棋戦:将棋ウォーズ(10分) 開始日時:2019/04/15 12:33:42 終了日時: 手合割:平手 先手:Jingai81 3級 後手:c***** 1級 手数----指手---------消費時間-- *将棋ウォーズ10分切れ負け。 私(Jingai81)は先手番となった。 お相手は1級の方。 1 7六歩(77) ( 0:01/00:00:01) *振り飛車党なので初手は▲76歩。 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) *後手も角道を開ける。 3 6六歩(67) ( 0:02/00:00:03) *角交換はせずにじっくりと組みたい。 4 3二飛(82) ( 0:03/00:00:03) *後手は三間飛車に。 5 6八銀(79) ( 0:12/00:00:15) *相振り飛車にするつもりだが問題はどこに振るべきか。本譜は先に飛車先を止めてしまったので形よくじっくりと組む方針とした。 6 4二銀(31) ( 0:01/00:00:04) *相振り飛車は駒組みによる形勢の差が大きいと感じる。後手も慎重に形を作る。 7 6七銀(68) ( 0:01/00:00:16) *▲66歩を支えた。この形からならばどこにでも飛車を振ることができる。 8 6二玉(51) ( 0:01/00:00:05) *玉を囲いにいく。駒組のバランスがいいタイプのようだ。 9 7七角(88) ( 0:02/00:00:18) *玉を深く囲いそうなので向かい飛車を目指すことにした。 10 7二銀(71) ( 0:01/00:00:06) *美濃囲いの形を作る。 11 8八飛(28) ( 0:01/00:00:19) *向かい飛車に振って相振り飛車戦が確定した。 12 5二金(41) ( 0:02/00:00:08) *△41玉は保留した。向かい飛車の形に反応したのだろう。 13 8六歩(87) ( 0:04/00:00:23) *金銀をあまり動かせていないのが気になるが攻め形を優先する。 14 7四歩(73) ( 0:01/00:00:09) *▲86歩に反応したのだろう。△73銀とすれば飛車先交換を受けられる。この形を指し慣れているようだ。 15 8五歩(86) ( 0:07/00:00:30) *それでも構わず▲85歩。プレッシャーをかける。 16 7三銀(72) ( 0:01/00:00:10) *8筋の歩交換を防ぐ銀上がり。先手は攻め形を作りにくくなった。 17 2八銀(39) ( 0:12/00:00:42) *囲いに着手する。三間飛車には金無双か矢倉に組みたい。 18 3五歩(34) ( 0:01/00:00:11) *囲いが中途半端だが▲28銀に反応したか。 19 4八玉(59) ( 0:06/00:00:48) *ここからの駒組には神経を使う。油断すると飛車角の連携で一気に破られる可能性がある。 20 7二金(61) ( 0:03/00:00:14) *ここで矢倉の形を安定させる。冷静だ。 21 5八金(69) ( 0:07/00:00:55) *こちらも囲いを慎重に整えていく。 22 3六歩(35) ( 0:01/00:00:15) *ここで飛車先を交換しにきた。 23 3八金(49) ( 0:16/00:01:11) *おとなしく歩を交換する手もあったが攻めが見えないので右辺で主張を作る。 24 3七歩成(36) ( 0:03/00:00:18) *すぐに取る一手ではないがシンプルに取ってきた。 25 3七銀(28) ( 0:01/00:01:12) *矢倉に構える。 26 3六歩打 ( 0:04/00:00:22) *悩ましい歩打ちだ。△55角の筋があるので▲46銀か▲28銀の2択だろう。 27 2八銀(37) ( 0:35/00:01:47) *▲46銀も考えたが玉が薄くなりすぎるので指しにくい。 28 3三桂(21) ( 0:07/00:00:29) *△36歩からの継続手。この歩を活かすには速攻するしかない。 29 4六歩(47) ( 0:07/00:01:54) *△45桂を防ぎつつ▲47金左と上がるための準備。 30 2五桂(33) ( 0:03/00:00:32) *よって桂は25へ。 31 4七金(58) ( 0:03/00:01:57) *37に利きを足した。 32 4四歩(43) ( 0:07/00:00:39) *飛車先を通したまま銀を活用する意味だろうか。角道が止まっている。 33 6五歩(66) ( 0:16/00:02:13) *角道が閉じた瞬間を狙ってこちらの角道を開ける。三間飛車は角交換されると動きにくくなりがちだ。 