棋戦:ぴよ将棋 開始日時:2019年04月14日(日) 17:31:02 終了日時:2019年04月14日(日) 17:47:35 手合割:平手 先手:サム○ップ 4将 後手:自分 手数----指手---------消費時間-- *職団戦 E級 3回戦の模様をお伝えする。 自分は後手番に決まった。 1 7六歩(77) ( 0:05/00:00:05) *自分の1回戦はdouble wing attack (相掛かり)の後手番を持ち、先手のひねり飛車模様に対し持久戦で勝利(ただし王手飛車・王手角取りをそれぞれ一回食らった) 2 8四歩(83) ( 0:01/00:00:01) *2回戦も後手で、先手の向かい飛車を相手に居飛車銀冠で対抗し、勝利 3 6八銀(79) ( 0:01/00:00:06) *両おじさんを破っての3回戦も後手番。相手の方は若い方で、振舞いに余裕を漂わせ、かなり強そうなオーラを纏っている。先手は矢倉模様の出だし。 4 8五歩(84) ( 0:06/00:00:07) *思えば本局の相手は、2回戦で隣で対局していた方だ。扇子をパタパタする強そうな相手に早々に勝利して感想戦でハキハキと指導をしていた。相当な手練であることは間違いない。 5 7七角(88) ( 0:01/00:00:07) *矢倉ではなかった。振り飛車を匂わせる序盤。 6 3四歩(33) ( 0:01/00:00:08) *振り飛車かどうかの打診。 7 7八金(69) ( 0:02/00:00:09) *角換わりでした。 8 6二銀(71) ( 0:04/00:00:12) 9 4八銀(39) ( 0:10/00:00:19) *先手からの角交換は手損になるので指し辛い。 10 4四歩(43) ( 0:03/00:00:15) *角換わり拒否の雁木が自分の作戦。一直線に組む雁木に比べて、先手が金銀に手を掛けている分、速攻に耐性があると考えている。 11 4六歩(47) ( 0:01/00:00:20) *とは言え、先手は飛車先を保留しており、右四間飛車が刺さる可能性もある。そのへんは良く知らないので、とにかくアドリブで受け止めるしかない。 12 3二金(41) ( 0:05/00:00:20) *角にひも。 13 4七銀(48) ( 0:02/00:00:22) 14 4二銀(31) ( 0:01/00:00:21) *一刻も早く雁木を 15 5六銀(47) ( 0:04/00:00:26) 16 5四歩(53) ( 0:01/00:00:22) *53銀右の形を目指す 17 4八飛(28) ( 0:05/00:00:31) 18 5三銀(62) ( 0:01/00:00:23) *45歩で潰れてたらすみません!45歩には43銀で44歩の取り込みを同銀右の予定。 19 6九玉(59) ( 0:42/00:01:13) *先手、45歩は見送り。先手も居玉で戦うのは気持ち悪かったのかもしれない。 20 5二金(61) ( 0:01/00:00:24) *手厚く 21 5八金(49) ( 0:11/00:01:24) 22 4三銀(42) ( 0:01/00:00:25) *これですぐ潰れることは無いはず。 23 3六歩(37) ( 0:24/00:01:48) 24 7四歩(73) ( 0:14/00:00:39) *53の銀を使って角頭を攻める手を見せる。 25 6六歩(67) ( 0:01/00:01:49) *先受け。しかし先手の角道が止まり、本格的な持久戦の様相を呈してきた。これは後手番としては不満の無い展開。 26 4一玉(51) ( 0:05/00:00:44) *居玉は避けYO 27 6七銀(68) ( 0:31/00:02:20) *先手も雁木に構え、相雁木となる。相雁木はお互い手を出し辛い形になり易い。 28 3三角(22) ( 0:05/00:00:49) *自分の構想は、角をこのあと51,73(あるいは84)に転回して、先手の攻めを牽制すること。方針はとにかく先手の仕掛けを封じることとした。 29 1六歩(17) ( 0:01/00:02:21) *先手は△15角を消し 30 1四歩(13) ( 0:01/00:00:50) *後手は終盤の▲15桂を消したつもりになっている。 31 2六歩(27) ( 0:01/00:02:22) *先手の打開の構想やいかに? 32 5一角(33) ( 0:02/00:00:52) 33 7九玉(69) ( 0:07/00:02:29) 34 9四歩(93) ( 0:01/00:00:53) 35 9六歩(97) ( 0:01/00:02:30) 36 7三角(51) ( 0:01/00:00:54) *ここ数手は実際の手順と違ったかも 37 6五歩(66) ( 0:01/00:02:31) *解き放たれた角道。11の香車が浮いているので危ない。 