手合割:平手 先手:Qhapaq 2018 後手:あなた 手数----指手---------消費時間-- 1 7八飛(28) ( 0:01/00:00:01) 2 8四歩(83) ( 0:05/00:00:05) * 3 7六歩(77) ( 0:01/00:00:02) 4 8五歩(84) ( 0:05/00:00:10) 5 7七角(88) ( 0:01/00:00:03) 6 6二銀(71) ( 0:17/00:00:27) 7 6八銀(79) ( 0:01/00:00:04) 8 4二玉(51) ( 0:06/00:00:33) * 9 3八銀(39) ( 0:01/00:00:05) 10 3二玉(42) ( 0:05/00:00:38) *先手が2二角成と角交換する場合に玉・銀どちらでも取ることができるように、角道を通さずに玉を3二まで持ってきた。 11 3六歩(37) ( 0:01/00:00:06) 12 3四歩(33) ( 0:06/00:00:44) 13 3七銀(38) ( 0:01/00:00:07) 14 4二銀(31) ( 0:39/00:01:23) *銀を上がって先手が3筋から攻めてきた場合に備えた。 ここでは堂々と5二金右と囲いを進める手はあったようだ。以下4六銀には7四歩で、3五歩・同歩・同銀には7五歩の仕掛けがあり、実は先手も簡単には3筋から攻めることはできない。 本譜は手堅く受けたが、先手2二角成に同玉と取るしかなくなったのがやや不満。 15 9六歩(97) ( 0:01/00:00:08) 16 5二金(61) ( 0:42/00:02:05) 17 1六歩(17) ( 0:01/00:00:09) 18 3三銀(42) ( 1:01/00:03:06) 19 7九金(69) ( 0:01/00:00:10) 20 5四歩(53) ( 1:38/00:04:44) 21 4八玉(59) ( 0:01/00:00:11) 22 4四歩(43) ( 0:48/00:05:32) *結局先手は振り飛車になったので、玉の守りを固めての持久戦を目指した。 23 8八金(79) ( 0:01/00:00:12) 24 9四歩(93) ( 0:15/00:05:47) 25 5六歩(57) ( 0:01/00:00:13) 26 4三金(52) ( 0:06/00:05:53) 27 3八玉(48) ( 0:01/00:00:14) 28 3一角(22) ( 0:08/00:06:01) 29 6六歩(67) ( 0:01/00:00:15) 30 2二銀(33) ( 0:50/00:06:51) *菊水矢倉からミレニアムへの組替えを目指した。 後手は駒組で手損しているので、穴熊はやや危険と判断した。 31 1五歩(16) ( 0:01/00:00:16) 32 3三桂(21) ( 0:03/00:06:54) 33 6七銀(68) ( 0:01/00:00:17) 34 2一玉(32) ( 0:07/00:07:01) 35 4八金(49) ( 0:01/00:00:18) 36 3二金(41) ( 0:04/00:07:05) 37 4九玉(38) ( 0:01/00:00:19) 38 7四歩(73) ( 0:30/00:07:35) 39 6八角(77) ( 0:01/00:00:20) 40 7三銀(62) ( 1:36/00:09:11) *右銀は攻めに活用した。 ここでは5三角~5一銀~4二銀とミレニアムに組みたかったが、先手4六角のけん制がきになって断念した。 41 7九飛(78) ( 0:01/00:00:21) 42 5三角(31) ( 0:19/00:09:30) 43 7七桂(89) ( 0:01/00:00:22) 44 6四歩(63) ( 0:50/00:10:20) 45 7八金(88) ( 0:01/00:00:23) 46 4五歩(44) ( 1:26/00:11:46) *4筋の位を取って、4四角と出る形を用意した。 