手合割:平手   後手の持駒:角 銀二 歩九  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v金v桂v玉|一 | ・ ・ ・ 龍 ・ ・v金v銀v香|二 |v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩|三 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四 | ・ ・ ・ ・ ・ 馬 歩 ・ 歩|五 | ・ ・ ・v歩 ・ 歩 金v歩 ・|六 | 歩 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 銀 ・|七 | ・ ・ ・ ・vと ・ 金 玉 ・|八 | 香 桂v龍 ・ ・ ・ ・ ・ 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:桂  先手番 手数----指手---------消費時間-- *それでは穴熊編5を始めていきます。 今回は3枚穴熊ながら2筋3筋の歩がない形。 馬が1二を睨んでますね。 持ち駒が桂だけですが詰むのでしょうか。 1 1二馬(45) ( 0:00/00:00:00) *初手は馬切り。穴熊は端の方は案外薄いです。 2 1二玉(11) ( 0:00/00:00:00) *△同玉の一手。 3 2四桂打 ( 0:00/00:00:00) *そこで▲2四桂で玉は後ろには下がれないですね。 4 2三玉(12) ( 0:00/00:00:00) *玉を引っ張り出すことに成功しました。 さっきまで穴熊に籠もっていたのに 一気に危ない形になりました。 このときに金銀を持っていれば3四に打つ手が かなり厳しいですし、▲5三龍と王手するだけでも相当嫌な形です。 しかしここでは好手がありますね。 5 3二龍(62) ( 0:00/00:00:00) *金を取りながら王手がいい手ですね。 逃げるのは2四しかないですが▲3四龍と引けるので詰み。 6 3二金(31) ( 0:00/00:00:00) *△同金と取りますが龍で金を取ったので 7 3四金打 ( 0:00/00:00:00) *▲3四金で詰み。 馬切りから桂打ちまでは変化の余地がありません。 この手順が頭に入っていれば考えるのは△2三玉になったときに詰むかどうかだけです。 この形は7手詰めでしたが▲1二馬~△2三玉までばパターンとして覚えればあとは3手詰です。 開始局面で4手目の局面をイメージできるようになるとぐっと終盤が楽になります。 穴熊編はこれで終了です。