開始日時:2021/10/24 21:02:40 棋戦:R対局 持ち時間15分 手合割:平手 先手:392aoma710(1226) 後手:akasabi(991) 手数----指手---------消費時間-- *第6期指す将順位戦B級2組10回戦 先手あおま(6勝3敗) 後手アカサビさん(3勝6敗) 1 7六歩(77) ( 0:11/00:00:11) *先手あおま(6勝3敗) 期せずして自力昇級が復活していた。 プレッシャーが掛かるととことん弱いので 今局はいつも以上に事前研究に力を入れてみた。 2 8四歩(83) ( 0:04/00:00:04) *後手アカサビさん(3勝6敗) 昇級組の1人。 今期は昇級組3人と当たる。 昇級組は強くて事前準備もしっかりやってくる印象なのでとても厄介。 アカサビさんは降級入替戦圏内なので鬼勝負となりそう。 3 7八銀(79) ( 0:05/00:00:16) *アカサビさんの過去棋譜はそれほど多くないが、 居飛車党である事と、 対振りには急戦を用いる事がわかった。 4 8五歩(84) ( 0:02/00:00:06) *特にとよしさん戦で四間穴熊に対してスピード棒銀の形で挑んでいたこともあり、今局は対振り急戦に狙いを定めて準備してみた。 5 7七角(88) ( 0:02/00:00:18) *こちらは玉の遠さを主張するために四間穴熊を予定。 ▲7二銀型にしておけば早仕掛けは来ないので、 棒銀、斜め棒銀、スピード棒銀を予想して対策をした。 6 3四歩(33) ( 0:01/00:00:07) 7 6六歩(67) ( 0:03/00:00:21) 8 6二銀(71) ( 0:24/00:00:31) 9 6八飛(28) ( 0:04/00:00:25) *四間飛車。久々に振り飛車採用。 10 4二玉(51) ( 0:02/00:00:33) 11 4八玉(59) ( 0:02/00:00:27) 12 3二玉(42) ( 0:01/00:00:34) 13 3八玉(48) ( 0:01/00:00:28) 14 5二金(61) ( 0:04/00:00:38) 15 2八玉(38) ( 0:01/00:00:29) 16 5四歩(53) ( 0:02/00:00:40) 17 1八香(19) ( 0:02/00:00:31) 18 7四歩(73) ( 0:13/00:00:53) *予想通り急戦調の構え。 19 1九玉(28) ( 0:02/00:00:33) *穴熊へ。 20 4二銀(31) ( 0:05/00:00:58) 21 2八銀(39) ( 0:01/00:00:34) *ハッチを閉める。 22 5三銀(42) ( 0:01/00:00:59) *スピード棒銀の筋が消える。 斜め棒銀か棒銀。 23 3九金(49) ( 0:06/00:00:40) *金を引き付け穴熊を強化。 24 7三銀(62) ( 0:01/00:01:00) *棒銀確定。 △5三銀の形が振り飛車の切り札である▲6五歩の効果を半減させている。 飛車を捌くのが難しくなっているので、本局は抑え込みの方針で戦うと考えていた。 25 9六歩(97) ( 0:40/00:01:20) *後手番の対策ばかりしていたので先手を取って戸惑っていた。 本来であれば突く必要のない端歩なので指したくはなかったが、△8四銀を見て動きたかったので一手パスのつもりで指した。 疑問手だった。 感想戦でもあったが、▲5八金と金を活用して穴熊強化をした方が後手にとっても嫌な形だった。 26 8四銀(73) ( 0:03/00:01:03) 27 6七銀(78) ( 0:06/00:01:26) *本局が捌きを封じる方針だったので▲6七銀としたが、ここで▲6五歩もあった。 飛車先が重くなっている事も考慮すべきだった。 ▲5八金を入れて▲6五歩で先手の固さを主張する戦いでわかりやすかった。 28 7五歩(74) ( 0:16/00:01:19) 29 7八飛(68) ( 0:17/00:01:43) *飛車を回る。 30 6四歩(63) ( 0:32/00:01:51) 31 8八角(77) ( 0:38/00:02:21) *飛車先通す。 32 8六歩(85) ( 2:00/00:03:51) *歩をぶつけ後手が捌きを狙うが、 後手の飛車が重い形。 ▲同歩△7三銀としても▲7七角で問題ない上に後手は歩切れとなる。 33 8六歩(87) ( 1:07/00:03:28) 34 7二飛(82) ( 1:21/00:05:12) *ここで飛車を回る。 35 6八金(69) ( 1:15/00:04:43) *▲7五歩は呼び込んでしまう為、金を上げて守りを強化。 36 9四歩(93) ( 5:07/00:10:19) *端に手を入れるがパスに近い。 このタイミングで△4二金上として守りを強化すべきだったか。 37 7七金(68) ( 1:08/00:05:51) *金をさらに上がり捌きを封じる。 38 6五歩(64) ( 3:44/00:14:03) *なんとここにきて事前の想定局面と合流する。 まだまだ難しいが、先手ペースになりそう。 39 9八香(99) ( 1:28/00:07:19) *6,7筋は出来れば取って貰いたい。 限界まで引き付けてから飛車角を捌く。 40 6六歩(65) ( 1:28/00:15:31) 41 6六金(77) ( 1:52/00:09:11) *▲同銀は△6五歩で飛車先重いまま捌かれるので面白くない。 42 7六歩(75) ( 0:54/00:16:25) 43 7六銀(67) ( 0:54/00:10:05) 44 6五歩打 ( 0:54/00:17:19) 45 6七金(66) ( 0:34/00:10:39) *ここで角をぶつける。 