開始日時：2022/07/01 22:00:11
棋戦：R対局 持ち時間15分
手合割：平手
先手：miyaki02(1256)
後手：392aoma710(1246)
手数----指手---------消費時間--
*第7期指す将順位戦B級1組2回戦
にたまごさん(0勝1敗)-あおま（1勝0敗）
   1 ５六歩(57)   ( 0:10/00:00:10)
*先手にたまごさん
前期残留組。
先手でも後手でもゴキゲン中飛車を採用している。
本局でもその可能性が高く、対策は立てやすいのだが…。
   2 ３四歩(33)   ( 1:10/00:01:10)
*後手あおま

先手中飛車に対しては一直線穴熊を採用していたが、前節のなちゃちゃさん戦と先日将棋道場で小学生に一直線穴熊をボコボコにされており、今局は超速を採用するつもりでいた。

余談ではあるが、指すまで1分程置いたのは自分なりのルーティンである。（先週から）
   3 ５八飛(28)   ( 0:03/00:00:13)
*やはり先手中飛車。
   4 ６二銀(71)   ( 0:02/00:01:12)
   5 ５五歩(56)   ( 0:09/00:00:22)
   6 ４二玉(51)   ( 0:01/00:01:13)
   7 ７六歩(77)   ( 0:01/00:00:23)
   8 ３二玉(42)   ( 0:02/00:01:15)
   9 ４八玉(59)   ( 0:02/00:00:25)
  10 ４二銀(31)   ( 0:01/00:01:16)
  11 ６八銀(79)   ( 0:04/00:00:29)
  12 ３三銀(42)   ( 0:01/00:01:17)
*今局は超速5筋位奪還戦法を採用。
  13 ５七銀(68)   ( 0:01/00:00:30)
*先手の反応が早い。これは奪還できない。
早くも予定外。
  14 ７四歩(73)   ( 0:16/00:01:33)
  15 ３八玉(48)   ( 0:05/00:00:35)
  16 ７三銀(62)   ( 0:01/00:01:34)
  17 ２八玉(38)   ( 0:01/00:00:36)
  18 ４四銀(33)   ( 0:04/00:01:38)
  19 ６六銀(57)   ( 0:02/00:00:38)
  20 １四歩(13)   ( 0:01/00:01:39)
  21 ３八銀(39)   ( 0:01/00:00:39)
  22 １五歩(14)   ( 0:02/00:01:41)
*余計な一手に感じる。
この辺りは自玉周りの整備か攻撃態勢を整えるべきだったか。
  23 ４六歩(47)   ( 0:01/00:00:40)
  24 ６四銀(73)   ( 0:02/00:01:43)
  25 ４七銀(38)   ( 0:01/00:00:41)
*これは▲5五銀と出て圧迫に対抗しようとしている。
この形を作らせてはまずいと思った。
  26 ３三桂(21)   ( 0:46/00:02:29)
*左右の桂馬を跳ねて中央に駒を増やそうと考えたが…
  27 ３六歩(37)   ( 0:07/00:00:48)
*先手が桂馬跳ねれば桂損。
いきなりうっかりが出てしまった。
自分の思ってる展開に出来ない上に、序盤から形勢を損ねている。
代えて△7三桂でよかった。
  28 ７三桂(81)   ( 0:30/00:02:59)
  29 ３七桂(29)   ( 0:05/00:00:53)
  30 ８四歩(83)   ( 1:43/00:04:42)
*色々テンパって意味不明な一手。
8筋を絡めるなら最初から突いてろという話。
方向性がぐじゃぐじゃ。
代えて△5二金もしくは△5二飛か。
  31 ５六銀(47)   ( 0:01/00:00:54)
  32 １三角(22)   ( 0:09/00:04:51)
  33 ４五歩(46)   ( 0:36/00:01:30)
  34 ４五桂(33)   ( 0:06/00:04:57)
  35 ４五桂(37)   ( 0:02/00:01:32)
*流れるように桂損。
  36 ５二飛(82)   ( 1:12/00:06:09)
*代えて△4六角も考えたが、▲3七桂打からの継続手が見えず。
飛車を回ることに。
△8四歩が完全に一手パスに…。
  37 ３八金(49)   ( 1:41/00:03:13)
*冷静な一手。だが、ふんどしの筋から王飛接近が気になる。
  38 ４五銀(44)   ( 0:13/00:06:22)
*食いちぎってふんどしの桂。
銀の進出を許すが受けきれると判断。
この後の厳しい攻撃が見えず…。
  39 ４五銀(56)   ( 0:01/00:03:14)
  40 ４六桂打     ( 0:01/00:06:23)
  41 ４八飛(58)   ( 0:01/00:03:15)
  42 ３八桂成(46) ( 0:03/00:06:26)
  43 ３八玉(28)   ( 0:01/00:03:16)
  44 ６五桂(73)   ( 0:06/00:06:32)
*とりあえず中央に向けて跳ねる。
△5三桂成が厳しいが…

