開始日時:2020/03/20 場所:81Dojo 持ち時間:20分+60秒 手合割:平手 先手:鷺宮ローラン 後手:真澤千星 手数----指手---------消費時間-- *ついにやってきた師弟対決ー! 普通の将棋ではなくフリーズ将棋だが、鷺宮一門が激突する! 果たしてローランさんはエクシスに対して解答を作ってきたのか 千星さんはしったこっちゃねぇとエクシスをぶつけていくのか ちなみにこの局、最初にやろうとしたら【81自体がフリーズする】という怪奇現象に見舞われた 怖い フリーズサーバー 立会人の綾さんがコメントからインタビュー ロ「(フリーズ将棋は)闇のゲーム」 千「難しいよね、頭がおかしくなりそう」 ロ「まだおかしくなってないような言い方」 1 7六歩(77) ( 0:20/00:00:20) *最早、先手をどちらが握るかがこのフリーズ将棋を左右しているということは周知の事実である(周知とは一体 で、端歩じゃなくて角道開け 作戦があるのだろうか? 先手番は割りと自由に作戦を組める気はする 後手はそれに対応するしかないのか 千「師匠は前回(氷王戦)は結構遊んでたから」 ロ「遊ぶよ私は、遊びに来たんだから」 そりゃそうです 2 1四歩(13) ( 0:03/00:00:03) *師匠がしないなら私がやるよ、と端歩つき 多分織り込んでいるので何か対策があるんじゃない? ロ「あ、いーけないんだいけないんだー」 千「私はエクシスをするぞー!」 エクトリア「エクシスわかんない」 (エクトリア=システム) 千「開発者の人がわかんないなら誰もわかんない」 3 7七桂(89) ( 0:15/00:00:35) *ふぅー! いや、これは結構面白い つまり攻め合いに行くということだ 千「なんかおきるのかなぁ」 ロ「ステキなこと起きない?」 前局沙久耶さんのように64歩~73桂を急いで何とかするのではなく77桂から殴り合おうやと言うわけ やはり受け一辺倒では勝負にならない まあこれ先手ですけどね 放っておいて53桂不成+F玉なんて食らったらそりゃもうね(角より早い、なぜなら53角成は相手が金を上がっていることが前提だから 4 6二金(61) ( 0:02/00:00:05) *なので62金と受けた 中飛車選択はしなかったけど、多分なんか理由はある どのみち中飛車が突っ込める展開にはなり辛そうだし……(ここから端角もありうるので 5 7八銀(79) ( 0:01/00:00:36) *で銀上がり いつもの防御、角の支えは無くなってる 6 3二銀(31) ( 0:06/00:00:11) *おなじー 千「予定じゃないけど」 千「同じ種類じゃない駒が2枚以上利いてると基本的には大丈夫」 7 5六歩(57) ( 0:32/00:01:08) *やっぱり中央からだ やっぱり? 分かりやすいもんね 何より玉への迫りが大きい 千「大丈夫なの?」 ロ「なんか、57角成を受けないほうが大丈夫だってアーカイブの人が言ってたよ」 千「歩取らせたほうがいいんじゃないかという説とね」 8 8四歩(83) ( 0:29/00:00:40) *低く構えたままで行く 千星さんは、相手の出方を見るまではなるべく金駒を集めたり上がりたくないわけです 9 5五歩(56) ( 0:06/00:01:14) *位を取った 10 6四歩(63) ( 0:05/00:00:45) *桂跳ね、端角を止めるための歩 ロ「警戒したな」 千「偶数の歩を突く作戦で行こうかなと」 千「エクシス対策、偶数の歩をつくの結構強いんじゃないかなと」 千「ただ、速さが足りないんだよねこれ」 何より 速さが足りない! 11 5八飛(28) ( 0:40/00:01:54) *回った このまま進むとどうなるのかは難しい 流石に受けるのかな 12 3四歩(33) ( 0:45/00:01:30) *受けないー! 角道を開けた、54歩からの攻めでフリーズが来たら桂を取りつつ王手で返せる 「争点が54」なら受けきれるからだ 争点が53になると途端に受けられなくなる、なんなのだこのゲームは! ロ「中飛車にするつもりじゃなかった、もっと桂馬ポンポンはねていきたかった」 千「飛車使えないから私飛車落ちとかで指してる感覚」 千「桂跳ね形決めるからいいかもね」 ロ「研究しやすそうだよね」 千「65の桂の方がいい?」 千「68金とするとめんどくさい手が飛んできそうな気がして」 ロ「皆で研究進めて」 13 6六歩(67) ( 1:27/00:03:21) *というわけで66歩をついていった ロ「やりすぎな気がするこういうの」 先手は65桂跳ねを狙っていく 後手はどうしよーかなー? ここで13角って覗かれたらどうしますの? 