開始日時:2020年5月1日(金)17:00 持ち時間:10分切れ負け 場所:将棋ウォーズ 手合割:平手   手合割:平手 先手:ハルピチさん(3級) 後手:みつかづ(2級) 手数----指手---------消費時間-- *2020年5月1日(金)17:00対局開始の、ハルピチさんとの将棋ウォーズ対局第3局目の棋譜です。 持ち時間は10分切れ負けです。 1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 4 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) 5 4六歩(47) ( 0:00/00:00:00) 6 4二飛(82) ( 0:00/00:00:00) *後手の私はノーマル四間飛車を採用。 7 4八飛(28) ( 0:00/00:00:00) *ハルピチさんは右四間飛車を採用。 8 3二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 9 3八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 10 4三銀(32) ( 0:00/00:00:00) 11 4七銀(38) ( 0:00/00:00:00) 12 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) 13 5六銀(47) ( 0:00/00:00:00) 14 5四歩(53) ( 0:00/00:00:00) *前回と先後が逆ですが、右四間飛車に対する待機型四間飛車は、腰掛け銀を見たら▲4五歩の仕掛けに備えて▽5四歩と突くのが大切です。 この歩を突かないと、振り飛車側は一方的に抑え込まれてしまいます。 15 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) 16 7二玉(62) ( 0:00/00:00:00) 17 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00) 18 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00) 19 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) 20 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00) 21 1六歩(17) ( 0:00/00:00:00) 22 6二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 23 7八玉(68) ( 0:00/00:00:00) 24 7一金(61) ( 0:00/00:00:00) 25 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) 26 5一金(41) ( 0:00/00:00:00) *後手の私は右エルモが完成。 ですが、右四間飛車に対しては右エルモはオススメしません。 右四間飛車側からの▲4五歩の仕掛けに備えて▽5四歩と突いたので5三に空間ができており、5七に空間が無い先手のエルモ囲いよりも弱いのです。 又、通常の居飛車急戦よりも右四間飛車急戦は右エルモの玉や守備の要の銀に戦場が近いので、右四間飛車に対しては本美濃囲いの方が耐久力があります。 27 7九金(69) ( 0:00/00:00:00) 28 1二香(11) ( 0:00/00:00:00) *予め先手の角筋を避けながら手待ちしています。 29 5九金(49) ( 0:00/00:00:00) *先手のエルモ囲いも完成。 30 2四歩(23) ( 0:00/00:00:00) *前回、右桂を活用されて痛い目に遭ったので、それを予め防ぐ歩突きです。 しかしこれもリスクがあり、将来銀交換になった時に▲2三銀と打たれるキズや、▲4四飛から▲2四飛と回って飛成を狙う筋が生じました。 31 4九飛(48) ( 0:00/00:00:00) *前回も書きましたが、右四間飛車を指される方は、是非ともこの飛車引きを覚えて頂きたいです。 この飛車引きによって、後々振り飛車側の指し易さに大きく影響を与えます。 32 4一飛(42) ( 0:00/00:00:00) *振り飛車側はこれ以上囲いに進展性が無いので、手待ちの飛車引きです。 ですが、紐が切れて角が浮き駒になっている点は注意が必要です。 33 3七桂(29) ( 0:00/00:00:00) 34 4二飛(41) ( 0:00/00:00:00) *ここは▽3五歩、▲同歩、▽3一飛があり、寧ろそちらの方が有力と思います。 35 4五歩(46) ( 0:00/00:00:00) 36 3五歩(34) ( 0:00/00:00:00) *前回も書きましたが、右四間飛車に対する反撃は歩がぶつかったタイミングで桂頭を突き違って狙うのが1つのコツです。 37 4四歩(45) ( 0:00/00:00:00) 38 4四銀(43) ( 0:00/00:00:00) *ここは▽同角もあります。 又、もし次手▲4五歩なら▽5五銀と出られるのが予め▽5四歩と突いてある効果で、▽5四歩を突いていないと銀を引かざるを得ず、ドンドン抑え込まれて振り飛車側が悪くなります。 39 4五銀(56) ( 0:00/00:00:00) 40 4五銀(44) ( 0:00/00:00:00) *ここは▽5五歩も無くはないですが、▲3四銀から▲2三銀成の筋がありますので今回は取りました。 