を採用した。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 173817 評価値 18 読み筋 △7七角成(22) ▲同 銀(78) △2二銀(31) ▲7八金(69) △3三銀(22) ▲6八玉(59) △7二銀(71) ▲1六歩(17) △4二玉(51) ▲9六歩(97) △1四歩(13) ▲9五歩(96) △6四歩(63) ▲4八銀(39) △7四歩(73) 10 7七角成(22) ( 0:07/00:00:25) *そんな水面下の読みなど吹き飛ばすかのような清々しい指し手。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲同 銀(78) △2二銀(31) 11 7七銀(78) ( 0:01/00:00:05) *これで戦型は**角換わり**に確定した。 双方の研究がぶつかり合う激しい展開が予想される。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 182297 評価値 20 読み筋 △2二銀(31) ▲3八銀(39) 12 2二銀(31) ( 0:02/00:00:27) *次に☖3三銀とすれば☗2四歩を防ぐことができる。 この瞬間に☗2四歩☖同歩☗同飛は☖3五角の切り返しがあり成立しない。 *解析 ○ 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 ▲3六歩(37) △3三銀(22) 13 4八銀(39) ( 0:02/00:00:07) *その☖3五角を消した手。 以前は普通の手だったが 近年は☗3八銀や、☗1六歩が上がってきている。 どちらも45桂馬速攻を見た手だが、☗1六歩は端に一手かけるので棒銀や早繰り銀などでスピード勝負になったときにどう有利を築くかまだ整理できていない。 ☗3八銀はあるが本局は後手角換わり棒銀が濃厚だと考えていたのもあって☗4八銀を採用した。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 190667 評価値 47 読み筋 △7二銀(71) ▲3六歩(37) △3三銀(22) ▲6八玉(59) △6四歩(63) ▲9六歩(97) △9四歩(93) ▲3七桂(29) △4二玉(51) 14 3三銀(22) ( 0:03/00:00:30) *☖3五角が消えたのもあっての☖3三銀か。 しかし代えて☖7二銀くらいでも実はまだ☗2四歩☖同歩☗同飛は成立していない(☖3三角の切り返しがある)。 最近は☖3三銀をギリギリまで保留する作戦も頻出している。 *解析 時間 00:00.1 深さ 18/12 ノード数 190341 評価値 70 読み筋 ▲6八玉(59) △7二銀(71) ▲3六歩(37) △6四歩(63) ▲9六歩(97) △9四歩(93) ▲3七桂(29) △4二玉(51) ▲4六歩(47) △6三銀(72) ▲1六歩(17) △1四歩(13) 15 3六歩(37) ( 0:02/00:00:09) *早繰り銀か腰掛け銀か、まだ正体を現さない。 *解析 時間 00:00.0 深さ 1/0 ノード数 2 評価値 0 読み筋 △7四歩(73) ▲3七銀(48) 16 7二銀(71) ( 0:04/00:00:34) *対する後手もまだ棒銀早繰り銀腰掛け銀右玉なんでもあるところ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/18 ノード数 174437 評価値 37 読み筋 ▲6八玉(59) △7四歩(73) 17 4六歩(47) ( 0:03/00:00:12) *この手で腰掛け銀の意思表示。 かつて腰掛け銀に有利といわれた棒銀を誘発しそうだが、棒銀より早い45桂馬速攻で先攻を狙っている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 164551 評価値 91 読み筋 △7四歩(73) ▲3七桂(29) △4二玉(51) ▲3五歩(36) △5五角打 ▲4七銀(48) △3五歩(34) ▲4五桂(37) △4四銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △2三歩打 18 6四歩(63) ( 0:05/00:00:39) *この手で後手も腰掛け銀を明示。 ……って ええーーー!!**棒銀じゃないの!