先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- 1 7六歩(77) *3二飛戦法は一手目▲2六歩の場合は飛車先が受からなくなるので成立しない。 逆に言えばそれ以外の手ならば成立する。 2 3二飛(82) *二手目3二飛車戦法の利点は角道を開ける前に飛車を振ることにより角交換からの6五角を防ぎながら安全に玉を囲えることにある。 そもそも後手番なので開戦は先手に任せて悠々自適に駒組みをするという理想を体現している。 3 2六歩(27) *先手居飛車を選択。 もし先手が振り飛車を選択して相振り飛車になる場合、飛車を振る場所を先に決めてしまう分若干不利になることは否めない。 4 6二玉(51) 5 2五歩(26) 6 3四歩(33) *▲2五歩のタイミングで△3四歩。 角道を開ける前に△6二玉の一手を入れていることによって▲2二角成△同銀▲6五角△7四角▲4三角成△4七角成▲5八金△4六馬の後の▲5三馬による歩損を未然に防いでいる。 7 4八銀(39) *ここで▲2四歩と突く手は△同歩▲同飛△8八角成▲同銀△3三角で受かる。 8 7二玉(62) *6五角を防ぐ為7二玉を急ぐ。 9 6八玉(59) 10 3五歩(34) 11 7八玉(68) 12 3四飛(32) *この後もし▲5八金や▲4六歩のような手なら△7四飛から7六の歩を狙う。 このままの形では7六の歩を守りにくいので先手としては角交換が自然。 13 2二角成(88) 14 2二銀(31) 15 8八銀(79) 16 8二玉(72) 17 7七銀(88) 18 7二銀(71) 19 4六歩(47) *7六の歩を守ってから4六歩。 20 9四歩(93) 21 9六歩(97) 22 3二金(41) 23 4七銀(48) 24 3三銀(22) 25 6八金(69) 26 4四銀(33) *ここで銀を繰り出すのではなく△4二銀~△5一銀~△6二銀~△7一銀~△9二香~△9一玉~△8二銀と穴熊に潜る手もある。 27 5八金(49) 28 5五銀(44) *▲5六歩とあえて突かせ、△3九角の打ち込みの隙を作る狙いの銀あがり。 ▲5六歩△6四銀▲6六歩△7四歩▲6七金直△8四歩と駒組みを進めれば千日手を視野に入れて後手に不満はない。 29 1六歩(17) *前述の理由で先手としては千日手を回避するため5六歩ではなく1六歩で様子見。 30 3三桂(21) *石田流に組めれば角交換系の持久戦となり、千日手も見て後手が優勢。この時点で後手の3二飛戦法作戦勝ちである。 31 1五歩(16) 32 4四飛(34) 33 2六飛(28) *4六歩を守るための飛車浮き。ここで▲4八飛と回るなら△2七角の打ち込みがある。 34 3六歩(35) 35 3六飛(26) *▲同歩ではなんのために飛車が浮いたのかわからないため同飛車 36 2八角打 *飛車の効きがズレたところで角の打ち込み。 37 1七角打 38 1九角成(28) 39 4四角(17) 40 4四歩(43) 41 5六歩(57) 42 6四銀(55) 43 2一飛打 44 2九馬(19) 45 1一飛成(21) 46 5四桂打 47 5七金(58) 48 6五銀(64) 49 6六歩(67) 50 6六銀(65) 51 6六銀(77) 52 6六桂(54) 53 7七玉(78) 54 6四香打 55 6七歩打 56 5八銀打 57 5八銀(47) 58 5八桂成(66) 59 5八金(68) 60 5四角打 61 3五飛(36) 62 6五銀打 63 6二香打 64 6二金(61) 65 7一銀打 66 9三玉(82) 67 6二銀成(71) 68 5六銀(65) 69 5六金(57) 70 5六馬(29) 71 6八金(58) 72 6五香打 73 7二成銀(62) 74 6七香成(65) 75 6七金(68) 76 6七馬(56) 77 8八玉(77) 78 7八金打 79 9八玉(88) 80 7六馬(67) 81 8二銀打 82 8四玉(93) 83 8五銀打 84 8五馬(76) 85 8五飛(35) 86 8五玉(84) 87 8六金打 88 7四玉(85) 89 7五銀打 90 6五玉(74) 91 4一龍(11) 92 8八飛打 93 9七玉(98) 94 8七飛成(88)