48金と受けるんですかね 14 7四歩(73) ( 0:37/00:02:07) *この73歩はやっぱり前局で見た83飛の受けを見ている 今さら73桂は間に合わないので ロ「お、なんか危なそうな気がするけど」 千「読んでない」 千「飛車先突くのは危ない」 ロ「パスになってそうだね」 千「なってる」 千「私はちせパンの創設者としてちせパンを使わないと」 などと言っており ちせパン:千星パンチの略、歩を伸ばしていって相手に圧迫をかける、エクシスにより勇を失い散体しそうになっている 15 6五歩(66) ( 0:42/00:04:03) *ぶつかった この瞬間読筋が爆発的に増えるのがフリーズ将棋 今回は端角がないのでとることはできる、んだが…… 千「あー、かえって呼び込んでる?」 64歩がね ロ「あー、でもそうか、ちょっと嫌なことに気が付いてしまった」 16 6五歩(64) ( 1:05/00:03:12) *取るしかないのか…! 取らせるという手もあるが、これは6筋の歩がお互い切れて手持ちに歩がある恐ろしい状況へ突入する 千「これ大丈夫なの? ウソでしょ?」 17 6五桂(77) ( 0:45/00:04:48) *ロ「取りますか」 さあ一気に分水嶺に近づいた これはどうなる? 受けるなら83飛、この形で42金とは上がれない 54歩からの殺到に対して何らかの回答を用意できているのか、V名人! でも54歩は角抜かれるよね 18 8三飛(82) ( 0:02/00:03:14) *千「昨日見た」 ロ「昨日進研ゼミで見た」 見覚えあるよね(メイVS沙久耶局) ロ「いい手っぽいよね」 千「守勢に回ってるけど」 千「中飛車に対して受けになるのが、なんか」 ロ「真ん中をぐいぐい突かれるだけでも一回受けなきゃいけないかなって」 千「フリーズ将棋、攻めの技法は増えてるけど受けの技法も増やしたいなって」 ロ「下手したら真ん中突いたら倒せてる可能性歩けど、怖すぎてできない」 角浮いてるからね 19 5四歩(55) ( 4:08/00:08:56) *+F角(ロ:F2、千:F3) ロ「わかんなきゃやるべきかぁ」 やってんじゃん! ロ「角はね、フリーズとの交換だとあんまりなんだけど土壇場でフリーズ解除の王手があるのが大きいから」 ロ「最初にF使うと負ける気がする」 千「師匠結構F連続で使うもん」 ロ「やりきりたくなっちゃう」 20 6八歩打 ( 1:13/00:04:27) *千「一応これが返し技、第三の手を用意しておきました」 なるほど、これは読んでいなかった ロ「もうのっぴきならないじゃん、これ」 どちらかが倒れるしかないですねぇ 千「兄と一緒の日に死のう」 ロ「まず金を取らせていいのかどうかですねぇ、単に角を取っちゃうとF使って殺されちゃうので」 玉逃げたら一応大丈夫っぽい、危ないけど 21 6八金(69) ( 3:37/00:12:33) *ロ「あ、ノンフリーズです」 ロ「確認してくれてもいいですよ」 千「いや~~」 22 5四歩(53) ( 2:54/00:07:21) *千「しょうがないなぁ」 ロ「割りきりがいいねぇ」 千「延命するならこれしかない」 ロ「いいのかい、こっちの歩を切らしちゃって」 千「長いほうを選んでるだけだから」 えらく悲観的だけど心の中では一発入れる気まんまんだと思う>千星さん 千「第一期の時に飛車で受けるって話をしたような気がする」 ロ「飛車の横利きがないと受けづらいなって」 23 2二角成(88) ( 1:13/00:13:46) *取っちゃった 千「じゃあとかいって、フリーズ使わなくてもいいじゃんて」 ロ「普通はまあ銀とって勝ちそうな気がする」 ロ「こういうのが読みきれなくなっちゃうんだよね」 千「普通の将棋の感覚じゃない」 24 6三飛(83) ( 0:17/00:07:38) *ロ「大丈夫なのこれ」 千「ダイジョウブジャナイ!」 25 3二馬(22) ( 2:41/00:16:27) *+F金(ロ:F1、千:F3) ロ「勝ってそうな気だけする」 玉が逃げるしかないからねぇ 26 6一玉(51) ( 0:52/00:08:30) 27 4一馬(32) ( 0:09/00:16:36) *ロ「ノンフリーズノンフリーズ」 何かF使ってどうにかできないか、と思うけど持ち駒が豊富すぎて無理だぁ 73桂とか食らったら無理 28 7二玉(61) ( 0:02/00:08:32) 29 6三馬(41) ( 0:05/00:16:41) *千「もう投了してもいい?」 ロ「いっぱい持ってるからね、全部フリーズはできないから」 ロ「フリーズ持ち駒とか」 千「アバウトな」 30 6三玉(72) ( 0:30/00:09:02) *千「あえて宣言せずに」 31 6四歩打 ( 0:16/00:16:57) *+F玉(ロ:F0、千:F3) 千「負けました」 ロ「何かありそうだったな、あの68歩」 ロ「大分危ないよね」 放置した場合、変化手順は難しいが多分際どく先手が勝てる気はする 千「53地点、横利きの駒でしか守ってないから何でとっても腹から打たれて詰んじゃう」 ロ「飛車浮きのバランスとあってないかもね」 コメ「56歩ってF角必要だった?」 ロ「それはそうかもしれないけどまあまあ……」 千「62の金動かせないのが割とガンなんだよね」 ロ「62の金いい形のようで、結構微妙な」 32 投了 ( 0:06/00:09:08) まで31手で先手の勝ち