先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- *解説は17手目から。 1 7六歩(77) 2 3四歩(33) 3 2六歩(27) 4 8四歩(83) 5 2五歩(26) 6 8五歩(84) 7 7八金(69) 8 3二金(41) 9 2四歩(25) 10 2四歩(23) 11 2四飛(28) 12 8六歩(85) 13 8六歩(87) 14 8六飛(82) 15 3四飛(24) 16 3三角(22) 17 6八玉(59) *①では後手は不用意な駒組を咎められてしまった。 飛車が高い位置にいると後手としても鬱陶しいので、追い払いにいくとどうなるのか。 18 2二銀(31) *△2ニ銀〜△2三銀で追い払いにいく狙い。 19 3六歩(37) *先手の方針は一貫して▲3六歩〜▲3七桂。 20 2三銀(22) *最速で追い払いにいくが… 21 3三飛成(34) *飛車を切られて後手がまずい。 22 3三桂(21) 23 7七角打 *この▲7七角が飛車と桂馬の両取りになる。 飛車を逃げると金銀桂馬を根こそぎ取られて後手敗勢。 24 8八飛成(86) *切るのは止むなしだが、これで実質飛車交換に。 25 8八角(77) 26 4二玉(51) 27 2一飛打 *後手陣には2一の打ち込みのスキがあって辛い。 浮いている6一金と1一香を狙われる形だ。 28 3一歩打 *自然な底歩だが、この場合は悪手。 変えて3一飛が最善で33手目に変化を記載した。 29 2四歩打 *この叩きが鬼のように厳しい。 30 3四銀(23) 31 3五歩(36) *さらに追撃。 32 3五銀(34) 33 2三歩成(24) *現局面は先手がと金を作って勝勢。 28手目の△3一歩にかえて、△3一飛ならこうはならなかったが、△3一飛▲同飛△同玉▲3八銀としたときに、先手からは▲2四歩△同銀▲8ニ歩△同銀▲8四飛の十字飛車が一例で攻めが繋がる一方で、先手陣はまとまりが良く後手から早い攻めがない。