開始日時:2020/06/07 20:00:10 棋戦:レーティング対局室(持ち時間15分) 手合割:平手 先手:tsuyo1010(647) 後手:ntkwmk(481) 手数----指手---------消費時間-- *指す将B3の1回戦。コメントは基本的にソフトの解析にかける前のもので、あとは括弧付きでソフトの読み筋を書き加えるかも。 1 7六歩(77) ( 0:04/00:00:04) *相手の情報は、振り飛車党ということのみ。組み合わせ発表の時に棋譜を見た時には早石田が多いのかなという印象だったけど、ミラティブでウォーズ配信してるのをちらっと見たら、四間飛車でシステムとかも指してたから、四間か三間か、という予想。 2 3四歩(33) ( 0:01/00:00:01) *私の情報を相手がどのくらい入手していたかは分からないけど、日程が決まったときのツイートで、"オールラウンダーっぽくて対策は難しそう"と書いてあって、どの程度準備していたかは不明。 3 7五歩(76) ( 0:02/00:00:06) *早石田に。角道を止めてきたら相振りにするつもりだったけど、これはドンパチ行く展開かな、と。 4 4二玉(51) ( 0:03/00:00:04) 5 6六歩(67) ( 0:01/00:00:07) *角道止めてくれて、いきなり奇襲でつぶされる、ということがなくなって一安心。 6 6二飛(82) ( 0:01/00:00:05) *ということで、こちらが一気に攻めにかかります、はい。 7 7八飛(28) ( 0:29/00:00:36) *右四間に回られたら、68飛車と振るのも自然かもしれない、とソフトに示されて思った。正直、74歩、同歩から角交換から55角の筋が狙えるし、相手の攻めも牽制できるし結構良い手かも。65歩とは取れないから、立石流チックにはならないけど、それでも十分な形かもしれない。 8 6四歩(63) ( 0:03/00:00:08) 9 4八玉(59) ( 0:06/00:00:42) 10 6五歩(64) ( 0:20/00:00:28) *これ、実は研究でも何でもなくて、とりあえず、対早石田で角道止めてきたら、こうやっていきなり開戦する手段がある、という知識しかなかった。 11 6五歩(66) ( 0:11/00:00:53) *取り込まれるのも癪だし、同歩と応じるしかないのかなぁ。定跡知らないから何とも言えないけど、74歩とここで突っかけるのもあるのかもしれない。 12 8八角成(22) ( 0:04/00:00:32) 13 8八銀(79) ( 0:18/00:01:11) 14 4五角打 ( 0:05/00:00:37) *まぁ、こうなりますよね、という進行。とりあえず主張は通ったかな、という感じ。一応、これで後手に200~300くらい触れてる感じらしいけど、そんな微差、分かりません。 15 7四歩(75) ( 1:57/00:03:08) *受けがないから突っかけるのが自然ではあるでしょう、多分。 16 7八角成(45) ( 0:30/00:01:07) 17 7八金(69) ( 0:02/00:03:10) 18 6五飛(62) ( 0:24/00:01:31) *これが個人的には疑問だったかも、という1つ目の手。73歩成で同桂は74歩とか55角だし、無視したら72歩もあるし、と結局無視することを選択。結果的には74同歩に55角と打たせて殴り合いがベストだったんでしょう。知らんけど。飛車取ってから74歩か、74歩と単にとるかは難しいけど、取るべきでした。 19 7三歩成(74) ( 0:32/00:03:42) 20 6八飛打 ( 3:27/00:04:58) *これは2つ目の疑問手、というか悪手。69飛成と突っ込んでおいた方が良かった。これで一気に先手に振れたでしょう、多分。考えて打った手が悪手だったという。まぁ、激しい展開だから一気に決めに行きたい、という精神的なものもあるから、仕方ないでしょう。 21 6八金(78) ( 1:00/00:04:42) 22 6八飛成(65) ( 0:04/00:05:02) 23 5八飛打 ( 0:32/00:05:14) 24 6九龍(68) ( 0:02/00:05:04) 25 7八角打 ( 0:21/00:05:35) *この角が見えてなかった。いや、第一感は自陣に角を投入するようでは、という感じだったけど、数秒考えただけで、あれ?となった。感想戦で、この角が負担になった、と相手が言っていたけど、この角は好手に見える。