※ここは一旦△4二金と受けるのが良いとのこと。
  45 ３四銀(45)   ( 0:23/00:03:39)
*飛車の活用も狙った一石二鳥の手。
ふんどしは失敗だった気がしてきた。
  46 ４二金(41)   ( 0:09/00:06:41)
*とりあえず受ける。
  47 ２五桂打     ( 0:11/00:03:50)
*これは角が取られる流れ…


※攻められても△4一玉と逃げることができるので
ここは△5三桂成で互角らしい。
  48 ２四角(13)   ( 0:15/00:06:56)
  49 ３五桂打     ( 0:27/00:04:17)
*これはダブルパンチできつい。

  50 ３五角(24)   ( 0:51/00:07:47)
*金を投入するわけにはいかないので、
泣く泣く根元から絶つ。
  51 ３五歩(36)   ( 0:01/00:04:18)
  52 ２一桂打     ( 0:58/00:08:45)
*3三の地点をケア。
  53 ４五角打     ( 0:27/00:04:45)
*今局一番の長考場面。
野良対局だったら投了していたかもしれない。
2筋と6筋を同時に守ることはできないし、
角が動けば飛車のラインも通る。
攻め手を探すも先手の攻めが早い。
  54 ６二金(61)   ( 4:14/00:12:59)
*6筋を守りつつ逃走経路を確保。
2筋の攻めが遅いと判断。
何か駒が手に入れば△6四の桂馬が働くと信じて。

  55 ２三銀成(34) ( 0:06/00:04:51)
*※実はここで▲4三銀成だったら投了級の一手だった。
△同金▲2三角成で飛車道が通る。
  56 ４一玉(32)   ( 0:00/00:12:59)
  57 ２二成銀(23) ( 1:46/00:06:37)
*桂馬を跳ねさせる催促の手。
△3三桂なら▲同桂△同金▲2五桂打か。
△1三桂なら▲3三桂成だが、桂馬が助かると△2五桂と跳ねる手が駒があれば詰めろになりそう。
△1三桂に▲同桂は攻めが遅れるのでやってこないと感じていた。
  58 １三桂(21)   ( 2:31/00:15:30)
*なので△1三桂へ。
  59 ２三角成(45) ( 0:11/00:06:48)
*王手。当然の一手。
  60 ５一玉(41)   ( 0:01/00:15:31)
*代えて△３二歩は▲同成銀△同金▲4三飛成
なので逃亡。
  61 ３三桂成(25) ( 0:01/00:06:49)
*予想通りの跳ね違い。
  62 ２五桂(13)   ( 0:09/00:15:40)
*これは少し希望が出てきた。
  63 ４二成桂(33) ( 0:33/00:07:22)
*代えて▲2六銀打で桂馬を消してしまえば先手勝ちになっている気がする。
  64 ４二飛(52)   ( 0:04/00:15:44)
  65 ４一金打     ( 0:20/00:07:42)
*これは△同飛▲同馬△6一玉で詰まない。
かつ、金が手に入るので△3七金打からの詰めろ。


  66 ４一飛(42)   ( 0:14/00:15:58)
  67 ４一馬(23)   ( 0:03/00:07:45)
  68 ６一玉(51)   ( 0:00/00:15:58)
  69 ８三銀打     ( 3:44/00:11:29)
*詰めろ。
△5二金打で受かっているが、金を投資すると勝てないか。
△5二金だとギリギリ詰まないか。
秒読みでは読み切れなかった。


※解析すると△5二金打は▲4三飛成で負け
△5二金は▲同馬△同玉▲4三飛成からの13手詰。
これは秒読みでは読み切れない。
さらにここでは代えて▲4三飛車成で△3七金打が
詰めろにならず先手勝ち

  70 ３七金打     ( 0:55/00:16:53)
*待望の一手。
どこに逃げても詰み。
桂馬を持っていることと、2筋に歩を打てるのが大きかった。
  71 ４九玉(38)   ( 0:10/00:11:39)
*▲3九玉だと△4七桂から
▲2九玉だと△2八歩から詰み
  72 ４八金(37)   ( 0:56/00:17:49)
  73 ４八玉(49)   ( 0:01/00:11:40)
  74 ２八飛打     ( 0:55/00:18:44)
  75 ４七玉(48)   ( 3:06/00:14:46)
  76 ２七飛成(28) ( 0:56/00:19:40)
  77 ５八玉(47)   ( 1:09/00:15:55)+
*代えて▲4六玉は△3七龍から詰み
  78 ５七金打     ( 0:51/00:20:31)
*ここで桂馬がついに働く。
  79 ５九玉(58)   ( 0:54/00:16:49)
  80 ２九龍(27)   ( 0:07/00:20:38)
*合駒しても△4七桂打まで
  81 投了         ( 0:03/00:16:52)
まで80手で後手の勝ち

変化：  77手
  77 ４六玉(47)   ( 0:00/00:00:00)
  78 ３七龍(27)   ( 0:00/00:00:00)
  79 ４五玉(46)   ( 0:00/00:00:00)
  80 ４四金打     ( 0:00/00:00:00)
  81 ５六玉(45)   ( 0:00/00:00:00)