棋戦:ぴよ将棋 開始日時:2018年10月21日(日) 11:09:45 終了日時:2018年10月21日(日) 11:17:33 手合割:平手 先手:俺 後手:きょっきょきょう 手数----指手---------消費時間-- *府中駅近くのホテルに前泊して臨んだ一日。 前日将棋ウォーズで三段相手に完勝して自信をつけたものの、当日朝は1級と2級に連敗してしまい、不調感は否めない。 目の前に座った相手は○○庁の気の弱そうなおじさん。他のメンバーからもあまり敬意が払われている感じもなく、おそらくグループで一番弱い人なのだろう。脳内スカウターが示す戦闘能力は初段~2段程度。 先手番と後手番で勝率が全然違うので、先手番が回ってきてちょっと落ち着く。 評価値はぴよ将棋とShogiGUIのGPSfishを参考に。 1 2六歩(27) ( 0:01/00:00:01) *初手はお決まり。 2 3四歩(33) ( 0:01/00:00:01) * 3 2五歩(26) ( 0:01/00:00:02) *2手目もお決まり。 4 3三角(22) ( 0:09/00:00:10) * 5 4八銀(39) ( 0:30/00:00:32) *以前はここで角道を開けていたが、今のマイブームはこれ。相手が振り飛車の時は角道を開けずに戦う可能性を残しておく。 6 2二飛(82) ( 0:01/00:00:11) *出た、向かい飛車。一番苦手だ。 7 7六歩(77) ( 0:01/00:00:33) *悩んだものの鳥刺し作戦は止め。普通に指そう。 8 4二銀(31) ( 0:04/00:00:15) * 9 6八玉(59) ( 0:01/00:00:34) * 10 8八角成(33) ( 0:01/00:00:16) *む、そう来たか。 11 8八銀(79) ( 0:01/00:00:35) * 12 6二玉(51) ( 0:03/00:00:19) * 13 7八玉(68) ( 0:01/00:00:36) * 14 7二玉(62) ( 0:01/00:00:20) * 15 7七銀(88) ( 0:01/00:00:37) * 16 8二玉(72) ( 0:01/00:00:21) * 17 9六歩(97) ( 0:01/00:00:38) * 18 9四歩(93) ( 0:02/00:00:23) * 19 3六歩(37) ( 0:02/00:00:40) *▲7五歩の玉頭位取りから▲5五角のような形を狙うのは中山君との対戦で何度か経験がある。でもいつも危ない戦いになるので、この大一番では自信がない。 自分にとって最もオーソドックスな▲3七銀→▲4六銀で。 20 7二銀(71) ( 0:02/00:00:25) * 21 3七銀(48) ( 0:01/00:00:41) * 22 5二金(41) ( 0:01/00:00:26) * 23 4六銀(37) ( 0:01/00:00:42) * 24 4四歩(43) ( 0:01/00:00:27) * 25 3五歩(36) ( 0:05/00:00:47) *ここでちょっと悩みつつ、早仕掛け。相手はCクラスで恐らく格上なので、相手のペースに嵌ってジリ貧で負けるよりは、得意の急戦に持ち込んで活路を見出したい。 おそらく△同歩とは取らずに△4五歩だろう。そのときまた飛車のコビンが開くので▲5五角とすれば、3筋に歩が迫っているので後手は△3三角と合わせるくらいしか受けがない。そこでなお▲3四歩と取り込んで相手から角交換をさせる。そうすると同銀で自然と中央に進出しながら、3四に歩を残した好形で攻めが続きそうだ、という読み。 26 4五歩(44) ( 0:01/00:00:28) * 27 5五角打 ( 0:02/00:00:49) * 28 3三角打 ( 0:03/00:00:31) * 29 3四歩(35) ( 0:01/00:00:50) * 30 5五角(33) ( 0:01/00:00:32) * 31 5五銀(46) ( 0:01/00:00:51) *狙い通り。 32 3二飛(22) ( 0:23/00:00:55) *後手がこうして三間に振り直すのも読んでいた。 あまり良くない手で、先手+300くらい有利になる。 