** *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 162684 評価値 83 読み筋 ▲3七桂(29) △4二玉(51) ▲9六歩(97) △1四歩(13) ▲6八玉(59) △7四歩(73) ▲4五桂(37) △2二銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) 19 3七桂(29) ( 0:03/00:00:15) *今期指す将順位戦で**羽生流右玉**を採用している棋譜があったので、もしかすると本局もそれを狙っているのだろうか……? ☗3七桂から45桂馬速攻を見せることで右玉には相当組みづらくなっている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/17 ノード数 160050 評価値 105 読み筋 △4二玉(51) ▲6八玉(59) 20 4二玉(51) ( 0:10/00:00:49) *右玉ですらない……。 となると**角換わり相腰掛け銀**を志向してきたわけか。 Twitterで散々タイトル戦での相腰掛け銀について呟いていたので指す順では指せないと思っていた。 あえて相手の得意戦型に飛び込んでくるとは…… 王者を超えて**勇者**に見えてきた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 161253 評価値 123 読み筋 ▲6八玉(59) △7四歩(73) ▲4五桂(37) △2二銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △6三銀(72) ▲3四飛(24) △2三銀(22) ▲3五飛(34) △8六歩(85) ▲同 歩(87) △3三歩打 ▲1六歩(17) △3四銀(23) 21 1六歩(17) ( 0:04/00:00:19) *気を取り直して、ここで☗1六歩を入れておく。 前述のように☗1六歩とするとその隙を突かれて早繰り銀などで先攻されたときに上手く受け止められるか怖いのだが、現在後手が腰掛け銀を明示しており その展開が無くなったからだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/15 ノード数 159675 評価値 68 読み筋 △7四歩(73) ▲4五桂(37) △2二銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △8六歩(85) ▲5五角打 △4四角打 ▲6四角(55) △7三銀(72) ▲8六角(64) 22 1四歩(13) ( 0:10/00:00:59) *後手も☖1四歩と返してくる。 玉側の端歩なので突き返すのが常だが、☗1五歩からの争点にもなっている。 争点を作ったことで**45桂馬速攻**のチャンスを迎えた。 仕掛けるならこの瞬間が望ましいが どうするか。 あまり序盤に時間を使いたくないのだが(角換わりなら尚更)ここは思わず30秒ほど考えこんだ。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 176231 評価値 25 読み筋 ▲9六歩(97) △9四歩(93) 23 7八金(69) ( 0:24/00:00:43) *一年前の自分なら否応なしに跳ねていた。 一応☗3五歩☖同歩☗4五桂から成立自体はしていたようだ。 しかし即優勢になる訳ではないのと、 72銀型で53の地点に利きが一つ少ない状態(45桂側有利)且つ64歩が突いてある(74歩型なら55角の筋などもあるがそれがないため45桂側にとって微不利?)などの兼ね合いを整理するのが難しく今回は保留した。 45桂馬速攻は細い攻めを繋ぐのがかなり難しく、**対棒銀のようにかなりリードを奪える上に相当量の研究の裏付け(本局のために変化によっては詰みまで研究していた)がないとなかなか採用には至れない**。 実際Twitter棋戦では45桂馬速攻,65桂馬速攻を採用した対局は3戦0勝3敗で全敗しており、それが一時期先手角換わりを封印していた要因の一つでもある。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/17 ノード数 172181 評価値 -54 読み筋 △6三銀(72) 24 7四歩(73) ( 0:15/00:01:14) *先手が速攻を放棄した以上、今度は後手に選択権がある。 ☖7四歩もその一環で桂馬速攻を狙える形。72銀型が激しい戦いに強い形で、それを活かした指し方といえる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/17 ノード数 170283 評価値 -32 読み筋 ▲9六歩(97) △7三桂(81) ▲6八玉(59) △9四歩(93) ▲4五桂(37) △4四銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(28) △2三歩打 25 6八玉(59) ( 0:08/00:00:51) *居玉を解消。 一応まだ45桂馬速攻を狙える形だが、先程見送ったので形だけ見せておいて 本気でやるつもりはそんなにない。