私の読みは”千日手模様?”という感じだったw 26 6四龍(69) ( 0:17/00:05:21) *仕方ないから引くしかない。正直、もうこの段階で負けを覚悟した。72歩で銀をボロッと取られて駒損がひどくなる。 27 7二歩打 ( 0:07/00:05:42) *まぁ打ちますわな。 28 6七歩打 ( 0:06/00:05:27) *正直おまじないのような手。でも、この角にまで働かれたら絶対に負けるから打つしかない。 29 8六角打 ( 0:16/00:05:58) *素朴にしんどい手が飛んできたなぁ、という感じ。 30 6六龍(64) ( 0:11/00:05:38) 31 7一歩成(72) ( 0:04/00:06:02) *これであれ?という感じになった。いや、別に悪手ではないだろうけど、77銀と上がられて投了級と思ってたから、それが見えてなくて歩成を選んだのか、とりあえず入れておこう、で入れたのか分からないけど、まだ何とかなるかも、という感じ。 32 7一金(61) ( 0:18/00:05:56) 33 5六歩(57) ( 0:33/00:06:35) *あれ?という感じ。ここでは全く狙いに気付いてなかった。 34 7三桂(81) ( 0:11/00:06:07) *これ、桂跳ねが間に合ったらひっくり返るかも、と思ったけど、元が悪すぎる説。 35 5五歩(56) ( 0:04/00:06:39) *ここでなるほど、となった。 36 3二玉(42) ( 0:08/00:06:15) *さすがに54歩が入ると苦しすぎるから、早逃げしますよね。桂跳ねからドンパチ行けたのかもしれないけど、そんな勇気はなかった。(なら、こんな戦型選ぶなよ、というのはなしで) 37 5四歩(55) ( 0:01/00:06:40) 38 6五桂(73) ( 0:02/00:06:17) 39 5三歩成(54) ( 0:17/00:06:57) *53のと金に負けなし、らしいです。 40 5七金打 ( 0:04/00:06:21) *これが3つ目の疑問手?歩で十分だったかも、という理由で、悪手というほどの手ではないように思うけど、結果的に飛車は取れても玉が一路寄れるだけで大分違うだろうからなぁ。でも、57歩、59飛車、68金、同角、同歩成、で激痛なのはわかるけど、よく分からないし、疑問手とまでは言い切れないかも。 41 3八玉(48) ( 0:02/00:06:59) 42 5八金(57) ( 0:07/00:06:28) 43 5八金(49) ( 0:01/00:07:00) *ここらへんで、86の角が、68,59に効いてて、攻めるにも攻めにくい格好かもしれない、と思った。しかし、行くしかない。 44 5七桂成(65) ( 0:07/00:06:35) 45 4三と(53) ( 0:17/00:07:17) *と金捨てたのが結果的にどうだったのか。玉が一瞬裸になったけど、継続手がなかった、という結果論を考えると別の手でじっくり、だったのかなぁ、と。 46 4三玉(32) ( 0:04/00:06:39) *ここからずっと、”つまされたら仕方ない” 47 6七金(58) ( 1:36/00:08:53) *これは正直、あれ?という感じだった。同成桂、同角、同龍で詰みがあったら仕方ないけど、まぁ、こっちとしては突っ込むしかない、という状態でしょう、多分。 48 6七成桂(57) ( 0:18/00:06:57) 49 6七角(78) ( 0:03/00:08:56) 50 6七龍(66) ( 0:10/00:07:07) 51 5五桂打 ( 0:08/00:09:04) *詰まされても文句は言えないけど、足りないでしょう、という感覚。妙手があって詰みがあるかもしれないけど、その場合は相手が強かったから仕方ない、という感じ。 52 3二玉(43) ( 0:18/00:07:25) 53 4三銀打 ( 0:14/00:09:18) 54 2二玉(32) ( 0:04/00:07:29) 55 5三角成(86) ( 2:53/00:12:11) *これは正直ありがたかった。いや、まず受けに利いてた角が消えたから攻めが生じた、というのが1つ、切ってからいきなり必至級の詰めろがかかっても文句言えない、と思ってたから一旦停車してくれて1手余裕ができた、というのが1つ、という感じ。 56 5八飛打 ( 0:27/00:07:56) *これ、58龍から詰んでたっぽい。