手合割:平手 先手:やねうら王 後手:あなた 手数----指手---------消費時間-- 1 6六歩(67) ( 0:01/00:00:01) 2 8四歩(83) ( 0:34/00:00:34) 3 7八金(69) ( 0:01/00:00:02) 4 8五歩(84) ( 0:06/00:00:40) 5 2六歩(27) ( 0:01/00:00:03) 6 3二金(41) ( 0:12/00:00:52) *初手6六歩に結局相掛かりへ。 7 2五歩(26) ( 0:01/00:00:04) 8 8六歩(85) ( 1:41/00:02:33) *ここで飛車先の歩を交換する。 ここでは3四歩と突いて先手の出方を見る手はあったようだ。以下2四歩・同歩・同飛・8六歩・同歩・同飛・9六歩・8四飛・8七歩となれば、互角の進行ながら先手の駒組が制限されており後手まずまず。 9 8六歩(87) ( 0:01/00:00:05) 10 8六飛(82) ( 0:03/00:02:36) 11 7六歩(77) ( 0:01/00:00:06) 12 7二銀(71) ( 0:12/00:02:48) 13 6八玉(59) ( 0:01/00:00:07) 14 9四歩(93) ( 0:16/00:03:04) 15 3八銀(39) ( 0:01/00:00:08) 16 5二玉(51) ( 0:44/00:03:48) *中住まいに構えて手を渡した。 ここでは9四歩と突いた手を活かして7六飛と横歩を取る手もあったようだ。以下2四歩・同歩・同飛・7四飛・2八飛・2三歩となれば、じっくりした進行になり、歩得が活きやすく後手指しやすそう。 本譜は先手が8七歩と打ったところで横歩を取る方針。 17 9六歩(97) ( 0:01/00:00:09) 18 1四歩(13) ( 0:43/00:04:31) 19 1六歩(17) ( 0:01/00:00:10) 20 4二銀(31) ( 0:27/00:04:58) 21 5八金(49) ( 0:01/00:00:11) 22 3四歩(33) ( 0:15/00:05:13) 23 6七金(58) ( 0:01/00:00:12) 24 3三角(22) ( 0:33/00:05:46) *角を上がって飛車先の歩交換を拒否した。 ここは7四歩もあるところ。 25 4六歩(47) ( 0:01/00:00:13) 26 4四歩(43) ( 0:08/00:05:54) 27 8七歩打 ( 0:01/00:00:14) 28 8二飛(86) ( 0:50/00:06:44) 29 4七銀(38) ( 0:01/00:00:15) 30 4三銀(42) ( 0:15/00:06:59) 31 5六銀(47) ( 0:01/00:00:16) 32 5四歩(53) ( 0:27/00:07:26) *「歩越し銀には歩で対抗」。先手の腰掛銀からの仕掛けには6二~5三と金で応じる方針。 しかし、ここでは6四歩と突いて右銀を6三~5四と活用する含みを持たせる方がよかった。以下 - 4五歩には同歩・同銀・4四歩・2四歩(同角には4四銀)・同歩・3六銀・7四歩・2五歩・6三銀・2四歩・2二歩となれば、2筋は押し込まれたものの、後手は中央~左辺で駒組が進み、右玉で先手の攻めをいなす含みもあって後手ペース。 - 3六歩には6三銀・7七角・7四歩・8八銀・6二金・7九玉・7三桂・5九角・5四歩・7七銀・4二角くらいが想定される進行で、これはこれからの将棋ながら先手の腰掛銀が空を切っており後手さしやすそう。 本譜は受けの構想が悪かった。 33 6九玉(68) ( 0:01/00:00:17) 34 6四歩(63) ( 0:50/00:08:16) 35 6五歩(66) ( 0:01/00:00:18) 36 6三銀(72) ( 0:08/00:08:24) *銀を上がって受けた。 しかし、ここでは同歩と取っておく手はあった。以下同銀には6四歩で、以下 - 同銀には7四歩の銀ばさみがあり、以下6三歩・6二歩・同歩成・同金となれば、後手は歩得しながら持ち駒を増やすことができ後手ペース。 - 5六銀には6三銀でほぼ互角。 本譜は読みの突っ込みが足りず、6筋に拠点が作られたのが大きかった。 37 6四歩(65) ( 0:01/00:00:19) 38 6四銀(63) ( 0:01/00:08:25) 39 6五歩打 ( 0:01/00:00:20) 40 5三銀(64) ( 0:07/00:08:32) 41 3六歩(37) ( 0:01/00:00:21) 42 6二金(61) ( 1:06/00:09:38) 43 3七桂(29) ( 0:01/00:00:22) 44 2二角(33) ( 0:05/00:09:43) *先手4五歩の仕掛けを先受けした。 ここでは7四歩と突く手はあった。以下 - 4五歩に同歩・同桂となれば角銀両取りだが、以下8八角成・5三桂成・同金・8八銀・3七角となれば、先手は飛車の逃げ方が難しく後手ペース - 6八銀には7三桂・7九玉・8一飛となれば、後手陣は十分の態勢で後手ペース。