ついに膠着状態が動き出す。 46 8八角成(22) ( 0:53/00:18:12) 47 8八飛(78) ( 0:03/00:10:42) 48 9九角打 ( 0:55/00:19:07) *感想戦にて代えて△6六歩▲同金△7九角▲5八飛△7六飛▲同金△6七銀を提案した…が、 ▲3八飛の後に▲7二飛打で先手優勢。 全然ダメな提案だった…。 ただ一旦△6六歩だけはいれたい。 49 6八飛(88) ( 0:38/00:11:20) 50 7五銀(84) ( 0:55/00:20:02) 51 7五銀(76) ( 0:20/00:11:40) 52 7五飛(72) ( 0:53/00:20:55) 53 7六歩打 ( 0:03/00:11:43) *捌きを狙うも金の存在が大きい。 54 7一飛(75) ( 0:53/00:21:48) 55 8八銀打 ( 0:27/00:12:10) *角銀交換確定。 56 8八角成(99) ( 0:54/00:22:42) 57 8八飛(68) ( 0:02/00:12:12) 58 6一飛(71) ( 0:55/00:23:37) *6筋を狙う。駒を打ち込まれる隙が多いので受けが難しい。 59 6四歩打 ( 3:34/00:15:46) *ギリギリまで考えてひねり出した手。 焦点の歩は間違えやすい。 60 8七歩打 ( 0:57/00:24:34) *叩きを入れるが、大駒がないので飛車を逃げて空振る。 61 6八飛(88) ( 0:55/00:16:41) 62 6四銀(53) ( 0:55/00:25:29) *馬を中央に作れる隙が生まれる。 63 7二角打 ( 0:26/00:17:07) 64 7一飛(61) ( 0:54/00:26:23) 65 5四角成(72) ( 0:28/00:17:35) *ここで優勢を確信。 中央に馬がいると攻めにも守りにも利く。 66 5三銀打 ( 0:53/00:27:16) 67 4五馬(54) ( 0:21/00:17:56) 68 4四歩(43) ( 0:59/00:28:15) 69 3四馬(45) ( 0:55/00:18:51) *逃げながら歩を取り玉に迫る。 70 6六銀打 ( 0:51/00:29:06) *金を排除する手だが、飛車を捌ける。 71 6六金(67) ( 0:56/00:19:47) 72 6六歩(65) ( 0:02/00:29:08) 73 6六飛(68) ( 0:28/00:20:15) 74 6五歩打 ( 0:07/00:29:15) 75 2六飛(66) ( 0:39/00:20:54) *飛車が一気に攻めに利いてきた。 また後手飛車の成りこみも防いでいる。 76 3三金打 ( 0:27/00:29:42) 77 3三馬(34) ( 0:57/00:21:51) *一気に崩しにかかる。 78 3三玉(32) ( 0:42/00:30:24) 79 3六飛(26) ( 0:55/00:22:46) 80 4二玉(33) ( 0:47/00:31:11) 81 2二角打 ( 0:57/00:23:43) *追撃の手が難しかった。 馬を作って小駒補充で勝ちに近づくと考えた。 82 5一玉(42) ( 0:54/00:32:05) 83 1一角成(22) ( 0:04/00:23:47) 84 4五角打 ( 0:42/00:32:47) 85 2六飛(36) ( 0:12/00:23:59) *飛車を動かずに飛車角交換を待つ手も考えたが、 玉の遠さを活かそうと思い、小駒は取られてもすぐに攻められない形に持っていく事にした。 86 8九角成(45) ( 0:45/00:33:32) 87 2一馬(11) ( 0:03/00:24:02) 88 9八馬(89) ( 0:36/00:34:08) 89 7五桂打 ( 0:15/00:24:17) *代えて▲5四香△同銀▲同馬~▲6三桂打と馬を中央に活用する手が優った。 90 7五銀(64) ( 0:45/00:34:53) 91 7五歩(76) ( 0:03/00:24:20) 92 2四香打 ( 0:02/00:34:55) * 93 3六飛(26) ( 0:12/00:24:32) *飛車取りを見せつつ2筋突破を狙った手だが、 飛車がいつでも成り込める位置に移動し、先手好調。 94 3五桂打 ( 0:02/00:34:57) *2筋突破と取れば飛車が走る手。 95 3五飛(36) ( 0:30/00:25:02) *飛車は走られるが、桂馬を取って寄せに行く。 96 7五飛(71) ( 0:04/00:35:01) 97 4三銀打 ( 0:58/00:26:00) *金は斜めに誘え。 98 4三金(52) ( 0:35/00:35:36) 99 6三銀打 ( 0:43/00:26:43) *拠点を作る。 100 5二銀打 ( 0:53/00:36:29) 101 5五桂打 ( 0:30/00:27:13) *拠点を消さない。 102 6二桂打 ( 0:58/00:37:27) 103 5二銀成(63) ( 0:16/00:27:29) 104 5二金(41) ( 0:04/00:37:31) 105 3一飛成(35) ( 0:49/00:28:18) *大きい一手。 106 4一銀打 ( 0:01/00:37:32) 107 6三銀打 ( 0:54/00:29:12) *再び金を斜めに。 108 6三金(52) ( 0:08/00:37:40) 109 4三馬(21) ( 0:11/00:29:23) *代えて▲5二金打で詰んでいた。 110 投了 ( 0:26/00:38:06) まで109手で先手の勝ち