ぴよとGPSfishの推奨は△4三金。 33 4一角打 ( 0:02/00:00:53) *以前ならここで薄くなった2筋で▲2四歩と進めるところだった。しかしそれだと△3四飛▲2三歩成のあとに△2七歩と叩かれてうまくいかず、後手有利に転じてしまう。そうすると玉の囲いの堅さが違うので一方的にボコられてしまうだろう。 相手は▲4一角は読んでいなかったらしく、ここで長考。 この▲4一角も悪くないと思うけど、▲4四角と打って香車を取りに行くほうがより速い攻めに繋がったようだ。 34 3四飛(32) ( 0:01/00:00:56) * 35 2三角成(41) ( 0:01/00:00:54) *飛車はせっかく3筋が空いているのに成り込めない。ここまで面白いほどこちらの狙い通り。相手の応手は想定の範囲を出ていない。勝てる気がしてくる。 相手再び長考。おそらく△3五飛と逃げるだろうから、▲3六歩を取らせてから▲4五馬として相手がどう出るかだと思っていたが・・・ 36 3三歩打 ( 0:04/00:01:00) *飛車、逃げず。 これは意外な受けで、こちらも焦る。重要な駒が取られそうなときに歩でヘルプして凌ぐという発想が自分にはなかなかない。なるほどと思わず頷く。 しかし実際のところこれはかなりの悪手のようで、先手のリードが+1000を超える。 飛車の尻に歩を打ってしまったことで、いよいよ後手は飛車が浮いたまま3筋突破が難しくなった。 37 3七歩打 ( 0:09/00:01:03) *ただこちらは相手の手が悪手だと気づかず、むしろ想定外の手が出たことでびびって3筋を受けてしまう。だって△3九角とか怖いし。先手+700。 ぴよやGPSfishの推奨は▲3二馬や▲3四馬で、先手を確保しながら▲2三歩成を目指していく。なるほど。 38 5四歩(53) ( 0:05/00:01:05) *相手に反撃の糸口を許してしまう。 39 3四馬(23) ( 0:01/00:01:04) *仕方なく飛車を取る。さっさと取ったほうが良かった。 40 3四歩(33) ( 0:01/00:01:06) * 41 5四銀(55) ( 0:01/00:01:05) *銀が直進すると死ぬ可能性がついてまわるけど、今は4五に下がることもできるし大丈夫だろうと思って前進。自分としては自然な手のつもりで、ぴよ最善手だが、GPSfish的には疑問手で、+500くらいに下がる。 6六に引いて守りを固めたほうが良かったようだ。先手は飛車をゲットして、後手陣右側はすでに崩壊しているので、この銀は守りに専念する方が無難だった。 42 3三桂(21) ( 0:14/00:01:20) *ここでまたも想像していない一手。これで4五の歩が守られた。次に△2一角または△3二角で銀が死ぬ可能性が出てきたことに気づく。 43 2二飛打 ( 0:03/00:01:08) *少し悩んで、捻りだしたのが▲2二飛。これで前述の銀取りの角打ちを許さない。 ぴよ最善手で我ながら良い手を打ったつもりだったが、GPSfishでは?で、推奨は▲2一飛。これだと△3二角と打たれたら飛車銀両取りなのでいかにも悪手のようだが、そのまま▲1一飛成△5四角で銀香を取り合った局面ですかさず▲5六香と打って攻めが継続する。確かにこちらの方がいい。成った時に駒が取れる速さという点で、さっきの▲4四角に通じる大駒の打ち方。自分にはない発想。 44 1二角打 ( 0:05/00:01:25) *ここでまたも想定外の手。 ▲2一飛成を受けながら、次に△3一銀で飛車を追い払うつもりなのだろう。▲3二飛成には△2一角が痛い。 45 2四歩(25) ( 0:02/00:01:10) *▲2四飛成と飛車を逃げる手にするか悩んだものの、▲2四歩と応援のために歩を伸ばす手を思いつく。 飛車と角銀を交換しながら2筋の歩を消して、2八の飛車も成り込むことができそう。自陣に飛車を打ち込まれる隙もしばらくは発生しない。 46 3一銀(42) ( 0:01/00:01:26) * 47 2三歩成(24) ( 0:01/00:01:11) * 48 2二銀(31) ( 0:01/00:01:27) * 49 2二と(23) ( 0:01/00:01:12) *+1000ほど先手優勢。