先手4五歩の仕掛けはやはり3七角の切り返しが厳しくまだ無理。 本譜は先手4五歩の仕掛けを過大評価していた。 45 6八銀(79) ( 0:01/00:00:23) 46 7四歩(73) ( 0:24/00:10:07) 47 7九玉(69) ( 0:01/00:00:24) 48 7三桂(81) ( 0:22/00:10:29) *次に8一飛と引いて守りを引き締める狙い。 ここでは9五歩と端にあやをつける手はあった。以下同歩には9七歩で、以下 - 同香には3五歩と桂頭を攻めれば、8六歩~3六歩~9六歩と十字飛車を狙えば後手ペース。 - 4五歩には9五香・9六歩・同香・9七桂・7三桂・6六角・8一飛・9三角成・4五歩・9二馬・8四飛・9三馬・8一飛・9二馬となり千日手模様。 本譜は自然な桂跳ねだが、桂頭を攻められるリスクがあるので、ゆっくりできる局面との判断がまずかったようだ。 49 4五歩(46) ( 0:01/00:00:25) 50 4五歩(44) ( 0:12/00:10:41) *2二角と引いた手を活かして歩を取った。 しかし、ここでも9五歩と突いてあやをつける方がよかった。以下同歩・9七歩・6六角・9五香・9三角成・8一飛・2四歩・同歩・9二馬・8四飛・7五歩・9八歩成となれば激しい攻め合いで互角の戦い。 本譜は2二角成とされても十分指せるとみていたが、そうではなかったようだ。 51 6六金(67) ( 0:01/00:00:26) 52 4六歩(45) ( 0:44/00:11:25) 53 6七銀(68) ( 0:01/00:00:27) 54 6三金(62) ( 0:53/00:12:18) *金を立って桂頭をカバーした。 しかし、ここでも9五歩と端にあやをつける方がよかった。以下同歩には9七歩と垂らし、以下同角・4七歩成・同銀・6四歩・8八角・6五歩・5六金・8八角成・同玉・9七歩・同香・8五桂となれば、後手2二角の狙いが厳しく後手ペース。 本譜はまだ受けの段階と判断していたが、反撃を考える段階だったようだ。 55 7五歩(76) ( 0:01/00:00:28) 56 7五歩(74) ( 0:32/00:12:50) *金を上がった手を活かして歩を取った。 しかし、ここでも9五歩と突く方がよかった。以下同歩には9七歩と垂らし、以下7四歩・同金・9七角・4七歩成・同銀・6四歩・2四歩・同歩・2三歩・同金・4五桂・4四銀右・7五歩・8四金・8八角となれば、後手玉はコビンがスカスカで怖い形だが、先手の攻めも細く、ほぼ互角の戦い。 本譜は先手の攻めを引き込んだ意味がある。 57 2四歩(25) ( 0:01/00:00:29) 58 2四歩(23) ( 0:06/00:12:56) 59 1五歩(16) ( 0:01/00:00:30) 60 1五歩(14) ( 0:46/00:13:42) *端歩の突き捨てに自然に応じた。 しかし、ここでは4七歩成とし、同銀とバックさせてから1五歩と手を戻す方がよかった。以下5六銀・7四金・7六歩・8六歩・同歩・8七歩・同金・8五歩とすれば、先手の桂頭攻めを逆用した形で後手指しやすそう。 本譜は受けに回る方針の中で自然な応手だが、持ち歩が豊富になっており、ここが反撃のタイミングだった。 61 3五歩(36) ( 0:01/00:00:31) 62 9五歩(94) ( 0:47/00:14:29) *遅ればせながら9筋に手を着けた。 ここでは7四金と上がって7五の歩を支える手はあった。以下3四歩・3六歩・4五桂・4四銀右・3三歩成・同桂・同桂成・同角・8六桂・8四金・7四歩・8五桂・7三歩成・8一飛となれば、と金を作ったのは部分的には先手のポイントだが、後手からは3七歩成や7六桂の反撃が厳しく後手ペース。 本譜は既に戦いが拡大しており、さらに局面が複雑になった。 63 9五歩(96) ( 0:01/00:00:32) 64 9七歩打 ( 0:05/00:14:34) *歩を垂らして9五香を狙った。 しかし、ここでは豊富な持ち歩を活かし、9八歩と叩いて激しく攻める方がよかった。以下同香・4七歩成・同銀・9七歩(同香には9六歩~8六歩)・2三歩・9八歩成・2二歩成・8八と・同玉・2二金となれば、香得でかくを手持ちにした分後手ペース。先手は4七の銀や3七の桂を動かすと角の打ち込みが厳しい。 本譜は局面の認識が甘かった。 65 2三歩打 ( 0:01/00:00:33) 66 2三金(32) ( 1:15/00:15:49) 67 9七香(99) ( 0:01/00:00:34) 68 9六歩打 ( 0:46/00:16:35) 69 4五桂(37) ( 0:01/00:00:35) 70 4四銀(53) ( 0:57/00:17:32) 71 9六香(97) ( 0:01/00:00:36) 72 8六歩打 ( 0:51/00:18:23) 73 8六歩(87) ( 0:01/00:00:37) 74 8六飛(82) ( 0:44/00:19:07) *香取りで飛車を走った。 しかし、ここでは4七歩成として中央でのバランスを取る方がよかった。