開始日時:2018/07/25 22:45:53 手合割:平手 手数----指手---------消費時間-- 1 7六歩(77) ( 0:03/00:00:03) 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 6六歩(67) ( 0:00/00:00:03) 4 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) 5 7八銀(79) ( 0:01/00:00:04) 6 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 7 6七銀(78) ( 0:01/00:00:05) 8 6二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 9 5六歩(57) ( 0:00/00:00:05) 10 5四歩(53) ( 0:00/00:00:00) 11 7八金(69) ( 0:00/00:00:05) 12 5三銀(62) ( 0:00/00:00:00) 13 4八銀(39) ( 0:01/00:00:06) 14 5二金(61) ( 0:00/00:00:00) 15 5七銀(48) ( 0:00/00:00:06) 16 3二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 17 9六歩(97) ( 0:00/00:00:06) 18 4二玉(51) ( 0:00/00:00:00) 19 6九玉(59) ( 0:00/00:00:06) 20 3一玉(42) ( 0:00/00:00:00) 21 5八金(49) ( 0:01/00:00:07) 22 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00) 23 2六歩(27) ( 0:00/00:00:07) 24 7二飛(82) ( 0:00/00:00:00) 25 2五歩(26) ( 0:01/00:00:08) 26 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) 27 3六歩(37) ( 0:03/00:00:11) 28 7五歩(74) ( 0:01/00:00:01) *実戦で現れたので、検討結果を残しておく。 結論としては、袖飛車~斜め棒銀をされても雁木は悪くない。 ただし、実戦での対応はよくなかったため、劣勢になりうるところだった。 29 7五歩(76) ( 0:01/00:00:12) 30 6四銀(53) ( 0:00/00:00:01) *ここで実戦では65歩としたが、35歩または46銀とするのが正しかった。 ①35歩に75銀は、34歩、44角、46銀、86歩、同歩、82飛、24歩、同歩、45銀、22角、25歩、同歩、24歩、86銀、25飛、87銀成、同金、同飛成、97角(王手)が1例で、雁木よし。 ②35歩に同歩は、46銀。ここで75銀は35銀と出て、囲いの上部の厚みの違いで雁木が何とかなりそう。なので46銀に36歩の方が有力。対して1例としては、24歩、同歩、35銀、75飛、24銀、44角、22歩(同玉には23歩、31玉、65歩、88角成、同金、65飛、13銀成)といった流れで変化は多い(27歩~26歩と飛車先を止められる順などもある)が、雁木側も互角以上に戦える。 31 6五歩(66) ( 0:39/00:00:51) *65歩として角交換する受け方は1つの形としてあるが、この場合は雁木側をもってあまり自信の持てない展開となる。 65歩、88角成、同金、75銀となったところで46角と打つと44角と打たれ、この対処が悩ましい。それでも形勢は互角に近いかもしれないが、前述のように46銀や35歩とする方がはっきり優る。 32 8八角成(33) ( 0:04/00:00:05) 33 8八金(78) ( 0:01/00:00:52) 34 7五銀(64) ( 0:01/00:00:06) 35 4六角打 ( 0:07/00:00:59) 36 7三桂(81) ( 0:15/00:00:21) *ここでは44角があった。 37 7六歩打 ( 1:14/00:02:13) *この瞬間も44角があった。 ここでの44角は互角だが、先手は受けの力が問われる展開となる。 1例として、44角、78玉、76銀、同銀、65桂、67金、57桂成、同角、65銀、75桂、76銀、同金、55歩のような展開が想定される。 38 8四銀(75) ( 0:40/00:01:01) *後手の棒銀を追い戻すことができ、ここでは先手がやや良しとなった。 