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 186940 評価値 -5 読み筋 △7三桂(81) ▲9六歩(97) 26 7三桂(81) ( 0:06/00:01:20) *桂馬速攻を見せてくる。 先手はここが45桂馬速攻をする最後のチャンス。 一応再考してみる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/13 ノード数 169884 評価値 52 読み筋 ▲4七銀(48) △9四歩(93) ▲9六歩(97) △8一飛(82) ▲5六銀(47) △6二金(61) ▲2九飛(28) △4四歩(43) ▲4八金(49) △6三銀(72) ▲4五歩(46) △5四銀(63) ▲4四歩(45) △同 銀(33) 27 4七銀(48) ( 0:12/00:01:03) *やはり見送る。 代えて☗4五桂もやはり成立していたようで、**相桂馬速攻**となり激しい攻め合いに突入する。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 177239 評価値 87 読み筋 △9四歩(93) ▲9六歩(97) △6三銀(72) ▲2九飛(28) △6二金(61) ▲5六銀(47) △4四歩(43) ▲4八金(49) 28 6三銀(72) ( 0:04/00:01:24) *代えて☖9四歩と突いて☗9六歩との交換を入れてから☖7五歩☗同歩☖6五桂と跳ねる手もあり、有力だった。 先程の☗4七銀で57への利きが一つ無くなったのと、後手の72銀型が大きい。 形勢は互角なものの後手が先攻する形となり、デメテル10級の得意な展開になっていたので実戦的にはこちらが嫌だったか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/13 ノード数 172726 評価値 65 読み筋 ▲4八金(49) △9四歩(93) ▲9六歩(97) △6二金(61) ▲4五歩(46) △8一飛(82) ▲2九飛(28) △6五歩(64) ▲4六角打 △5四歩(53) ▲6六歩(67) △同 歩(65) ▲同 銀(77) 29 4八金(49) ( 0:02/00:01:05) *銀が浮いたことで速攻の目はお互いに無くなった。 ☗4八金で最新型を目指す。☗4七銀によって消えていた57への利きも復活。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 181022 評価値 48 読み筋 △9四歩(93) ▲9六歩(97) △8一飛(82) ▲4五歩(46) △6二金(61) ▲5六銀(47) △3九角打 ▲3八飛(28) △4八角成(39) ▲同 飛(38) △2六金打 ▲3八飛(48) 30 6二金(61) ( 0:08/00:01:32) *代えて☖3九角からの強襲をやってくる相手も稀にいるが、☗3八飛☖4八角成☗同飛☖2七金☗3八銀などとしておいて大丈夫。後手は駒損が激しすぎる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 174956 評価値 44 読み筋 ▲9六歩(97) 31 2九飛(28) ( 0:03/00:01:08) ***隙の無い陣形**。 角換わりに限らず 相掛かりでも 最近では矢倉でさえこの形が好まれる。 48金29飛型が流行り始めてから将棋に触れた私にとってはこの形が凄く美しく見えるのだが、旧型をたくさん指した人や重厚な相矢倉の時代を生きた人の目にはどう映るのだろうか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 169357 評価値 7 読み筋 △9四歩(93) ▲9六歩(97) △6五歩(64) ▲5六銀(47) △5四銀(63) ▲4五桂(37) △4四銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲7五歩(76) △同 歩(74) ▲2四飛(29) △2三歩打 ▲2九飛(24) △6三金(62) ▲3五歩(36) △同 銀(44) 32 8一飛(82) ( 0:03/00:01:35) *局後の感想戦で角換わり相腰掛け銀が用意の作戦だったのか聞いたところ「**戦型のレパートリーを増やしたいと思ってやってみました**」とのこと。 **完全に予想を外されました……。** 極限早繰り銀とか一直線棒銀とか、そういう外し方はあると思って多少の用意はあったんですが、まさか**逆に一歩前に踏み込んでくる**とは想像もしていなかったです。