ここから慎重に指さねばという気になる。 角を殺した分、相手にいったん先手を渡すことになる。さぁどうくるか。 50 4六歩(45) ( 0:02/00:01:29) *相手長考の末、反撃。正直読んでなかった。 51 4六歩(47) ( 0:04/00:01:16) *普通に受ける。 52 4七飛打 ( 0:02/00:01:31) *てっきり角を打つのかと思っていた。 53 5八金(49) ( 0:05/00:01:21) *▲5八金右の受けは当たり前の手のようだけど、自分としては成長を感じた一手。先手+1200。 昔なら、浮き駒の金にヒモをつけながら飛車を追い払おうとして迷わず▲5八銀と打っていた。▲5八金右だと九段目への飛車の成り込みを許してしまいそうで、初心者としては気持ちが悪い。 しかしねこまど戦などでいくつか似た局面があって解析してみると、△4九飛成でも龍はそのあと特にやることがないから、別に成り込まれても良いのだ。むしろ▲5八銀△4六飛成だと、その後も4筋への攻めが継続することになる。 ここでは銀を加えるのではなく、飛車のアタリから金を逃がしつつ玉に寄せるという▲5八金右が最善の受けだと思う。 54 4六飛成(47) ( 0:01/00:01:32) * 55 4七歩打 ( 0:03/00:01:24) *これは余計な受け。ぴよとGPSfishの推奨は▲1一とで香車をとってから角を取りに行くこと。慎重になりすぎた。 それでも先手+900だが・・・。 56 5五龍(46) ( 0:01/00:01:33) *相手は龍を逃げながら自然と銀を取りに来る。こういう手が続くと逆転を許してしまいそうで怖い。 57 4三銀打 ( 0:02/00:01:26) *ここでやや長考。せめて金銀交換に持ち込みたいと思って銀でヘルプに行くものの、いかにも疑問手で、+400くらいに。 ぴよとGPSfish推奨は相変わらず▲1一とor▲1二と。銀を渡してもいいからさっさと2筋を清算して飛車の成り込みを目指す方がいい。銀を取られたとしても、5四にまで下がった龍は先手にとってほとんど脅威にならない。 58 6二金(52) ( 0:05/00:01:38) *後手、金が逃げる。金銀交換には応じずに次に△5三歩や△4二歩と打ちたいのだろう。 ただこれもあまりうまい受けではなさそう。△3九角とか、金銀交換してから△4五桂跳ねとか、5筋突破を目指すチャンスだった。しかし両者とも気づかなかった。 59 1二と(22) ( 0:03/00:01:29) *角を取りに行く。しかしどうも香車から取ったほうが良かったようだ。5筋の龍をいじめて銀をヘルプするうえでも、いかにも香車が欲しい局面。 60 5三歩打 ( 0:01/00:01:39) *やはり打ってきた。まだまだ先手+1200ほどだけど、少々戦いにくくなってきた。 61 6六角打 ( 0:03/00:01:32) *龍と桂馬を狙って▲6六角打。 ちなみにぴよとGPSfishの推奨は▲4二角打で、次の▲5三銀成を見せつつ桂を取りに行くこと。確かにそっちの方が良さそうだ。 62 6六龍(55) ( 0:03/00:01:42) *△2五龍として飛車交換に臨むのが後手の正着だったはずだが、ここでまさかの龍角交換。 かなり悪い手らしく、+2000ほどで先手ついに勝勢。 63 6六歩(67) ( 0:04/00:01:36) *しかしここで▲同銀ではなく▲同歩と受けてしまう。 玉のコビンが空くのは嫌だったので悩んだものの、もし同銀と上がるといずれ△8八歩とか打たれて玉で取ったら6九の金が浮いてしまったりして横から攻め込まれるいつもの負けパターンの絵が浮かんでしまった。 しかし飛車は2枚ともこちらにあるわけだし、△8八歩なんて当分あり得ない。そんなことを気にする必要は全くなかった。どうみても同銀だろう。 これでもまだ先手+1200くらいは有利なのだが、個人的にはこれこそ敗着と言ってもいいくらい、最も反省すべき一手。 64 5四歩(53) ( 0:01/00:01:43) * 65 2一飛成(28) ( 0:08/00:01:44) *放っておくと△4五角の王手から△2七銀という手もあるので、飛車が成り込むなら今しかない。 