47 5九飛(79) ( 0:01/00:00:24) 48 8四銀(73) ( 1:58/00:13:44) 49 5五歩(56) ( 0:01/00:00:25) 50 5五歩(54) ( 0:02/00:13:46) 51 5五飛(59) ( 0:01/00:00:26) 52 5四歩打 ( 0:03/00:13:49) 53 5九飛(55) ( 0:01/00:00:27) 54 7五歩(74) ( 0:06/00:13:55) *棒銀から7筋で仕掛けた。 先攻できたので、指しているときはまずまずの局面とみていたが、確かに後手が指しやすかったようだ。 55 3八玉(49) ( 0:01/00:00:28) 56 7六歩(75) ( 1:01/00:14:56) 57 7六銀(67) ( 0:01/00:00:29) 58 7二飛(82) ( 0:04/00:15:00) 59 6七金(78) ( 0:01/00:00:30) 60 3一角(53) ( 0:59/00:15:59) *銀交換後の先手6三銀~5四銀成の筋を警戒し、秒に読まれて角を引いて5筋の当たりを緩和した。 ここでは狙い通り4四角と出ておく手はあった。以下 - 指しているときは4六歩と角にアタックされる手が気になったが、以下7五歩・8五銀・同桂・5五銀となれば、4五歩にも同桂と取る手が成立し、また黙っていても6六銀の狙いがあって後手ペース - 7三歩には8二飛・5六金・7三銀・4六歩・5三角・5五歩・3一角となれば、8六歩の攻めが残って後手ペース。ただし5三角~3一角と引かされる流れはやや指しにくい。 本譜は桂頭の薄みが残った。 61 2六歩(27) ( 0:01/00:00:31) 62 9三桂(81) ( 0:50/00:16:49) *次に7五歩で銀を詰ます狙い。 63 7五歩打 ( 0:01/00:00:32) 64 7五銀(84) ( 0:51/00:17:40) 65 7五銀(76) ( 0:01/00:00:33) 66 7五飛(72) ( 0:44/00:18:24) *棒銀が捌けて、ここではペース握っていると感じていた。 後手からは7八銀と掛ける手があるが、先手はこれを防ぎにくい。 67 5二銀打 ( 0:01/00:00:34) 68 4四金(43) ( 0:58/00:19:22) *当たりをかわして銀取りを残した。 ここでは狙い通り7八銀と掛ける手はあった。金が逃げると7六歩が激痛で、以下 - 4三銀成・同金・5八金打には6七銀成・同金・7八銀のおかわりがあって後手優勢 - 7六歩には6七銀不成・7五歩・6八銀成・4三銀成・同金・8九飛・5六角・3九飛・6七角成となれば、金得で後手優勢。先手からは飛車を打ち込んで攻める手もあるが、後手は3一角と引いた手が王手を消していて活きているのも大きい。 本譜は銀打ちを空振りにさせ、あわよくば銀をタダ取りする狙い。 69 7六歩打 ( 0:01/00:00:35) 70 7三飛(75) ( 0:45/00:20:07) 71 4一銀成(52) ( 0:01/00:00:36) 72 5三角(31) ( 0:43/00:20:50) 73 6五歩(66) ( 0:01/00:00:37) 74 7一飛(73) ( 0:43/00:21:33) *飛車を引いて銀を詰ました。 ここではさすがにこちらが良いだろうと感じていた。以前7八銀の筋が残っている。 75 9五歩(96) ( 0:01/00:00:38) 76 4一飛(71) ( 0:58/00:22:31) 77 6四歩(65) ( 0:01/00:00:39) 78 6四角(53) ( 0:56/00:23:27) 79 9四歩(95) ( 0:01/00:00:40) 80 9八歩打 ( 0:43/00:24:10) *歩を連打して香を取りに行き、後手の端攻めを咎めに行った。 しかしここでは狙い通り7八銀と掛ける方がよかった。以下 - 6六金とかわされた後が分からなかったが、これには平凡に6七歩・5七角・6八銀(飛車角両取り)となれば後手勝勢 - 5六金にも6七銀不成・7九角・6八銀打で後手勝勢 本譜は銀を渡さず攻める狙いだったが、さすがに遠い攻めだった。先手に桂を取って5六桂の余裕を与えた。 