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/24 ノード数 169317 評価値 74 読み筋 ▲9六歩(97) △9四歩(93) ▲5六銀(47) △4四歩(43) ▲6六歩(67) △5四銀(63) ▲7九玉(68) △4一飛(81) ▲4五歩(46) △同 歩(44) ▲同 桂(37) △4四銀(33) ▲4六歩打 △8一飛(41) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(29) △2三歩打 ▲2九飛(24) △6五歩(64) ▲同 歩(66) △同 桂(73) ▲6六銀(77) △8六歩(85) 33 9六歩(97) ( 0:01/00:01:09) *玉側の端歩を突いておく。 後手はこれを受けない作戦もあるところ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/21 ノード数 166779 評価値 30 読み筋 △9四歩(93) 34 9四歩(93) ( 0:06/00:01:41) *返してきた。 端歩は心の余裕, 挨拶などと よく言われるが、相居飛車の最新型は端歩一つで大きく展開が変わる。 一手一手の重みを味わいながら指し進めていくのが楽しく、心躍る。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 167007 評価値 52 読み筋 ▲5六銀(47) △5四銀(63) 35 5六銀(47) ( 0:01/00:01:10) *代えて☗6六歩を先に入れた方が☖6五歩から位を取られる手に備えており得で、本譜☗5六銀は明解に損な悪手。 ある時から最近まで先手番で相掛かりのみを志向していたことによるブランクと、想定外の戦型となった心の揺れが指し手にあらわれている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/16 ノード数 165736 評価値 100 読み筋 △5四銀(63) ▲6六歩(67) 36 5四銀(63) ( 0:03/00:01:44) *後手も合わせて銀を腰掛けてくる。 さて、後手の作戦はなんだろうか。 相腰掛け銀に誘導してきたからには何らかの試したい指し方があるはず。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/18 ノード数 161684 評価値 75 読み筋 ▲6六歩(67) △4四歩(43) 37 6六歩(67) ( 0:01/00:01:11) *遅ればせながら☗6六歩として、全盛期は「親の顔より見た」と言われた局面に。 近頃は相掛かりが棋界を席巻していたが、ここのところまたタイトル戦などで角換わりが復活してきた。 二度目の全盛期がくるのだろうか。 ここから後手には無数の作戦があり、こちらはその全てを受けて立つ。 デメテル10級の**勇者の指しまわし**に私も**王者の構え**で応える。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 176299 評価値 62 読み筋 △4四歩(43) ▲7九玉(68) △4一飛(81) ▲4五歩(46) △3一玉(42) ▲4四歩(45) △同 飛(41) ▲4五歩打 △4一飛(44) ▲4六角打 △2二玉(31) ▲6四角(46) 38 3一玉(42) ( 0:19/00:02:03) *ほうほう、これがデメテル10級がやりたかったことですか。 仮に以下☗7九玉☖4四歩☗8八玉☖4一飛などと進行すると双方手出しができなくなり、**千日手を避けるためには先手が無理をして動いていかなければならなくなってしまい先手失敗**となる。 しかし玉が引いた分53への利きが一つ減るなど、**隙も生まれる**。 玉は中住まいのまま待機する方が入城しようとするより逆に安全であるとわかってきて玉の往復運動の指し方が誕生するという運びとなった。 *解析 時間 00:00.1 深さ 14/24 ノード数 172766 評価値 180 読み筋 ▲3五歩(36) △同 歩(34) ▲4五桂(37) △4二銀(33) ▲2四歩(25) △同 歩(23) ▲同 飛(29) △2三歩打 ▲2九飛(24) △4四歩(43) ▲7五歩(76) △5二角打 ▲3三歩打 △同 桂(21) ▲1五歩(16) △同 歩(14) ▲3三桂成(45) △同 銀(42) ▲4五歩(46) △同 歩(44) 39 4五桂(37) ( 0:00/00:00:00) *角換わりの有名な棋書では代えて☗3五歩☖同歩☗4五桂という仕掛けが解説されているが、☗3五歩☖同歩を入れることで☗4五桂に☖3四銀とかわす余地を生んでしまったり そもそも☗3五歩に☖同歩と応じてくれない可能性もあるため、本譜のように**単に☗4五桂と跳ねて勝てるなら話が早い**というのが私の研究。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 163286 評価値 117 読み筋 △4二銀(33) ▲3五歩(36) 40 2二銀(33) ( 0:00/00:00:00) *ここで後手は銀の引き場所を選べるが、本譜では☖2二銀を選択。 