先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- *嬉野流対策(菊水矢倉)の方針 ①嬉野流が来たら2六歩から2五歩と飛車先を突く ②2五歩のあとは6六歩と早々に角道を止めて矢倉を目指す ③相手の3二金を見てから5八金右と上がる ④8四歩~8五歩には7八金~7七角と受ける ⑤7五歩が来る前に菊水矢倉に組む(入城することより囲いの形成を優先する) ⑥4四銀から二枚銀で来る手には、5六歩で中央に手厚く指す 1 7六歩(77) 2 4二銀(31) 3 2六歩(27) *ポイント① 嬉野流が来たら2六歩から2五歩と飛車先を突く。 4 5四歩(53) 5 2五歩(26) 6 5三銀(42) 7 6六歩(67) *ポイント② 6六歩と早々に角道を止めて矢倉を目指す。 場合によっては陽動振り飛車にもできるので、金銀の移動よりも6六歩を優先させる。 8 3二金(41) 9 5八金(49) *ポイント③ 相手の3二金を見てから5八金右と上がる。 5八金右が早すぎると振り飛車にされて作戦負けになる。 3二金としてこない場合は、飛車先を突いた効果で2四歩から飛車先を交換して3二金を強要することができる。 10 8四歩(83) 11 7八金(69) * 12 8五歩(84) 13 7七角(88) *ポイント④ 8四歩~8五歩には7八金~7七角と受ける。 6八銀~7七銀と自然に矢倉に組むと、棒銀が飛んできてしまう。 14 3一角(22) 15 6七金(58) 16 6四銀(53) 17 6八角(77) 18 7四歩(73) 19 8八銀(79) *ポイント⑤ 7五歩が来る前に菊水矢倉に組む。 3一角、6四歩、7四歩の三手に対して、こちらも三手必要なので間に合う計算。 間で玉を囲う手が入る場合には手数の計算に注意しよう。 20 4一玉(51) 21 6九玉(59) 22 6二銀(71) 23 4八銀(39) 24 5三銀(62) 25 7九玉(69) 26 4四銀(53) 27 5六歩(57) *ポイント⑥ 4四銀から二枚銀で来る手には、5六歩で中央に手厚く指す。 28 4二角(31) 29 5七銀(48) 30 3一玉(41) 31 4六歩(47) 32 2二玉(31) 33 3六歩(37) 34 9四歩(93) 35 3七桂(29) 36 9五歩(94) 37 4五歩(46) *ここまで来ると作戦勝ちで、銀を引かせてから斜め棒銀で仕掛けて行けば先手が良くなる。