棋戦:ぴよ将棋 開始日時:2018年06月23日(土) 16:04:08 終了日時:2018年06月23日(土) 16:12:14 手合割:平手 先手:俺 後手:でん○う 手数----指手---------消費時間-- *室内なのに帽子を被っていて、見た目もいかにもで○つうっぽい。 リーグ戦6チーム中一番勝率が低いチームでもあったので、やや舐めてかかる。 1 2六歩(27) ( 0:02/00:00:02) * 2 8四歩(83) ( 0:05/00:00:05) * 3 2五歩(26) ( 0:05/00:00:07) * 4 3二金(41) ( 0:01/00:00:06) * 5 2四歩(25) ( 0:05/00:00:12) * 6 2四歩(23) ( 0:01/00:00:07) * 7 2四飛(28) ( 0:06/00:00:18) * 8 2三歩打 ( 0:02/00:00:09) * 9 2八飛(24) ( 0:01/00:00:19) * 10 8五歩(84) ( 0:01/00:00:10) * 11 7八金(69) ( 0:04/00:00:23) * 12 8六歩(85) ( 0:13/00:00:23) * 13 8六歩(87) ( 0:01/00:00:24) * 14 8六飛(82) ( 0:01/00:00:24) * 15 8七歩打 ( 0:01/00:00:25) * 16 8四飛(86) ( 0:01/00:00:25) * 17 7六歩(77) ( 0:06/00:00:31) *角が邪魔で仕方ない。早く角交換したい。 18 7二銀(71) ( 0:06/00:00:31) *相手が角道を開けてくれない 19 6六角(88) ( 0:04/00:00:35) *邪魔でしょうがないので外に出す 20 8二飛(84) ( 0:01/00:00:32) * 21 8八銀(79) ( 0:14/00:00:49) *角の位置が不安。8筋から銀が出てきたらどうしよう。早く角道をあけてほしい。 22 1四歩(13) ( 0:01/00:00:33) *そこじゃない! 23 4八銀(39) ( 0:04/00:00:53) * 24 5二玉(51) ( 0:02/00:00:35) *この人角道開ける気ないんじゃないかと不安になる 25 3六歩(37) ( 0:12/00:01:05) *3筋を開けるよう促す 26 3四歩(33) ( 0:18/00:00:53) *開いた! 27 2二角成(66) ( 0:05/00:01:10) *食い気味に成り込む 28 2二銀(31) ( 0:01/00:00:54) * 29 7七銀(88) ( 0:04/00:01:14) * 30 3三銀(22) ( 0:02/00:00:56) * 31 6八玉(59) ( 0:03/00:01:17) *この形になると落ち着く 32 9四歩(93) ( 0:15/00:01:11) * 33 9六歩(97) ( 0:01/00:01:18) * 34 4二玉(52) ( 0:01/00:01:12) *相手が一手無駄に指す。評価値+270 35 3七銀(48) ( 0:07/00:01:25) * 36 6四歩(63) ( 0:04/00:01:16) *こいつの銀は6筋からか。 37 4六銀(37) ( 0:06/00:01:31) * 38 6三銀(72) ( 0:01/00:01:17) * 39 1六歩(17) ( 0:00/00:01:31) *これも多分余計な端歩。4六早繰銀ならさっさと攻めたほうがいいらしい 40 7四歩(73) ( 0:00/00:01:17) * 41 3五歩(36) ( 0:00/00:01:31) * 42 3五歩(34) ( 0:00/00:01:17) * 43 4五角打 ( 0:00/00:01:31) *当然▲3五銀と歩を取るつもりだったけど、駒に手をかけたところで▲4五角打を思いついて長考。 ▲4五角から2筋で角金交換すれば、飛車が成る上に3二の狭いところに角を打たせることができて有利ではないかと考える。 思い切った勝負手のつもりだったけど、ぴよ評価値的には良くも悪くもなく普通。 44 5四銀(63) ( 0:00/00:01:17) *ぴよ推奨は△5四角打。 本譜△5四銀だと+380で先手有利らしい。 45 2三角成(45) ( 0:00/00:01:31) * 46 2三金(32) ( 0:00/00:01:17) * 47 2三飛成(28) ( 0:00/00:01:31) * 48 3二角打 ( 0:00/00:01:17) * 49 2八龍(23) ( 0:00/00:01:31) * 50 2三歩打 ( 0:00/00:01:17) *ここまですんなり来て評価値+500。