感想戦によると代えて☖4四銀だと桂馬が取れなくなるので☖2二銀を選択したとのこと。 代えて**☖4二銀が桂馬取りを狙いながら53の地点に利きを足す好手**。この場合、旧型の42173(よにいなさん)ならぬ7132(ないさに←良い語呂合わせあったら教えてください)と歩を突き捨てて以下**難解な変化**に突入する。 本譜の☖2二銀の場合、**桂馬を取られる心配をする必要はない**。 **何故なら……** *解析 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 163132 評価値 208 読み筋 ▲7五歩(76) △同 歩(74) 41 7五歩(76) ( 0:05/00:01:23) *突いて *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 13/24 ノード数 171645 評価値 273 読み筋 △同 歩(74) 42 7五歩(74) ( 1:38/00:05:13) *取って *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 14/20 ノード数 157110 評価値 387 読み筋 ▲5三桂成(45) 43 5三桂成(45) ( 0:03/00:01:26) ***あげちゃうからだ!!** *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 163343 評価値 415 読み筋 △同 金(62) ▲7四歩打 △6五桂(73) ▲同 歩(66) △同 歩(64) ▲7三歩成(74) △6四桂打 ▲4七銀(56) △7六歩(75) ▲8八銀(77) △3三銀(22) ▲7四と(73) △6一飛(81) ▲7二角打 △7一飛(61) ▲8三角成(72) △2二玉(31) ▲6四と(74) △同 金(53) 44 5三金(62) ( 0:03/00:05:16) *このときに金でしか取れないのではバランスを欠いてしまい苦しい。 玉形も壁形で **陣形差は先手に分がある展開**。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/14 ノード数 158797 評価値 466 読み筋 ▲7四歩打 △6五桂(73) ▲同 歩(66) △3三銀(22) ▲7二角打 △7一飛(81) ▲7三歩成(74) △2二玉(31) ▲8三角成(72) △6五歩(64) ▲6二と(73) △7六歩(75) ▲7一と(62) △7七歩成(76) ▲同 桂(89) 45 7四歩打 ( 0:01/00:01:27) *あげちゃった桂馬の損もこの手でと金のタネを作りながら回復できる。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/20 ノード数 172570 評価値 383 読み筋 △6五桂(73) ▲同 歩(66) 46 6五桂(73) ( 0:03/00:05:19) *代えて☖6三金としてと金生産だけは断固拒否する指し方には☗7二角☖5一飛☗6三角成☖同銀☗7三歩成で結局と金が出来て**先手有利**。 角を失うも二枚替えで、今後さらに駒得も狙えそう。 先手は角に強い形で後手は悪形という**陣形差を最大限に活かした戦い方**だ。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/21 ノード数 189836 評価値 307 読み筋 ▲同 歩(66) △同 歩(64) ▲7二角打 △7一飛(81) ▲7三歩成(74) △6四桂打 ▲6二と(73) △7二飛(71) ▲同 と(62) △4二金(32) ▲6一飛打 △3二玉(31) ▲6二と(72) △7六歩(75) ▲同 銀(77) △同 桂(64) ▲5八玉(68) 47 6五歩(66) ( 0:00/00:00:00) *次に☖同歩とされたら☗7三歩成とと金を作って優位を拡大していくつもりだったが……。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 178317 評価値 400 読み筋 △同 歩(64) ▲7二角打 48 6五銀(54) ( 0:00/00:00:00) *☖同銀! ここからはもう知らない形。 74の歩を狙いながら、☗7三歩成とすれば☖5六銀☗同歩☖4七銀がある。 なるほど良い手に見えるぞ……。 しかしこの手に代えて☖6五同歩が良くて、☖6五同銀はソフトが全く推奨していない手だという知識は持っている。 つまり一見良さそうなこの手には致命的な欠陥があるはず……一体どこだろうか? 序盤研究というと研究から外れたら無力と思われがちで、実際研究範囲より手の強度が落ちるのは間違いないのだが、**研究から外れたということは今絶対に自分が有利で この局面には確実に勝ちへのルートが転がっているという考え方が出来るところに序盤研究の本領がある気がする**。