39 7七桂(89) ( 0:04/00:02:17) 40 4四角打 ( 0:26/00:01:27) 41 7八玉(69) ( 0:13/00:02:30) 42 5三金(52) ( 0:18/00:01:45) 43 6六銀(57) ( 0:13/00:02:43) *争点に近づくことになったので、37桂の方がよかったと思われる。 37桂とすれば、45桂と跳ねて53の金にあたるので、本譜のように64歩から攻められる展開は避けることができた。 44 6四歩(63) ( 0:17/00:02:02) 45 6四歩(65) ( 0:04/00:02:47) 46 6二飛(72) ( 0:01/00:02:03) *ここで57金としたが35歩ならまだ先手が自信のある形勢だった。 例えば、35歩、64金、65歩、同桂、34歩、77桂成、同銀とまでくれば先手玉が持ちこたえられる形であり、34歩の拠点もある。また、36桂として角を取りにいく手が厳しい手となってくる(角をとれば53角が厳しい) 35歩に同歩は、24歩、同歩、同飛、23歩、44飛と切る手が成立する。44飛に同歩、71角、61歩、62角成、同歩、81飛、49飛、84飛成となれば先手玉に対しての厳しいアプローチがないため、先手良し。 ちなみに35歩に同角は、同角、同歩、24歩、同歩、71角、52飛、37桂で次に45桂が厳しく、44歩と受けても63歩成~44角成がある。 47 5七金(58) ( 0:34/00:03:21) 48 6四金(53) ( 0:03/00:02:06) 49 6五歩打 ( 0:01/00:03:22) 50 6五桂(73) ( 0:16/00:02:22) 51 6五桂(77) ( 0:03/00:03:25) 52 6五金(64) ( 0:01/00:02:23) 53 6五銀(66) ( 0:07/00:03:32) 54 6五飛(62) ( 0:02/00:02:25) 55 3七桂(29) ( 0:30/00:04:02) 56 6六歩打 ( 0:08/00:02:33) *こうなって先手の形勢が悪いが、84銀が遊んでいることもあり、そこまで大きく差は開いていない。 57 6六銀(67) ( 0:16/00:04:18) 58 6六角(44) ( 0:06/00:02:39) 59 6六金(57) ( 0:01/00:04:19) 60 6六飛(65) ( 0:01/00:02:40) 61 6七金打 ( 0:01/00:04:20) *ここで67飛成~66歩~74桂から46の角を取るなどされれば寄っていた。 62 6九銀打 ( 0:07/00:02:47) 63 7七玉(78) ( 0:01/00:04:21) *ここでも67飛成とされれば先手玉はもたない。 64 6一飛(66) ( 0:03/00:02:50) 65 6二歩打 ( 0:11/00:04:32) 66 5一飛(61) ( 0:24/00:03:14) *ここではまたほぼ互角の形勢となった。 24歩を突き捨ててから66角で84銀を取りに行くのが有力で、あとは26桂を利かすか83角から馬を作りにいくかといったところ。 67 6八金(67) ( 0:26/00:04:58) *銀を取りに行った手だが悪手だった。 68金、71飛、69金、65桂、67玉、66歩といった順で後手が攻め切れそう。 また、68金に66歩とされても69の銀が取れなくなる上、拠点が作られてしまう。66同玉ととっても74桂、57玉に39銀が詰めろ飛車取りとなる。 68 7九銀打 ( 0:09/00:03:23) *これには69の銀をとれるので先手良しとなった 69 6九金(68) ( 0:09/00:05:07) 70 6五桂打 ( 0:01/00:03:24) 71 6六玉(77) ( 0:09/00:05:16) 72 8八銀(79) ( 0:02/00:03:26) 73 8八飛(28) ( 0:02/00:05:18) 74 7四金打 ( 0:28/00:03:54) *先手が余しているものの、1手の間違いが勝敗に直結する為、指し手が非常に難しい局面。 実戦は28飛としたが、26桂とする手もあり。 26桂は次にすぐに34桂と跳ぶわけでなく、63銀から74の金にアプローチを掛けながら22銀からの詰み筋を見ている。 例えば26桂に75歩、63銀、73金となると、73角成~53角と捨てて22銀から詰む。 なので26桂に55歩とすると、これには同歩ととっておく。続いて33銀に対しては45桂、44銀、34桂で32金には22銀(41玉には63角)。32金ではなく32金打とした場合は、56銀と打って45の桂を支えておけば、33歩にも24歩(34歩には23歩成~24歩~28飛)、同歩、22歩、34歩、21歩成、同玉、23歩くらいで先手優勢。 