開始日時:2020/08/30 20:33:03 棋戦:自由対局室(持ち時間15分) 手合割:平手 先手:* nakkyun(650) 後手:**Kasatana(650) 手数----指手---------消費時間-- *第5期指す将順位戦7回戦、動点Pさんとの対局。私は6回戦を終えた時点で5勝1敗で2位につけている。この調子で勝っていきたいところだ。 動点Pさんとは初手合いとなる。 1 7六歩(77) ( 0:08/00:00:08) *振り駒の結果、私が先手番となった。相手が居飛車党であるため、四間飛車を採用することを決めていた。 2 8四歩(83) ( 0:01/00:00:01) *動点Pさんは居飛車党。対四間飛車にはミレニアムを指すようである。 3 6八飛(28) ( 0:04/00:00:12) *ミレニアムと言えば私が最も苦手とする戦法である。体感勝率は2割ぐらい。以前はダイヤモンド美濃で戦うことが多かったが、最近は違う戦い方も試しているのでそれでいこうと思った。ただ、それも実戦では2回ほどしか試したことはない。ほぼぶっつけ本番だ。 4 8五歩(84) ( 0:02/00:00:03) 5 7七角(88) ( 0:02/00:00:14) 6 6二銀(71) ( 0:02/00:00:05) 7 4八玉(59) ( 0:03/00:00:17) 8 3四歩(33) ( 0:02/00:00:07) 9 6六歩(67) ( 0:02/00:00:19) 10 4二玉(51) ( 0:05/00:00:12) 11 7八銀(79) ( 0:01/00:00:20) 12 3二玉(42) ( 0:03/00:00:15) 13 5八金(69) ( 0:02/00:00:22) 14 5四歩(53) ( 0:04/00:00:19) 15 3八玉(48) ( 0:07/00:00:29) *先に玉を寄って囲いの態度を保留する。 16 5二金(61) ( 0:08/00:00:27) 17 1六歩(17) ( 0:01/00:00:30) 18 1四歩(13) ( 0:03/00:00:30) 19 6七銀(78) ( 0:01/00:00:31) *まだ保留。 20 4四角(22) ( 0:02/00:00:32) *△44角と出て、これでほぼミレニアムだろう。 21 3六歩(37) ( 0:08/00:00:39) 22 3三桂(21) ( 0:01/00:00:33) 23 5六歩(57) ( 0:05/00:00:44) 24 2二銀(31) ( 0:01/00:00:34) 25 5七金(58) ( 0:16/00:01:00) *金を盛り上げる。次に▲46金として角と桂頭を目標にする。最近プロで時々指されているのを見て参考にした指し方である。 26 7四歩(73) ( 0:01/00:00:35) 27 8八飛(68) ( 0:45/00:01:45) *早めの△74歩には▲88飛とするといいとどこかで見たことがある() 28 7三桂(81) ( 0:13/00:00:48) *動点Pさんはほぼ時間を使わず進めている。この展開も指し慣れているのだろうか。 29 4六金(57) ( 0:19/00:02:04) 30 3一金(41) ( 0:08/00:00:56) 31 4八金(49) ( 2:29/00:04:33) *▲68角から▲35歩を狙うのが形なのだが、△65桂でダメだと判断した。しかし後から見ると放置して何でもないのでそうすべきだった。本譜は2分半考え、玉の脇を引き締めておく。時間の使い方から戦型に慣れていない感が出ている。 32 4二金(52) ( 0:41/00:01:37) 33 2八銀(39) ( 0:24/00:04:57) *角を引けないと判断し、右銀も攻めに活用する方針。 34 2一玉(32) ( 0:11/00:01:48) 35 3七銀(28) ( 0:10/00:05:07) 36 3二金(42) ( 0:04/00:01:52) 37 3五歩(36) ( 0:39/00:05:46) *▲26銀の前に歩を突き捨てにいく。 38 3五歩(34) ( 1:00/00:02:52) 39 2六銀(37) ( 0:07/00:05:53) *これで次の▲35銀が受からない。銀が出てくるのは想定になかっただろうか、動点Pさんがここでかなり時間を使っている。 40 5三銀(62) ( 6:24/00:09:16) *なんと約6分半の考慮。角が助からない形になるが、銀を中央に使う方針。 41 3五銀(26) ( 0:29/00:06:22) 42 6四銀(53) ( 0:30/00:09:46) 43 3四歩打 ( 1:13/00:07:35) *▲44銀△同歩▲34歩とすると△45桂で桂が取れない形になるため、先に歩を打つ。 44 2五桂(33) ( 0:14/00:10:00) 45 2六歩(27) ( 1:45/00:09:20) 46 5二飛(82) ( 2:35/00:12:35) *△37歩が気になっていた。