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 161939 評価値 906 読み筋 ▲同 銀(56) △同 歩(64) 49 6五銀(56) ( 3:07/00:04:40) *3分以上の長考を経て指す。何が狙いか 貴方も考えてみて下さい。 常につきまとう時間の使い方という課題は、通常は一手10秒以内に指して 急所と判断した局面で相手の持ち時間に合わせて2~5分くらい使う というやり方に落ち着いてきた。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 162072 評価値 912 読み筋 △同 歩(64) ▲4五桂打 50 6五歩(64) ( 0:06/00:05:30) *「**将棋は一手指せば必ずプラスの面とマイナスの面がある。**」というのが中村太地七段のYouTubeチャンネルに出演されたときの羽生善治九段のお言葉で、手を考えるときに非常に参考にしている考え方。 一見良い手に見えた48手目☖6五銀。 その「マイナスの面」はどこか……。 そこを上手く咎められれば突破口が見えてくるはず。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/18 ノード数 150339 評価値 1003 読み筋 ▲4五桂打 △5二金(53) ▲7三歩成(74) △6六桂打 ▲6四角打 △4二銀打 ▲6三銀打 △7八桂成(66) ▲同 玉(68) △6三金(52) ▲同 と(73) △5四金打 ▲4二角成(64) △同 金(32) 51 4五桂打 ( 0:00/00:00:00) *48手目☖6五銀で銀が54から65に動いたことによるマイナス、それは**45への利きが失われたこと**! 74と56への利きを得たのがプラスであると捉えればそういう考え方になる。 そしてその咎め方は利きが無くなった45の地点に駒を打つのが一番わかりやすい。 ☖6五銀と指さなければ☖同銀と取れていた。 そしてここで☖5二金と引かれたときに☗5三銀と打てるように49手目☗6五同銀としたのだ。 時間を投入して考えたこの☗4五桂が最善だったのは嬉しかった(ただし☖5二金に☗5三銀は微妙だったようで、ソフトは☗7三歩成や☗6四角を推奨している)。 羽生善治九段に感謝。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/19 ノード数 176049 評価値 931 読み筋 △5二金(53) ▲7三歩成(74) 52 4七銀打 ( 4:29/00:09:59) *対するデメテル10級もここで4分半の長考。 感想戦によると、51手目☗4五桂が殊更厳しかったのが誤算で考え込んでいたようだ。 ☖4七銀は48金29飛型に常につきまとう弱点。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 164129 評価値 1510 読み筋 ▲5三桂成(45) △4八銀(47) ▲6三角打 △3三銀(22) ▲8一角成(63) △4七角打 ▲7九玉(68) △7六歩(75) ▲5四馬(81) △7七歩成(76) ▲同 桂(89) △2九角成(47) ▲7一飛打 △2二玉(31) ▲4三成桂(53) △6六桂打 ▲3二成桂(43) △1三玉(22) 53 5三桂成(45) ( 0:04/00:04:46) *しかしこちらも強気に攻め合う! 玉のHPはこちらの方が高いはず。 後手は22銀の壁形が響いている。 54 4八銀成(47) ( 0:22/00:10:21) *金をボロッと取られ、玉の近くに成駒ができるもののまだ先手玉は耐えられる形。 この次の手が狙いの一着。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/20 ノード数 154886 評価値 1553 読み筋 ▲6三角打 △3三銀(22) ▲8一角成(63) △4七角打 ▲7九玉(68) △2九角成(47) ▲5四馬(81) △4九飛打 ▲8八玉(79) △7六歩(75) ▲同 銀(77) △6六桂打 ▲8二飛打 △4一金打 ▲2四歩(25) △同 歩(23) 55 5四角打 ( 0:00/00:00:00) *飛車取りと☗4三成桂の両狙い。 デメテル10級もこの手で技ありという認識だったご様子。 ソフトは代えて**☗6三角**を推奨している。 **41の地点に角が利いているのがミソ**で、例えば以下☖6一飛などと逃げると☗4一金☖同飛☗同角成☖同玉☗5二銀☖3一玉☗4一飛まででピッタリ**詰んでいる**。 確かにこちらの方が厳しかったか。