しかしGPSfishでは疑問手とされていて、代わりに▲3四銀と桂に当てつつ4五を守るのが良いらしい。気づかんわ。 66 4五角打 ( 0:06/00:01:49) *やはり打ってきた。 67 8八玉(78) ( 0:01/00:01:45) * 68 6七角打 ( 0:03/00:01:52) *玉のコビンを開けた時点でここまでは一応読んでいたつもりだった。△6七銀なら金銀交換しなければいけないけど、△6七角なら△6八金と避けておけばよかろう、と考えていたのだが・・・ 69 7九飛打 ( 0:09/00:01:54) *金に手を伸ばそうとしたギリギリのところで△8九角成に気づく。やばいと思って捻りだした手が自陣飛車。 池田さんからはプロっぽいと褒められる。 しかしこれはハッキリ悪手のようで、相手の守りはまだまだ堅いのにこちらの攻撃力がガタっと下がってしまった。 さっさと▲6七同金と取ってから馬を引き寄せて弾いていれば先手+1700だったのが、+400ほどにまで急落。 70 5八角成(67) ( 0:01/00:01:53) *当然のように取ってくるわけだけど、ぴよとGPSfishによると後手の最善手は角2枚と飛桂を交換して玉を最下段に落とし、△8五桂打から△3九飛打。 ここまで攻められると先手のリードはほぼ無くなる。 71 5八金(69) ( 0:01/00:01:55) * 72 6七銀打 ( 0:01/00:01:54) * 73 6七金(58) ( 0:01/00:01:56) * 74 6七角成(45) ( 0:01/00:01:55) *このあたりで「秒読みに入ってください」とのアナウンス。まさかと思って焦る。 基本的には急戦派で、持久戦も秒読みも苦手なのだ。ウォーズでも10秒将棋は全く勝てないのでやっていない。序盤は早指しするほうだと思うけど、それも終盤に時間を取っておきたいからに他ならない。 しょくだんせんで秒読みにもつれたのは初めてではなかろうか。こんなはずではなかった。相手の囲いにはまだまだ詰みが見えない。勝勢だったはずなのにどうしてこうなった。どんどん焦ってくる。 75 4四角打 ( 0:07/00:02:03) *受けるべきか攻めるべきか迷いながらも、もう秒読みだし攻めに転じねば負けると思って、気合の▲4四角打。 さぁ攻め合いだ!という意志表明。 76 7一金打 ( 0:16/00:02:11) *ここで後手まさかの△7一金打。思わず後ろにのけ反る俺。このおじさん、終わらせる気ないのか・・・。 あまりの囲いの堅さに、自分の心がぽきっと折れる音が聞こえた。穴熊より厚い守りに9筋逃げ道のおまけつき。どうやって攻めたらいいのこれ・・・。端攻めも一瞬考えるけど駒も考える時間もない。集中力がどんどん低下。 このへんで池田さんが秒読み用の時計を差し入れてくる。焦りが増して余計に絶望的な気分になる。 ちなみに評価値としては後手の△7一金打そのものは悪手で、先手+1500ほど優勢。 後手はせっかく金が2枚あるので、△6九金打▲同飛△7八金打▲9八玉△6九金と飛車を取っていれば、+300ほどで互角の局面だった。 77 1一と(12) ( 0:09/00:02:12) *何も頭が働かず、とりあえず時間切れを避けるために香車を取ってしまう。香車を取るのが遅すぎる。はっきりダメな手で、先手+700ほど。 最善手は▲3三角成らしい。もちろんこれも考えた。でも香も桂馬も大して変わらないような気がして、香車なら▲6八香として受けから攻めにも使えるのではと思ったのだが・・・ 78 4五桂(33) ( 0:02/00:02:13) *△4五桂を見て、「桂馬を取ればよかった」と後悔。せっかく金を一枚使わせたのに、相手の攻め駒がまた増えてしまった。 79 6八香打 ( 0:02/00:02:14) *せめて香車を活かそうと▲6八香打。 ぴよはそこそこ評価してくれるが、ShogiGUI的には悪手で、一気に+70で形勢互角の局面に。 正解は▲7八銀打か▲6八銀打のどちらかだろう。 80 5八馬(67) ( 0:02/00:02:15) * 81 6五歩(66) ( 0:01/00:02:15) *攻め手がこれくらいしか思いつかない。 