開始日時:2021/05/15 場所:81Dojo 持ち時間:15分+60秒 手合割:平手 先手:asuta_ 後手:Gotanda_N 手数----指手---------消費時間-- *遅くなったが、5月15日に行われた団体戦の自戦記を書こうと思う。 1 7八飛(28) ( 0:05/00:00:05) *先手でも後手でも三間飛車しか指さないため、序盤で悩む必要はない。 2 8四歩(83) ( 0:07/00:00:07) *えぬさんは振り飛車も指されるが、今回は居飛車のようだ。 3 7六歩(77) ( 0:01/00:00:06) 4 8五歩(84) ( 0:01/00:00:08) 5 7七角(88) ( 0:01/00:00:07) 6 4二玉(51) ( 0:01/00:00:09) 7 4八玉(59) ( 0:01/00:00:08) 8 3四歩(33) ( 0:08/00:00:17) 9 6六歩(67) ( 0:01/00:00:09) 10 3二玉(42) ( 0:04/00:00:21) 11 6八銀(79) ( 0:01/00:00:10) 12 6二銀(71) ( 0:01/00:00:22) 13 3八玉(48) ( 0:01/00:00:11) 14 5二金(61) ( 0:01/00:00:23) 15 1六歩(17) ( 0:01/00:00:12) 16 6四歩(63) ( 0:05/00:00:28) *△6五歩の仕掛けを見据えた手。 これには、速攻されても大丈夫なように△5八金左と上がれば問題ない。 17 5八金(69) ( 0:01/00:00:13) 18 3三角(22) ( 0:12/00:00:40) *持久戦志向の手。 えぬさんは攻め将棋のため、そのまま急戦で来るかと思っていた分、意表をつかれた。 19 5六歩(57) ( 0:02/00:00:15) 20 6三銀(62) ( 0:08/00:00:48) 21 2八玉(38) ( 0:01/00:00:16) 22 2二玉(32) ( 0:01/00:00:49) 23 3八銀(39) ( 0:01/00:00:17) *ひとまず美濃囲いに組んでおく。 24 3二銀(31) ( 0:05/00:00:54) *えぬさんの選択は左美濃だった。 25 5七銀(68) ( 0:03/00:00:20) *銀は5七から使っていく。 6筋から仕掛けてくる可能性が高いため、▲6七銀は候補にすらない。 26 1四歩(13) ( 0:03/00:00:57) 27 6七金(58) ( 1:05/00:01:25) *金を4七に上がり、角交換の展開に備えておく。 28 9四歩(93) ( 0:40/00:01:37) 29 4六銀(57) ( 0:02/00:01:27) 30 4四歩(43) ( 0:04/00:01:41) 31 5五歩(56) ( 0:02/00:01:29) *5筋の位を取り、形勢はまずまずといったところだろう。 32 4三金(52) ( 0:10/00:01:51) 33 5六金(67) ( 0:09/00:01:38) *金を上がり、▲6五歩の仕掛けを用意する。 34 7四歩(73) ( 0:23/00:02:14) 35 6八飛(78) ( 0:02/00:01:40) *疑問手。 代えて▲6五歩と仕掛けた方が、手作りに悩む展開にならなかっただろう。 36 7三桂(81) ( 1:22/00:03:36) 37 6九飛(68) ( 0:19/00:01:59) 38 2四角(33) ( 0:55/00:04:31) *角を覗いてきた。 えぬさんの棋風を考えると、切るために上がったのだろうと考えた。 確かに△7八銀の打ち込みが面倒なため、負けないよう先の変化を読み始めた。 具体的には、△4六角、△4五歩、△5四歩あたりの変化を深く読んでいた。 39 3六歩(37) ( 8:49/00:10:48) *約9分の考慮で▲3六歩を選択。 ▲3七銀引の余地を作り、えぬさんの攻めに備えようと考えたからだ。 △4六角からの決戦は、下手に受けるとどんどん押さえ込まれる変化ばかりだったため、むしろ攻めてもらってごちゃごちゃした盤面で戦おうと判断した。 △4五歩には、銀引のスペースを確保すれば問題ないと判断。 △5四歩には、▲3五歩と一旦角道を止め、角のラインを生かし攻めて戦えると判断。 40 4五歩(44) ( 3:33/00:08:04) *えぬさんが選んだ手は△4五歩だった。 ▲同銀(同金)に△3三桂を用意しており、取る事が出来ない。 41 3七銀(46) ( 0:12/00:11:00) *読み筋のため、読み抜けがないかの最終確認を行い引いた。 42 3三桂(21) ( 0:09/00:08:13) *6筋の位を確保する桂跳ね。 角が狭くなるが、攻めを溜めている。 43 2六歩(27) ( 0:14/00:11:14) *桂跳ねを防ぎながら、角に圧力をかけていく。 とはいえ、すぐに▲2五歩と突けるわけではないため、上手い組み立てはないかなと考えていた。 44 3五歩(34) ( 1:05/00:09:18) *角を活用する歩突きだが、▲2五歩と突くタイミングが来たかなと感じた。 ▲2五歩△同桂▲2六銀△3三角に▲3五歩と取れば、次の▲2五銀から銀が死ぬことがない。 △3四金と桂を支える手はあるが、以下▲3五歩△同金▲同銀△同角▲3六金でこちら指せるだろう。 45 2五歩(26) ( 2:00/00:13:14) *ということで決行。 46 3六歩(35) ( 1:25/00:10:43) *角銀交換を望む歩突き。 駒得になるとはいえ、玉形が乱れるのは好まない。 且つ、歩切れということもあり、取る手が自然だろうと判断した。 47 3六銀(37) ( 0:16/00:13:30) 48 1三角(24) ( 0:35/00:11:18) *一度当たっている角を引いてきた。 ▲1五歩が見えているが引いたということは、▲1五歩~▲1四歩の2手で動こうと考えているのだと思った。 49 1五歩(16) ( 0:09/00:13:39) *とはいえ、こちらが損になる変化ではないため端を突き出す。 50 3五歩打 ( 0:26/00:11:44) *再度、角銀交換を望む歩打ち。 ▲1四歩から交換する手も良かったが、団体戦ということもあり、尚且つまじくりさんから「流れを変えてね」というオーダーも出ていたため、安定した変化を選ぶことにした。 51 2七銀(36) ( 0:10/00:13:49) 52 2五桂(33) ( 0:09/00:11:53) 53 1四歩(15) ( 0:03/00:13:52) 54 2四角(13) ( 0:04/00:11:57) 55 2六歩打 ( 0:02/00:13:54) *端を詰め、桂得が確定した。 短期決戦はないが、優位は保てているだろう。 56 3四金(43) ( 0:48/00:12:45) *桂を支える金上がり。 57 5四歩(55) ( 0:58/00:14:52) *金の利きが消えたタイミングで歩を突き出す。 ▲5三歩成の先手になっているため、後手は応じるよりなく、手順に角筋の壁を一つ除去することができた。 58 5四銀(63) ( 0:16/00:13:01) 59 2五歩(26) ( 0:02/00:14:54) *このタイミングで桂を取る。 △同金には▲6五歩の王手のあとに▲3四歩や▲3四桂がありこちらが指せそうだ。 代えて△3三角は、▲2六桂~▲3四歩の攻めがあり、こちらも指せそうだと判断した。 60 3三角(24) ( 0:12/00:13:13) *えぬさんは△3三角を選択した。 61 2六桂打 ( 1:01/00:15:55) 62 4四金(34) ( 0:27/00:13:40) *代えて△4三銀上を読んでいたが、▲3四桂△同銀▲6五歩の決戦はありだろうと読んでいた。 63 3四歩打 ( 0:03/00:15:58) *読み筋のまま進む。 この辺りは、極力相手に駒を渡さない攻めを選びながら指していた。 64 5一角(33) ( 0:20/00:14:00) 65 6五歩(66) ( 0:10/00:16:08) *期待の一手。 事前に金を浮かせたため、先手となっている。 受けては、△4三銀引、△4三銀上、△4二飛。 △4三銀引には、▲6四歩の取り込みが厳しく、こちら指せる。 △4三銀上には、▲6四歩△6五歩▲6三歩成△同銀▲4五金でこちら指せる。 △4二飛には、上記変化と同様で指せる。 と判断した。 66 4二飛(82) ( 0:52/00:14:52) *えぬさんは△4二飛を選択。 67 6四歩(65) ( 0:58/00:17:06) 68 6六歩打 ( 1:01/00:15:53) *手筋の受け。 角の利きが攻めの要のため、▲同角の一手だろう。 指す手が確定しているのならばと、えぬさんが描いている手を読み始めた。 受けるならば△6五歩だが、歩切れになり持ち駒もゼロとなると、端がより厳しくなるため問題ないだろう。 代えて、△6五銀と攻めながらの対応は、▲同金と取った手が▲1三歩成からの寄せを狙えて問題ないだろう。 と判断した。 69 6六角(77) ( 0:54/00:18:00) 70 6五銀(54) ( 0:53/00:16:46) 71 6五金(56) ( 0:55/00:18:55) 72 6五桂(73) ( 0:41/00:17:27) 73 1三歩成(14) ( 0:26/00:19:21) 74 1三香(11) ( 0:29/00:17:56) 75 1三香成(19) ( 0:02/00:19:23) 76 1三玉(22) ( 0:10/00:18:06) 77 3三銀打 ( 0:02/00:19:25) *一直線に進む。 78 1五金打 ( 0:37/00:18:43) *粘りの一手だが、ここまで来れば負けはない。 79 1九香打 ( 0:19/00:19:44) 80 1七歩打 ( 0:46/00:19:29) 81 1七香(19) ( 0:02/00:19:46) 82 1六歩打 ( 0:02/00:19:31) 83 1六香(17) ( 0:01/00:19:47) 84 1六金(15) ( 0:06/00:19:37) 85 1四歩打 ( 0:01/00:19:48) 86 1二玉(13) ( 0:02/00:19:39) 87 1六銀(27) ( 0:01/00:19:49) *金を取り、▲2二金までの詰めろをかける。 受けるには△2一銀や△4一金だが、▲4四角から一手一手で勝ちは変わらないという読みだった。 88 投了 ( 0:25/00:20:04) まで87手で先手の勝ち