34 4三銀(42) ( 0:03/00:00:42) *やはり銀を繰り出して攻めに厚みを加えるようだ。 35 5六銀(67) ( 0:16/00:02:29) *こちらも右辺に厚みを足した。△55角を防ぎつつ45の地点を守る意味だ。後手の攻めが緩めばB面攻撃も視野に入る。 36 5四銀(43) ( 0:01/00:00:43) *銀対抗の形に。 37 6八飛(88) ( 1:01/00:03:30) *ここでは手が見えず困っている。攻め形は作りにくく、囲いに手を入れるのも難しい。▲26歩と開戦を強要する手も考えたが、27の空間がキズになりやすいため見送った。 結果的にこの手は疑問手だったようだ。 38 7一玉(62) ( 0:03/00:00:46) *開戦する前に玉を安定させる。冷静だ。 39 6四歩(65) ( 0:28/00:03:58) *何かの時に飛車を活用できるよう突き捨てを入れた。具体的な手順を見ているわけではない。 40 6四歩(63) ( 0:03/00:00:49) *△73銀が動けば飛車が突っ込める形にはなった。 41 4五歩(46) ( 0:17/00:04:15) *手が進むと後手の攻め形が更に良くなりそうだった。 なんとか手を作るために角交換を狙う。 42 6二金(52) ( 0:52/00:01:41) *誘いには乗らず金を囲いに連結した。慎重な指し回しは参考にしたい。 43 4四歩(45) ( 0:26/00:04:41) *B面で手が作れそうだ。 44 3四飛(32) ( 0:26/00:02:07) *▲43歩成が飛車に当たらないようにしたのだろう。 45 4三歩成(44) ( 0:28/00:05:09) *△22角が浮いているためすぐにと金は取れない。 46 7七角成(22) ( 0:11/00:02:18) *角交換になった。 47 7七桂(89) ( 0:03/00:05:12) *手順に桂を跳ねることができた。 48 4六歩打 ( 0:30/00:02:48) *歩の叩きを入れた。同金と取ると37の地点の利きが減ってしまう。 49 4六金(47) ( 0:21/00:05:33) *それでも取るしかない。しかしすぐに37に駒を打ち込んでも4対3でこちらの数が勝っている。 50 3七角打 ( 0:08/00:02:56) *それでも△37角と直接手で来た。慎重に対応すれば清算して駒を入手できそうだ。 51 3七桂(29) ( 0:06/00:05:39) *まずは同桂から。 52 3七桂成(25) ( 0:05/00:03:01) *後手も桂から捌いた。 53 3七銀(28) ( 0:03/00:05:42) *安い駒である銀から差し出したが、この手は疑問手だった可能性がある。理由は後述する。 54 3七歩成(36) ( 0:09/00:03:10) *後手は銀と桂を持ち駒にした。 55 3七金(38) ( 0:03/00:05:45) *同金で収める。同飛成も無くはないが同玉で次に厳しい手がなければ無理だ。 56 2五桂打 ( 0:03/00:03:13) *ここで△59銀だったら負けを覚悟していた。▲同玉なら筋を取りつつ飛車が成り込める。▲38玉などでは飛車がタダ取りされてしまう。その事を考えると53手目は▲同銀ではなく▲同金とするべきだったかもしれない。渡す駒が金ならばすぐに有効な駒打ちはなさそうだ。 57 3五歩打 ( 0:06/00:05:51) *飛車の利きを止めて攻めを切らしに行く。 ここでも△59銀とされたら痛かったかもしれない。玉をかわして飛車の取り合いになりそうだが、後手のほうが玉が堅く指しやすそうだ。 58 3七桂成(25) ( 0:03/00:03:16) *勢いで金を取って王手。 59 3七玉(48) ( 0:02/00:05:53) *▲同玉として後手の攻めが途切れればぐっと指しやすくなる。 60 2四飛(34) ( 0:33/00:03:49) *2筋に綾を求める構想だろうか。 61 3三角打 ( 0:49/00:06:42) *今は角よりも飛車のほうが使いやすそうだ。単純に飛車取りをかけた。 局後に改めて検討してみると▲53と△同金▲42角が有力に見える。金を上ずらせて防御力が下がる。 また他にも▲36桂と打つのがよさそうだ。飛車がとにかく狭くいずれ捕まえることができる。 62 4三銀(54) ( 0:02/00:03:51) *▲53とを入れなかったため先手を取れずと金を外されてしまった。 63 2四角成(33) ( 0:06/00:06:48) *▲33角の継続手。ここは取るしかない。 