時間をかけて読むべきでした。58龍、48金、49角、28玉、48龍、同金、38飛車まで。まぁ、安定の終盤力()だから仕方ない。 57 4八金打 ( 0:04/00:12:15) 58 5五飛成(58) ( 0:18/00:08:14) *桂馬を抜いて、金は取られるけど馬がそっぽで安全になる、という感覚だった。 59 7一馬(53) ( 0:09/00:12:24) *ということで、71の金を拾われたけど、ここで、下手なことをしたら34銀成から44馬とかでヤバいんじゃね?と気付く。 60 5九龍(55) ( 2:08/00:10:22) *ということで、本当は銀まで拾って受け切り勝ちかな、と思ってたけど、龍を潜る。前の局面からずっとそうだけど、基本的にこの将棋は"何かあったら仕方ない" 61 4四馬(71) ( 0:57/00:13:21) 62 1二玉(22) ( 0:10/00:10:32) 63 3四銀成(43) ( 0:41/00:14:02) * 64 5六桂打 ( 1:27/00:11:59) *45馬が詰めろ龍取りだから、絶対に先手になっている手を、というので選んだ手。結果的に龍取りにはならなくなってるから、ある意味攻防だったのかもしれない。 65 2六歩(27) ( 0:15/00:14:17) *退路の確保。しかし、金銀をボロッと取れたらさすがに、と思った。ここでも即詰みあったかもしれない。39龍、同玉、48桂成、同玉から詰んでる気がする。 66 4八桂成(56) ( 0:10/00:12:09) 67 2七玉(38) ( 0:10/00:14:27) 68 3九龍(59) ( 0:25/00:12:34) *金銀2枚拾えたから、ここからは王手ラッシュ。 69 4五馬(44) ( 0:06/00:14:33) 70 4九角打 ( 0:19/00:12:53) *以下、詰ましに行ったけど、本当に詰んでたかは知らない。 71 3六玉(27) ( 0:03/00:14:36) 72 4七龍(67) ( 0:03/00:12:56) 73 3五玉(36) ( 0:05/00:14:41) 74 4五龍(47) ( 1:01/00:13:57) 75 4五玉(35) ( 0:02/00:14:43) 76 6七角成(49) ( 0:05/00:14:02) *角を成ってから気付いたことだけど、下手なことすると、23成銀から馬抜かれるじゃん、しかも、41の金を拾うという選択肢もありそうじゃん。詰ますか34の成銀を取らないと負けるかも、と正直焦り半分、という感じ。 77 5六歩打 ( 0:02/00:14:45) 78 4四歩打 ( 1:42/00:15:44) *同成銀は23に突進する手がなくなるから、同玉でしょう、という感じ。相手も、34の成銀が動いた瞬間に勝ち目がなくなると思って下手なことは出来ないだろう、と思ってた。 79 4四玉(45) ( 0:10/00:14:55) 80 6六馬(67) ( 0:28/00:16:12) 81 5四玉(44) ( 0:20/00:15:15) *55飛車の合い駒があったかもしれないけど、そうするとさすがに一縷の望みも絶たれる、という発想だった。 82 5三歩打 ( 0:24/00:16:36) *正直、読み切ってたわけでも何でもなくて、王手を続けたら詰むんじゃない?くらいの感覚で、半分おまじない的な要素もあった。 83 6四玉(54) ( 0:08/00:15:23) 84 6三歩打 ( 0:14/00:16:50) 85 7三玉(64) ( 0:01/00:15:24) 86 8四馬(66) ( 0:02/00:16:52) *ここに馬が引けて、詰んだかも、と思った。 87 8二玉(73) ( 0:08/00:15:32) 88 9二金打 ( 0:05/00:16:57) 89 7二玉(82) ( 0:09/00:15:41) 90 6二金打 ( 0:19/00:17:16) 91 7一玉(72) ( 0:02/00:15:43) 92 8二銀打 ( 0:05/00:17:21) *最後はぴったりの詰み。もっとスマートな寄せがあった、というのはまぁ結果論ということで置いときましょう。でも、最後の詰みは正直、運が良かったという面が大きい。局後に相手が"駒損がひどすぎた"と言ってたし、なんやかんや、67金、同成桂、同角、同龍のところがカギになったのかなぁ、というところでしょうか。 93 投了 まで92手で後手の勝ち