勝てそうな気がしてくる 51 3五銀(46) ( 0:00/00:01:31) *でもこの次にどうしていいかわからない。とりあえず歩をとって前進 52 7五歩(74) ( 0:00/00:01:17) * 53 7五歩(76) ( 0:00/00:01:31) *何をやっていいか分からないのでとりあえず取る 54 6五角打 ( 0:00/00:01:17) *まさかの角打ち。こんな手があったのかと驚く。 しかしよく考えたら自分が数手前に指したのと全く同じだった。 角成を防ぐか、8筋を受けるか長考。 55 8八銀(77) ( 0:00/00:01:31) *悩んだ末に8筋を受ける。 しかしこれは疑問手で、+800→+300。 仮に△8七角成と来ても▲8八歩でもいいし、角金交換してから▲8八歩でも受けられるらしい。龍の横効きを使えばそれ以上に潰されることはない。それよりは4筋の角成を防ぐべきだった。 56 4七角成(65) ( 0:00/00:01:17) * 57 3四歩打 ( 0:00/00:01:31) * 58 2二銀(33) ( 0:00/00:01:17) * 59 2四歩打 ( 0:00/00:01:31) *△3五馬が嫌で早めに銀を上げる道を作る。 しかしあまりいい手ではなかった。 ぴよ推奨手は▲5六金打 △3三歩打 ▲4八金 △3六馬 ▲3八龍。こんなの思いつかん。 60 2四歩(23) ( 0:00/00:01:17) * 61 2三歩打 ( 0:00/00:01:31) * 62 2三角(32) ( 0:00/00:01:17) * 63 2四銀(35) ( 0:00/00:01:31) * 64 3四角(23) ( 0:00/00:01:17) * 65 3五銀(24) ( 0:00/00:01:31) *ここで銀を引いて、角銀両取り。悪くない手かと思ったが、これが疑問手で、-200へ転落。 66 2三角(34) ( 0:00/00:01:17) *ぴよ的には△2五角と出ていれば一気に後手有利だったようだけど、ほんとだろうか。 67 2四歩打 ( 0:00/00:01:31) *ここでまた疑問手が出てしまって-150。 ▲3四銀なら角から銀を取られずに攻めが続くことに気づかなかった。あるいは▲5八金でも先手有利に持ち込めたらしい。 68 4五角(23) ( 0:00/00:01:17) *とりあえず角を引きずり出す。次に▲4六金なら先手優勢+350だったが・・・ 69 4六歩打 ( 0:00/00:01:31) *この▲4六歩打が大悪手で-560へ転落。 ▲4六金は思いつかなかった。 70 2七歩打 ( 0:00/00:01:17) * 71 1八龍(28) ( 0:00/00:01:31) *やばいやばい 72 3六角(45) ( 0:00/00:01:17) * 73 5八金打 ( 0:00/00:01:31) *▲4六歩の時点でこの▲5八金打の受けまでは読んでいたが、これもまた疑問手で-660。 ▲5九金と横に寄るのがいいらしい。気づかない。このミスはあとでより厳しい形で効いてくることに。 74 6五馬(47) ( 0:00/00:01:17) * 75 3四銀(35) ( 0:00/00:01:31) *銀が上がって▲2三不成を狙いつつ、歩が手に入れば▲3七歩打で角を殺す狙い。歩切れが痛い。 76 8六歩打 ( 0:00/00:01:17) *ぴよ評価値では後手のこの手は疑問手と出る。評価値は+19で一見互角に。 こちらとしても緩手だと思ったし、歩切れを解消するチャンスだと思った。しかし数手先を見るとこの手は後手にとって悪い手ではないように見える。 77 8六歩(87) ( 0:00/00:01:31) * 78 8六飛(82) ( 0:00/00:01:17) * 79 3七歩打 ( 0:00/00:01:31) *ここで▲3七歩打。 しかしこれがよくなくて評価値-630 80 4六飛(86) ( 0:00/00:01:17) *この△4六飛を読んでなかった。 いや読んでいたんだけど、3九の金が浮いていて当たっていることまで読めていなかった。 絶体絶命と思って長考。 81 4八金(58) ( 0:00/00:01:31) *捻りだした▲4八金寄。最善手だと思うがそれでも評価値-750のピンチ。 82 4七角成(36) ( 0:00/00:01:17) * 83 4七金(48) ( 0:00/00:01:31) *これもよくなかった。▲2三歩成の方がいい 84 4七飛成(46) ( 0:00/00:01:17) * 85 4八金(49) ( 0:00/00:01:31) *さらに悪手で-1600へ大転落。 ぴよ的には▲5八金 △4九龍 ▲5九金 △3九龍 ▲2七龍 が推奨。金を5筋に逃がしつつ龍を追い払うのがポイント。