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/22 ノード数 154660 評価値 1342 読み筋 △4七角打 ▲7九玉(68) △2九角成(47) ▲8一角成(54) △4九飛打 ▲8八玉(79) △3三銀(22) ▲2四歩(25) △7六歩(75) ▲2三歩成(24) △7七歩成(76) ▲同 金(78) △2三金(32) 56 6六桂打 ( 0:00/00:00:00) *ここが感想戦で一番盛り上がったポイント。 この手に代えて☖4四金や☖4七角が検討された。 変化が多岐に渡るので詳しくはnoteをご参照下さい。 *解析 時間 00:00.1 深さ 12/19 ノード数 154769 評価値 2495 読み筋 ▲8一角成(54) △3三銀(22) ▲5四馬(81) △3八角打 ▲6六銀(77) △同 歩(65) ▲7九玉(68) △2九角成(38) ▲6一飛打 △2二玉(31) ▲4三成桂(53) △同 金(32) ▲同 馬(54) 57 4三成桂(53) ( 4:36/00:09:24) *☗同銀と取るのは歩が伸びてきて、バラされると怖い形。 デメテル10級も取ってきてくれればいけそうと見ていたようだが 観戦者の間では**☗同銀☖同歩☗4四桂**という手順が挙がっていたようで、これも**相当有力**だった。 ☗4四桂に☖同歩は☗3二角成から簡単に**詰んでしまう**ので☖4一金と駒を投入して受けるくらいだが☗3二桂成☖同金☗5二銀などで迫っていく。 いつでも67に金駒を打たれてバラされる変化があって怖いのがデメリット。 本譜は歩を伸ばしたくなかったので☗4三成桂からあくまで攻め合いの姿勢。約4分半の長考の末の着手。 「**自分の玉形も悪いが相手の玉形がそれ以上に悪ければこちらが良い**」というのは5回戦(https://note.com/sanaga_ambition/n/n545a47be1949)で学んだこと。 過去の学びが現在の自分を強くしている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 10/16 ノード数 180535 評価値 1583 読み筋 △同 金(32) ▲同 角成(54) △3二金打 ▲5二銀打 △3三銀(22) ▲2四歩(25) △7六桂打 ▲同 銀(77) △2四歩(23) ▲7五銀(76) △7八桂成(66) ▲同 玉(68) 58 8二飛(81) ( 2:29/00:14:04) *詰めろを受ける。 こちらが攻勢に出てデメテル10級に受けを強要させ続ける展開にしたかったので狙い通りいっている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/25 ノード数 141708 評価値 2904 読み筋 ▲3二成桂(43) △同 飛(82) ▲6六銀(77) △5三金打 ▲6五角(54) △7六桂打 ▲7七玉(68) △3三角打 ▲4三銀打 △同 金(53) ▲同 角成(65) 59 3二成桂(43) ( 0:11/00:09:35) *こうなると先手からの攻めはなかなか振りほどけない。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 11/26 ノード数 138950 評価値 3873 読み筋 △同 飛(82) ▲6六銀(77) △7六桂打 ▲7七玉(68) △5三金打 ▲3二角成(54) △同 玉(31) ▲6二飛打 △4二歩打 ▲7五銀(66) △5一歩打 ▲7六玉(77) △4四角打 ▲4五桂打 △5四金(53) ▲6一飛成(62) △5八角打 ▲6七歩打 60 3二飛(82) ( 0:02/00:14:06) *後手は壁形が祟って常にハンデを背負った状態での戦いを強いられている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 10/14 ノード数 145523 評価値 3968 読み筋 ▲6六銀(77) △7六桂打 ▲7七玉(68) △5三金打 ▲6五角(54) △5一歩打 ▲4五桂打 △5二金(53) ▲5四金打 △5八角打 61 4三金打 ( 0:15/00:09:50) *詰めろをかけ続けて攻勢にまわる暇を与えない。 攻め棋風のプレイヤー相手にはこちらから攻めて受けを強要させるのが良い。 攻撃は最大の防御なり。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/16 ノード数 155467 評価値 3518 読み筋 △5八成銀(48) ▲7九玉(68) △4二金打 ▲3二金(43) △同 金(42) ▲6六銀(77) △3三銀(22) ▲4三銀打 △同 金(32) ▲同 角成(54) △4二金打 ▲4四桂打 62 7八桂成(66) ( 1:50/00:15:56) *一旦王手が入るが…… *解析 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 159453 評価値 6086 読み筋 ▲同 玉(68) △8六桂打 ▲同 歩(87) △6七金打 ▲同 玉(78) △6六歩(65) ▲同 銀(77) △7六金打 ▲5六玉(67) △6七角打 ▲5五玉(56) △4五角成(67) ▲同 歩(46) 63 7八玉(68) ( 0:02/00:09:52) *☗同玉としたときに継続手がない。 