以下同銀には4五銀と桂を食いちぎり、以下4六歩となって銀は詰むものの、以下8四桂・4五歩・9六桂・9七角・8八歩となれば、後手の攻めが続いて後手ペース。 本譜は香取りで飛車を走って味がよいと感じていたが、既にそのような手が間に合う局面ではなかったようだ。 75 7五金(66) ( 0:01/00:00:38) 76 7四歩打 ( 0:56/00:20:03) *金取りに歩を打って先手の攻めを催促した。 しかし、ここでは6八歩と垂らして先手の攻めをけん制するところだった。以下6四歩・6二金・2五歩・同歩・7四歩・8五桂・8七歩・9六飛・8五金・5五歩となれば、後手は駒得が期待できるが玉もかなり怖い形で難解な戦い。 本譜は先手の攻めを呼び込んで危険だったが、6八歩はここでは見えておらず、既に勝ちにくい局面かもしれない。 77 6四歩(65) ( 0:01/00:00:39) 78 7五歩(74) ( 0:52/00:20:55) 79 6三歩成(64) ( 0:01/00:00:40) 80 6三玉(52) ( 0:38/00:21:33) 81 7四歩打 ( 0:01/00:00:41) 82 7四玉(63) ( 0:43/00:22:16) 83 9七金打 ( 0:01/00:00:42) 84 8二飛(86) ( 0:42/00:22:58) 85 9四歩(95) ( 0:01/00:00:43) 86 9二歩打 ( 0:54/00:23:52) *歩を打って9筋を収めた。 しかし、ここでは5五歩と突いて銀を詰ますところだった。以下9三歩成には8八飛成と角と刺し違え、以下同玉・5六歩・8三と・4五銀・6六歩・8三玉となれば、後手は銀桂得で、5七歩成が残っており後手勝勢。 本譜は上記手順が見えておらず、逆転のチャンスを逃した。 87 2五歩打 ( 0:01/00:00:44) 88 2五歩(24) ( 0:43/00:24:35) 89 2五飛(28) ( 0:01/00:00:45) 90 2四歩打 ( 0:43/00:25:18) 91 2七飛(25) ( 0:01/00:00:46) 92 3六金打 ( 0:51/00:26:09) 93 8三歩打 ( 0:01/00:00:47) 94 8三飛(82) ( 0:51/00:27:00) 95 2八飛(27) ( 0:01/00:00:48) 96 4七歩成(46) ( 0:47/00:27:47) 97 5三桂成(45) ( 0:01/00:00:49) 98 5五歩(54) ( 0:59/00:28:46) *角道を止めて先手の攻めを緩和した。 しかし、ここでは8八飛成と角を外すところだった。以下同玉・5三銀(王手)・6六歩・5七と・6一飛・5六と・同銀・6四桂となれば、先手は攻め駒が足りず後手優勢。 本譜は飛車を渡すのは危険と読みを打ち切ったが、怖くても上記手順に踏み込むしかなかった。 99 4三成桂(53) ( 0:01/00:00:50) 100 5六歩(55) ( 0:43/00:29:29) 101 5六歩(57) ( 0:01/00:00:51) 102 5七と(47) ( 0:44/00:30:13) 103 8四歩打 ( 0:01/00:00:52) 104 8四飛(83) ( 0:44/00:30:57) 105 8五歩打 ( 0:01/00:00:53) 106 8五飛(84) ( 0:43/00:31:40) 107 8六歩打 ( 0:01/00:00:54) 108 8二飛(85) ( 0:29/00:32:09) 109 4四成桂(43) ( 0:01/00:00:55) 110 4七金(36) ( 0:41/00:32:50) 111 5四成桂(44) ( 0:01/00:00:56) 112 6三歩打 ( 0:48/00:33:38) 113 6六銀(67) ( 0:01/00:00:57) 114 5八金(47) ( 0:58/00:34:36) 115 5七銀(66) ( 0:01/00:00:58) 116 5七金(58) ( 0:39/00:35:15) 117 6七銀打 ( 0:01/00:00:59) 118 6七金(57) ( 0:59/00:36:14) 119 6七金(78) ( 0:01/00:01:00) 120 8七歩打 ( 0:27/00:36:41) 121 8七金(97) ( 0:01/00:01:01) 122 8八角成(22) ( 0:37/00:37:18) 123 8八飛(28) ( 0:01/00:01:02) 124 3六角打 ( 0:37/00:37:55) 125 7一角打 ( 0:01/00:01:03) 126 7二飛(82) ( 0:24/00:38:19) 127 5三角成(71) ( 0:01/00:01:04) 128 6二銀打 ( 0:07/00:38:26) 129 7五馬(53) ( 0:01/00:01:05) 130 7五玉(74) ( 0:04/00:38:30) 131 7八飛(88) ( 0:01/00:01:06) 132 投了 ( 0:02/00:38:32) まで131手で先手の勝ち