38 3三桂(21) ( 0:01/00:00:55) *11の香車の直射を避けつつ45に足す 39 3七桂(29) ( 0:01/00:02:32) 40 3一玉(41) ( 0:05/00:01:00) *飛車の筋にいるのは少し気持ち悪いので。 41 2五桂(37) ( 0:05/00:02:37) 42 2五桂(33) ( 0:01/00:01:01) 43 2五歩(26) ( 0:01/00:02:38) *手順に歩が伸びたが、▲28飛として2筋を狙うのは、△46角の飛び出しがあるので無理。とはいえ、後手の指し手も猛烈に難しい。指したい手が無い。 44 3三桂打 ( 0:01/00:01:02) *長考の末、33桂!短気ですぐ攻めたくなる自分を押し殺して、なんとも渋い一着。後手だけ桂馬を手放して損だが、先手としても有効な打ち場所が無いのではという読み 45 3七桂打 ( 0:01/00:02:39) *果たして先手も桂打ち!25の歩を守っている。 46 4二金(52) ( 0:04/00:01:06) *手待ち。千日手で手を打ちましょうよ〜 47 8八玉(79) ( 0:14/00:02:53) *まだ有効手があったのか…! 48 5二金(42) ( 0:04/00:01:10) *先手らしく攻めてみろ!気分だけは作戦勝ちである。 49 1七香(19) ( 0:02/00:02:55) *飛車も回って1筋から一点突破する狙い。しかしすぐ回るのは△46角があるので成否は微妙。 50 4二玉(31) ( 0:02/00:01:12) *1筋から遠ざかる手待ち 51 4七金(58) ( 0:01/00:02:56) *△46角を未然に防いでいよいよ次に▲18飛車と回ってくる。基本的に1筋は受からないので一番良い形で待ち受けて、その瞬間にこちらから動きたい。 52 4一玉(42) ( 0:07/00:01:19) *もう一手待つ。先手の86角が王手にならないようにする意味。 53 1八飛(48) ( 0:01/00:02:57) 54 6四歩(63) ( 0:03/00:01:22) *仕掛けのために先手の右金が玉から遠ざかり、端攻めも時間が掛かりそうな様子。後手の動きが成立する可能性はある。同歩は同銀として後手の調子が良い。対して、▲65歩には△55銀と出て角銀それぞれの交換を狙う。角を持てば△29角の筋がある。 55 4五歩(46) ( 0:05/00:03:02) *先手も反発。予想していなかったのでのけぞる。 56 6五歩(64) ( 0:01/00:01:23) 57 4四歩(45) ( 0:01/00:03:03) 58 4四銀(53) ( 0:01/00:01:24) *同銀右と形良く取れる 59 6五銀(56) ( 0:01/00:03:04) *後手の角が危ないが、この瞬間何かありそうなので腰を落として読む。筋としては△86歩▲同歩△85歩の継ぎ歩攻め。65で宙ぶらりんの銀を十字飛車で狙う手だ。しかし今は△86歩に▲同角がある。同歩に限定出来るタイミングで△86歩と突くのがポイントになる。また、先手の飛車が受けに効いているので、これも無力化出来れば得になる。ぐるぐると色んな組み合わせを考えて長考に沈む。 60 4六歩打 ( 0:05/00:01:29) *まずは角が消える前に一発効かせる。56金には47歩成でと金が出来る 61 4八金(47) ( 0:01/00:03:05) *なので引く一手。これで飛車の横利きが消えた。 62 5五角(73) ( 0:01/00:01:30) *単に飛び出す。▲66歩と辛抱されたときが分からなかったが、指し辛いかなと思っていた。 63 6六銀(67) ( 0:03/00:03:08) 64 8六歩(85) ( 0:30/00:02:00) *この瞬間の突き出しが狙い。▲同角とは取れない。▲55銀は△87歩成▲同金を利かしてから△55銀と戻してどうか。 65 8六歩(87) ( 0:04/00:03:12) 66 6六角(55) ( 0:05/00:02:05) 67 6六角(77) ( 0:01/00:03:13) 68 5五銀(44) ( 0:01/00:02:06) *指がしなる一着。思えば、自分がちょっと前に△64歩と仕掛けた手に対して▲45歩~44歩と切り替えしてきた訳で、これを同銀右と取ったこの銀が、今は攻めに厚みを加えている。さらに言えば、先手が打開のために振り直した18の飛車は全く働いていないし、15歩さえ突けていない。完全に後手ペース!この男、指をしならせて完全にハイになっている。 69 7七角(66) ( 0:03/00:03:16) 70 8五歩打 ( 0:02/00:02:08) *紆余曲折を経て、ただいま継ぎ歩。長考で練った構想が実現して感無量。 71 7四銀(65) ( 0:02/00:03:18) *十字飛車を避けた一手 72 8六歩(85) ( 0:01/00:02:09) *玉頭に大きな拠点が出来た。 73 8三歩打 ( 0:02/00:03:20) *ここで主催者から「この時計使って下さい」と大変ありがた迷惑な差し入れ。