やはり受けにまわることになる。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 12/17 ノード数 189350 評価値 5998 読み筋 △6七金打 ▲同 玉(78) △6六金打 ▲同 銀(77) △同 歩(65) ▲同 玉(67) △8八角打 ▲7七銀打 △6二飛(32) ▲6三歩打 △同 飛(62) ▲同 角成(54) △6五歩打 ▲5五玉(66) △6六銀打 ▲6五玉(55) 64 4二金打 ( 0:57/00:16:53) *金でガッチリと受けて辛抱強く耐えるが…… *解析 時間 00:00.1 深さ 22/14 ノード数 151728 評価値 +詰 13 読み筋 ▲3二金(43) △同 金(42) ▲同 角成(54) △同 玉(31) ▲4四桂打 △4三玉(32) ▲5二銀打 △4四玉(43) ▲4三飛打 △5五玉(44) ▲4五金打 △6四玉(55) ▲6三飛成(43) 65 3二金(43) ( 0:02/00:09:54) *飛車をGET *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 25/13 ノード数 168886 評価値 +詰 12 読み筋 △同 金(42) ▲同 角成(54) △同 玉(31) ▲4四桂打 △4三玉(32) ▲5二銀打 △4四玉(43) ▲4三飛打 △5五玉(44) ▲4五金打 △6四玉(55) ▲6三飛成(43) 66 3二金(42) ( 0:01/00:16:54) *この手に☗同角成としていれば**即詰み**だった。 先手は持ち駒が豊富で☗4四桂から王手していけば後手玉は寄っている。 *解析 ○ 時間 00:00.1 深さ 27/12 ノード数 201422 評価値 +詰 11 読み筋 ▲同 角成(54) △同 玉(31) ▲4四桂打 △4三玉(32) ▲5二銀打 △4四玉(43) ▲4三飛打 △5五玉(44) ▲4五金打 △6四玉(55) ▲6三飛成(43) 67 6一飛打 ( 0:01/00:09:55) *本譜は手に入れたばかりの飛車で王手。 もし寄せ損なっても☗6五飛成から上部を開拓して入玉に切り換えるという狙いも秘めている。 *解析 時間 00:00.1 深さ 13/18 ノード数 171435 評価値 6473 読み筋 △4一金打 ▲5二銀打 △6六桂打 ▲同 銀(77) △6七角打 ▲同 玉(78) △6六歩(65) ▲同 玉(67) △6五歩打 ▲同 玉(66) △7六銀打 ▲5五玉(65) △6四金打 ▲同 飛成(61) △5二金(41) ▲3二角成(54) △同 玉(31) 68 4一歩打 ( 0:02/00:16:56) *この手に☗3二角成でもやはり**詰んでいた**。 先程と同じように☗4四桂から王手していく。 詳細は↓のソフトの読み筋を参照のこと。 *解析 時間 00:00.0 深さ 23/10 ノード数 52623 評価値 +詰 9 読み筋 ▲3二角成(54) △同 玉(31) ▲4四桂打 △4三玉(32) ▲5二銀打 △4二玉(43) ▲4三金打 △3一玉(42) ▲3二金打 69 4四桂打 ( 0:14/00:10:09) *本譜は即詰みの手順が見えておらず、とにかく詰めろをかけて徐々に追い詰めていく。 *解析 時間 00:00.1 深さ 11/15 ノード数 183108 評価値 5864 読み筋 △4二金打 ▲3二桂成(44) △同 金(42) ▲5二銀打 △6六桂打 ▲同 銀(77) △8六桂打 ▲同 歩(87) △3三銀(22) ▲4一飛成(61) △2二玉(31) ▲3二角成(54) △1三玉(22) ▲7三歩成(74) △6六歩(65) 70 4三金打 ( 0:58/00:17:54) *デメテル10級が秒読みに突入。 こちらはまだ5分程度時間を残している。 *解析 時間 00:00.0 深さ 23/10 ノード数 72990 評価値 +詰 9 読み筋 ▲4一飛成(61) △同 玉(31) ▲5二銀打 △4二玉(41) ▲3二桂成(44) △5二玉(42) ▲6三金打 △6一玉(52) ▲6二金打 71 4三角成(54) ( 0:04/00:10:13) *この金は取ることができる。 馬を取ると☗3二金までの**一手詰**。 *解析 時間 00:00.1 深さ 15/19 ノード数 294711 評価値 31111 読み筋 △6七角打 ▲同 玉(78) △6六歩(65) ▲同 玉(67) △6五歩打 ▲6七玉(66) 72 投了 ( 0:10/00:18:04) まで71手で先手の勝ち