阪野さんや池田さんの推奨はここかもう少し前のタイミングで▲5二銀打。確かに銀2枚と金1枚の交換になったとしても、相手の金がもう一枚横に離れるので▲7一角成で勝負がつく。つまり相手は5二の銀を取れない。これは考えていなかった。 しかし後手もその銀を取らなければいいわけで、先手の攻めは重くなる。一方こちらの持ち駒が切れてしまうので、後手からの△6九金打が厳しく、後手有利に転じてしまうようだ。 82 5七桂成(45) ( 0:27/00:02:42) * 83 6九銀打 ( 0:02/00:02:17) *しぶしぶ守りに銀を投入。ますます相手を詰ますのが遅れてしまい、絶望的な気分になる。 84 4七馬(58) ( 0:05/00:02:47) * 85 5四銀(43) ( 0:13/00:02:30) *どうして良いかわからず、銀が下がる。 相手の桂成のおかげで歩が消えたのだから、▲5三歩と垂らしてもよかったか。 86 5八歩打 ( 0:01/00:02:48) *相手がと金を作りに来る。ちょっと遅い手。 87 6四歩(65) ( 0:02/00:02:32) *このあたりはもう何も考えられていない。 88 6八成桂(57) ( 0:02/00:02:50) *ここでせっかくの香車を取られる。相手にとっては疑問手のようで、先手+900くらいに復活する。しかし気分的には狙いが途切れて最悪。 89 6八銀(77) ( 0:01/00:02:33) *▲6八銀上よりは、▲6八銀引の方が、横の守りを手厚くして飛車先を伸ばせるのではと思った。 しかしこれもGPSfish的には悪手。玉のコビンが再び空いてしまう。 90 6四歩(63) ( 0:01/00:02:51) * 91 6三歩打 ( 0:01/00:02:34) *何でこんな手を打ったのかほとんどわからない。終了図が全く読めずしどろもどろ。 92 5二金(62) ( 0:01/00:02:52) * 93 7五桂打 ( 0:06/00:02:40) *何も思い浮かばず、秒読み時計に急かされて苦し紛れの▲7五桂打。全く意味がない手。 ちなみにこのタイミングで角、龍の順で切って玉を7一におびき出してから▲6二金という手は有力なようだ。△8二玉に▲5二金として金駒を補充。次に▲6二歩成を狙う。思い浮かばない。 94 7四歩(73) ( 0:03/00:02:55) *普通に桂馬が死ぬ。 95 5三銀成(54) ( 0:01/00:02:41) *これもほとんど考えられていない。 96 5三金(52) ( 0:01/00:02:56) * 97 5三角成(44) ( 0:01/00:02:42) * 98 7五歩(74) ( 0:02/00:02:58) *この時点ではまだ先手+1000ほど優勢なのだが・・・。 99 7一馬(53) ( 0:01/00:02:43) *何を思ったか、ここで角を切ってしまう。焦るあまり、この時点では角のあとにさらに龍も切って、6三の歩を拠点に攻めきれるのではないかという錯覚に陥っていた。 さっきと違って7三が空いているし馬も効いているので今度はうまくいかない。 この悪手で-300。この将棋で初めて評価値が後手側に傾く。 100 7一金(61) ( 0:02/00:03:00) *この形をあらためて見て、龍を切ったらだめだと気づく。 101 6二金打 ( 0:11/00:02:54) *じっと▲6二金打で耐える。評価値-200。 102 4四角打 ( 0:01/00:03:01) *ここで空いた玉のコビンを狙って、想定外の△4四角打。そんな馬鹿な、いつの間に、なぜ角を持っている!?と焦る。なぜ持ってるかというと、先手がさっき切ったからである。 玉が逃げても8八に追撃が来るので合い駒しかない。しかし▲7七銀でも桂馬でも△7六歩と取り込まれて窮地が続く。いつの間に、なぜ7五にまで相手の歩が迫ってるんだ!?なぜ迫ってるかというと、さっき先手が余計な桂馬をそこに置いたからである。 どうせ受けるなら、大駒は近づけて受けよの格言通り、一旦角を6六に引き付けてから▲7七銀で弾こうという考えに至る。 引き付けるなら、歩しかないじゃないですか。 103 投了 ( 0:34/00:03:28) まで102手で後手の勝ち