そう、割と前から「Eクラスこれより秒読み開始して下さい」だったのである。飛車を逃げる場所は72か73か。30秒で比較する。72は銀取りの先手で、良さそう。逃げられてどうか。しかし62だと、、69飛車成のビクトリーロードが広がっている!63歩の叩きにも同金とすれば、同銀同飛で攻め駒が増えて、先手玉が攻略も夢ではない! 74 6二飛(82) ( 0:09/00:02:18) *全軍躍動じゃー! 75 6三歩打 ( 0:02/00:03:22) 76 6三金(52) ( 0:01/00:02:19) *読み筋通りじゃー! 77 6三銀(74) ( 0:01/00:03:23) *そしてこの瞬間気付く、同飛は▲85 (or 74)角で準王手飛車である。王様が取られるので、ビクトリーロードは進めないのである。 78 6三飛(62) ( 0:06/00:02:25) *とは言え、金を捨てているので軌道修正は効かない。数手前、指をしならせていたのが、この男、もう指し手に力が籠もっていない。 79 8五角打 ( 0:01/00:03:24) 80 5二銀(43) ( 0:01/00:02:26) *ビクトリーロードを駆け抜けるための一手 81 6三角成(85) ( 0:01/00:03:25) *しかし肝心の車体を失う。 82 6三銀(52) ( 0:01/00:02:27) 83 8六角(77) ( 0:01/00:03:26) *攻防の一着で、先手玉に怖いところが無くなった。 84 5二銀打 ( 0:06/00:02:33) *61飛車を防いだつもり 85 2一飛打 ( 0:03/00:03:29) *きつい! 86 3一銀打 ( 0:01/00:02:34) 87 2二金打 ( 0:07/00:03:36) *きついきつい! 88 6四角打 ( 0:12/00:02:46) 89 6四角(86) ( 0:01/00:03:37) 90 6四銀(55) ( 0:01/00:02:47) 91 3二金(22) ( 0:05/00:03:42) 92 3二玉(41) ( 0:01/00:02:48) *玉自らアタックして焦ってもらいたい。 93 1一飛成(21) ( 0:01/00:03:43) 94 5五角打 ( 0:03/00:02:51) 95 6六歩打 ( 0:01/00:03:44) 96 2一金打 ( 0:01/00:02:52) 97 1四龍(11) ( 0:02/00:03:46) 98 6五歩打 ( 0:01/00:02:53) *勝負手のつもり。2手放置すると危ない 99 5六金打 ( 0:02/00:03:48) *手堅い受け。 100 6六歩(65) ( 0:03/00:02:56) 101 5五金(56) ( 0:01/00:03:49) *角を外せば先手玉は怖いところが無くなる。 102 5五歩(54) ( 0:13/00:03:09) 103 3五歩(36) ( 0:05/00:03:54) *きついきついきつい!先手玉に迫る手段も無く、リスクの無い攻めで来られると万事休す。あとは相手の方の正確な寄せを見るばかり 104 8六歩打 ( 0:03/00:03:12) 105 3四歩(35) ( 0:01/00:03:55) 106 3六歩打 ( 0:22/00:03:34) 107 3三歩成(34) ( 0:01/00:03:56) 108 3三玉(32) ( 0:01/00:03:35) 109 4五桂(37) ( 0:01/00:03:57) 110 4二玉(33) ( 0:44/00:04:19) 111 3三角打 ( 0:20/00:04:17) 112 4一玉(42) ( 0:01/00:04:20) 113 4四龍(14) ( 0:13/00:04:30) 114 3二玉(41) ( 0:01/00:04:21) 115 3五香打 ( 0:06/00:04:36) 116 4三銀(52) ( 1:40/00:06:01) 117 2四角成(33) ( 0:08/00:04:44) 118 2二玉(32) ( 0:15/00:06:16) 119 3三馬(24) ( 0:01/00:04:45) 120 1二玉(22) ( 0:01/00:06:17) 121 1四龍(44) ( 0:01/00:04:46) 122 1三歩打 ( 0:01/00:06:18) 123 2三龍(14) ( 0:01/00:04:47) *にて後手玉は詰んでいる。 自分の失着から、終盤ものの見事に一気に持って行かれた。かなり格上の先生だったんだと思う。とは言え、その相手に時間を使えば序中盤は面白い戦いが出来たし、感触のいい手順もあって、すごく自信になった。自分の課題は終盤の入り口での構想力と考えをまとめるスピードかな? チームとしては3勝2敗で勝ち上がり。チームメイトに感謝! 124 詰み ( 0:01/00:06:19) まで123手で詰み