9段目に龍を誘いつつ受ける手なんて思い浮かばない 86 4四龍(47) ( 0:00/00:01:17) *攻め駒が全滅の危機に晒される。やばい 87 2三歩成(24) ( 0:00/00:01:31) *苦肉の策 88 2八金打 ( 0:00/00:01:17) *この手も読んでなかった。龍、金、銀、と金、全部とられそうな展開。何を優先して残すか。負けを覚悟しつつ長考。 89 5八金(48) ( 0:00/00:01:31) *龍も銀も取られそうだけど、それ以上に守りの要の金をとられては終わってしまう。泣く泣く逃げる 90 1八金(28) ( 0:00/00:01:17) *せっかく成った龍をとられてしまう 91 2二と(23) ( 0:00/00:01:31) *ぴよ評価値的には香車で金を取り返した方がいいらしい。でも人間同士の勝負で一発逆転を狙うためには、と金を作ったほうがいいと思う。 92 3四龍(44) ( 0:00/00:01:17) *評価値-2300で勝利間近の後手が、ここに来て疑問手。金で桂香を取って7六あたりから攻めるなり、龍が九段目に突入する方が良かったと思う。銀一枚だけのために龍が離れて攻めが遅くなった。 93 1八香(19) ( 0:00/00:01:31) * 94 4九飛打 ( 0:00/00:01:17) *飛車を持ち駒に残して△4九龍ならどうしようもなかった気がするが、龍が3筋に外れての△4九飛打ならすぐには詰まない。まだ-2000だけど逆転の目を探すチャンス 95 3一角打 ( 0:00/00:01:31) *ぴよ推奨は▲2三角打。でもそんな優等生的な手では逆転までは難しいだろう。 逆転を狙って▲3一角打。角とと金を犠牲に龍をもらって玉を3一に落とすか、あるいは玉を逃がして▲4二銀で詰めろをかける方針で行く 96 5二玉(42) ( 0:00/00:01:17) * 97 4二銀打 ( 0:00/00:01:31) *ようやく詰めろがかかる 98 6二金(61) ( 0:00/00:01:17) *ぴよ的には自然な受けの様だけど、どうなんだろう。6二への逃げ道を塞いでくれて先手が助かった気もする。 99 2一と(22) ( 0:00/00:01:31) *金一枚ではどうやっても詰ませられない。じっと我慢して桂をとる。 このあたりからお互いに30秒将棋に突入。 100 2九飛成(49) ( 0:00/00:01:17) *△7五馬と歩を払われると困ると思っていたら、なんと後手もどうでもいい桂を取ってきた。逆転の目が出てきた気がする。 しかし評価値はいまだ-1900 101 4六桂打 ( 0:00/00:01:31) *狙いの桂打ち。先手ペースで事が進み始めている。 102 4四龍(34) ( 0:00/00:01:17) * 103 5四桂(46) ( 0:00/00:01:31) * 104 5四龍(44) ( 0:00/00:01:17) *ここで馬で取らずに龍で取ったのが後手の悪手。 -2300→-1300 105 7四銀打 ( 0:00/00:01:31) *詰めろをかけながら馬取り。ここらへんで大分勝てそうな気がしてくる。 ただし評価値はまだ-1900。後手が慎重に受ければ後手圧倒的有利。 106 6一玉(52) ( 0:00/00:01:17) *ミスがミスを呼ぶ。ここでさらに後手が悪手の逃げ。普通に馬銀交換されていたらやばかった。評価値-1100へ。 107 6五銀(74) ( 0:00/00:01:31) * 108 6五龍(54) ( 0:00/00:01:17) *さらに龍で取るのが決定的悪手。-146でほぼ互角の局面に。 109 8三角打 ( 0:00/00:01:31) *当然王手龍取り。+370 110 7二歩打 ( 0:00/00:01:17) *これがまた大悪手で先手勝勢+3300。△7一玉と交わしていればまだ互角の局面だった 111 6五角成(83) ( 0:00/00:01:31) *飛車を取ったことで詰めろが発生 112 6五歩(64) ( 0:00/00:01:17) *だが後手気づかず。最後の大悪手。 113 5一飛打 ( 0:00/00:01:31) *以上103手で辛くも大逆転勝利。推定棋力はウォーズ初段~1級くらい? 前局とこの局を通して実感したのが、羽生先生の名言「ミスしないことよりも、ミスを重ねないことが大事」。一手の疑問手で形勢が変わっているというより、疑問手にさらに次の疑問手が続くことで、取り返しのつかない状況が生まれている。ミスは次のミスを誘発しやすい。その連鎖から抜けるのが何より大事だと思う。 研究でも一緒。「ミスしたときに必要なのは、反省でも検証でもなく休憩である」という羽生先生の名言は、そのうち実験室の壁にでも貼っておこうかと思っている。