81 9八香(99) ( 0:01/00:00:41) 82 9七歩打 ( 0:43/00:24:53) 83 9三歩成(94) ( 0:01/00:00:42) 84 5五歩(54) ( 0:43/00:25:36) *5六桂の防ぎ。 ここでも7八銀と掛ける手はあった。5六桂には6七銀成で後手優勢で、金を逃げても80手目9八歩で7八銀とした場合の変化で先手は5六桂と打つ余裕がなく、後手は飛車か角のどちらかは銀と交換できそう。その後先手5六桂には3七角成と切ればよい。 本譜は角の利きが重くなった。 85 5三歩打 ( 0:01/00:00:43) 86 5一飛(41) ( 0:46/00:26:22) 87 6五桂(77) ( 0:01/00:00:44) 88 9三香(91) ( 0:58/00:27:20) 89 6三歩打 ( 0:01/00:00:45) 90 6一歩打 ( 0:58/00:28:18) 91 5七角(68) ( 0:01/00:00:46) 92 7五歩打 ( 0:59/00:29:17) *香取りを防いだ。同角には角交換して持ち駒で攻める狙い。 ここでは初志貫徹で9八歩成と香を取り切る方がよかった。以下9七角成・5六歩・同金・5四香・5二歩成・同飛・5五歩・同香・5三歩・5六香・同飛・7二飛・6二歩成・5六歩・7二と・5六歩・4一飛・3一銀打・4四飛成・3七角成・同玉・6九飛・2八金・4三銀・7四竜・3九銀・3八金左・4六歩となれば、後手玉の守りは鉄壁で後手の攻めも切れそうになく後手優勢。ただし後手の攻めは細く、なかなか踏み込みにくい。 本譜は持ち駒を増やして攻める狙いだが、当然先手にも手段を与えることになった。ここではまだこちらのペースと感じていたが、実際には混戦になっていたようだ。 93 7五角(57) ( 0:01/00:00:47) 94 7五角(64) ( 0:58/00:30:15) 95 7五歩(76) ( 0:01/00:00:48) 96 7八角打 ( 0:51/00:31:06) 97 6二歩成(63) ( 0:01/00:00:49) 98 6二歩(61) ( 0:42/00:31:48) 99 5二歩成(53) ( 0:01/00:00:50) 100 5二飛(51) ( 0:44/00:32:32) 101 4一角打 ( 0:01/00:00:51) 102 5一飛(52) ( 0:43/00:33:15) *飛車を引いて先手の攻めを催促した。 ここでは4二飛と寄っておく方がよかった。以下 - 8五角成には5四金で後手ペース - 3二角成には同飛・7七金打・6七角成・同金・5四金打とすれば、先手は速い攻めが難しく後手優勢。 本譜は3二角成と切る手に同玉と取った形が危険だった。 103 3二角成(41) ( 0:01/00:00:52) 104 3二玉(21) ( 0:43/00:33:58) 105 7七金打 ( 0:01/00:00:53) 106 6七角成(78) ( 0:55/00:34:53) *角が詰んだので、金を取って7八角と打ち込む攻めを狙った。 ここでは9五角と打つ手があった。先手は7八金と角を取りにくく、以下5二歩・同飛・7九飛・7七角成・同金・5六角・7六角・5四銀となれば、先手の攻めにもう一押しがなく後手ペース。指しているときは全く見えていなかった。 本譜は自然な角切りと考えていたが、9五角が見えていないようでは、ここでは後手が勝ちにくい局面だったのかもしれない。 107 6七金(77) ( 0:01/00:00:54) 108 7八角打 ( 0:52/00:35:45) *角を切ったときからの狙い。金が逃げれば5六角成の狙い。 ここでは4三金打と玉のコビンを埋めておく方がよかった。以下6三歩・同歩・6二角・5二飛・7三角成・5四銀となれば、後手玉の守りがかなり堅くなり、銀得の後手が指しやすそう。ただしここで手を戻す手は見えていなかった。 本譜は攻め合いで勝ちに行ったが、玉の守りの違いを見れば、既に後手は攻め合いで勝ちに行く状況にはなかった。 