64 2四歩(23) ( 0:01/00:03:52) *飛車角交換に。 65 4一飛打 ( 0:03/00:06:51) *王手銀取り。 ここで△61角と受けられると困っていたかもしれない。▲11飛成と香を取るくらいだが△52銀と引き付けられてかなり堅くなる。 66 8二玉(71) ( 0:04/00:03:56) *銀を見捨てて入城した。しかし矢倉は横からの攻めにはそれほど強くないというのが定説だ。それを信じて強く攻めたい。 67 4三飛成(41) ( 0:02/00:06:53) *まずは狙い通り銀を補充する。 68 5九角打 ( 0:02/00:03:58) *攻めに気を取られていてうっかりしていた。後手はこの手に期待して角を温存したのだろう。だがこの場合は受けがある。 69 4八飛(68) ( 0:05/00:06:58) *今のところ受けにしか使えていない飛車なので角と交換なら許容範囲だ。 70 3九銀打 ( 0:18/00:04:16) *直接飛車を狙ってきたが△28銀だったらどうだろうか。▲同玉△48角成はいかにも寄せられてしまいそうだ。▲47玉△37金となると玉を左辺に逃がせるが飛車を取りつつ馬を作られて勝てる気がしない。 71 4七金(46) ( 0:09/00:07:07) *本譜はこの手がぴったりで受けきるイメージがわいてきた。 72 4八銀成(39) ( 0:03/00:04:19) *飛車を取って金に当てる。 73 4八金(47) ( 0:02/00:07:09) *▲同金でこの金に玉と龍のひもがついているのが心強い。 74 3九飛打 ( 0:04/00:04:23) *下から迫るが攻め駒が足りないように見える。 75 3八桂打 ( 0:16/00:07:25) *安い駒で受ける。 76 7七角成(59) ( 0:07/00:04:30) *ここでいったん緩めて桂を入手する。先手玉の入玉を防ぐ意味もあるかもしれない。 77 4六玉(37) ( 0:13/00:07:38) *この手は良くなかった。飛車の圧力に怯えて4筋に逃げたがすぐに危ない筋があるわけでもない。反撃のチャンスだったはずだ。 78 7六馬(77) ( 0:19/00:04:49) *龍に当てる。 79 4一龍(43) ( 0:04/00:07:42) *馬に狙われて手順に龍を活用できた。こうなってみると後手の馬引きはあまり良くなかったかもしれない。 80 4三歩打 ( 0:13/00:05:02) *これはなるほどの一着。守りにも利いていた龍の利きを止め、先手玉を一気に狭くした。 81 5一銀打 ( 0:34/00:08:16) *先手の時間だけがなくなってきており、勝つためにはそろそろ攻めなければならない。まずはセオリー通りに金を攻めるところから。 82 6三金(62) ( 0:07/00:05:09) *後手も金を取られるのは避けたいはずだ。 83 6一銀打 ( 0:17/00:08:33) *具体的な手順は見えていないがとにかく金を攻める。 84 7一金(72) ( 0:05/00:05:14) *さらに金を逃がす。玉の脇腹が開いた。 85 5二銀(61) ( 0:04/00:08:37) *2枚銀の好形を活かして金を捕獲する。△54金で逃げられるが▲63銀不成(成)と入り込まれて状況は悪化する。 86 7二金(71) ( 0:04/00:05:18) *63の金を守りに行くが…。 87 6三銀成(52) ( 0:11/00:08:48) *まずは金を一枚剥がすことに成功。 88 6三金(72) ( 0:02/00:05:20) *銀を取り返して駒損はしていないが、守りの金銀が上ずっており、玉の逃げ道もない。何か寄せる手段がありそうだ。 89 7一角打 ( 0:15/00:09:03) *タダの場所に角打ち。取れば▲62銀成からの即詰みを用意した。逃げられた場合は読みきれていないが、▲52龍と入ってなんとかなりそうな予感がする。 持ち時間が一分を切っており、これで決まらなければいずれにせよ負けなのだ。切れ負けの将棋では読みより勢いが大事な場合も多い。 90 7一玉(82) ( 0:13/00:05:33) *罠にかかった。自分が後手でも取っていただろう。 91 6二銀成(51) ( 0:04/00:09:07) *△62同玉は▲61金から、△82玉なら▲72金から詰む。 92 6二玉(71) ( 0:02/00:05:35) *潔く取って首を差し出した。 93 6一金打 ( 0:01/00:09:08) *△72玉▲71金と追い詰めていけば逃げ道はなく後手玉は詰む。 94 投了 ( 0:00/00:05:35) まで93手で先手の勝ち