75 2八飛(88) ( 0:29/00:05:47) 76 7五歩打 ( 0:08/00:04:02) *ここで実戦的な手としては57桂もあったが、83銀とするのが最有力。 83銀に73金打は、同銀成、同金、26桂として次に22角(取れない)、42玉、34桂、52玉、72銀の寄せを狙う。 26桂に33銀と受ける変化もあるが、45桂と跳ねる。また、先手としては57銀から39角の王手飛車の変化も怖いが48飛としておいてだいたい余せている。 83銀に73金の場合は、24歩、同歩、61歩成、同飛、53桂で勝ちとなる。ただし、実戦的にこの順を有力候補として検討して読みきって飛び込むのは容易でない、もしくは相当な持ち時間がなければ難しいと思われるので、結局57桂とするのが実戦の選択として正しいか。 ちなみにここで67玉には66歩。 77 2四歩(25) ( 0:24/00:06:11) 78 2四歩(23) ( 0:01/00:04:03) 79 2四角(46) ( 0:25/00:06:36) *ここでは33銀とされると、対して同角成は、同桂、22銀、42玉、33銀成、53玉と右翼に逃げられる。角を渡すと先手玉が詰めろになる。 こうなると先手は思わしくない。 33銀には15角と引いてギリギリの難しい終盤と思われる。 80 2三歩打 ( 0:01/00:04:04) *23歩に対しては51角成、同金、71飛、77角、67玉、41金、46銀で先手優勢。 81 4六角(24) ( 0:24/00:07:00) *46角と引いてしまったところで、後手が余している形勢となった。 82 7六歩(75) ( 0:04/00:04:08) 83 7八歩打 ( 0:01/00:07:01) 84 7五銀(84) ( 0:40/00:04:48) 85 6七玉(66) ( 0:02/00:07:03) 86 5五歩(54) ( 0:06/00:04:54) 87 2六桂打 ( 0:27/00:07:30) 88 5六歩(55) ( 0:05/00:04:59) 89 6八玉(67) ( 0:27/00:07:57) 90 5七歩成(56) ( 0:05/00:05:04) 91 7九玉(68) ( 0:12/00:08:09) 92 7七歩成(76) ( 0:03/00:05:07) 93 7七歩(78) ( 0:01/00:08:10) 94 7七桂成(65) ( 0:04/00:05:11) 95 5五角打 ( 0:25/00:08:35) 96 7八歩打 ( 0:27/00:05:38) 97 7八金(69) ( 0:20/00:08:55) 98 6八金打 ( 0:27/00:06:05) 99 6八金(78) ( 0:07/00:09:02) 100 6八と(57) ( 0:04/00:06:09) 101 6八飛(28) ( 0:16/00:09:18) 102 6八成桂(77) ( 0:16/00:06:25) 103 6八玉(79) ( 0:01/00:09:19) 104 6五飛打 ( 0:07/00:06:32) 105 6七桂打 ( 0:28/00:09:47) 106 5五飛(51) ( 0:29/00:07:01) 107 5五角(46) ( 0:26/00:10:13) 108 5五飛(65) ( 0:13/00:07:14) 109 2二銀打 ( 0:24/00:10:37) *22銀から形を決めたが、単に55桂ととっても67歩や56角(45銀には77角~57歩~59角成~45角)などで勝てない。先手玉に即詰みはないが、34桂または22の打ち込みを防ぎながらよせればよい 110 2二玉(31) ( 0:18/00:07:32) 111 3四桂(26) ( 0:01/00:10:38) 112 3三玉(22) ( 0:01/00:07:33) 113 5五桂(67) ( 0:09/00:10:47) 114 6七歩打 ( 0:22/00:07:55) 115 5九玉(68) ( 0:29/00:11:16) 116 5八歩打 ( 0:15/00:08:10) 117 4九玉(59) ( 0:07/00:11:23) 118 2七角打 ( 0:05/00:08:15) *勝負手としては38飛合いだった。 対して59歩成、同玉、38角成と進めば、22銀から後手玉が詰む。 ただし38飛には59歩成、同玉、77角、49玉、55角成(48銀~56桂~の詰めろ)くらいで先手が勝てない形勢ではある。 119 5八玉(49) ( 0:30/00:11:53) 120 5七歩打 ( 0:14/00:08:29) 121 5七玉(58) ( 0:27/00:12:20) 122 7九角打 ( 0:35/00:09:04) 123 投了 まで122手で後手の勝ち