▲28玉の予定だったが、歩が残るのが気になるところ。 47 4四銀(35) ( 1:23/00:10:43) 48 4四歩(43) ( 0:05/00:12:40) 49 2五歩(26) ( 0:31/00:11:14) *駒得だが玉の堅さは雲泥の差。勝負はこれからである。 50 5五歩(54) ( 0:12/00:12:52) *後手はここしかない。 51 5八飛(88) ( 0:49/00:12:03) *▲同歩は相手の攻めに勢いがつく。戦いの起こる筋に飛車を回るのは振り飛車の手筋。 52 5六歩(55) ( 1:34/00:14:26) 53 5六銀(67) ( 0:58/00:13:01) 54 5五歩打 ( 0:08/00:14:34) *55の地点はこちらの数が足りているのだが、銀交換から飛車を攻められるのが気になる。打たれてみると案外難しい。 55 5五銀(56) ( 2:50/00:15:51) *銀を引いても△56銀からゴリゴリ来られる。ここは取る。この手に2分ほど使ってここから1分将棋。 56 6七銀打 ( 0:19/00:14:53) 57 5七飛(58) ( 0:48/00:16:39) 58 5五銀(64) ( 0:06/00:14:59) 59 5五金(46) ( 0:52/00:17:31) *飛車の間に自分の駒があると技をかけられやすい。飛車を攻められながら金を取られないように注意したい。 60 5六銀打 ( 0:09/00:15:08) *動点Pさんも1分将棋となる。 61 5六金(55) ( 0:56/00:18:27) 62 5六銀成(67) ( 0:04/00:15:12) 63 5八歩打 ( 0:56/00:19:23) *▲59飛には△47成銀で飛車が抜かれる…と思ったが角のヒモがついていることに後から見返して気づいた。本譜は飛車が取られておかしなことになってしまった。 64 5七成銀(56) ( 0:59/00:16:11) 65 5七歩(58) ( 0:44/00:20:07) 66 6七金打 ( 0:39/00:16:50) 67 6八銀打 ( 0:57/00:21:04) *働いていない角と金が交換になる分には構わないので△57金は防がなくてはならない。 68 7七金(67) ( 0:58/00:17:48) 69 7七桂(89) ( 0:24/00:21:28) 70 3五飛打 ( 0:58/00:18:46) *35から飛車を打つ。次に△34飛には▲61角があるのでどういう組み立てだろうかと思ったが。 71 3七銀打 ( 0:55/00:22:23) *薄かった玉を相手の手に応じながら堅くしていく。この辺りは手応えはあった。 72 6四角打 ( 0:50/00:19:36) 73 3三桂打 ( 0:58/00:23:21) *ここは実戦的に相手玉を少しでも薄くしておこうと思ったが、▲46銀から飛車を取りにいくほうが良かったかもしれない。 74 3三銀(22) ( 0:05/00:19:41) 75 3三歩成(34) ( 0:28/00:23:49) 76 4五桂打 ( 0:49/00:20:30) 77 3二と(33) ( 0:55/00:24:44) *これは危険だったかもしれない。対局中は△同飛寄で飛車が攻めに効いてくることになるものの、受け切れると思っていた。 78 3二飛(52) ( 0:18/00:20:48) 79 3六歩打 ( 0:37/00:25:21) 80 3七桂成(45) ( 0:07/00:20:55) 81 3七金(48) ( 0:55/00:26:16) *角を切られることを考え、同桂の方が良かった。 82 3七角成(64) ( 0:17/00:21:12) 83 3七桂(29) ( 0:25/00:26:41) 84 3六飛(35) ( 0:03/00:21:15) 85 2七金打 ( 0:52/00:27:33) 86 4九銀打 ( 0:07/00:21:22) *この手を軽視していた。 87 4九玉(38) ( 0:53/00:28:26) *怖い形になるが、取るしかない。 88 3七飛成(36) ( 0:03/00:21:25) 89 3七金(27) ( 0:56/00:29:22) 90 3七飛成(32) ( 0:05/00:21:30) 91 4八金打 ( 0:14/00:29:36) 92 3六桂打 ( 0:53/00:22:23) *これで部分的には受けなしだが。 93 5四角打 ( 0:02/00:29:38) *おそらくこの一手の王手桂取り。角が犠牲になるものの、攻めをしのぎさえすれば豊富な持ち駒を使った反撃が楽しみである。 94 3二歩打 ( 0:03/00:22:26) 95 3六角(54) ( 0:24/00:30:02) 96 3六龍(37) ( 0:03/00:22:29) 97 3七銀打 ( 0:51/00:30:53) *龍に活躍されては困るのでがっちりと打っておく。 98 投了 ( 1:01/00:23:30) まで97手で先手の勝ち