先手:わたし 後手:tanuki- SDT5 手数----指手---------消費時間-- 1 2六歩(27) 2 1四歩(13) 3 1六歩(17) 4 8四歩(83) 5 2五歩(26) *相掛かりへ。 6 8五歩(84) 7 7八金(69) 8 3二金(41) 9 3八銀(39) 10 5二玉(51) 11 9六歩(97) 12 3四歩(33) 13 2四歩(25) 14 2四歩(23) 15 2四飛(28) 16 8六歩(85) 17 8六歩(87) 18 8六飛(82) 19 8七歩打 20 8五飛(86) 21 2八飛(24) 22 9四歩(93) 23 5八玉(59) 24 2三歩打 25 3六歩(37) *次に3七桂や3七銀の活用を狙った。 26 3五歩(34) 27 2五飛(28) *後手の仕掛けに飛車を浮き、後手3六歩の取り込みを観察的に防いだ。 28 8六歩打 29 8六歩(87) 30 8六飛(85) 31 3五飛(25) *歩を取って後手3六飛を防いだ。 ここでは素直に8七歩と受けておく手はあったようだ。以下 - 3六飛は3七歩で飛車が詰んで先手勝勢。この変化を心配して本譜を選んだが、こうなるなら8七歩と打つ - 8四飛には3五飛・4四角・2五飛となり、こうなれば先手歩得ながら後手の左桂の活用も味が良く、ほぼ互角の戦い。 本譜は取られない歩を守った形だが、後手に手段を与えた。 32 8七歩打 33 9七角(88) 34 8二飛(86) 35 8八歩打 *歩を合わせて垂れ歩を消しに行った。 ここでは7五角と軽く捌く手はあった。以下7四歩には6六角・同角・同歩・8八角・2二歩・3三桂・2一歩成・4二銀・1一と・9九角成・8五香となると、後手は飛車取りを受けにくく先手ペース。 本譜は8筋を収めに行ったが、結果的になかなか収まらなかった。 36 8八歩成(87) 37 8八銀(79) 38 8六歩打 39 8五歩打 40 4四角(22) 41 6五飛(35) *6五に飛車を逃げた。 しかし、ここでは7五飛と逃げて後手7四歩をけん制する方がよかった。以下7四歩には同飛・8五飛・7六飛・5五角・4六歩・6四角・6六飛・7五角・5六飛・6四角で千日手模様だが、本譜でまずいならこれしかなかった。 本譜は7四歩~7三桂で飛車がいじめられる展開になった。 42 7四歩(73) 43 8六角(97) 44 3三桂(21) 45 7六歩(77) 46 7三桂(81) 47 3五飛(65) 48 3五角(44) 49 3五歩(36) 50 8五飛(82) 51 8七歩打 *歩を打って角にひもをつけて受けた。 ここでは5九角と引いて辛抱するところだった。以下4五桂・3七桂・同桂成・同角・6二銀・7七桂・3五飛・4六角・4五飛・5六角となれば、後手ペースながら飛車が狭く、先手にも楽しみがありそう。 本譜はこの瞬間に後手の攻めが刺さりだした。 52 6五桂(73) 53 4六歩(47) 54 8六飛(85) 55 8六歩(87) 56 2八角打 57 3七角打 *「角には角」 後手4六角成を防いだ。 しかし、ここでは3四歩と桂取りに突き出して勝負するところだった。以下4六角成・3三歩成・5七桂成・5九玉となれば、後手ペースながら先手はと金もできて一勝負できそう。 本譜ははっきりここで負けになった。 58 3七角成(28) 59 3七銀(38) 60 2五角打 61 3六角打 62 3六角(25) 63 3六銀(37) 64 2八角打 65 3七角打 66 3七角成(28) 67 3七桂(29) 68 2八角打 69 4八金(49) 70 3九角成(28) 71 3四歩(35) 72 2八飛打 73 投了 まで72手で後手の勝ち