41 2二角成(88) ( 0:00/00:00:00) 42 2二飛(42) ( 0:00/00:00:00) 43 4五桂(37) ( 0:00/00:00:00) *この局面になりますと、右エルモと美濃囲いの差がハッキリします。 次に▲5三銀と打たれると右エルモ囲いの要の銀が剥がされてしまうのですが、本美濃囲いだと▲5三銀には▽5一金引で何事もありません。 これが、私が右四間飛車急戦に対して右エルモをオススメしない理由です。 又、この桂跳ねは私の▽3五歩を無駄手にしており、大きな1手です。 44 6四銀打 ( 0:00/00:00:00) *仕方なく先受けに回りました。 45 4四角打 ( 0:00/00:00:00) *飛車に当てながら5三へ利きを増やす2つの狙いがあってきびしい手ですね。 46 4二飛(22) ( 0:00/00:00:00) 47 5三銀打 ( 0:00/00:00:00) 48 5三銀(64) ( 0:00/00:00:00) 49 5三桂成(45) ( 0:00/00:00:00) 50 5三銀(62) ( 0:00/00:00:00) 51 5三角成(44) ( 0:00/00:00:00) *振り飛車側は飛車交換するしかありませんが、先に守りの要の銀を剥がされた上に5三へ拠点を作られてしまい、既に振り飛車側が劣勢です。 52 4九飛成(42) ( 0:00/00:00:00) 53 3五馬(53) ( 0:00/00:00:00) *これは緊張されていらっしゃったのでしょうか。 単に▲同金で右四間飛車側が有利でした。 54 1九龍(49) ( 0:00/00:00:00) 55 5三銀打 ( 0:00/00:00:00) 56 1八飛打 ( 0:00/00:00:00) *エルモ囲いの急所は、6八銀を飛車で睨みながら5七(斜め前へ利く駒)や5九(斜め後ろに利く駒)を攻める事です。 その意味では、振り飛車側の右エルモは既にその攻めを1回食らってる訳です。 57 4三歩打 ( 0:00/00:00:00) 58 4一歩打 ( 0:00/00:00:00) *単に▽5九龍が有力でした。 これだと、▲6九金右と粘られます。 59 5二銀打 ( 0:00/00:00:00) *ここは一旦▲6九金右と受けに回っても良かったかなと思いました。 60 5五角打 ( 0:00/00:00:00) *ハルピチさんが歩以外の持駒を使い切ったタイミングを見計らっての角打。 これで将来7七へ角が利くよという主張です。 61 7七桂(89) ( 0:00/00:00:00) 62 5九龍(19) ( 0:00/00:00:00) 63 5一銀成(52) ( 0:00/00:00:00) *ここは▲5六歩と突いて、3五馬の利きを6八まで通して詰めろを解きたい所ですかね。 又、金を取るなら不成で取って6二へ利きを足す方法もありました。 64 8六桂打 ( 0:00/00:00:00) *退路封鎖の手筋ですが、持駒が豊富で金も銀も手に入るので打たなくても即詰がありました。 ▽6八飛成、▲同金、「▽8八金」、▲同玉、▽6八龍、▲9七玉(▲7八金合は以下▽7七角成、▲9七玉、▽8五桂、▲9八玉、▽7八龍まで)、▽8八銀、▲8六玉、▽7七角成、▲7五玉、▽7四金まで11手詰です。 65 8六歩(87) ( 0:00/00:00:00) 66 6八飛成(18) ( 0:00/00:00:00) 67 6八金(79) ( 0:00/00:00:00) 68 8九銀打 ( 0:00/00:00:00) *これは▲8七玉で僅かに逃れています。 替えて▽8八金が正着で、以下▲同玉、▽6八龍、▲7八金合(▲9七玉は以下▽8八銀、▲8七玉、▽7七角成まで)、▽7七角成、▲9七玉、▽8八銀、▲9八玉(▲同金は▽同龍まで)、▽9七金までの9手即詰がありました。 69 8七玉(78) ( 0:00/00:00:00) 70 7八銀打 ( 0:00/00:00:00) 71 7八金(68) ( 0:00/00:00:00) 72 7八銀(89) ( 0:00/00:00:00) 73 7八玉(87) ( 0:00/00:00:00) 74 6八金打 ( 0:00/00:00:00) 75 8七玉(78) ( 0:00/00:00:00) 76 8九龍(59) ( 0:00/00:00:00) 77 8八金打 ( 0:00/00:00:00) *ここは▲8八桂合、又は▲8八銀合で逃れています。 真横へ利く合駒は▽同龍、▲同玉、▽7八金打、▲9七玉に8七から打ち捨てられて▲同玉、▽7七角成、▲9七玉、▽8八馬までの即詰が生じます。 78 8八龍(89) ( 0:00/00:00:00) 79 8八玉(87) ( 0:00/00:00:00) 80 7八金打 ( 0:00/00:00:00) 81 9七玉(88) ( 0:00/00:00:00) 82 7七角成(55) ( 0:00/00:00:00) *ここは替えて▽8七金と先に打ち捨てれば▲同玉と取るしかありませんが▽7七角成、▲9七玉、▽8八馬までの即詰がありました。 先手玉は必至ですが、後手玉には▲5二飛以下の即詰が生じており、逆転です。 83 5二飛打 ( 0:00/00:00:00) 84 6二香打 ( 0:00/00:00:00) 85 6二銀成(53) ( 0:00/00:00:00) 86 8二玉(72) ( 0:00/00:00:00) 87 7一成銀(62) ( 0:00/00:00:00) 88 9三玉(82) ( 0:00/00:00:00) 89 8五桂打 ( 0:00/00:00:00) 90 投了 ( 0:00/00:00:00) まで89手で先手の勝ち