手合割:平手   後手の持駒:角 金三 銀 桂二 歩三  9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・v桂v香|一 | ・ ・ ・ 龍 ・ ・v金v玉 ・|二 | ・v歩 ・ ・ ・ ・v銀v歩 ・|三 |v歩 ・ ・v歩v歩v歩v歩 ・v歩|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六 | 歩 歩 ・ ・ ・ 歩 歩 歩 ・|七 | ・ ・v龍 ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・vと ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 香  先手番 手数----指手---------消費時間-- *それでは、引き続き矢倉編をやっていきましょう。 前回と同じ2段目の龍で銀を引っ掛けた形。 今回は持ち駒に角がある場合を見ていきます。 自陣は適当にピンチの状況です。 まずは角香のパターンです。 1 3一角打 ( 0:17/00:00:17) *角を使う場所はここ!というほど寄せにはよく出てくる手筋の▲3一角。 この角はタダですが△同金は出来ませんし、△同玉も ▲3二銀成、▲3二龍どちらでも詰み。 逃げるだけですね。 2 1二玉(22) ( 0:00/00:00:00) 3 1三香打 ( 0:00/00:00:17) *ここに打つのは▲3一角とセットの手。 △同桂と取らせて逃げ道をふさぐ。 焦って▲3二龍を先にしてしまうと 最後に1三から逃げられてしまう。 4 1三桂(21) ( 0:00/00:00:00) *ここで覚えて欲しいポイントは1三に打つ駒は 王手して取られるだけなので 前に効く駒なら何でもいいという所。 飛車、金、銀、香、端が切れていれば歩でもいいので、角はいろいろな駒とセットで詰みがあるわけですね。 持ち駒に飛車があると二枚飛車で攻めたくなりますが パターンが頭に入っていれば飛車を捨てて詰ます事も出来ます。 5 3二龍(62) ( 0:00/00:00:17) *ここで金を取って王手。 6 2二香打 ( 0:00/00:00:00) *何を合駒しても 7 2二龍(32) ( 0:00/00:00:17) *全部バラして 8 2二銀(33) ( 0:00/00:00:00) 9 2二角成(31) ( 0:00/00:00:17) 10 2二玉(12) ( 0:00/00:00:00) *あとは金銀があるので簡単ですね。 11 3二金打 ( 0:00/00:00:17) 12 1二玉(22) ( 0:00/00:00:00) 13 2一銀打 ( 0:00/00:00:17) *以上、角と飛金銀香のどれかを持っているバターンでした。 本当は角飛、角銀の場合はいきなり▲3二龍と行っても詰みはあるんですが、全部同じ流れで覚えたほうがいいので、ここでは紹介しませんでした。 ・このパターンのポイント 角を打ったら龍で金をとるより先に1三の逃げ道をふさぐ事。 次は1三に打てない角桂のパターンを見ていきましょう。 矢倉編5へ #113927