109 5三角打 ( 0:01/00:00:55) 110 4一飛(51) ( 0:51/00:36:36) 111 6六金(67) ( 0:01/00:00:56) 112 7七銀打 ( 0:58/00:37:34) *金取りに銀を打ち、6八銀成を狙った。 ここでは2一玉と早逃げして辛抱するしかなかった。以下5五金・同金・同飛・4六歩・同銀・3一金くらいで、先手ペースながら攻めは細く、もうひと粘りできそう。 本譜は局面を見誤っていたのが痛い上に、先手5五金が全く見えていなかったのもまずかった。 113 4四角成(53) ( 0:01/00:00:57) 114 4四飛(41) ( 0:54/00:38:28) 115 5五金(66) ( 0:01/00:00:58) 116 9四飛(44) ( 0:42/00:39:10) 117 4四桂打 ( 0:01/00:00:59) 118 2一玉(32) ( 0:47/00:39:57) 119 5七飛(59) ( 0:01/00:01:00) 120 6六銀(77) ( 0:59/00:40:56) 121 3二金打 ( 0:01/00:01:01) 122 1二玉(21) ( 0:43/00:41:39) 123 5六金(55) ( 0:01/00:01:02) 124 5七銀成(66) ( 0:58/00:42:37) 125 5七金(56) ( 0:01/00:01:03) 126 2四歩(23) ( 0:44/00:43:21) *歩を突いて逃げ道を空け、先手2一銀の即詰みを逃れた。 ここではしっかり2一銀と打つところだった。以下同金には4四飛と桂を外すのが急所で、以下2二金・同玉・5三銀・8四飛・4二銀成・2一金・4三銀・2五桂・同歩・5六歩・5八金引・3三玉となると、先手ペースながら後手玉は4四に逃げる粘りが生じている。 本譜ははっきり負けになった。 127 2一銀打 ( 0:01/00:01:04) 128 2三玉(12) ( 0:29/00:43:50) 129 2二金(32) ( 0:01/00:01:05) 130 2二玉(23) ( 0:01/00:43:51) 131 3二銀成(21) ( 0:01/00:01:06) 132 2三玉(22) ( 0:04/00:43:55) 133 3一銀打 ( 0:01/00:01:07) 134 1二金打 ( 0:44/00:44:39) *金を打って即詰みをしのいだ。 ここでは2五歩と突いて逃げ道を開けつつ攻める手はあったようだ。以下 - 2二銀不成には2四銀・1一銀不成・3五歩となれば、後手に3四~4四の逃走路ができて後手勝勢 - 同歩には同桂・2六銀・5五角となると、先手玉が2八金以下の詰めろになって後手勝勢 本譜は手堅く受けたつもりだったが、ここで受け一方の手を指すのはまずかった。ただし実際にはここは後手優勢だったようだ。 135 7四歩(75) ( 0:01/00:01:08) 136 9九飛打 ( 0:58/00:45:37) *飛車を打ち込んで攻め合いに出た。 ここでは平凡に7四同飛と取るところだった。ここでは4四の桂を外すのが最優先で、以下5四歩・8七角成・4二銀不成・2二銀となれば、先手は攻めが続かず後手優勢。 そもそも局面自体が攻め合いで勝ちにくいことを理解できていなかったのがここで響いた。 137 5三桂成(65) ( 0:01/00:01:09) 138 9八歩成(97) ( 0:59/00:46:36) *なんとここでソッポの香を拾った。 ここでは8七角成と馬を作り、成銀に当てつつ先手4三成桂を防ぐところだった。以下 - 4二銀成には、自玉は詰めろではなくなったので、1六角と放り込み、以下同香・2七金・同玉・2九飛成・2八金・1八銀・1七玉・2五桂打・同歩・同桂となれば、後手玉は飛車金Zで詰まず後手勝勢。ただしこの変化は全く見えていなかった。 - 2八銀には5六歩と叩き、以下4二銀不成・2二銀・5八金引・7四飛となれば、やはり先手の攻めが続かず後手勝勢。 本譜は局面を悲観してしまったがまだ勝ち筋があったようだ。 139 4三成桂(53) ( 0:01/00:01:10) 140 投了 ( 0:50/00:47:26) まで139手で先手の勝ち