後手の持駒:金二 銀 歩四  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀v桂v香|一 | ・ ・ ・ 馬 ・ ・ ・ ・v玉|二 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v金v金v歩|三 |v歩v歩v歩 ・v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・v桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|五 | 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ ・|六 | ・ 歩 ・vと ・ ・ ・ ・ ・|七 | ・ 玉 ・ 角 ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ ・ ・v龍 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:銀二 歩  先手番 先手:プレイヤー 後手:AI棋士3段 手数----指手---------消費時間-- *実戦ではなかなか気づきにくいですが、 この局面において即詰めがあります。 また自玉はたいした受けも無いので、 詰まさなければそのまま負けてしまうような 局面でもあります 1 2三飛成(28) *初手▲1三角成としてしまいたいところですが、 これは△同桂▲2一銀△同玉▲2二銀打△3二玉 以下詰みません 2 2三金(33) 3 2二金打 4 2二金(23) 5 2二銀成(31) 6 2二玉(12) 7 2三銀打 *ここでは▲2三歩も詰みがあり正解手順です。 本譜は変化が少ない▲2三銀以下の手順を 正解手順として挙げています。 以下は、▲2三歩の変化の参考手順 - #238474 8 2三玉(22) *△3三玉は、以下の手順 - #238476 9 2四歩打 10 3二玉(23) 11 2三金打 12 4三玉(32) *△4二玉には、手順前後ではあるが本手順と 同じ変化の詰みがあるので省略。 また、△4一玉は本手順と全く同じ 13 3二銀打 14 4二玉(43) *相手玉をこの位置に誘導することがポイント 15 8六角(68) *ここで、この▲8六角が絶妙。 この角出は実戦ではなかなか読めない一手。 相手玉に合駒が効くと錯覚して、詰まないと読んで しまっていることがほとんど。 しかし実際この局面においては歩合いは効か ないし、合駒した駒で最後詰んでしまう。 16 7五飛打 *ここにおいて相手玉は、何を合駒しても詰みを 免れることができない。 金銀の合駒をしてきても角で取って、最後の一手 が打てる 17 7五角(86) 18 7五歩(74) 19 5二飛打 *この即詰め手順は、初手の飛車切りと8六に角が 出れば相手の合駒が悪いという2点に気づいてい れば読み切れたかもしれない。 しかしまあ、この即詰めに気づくには相当な終盤 力が必要だと思う。 本譜は自玉が瀕死の状態になるまで頑張っていて、 即詰めに気付けば勝ちというところまできていた。 しかし、私は気付かなかった。 かなり前の棋譜だがこういった将棋を勝ち切れる ようにしたいとの思いもあり、今回この shogi.io に投稿させてもらった