先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- *ゴキ中超急戦の都成流回避策を見ていきます。 1 7六歩(77) *先手 居飛車 2 3四歩(33) *後手 ゴキゲン中飛車 3 2六歩(27) 4 5四歩(53) *四手目△5四歩がゴキゲン中飛車の出だしです。 5 2五歩(26) 6 5二飛(82) *七手目▲2四歩は△同歩▲同飛車△8八角成▲同銀に△3三角や△2二銀を見て後手が優勢です。 詳しくはyoutubeの野月八段の解説を見るといいと思います。 7 5八金(49) *いきなり飛車先を突く手が上手くいかないので、一旦反撃に備えます。 8 5五歩(54) 9 2四歩(25) *ここで2四歩を突くのが超急戦の変化 10 2四歩(23) 11 2四飛(28) 12 5六歩(55) *△5六歩は超急戦を受けて立つことを意思表示した手 13 5六歩(57) 14 8八角成(22) 15 8八銀(79) 16 3三角打 *ここでも前述した角打ちがあり、飛車銀両取りが受かりません。 17 2一飛成(24) *なので、勢いで銀を見捨てて桂を取ります。 18 8八角成(33) 19 5五桂打 *馬のラインを止めながら▲3三角打を狙った手です。 この手には△6二玉の一手です。 20 6二玉(51) 21 1一龍(21) *基本図 次に△9九馬なら都成流▲3三香で先手優勢とされています。 22 5四銀打 *前回はここで▲3三香でしたが、これは先手が失敗でした。 そこで、▲6六香が有力だと思います。 23 6六香打 24 9九馬(88) *自然な一手ですがこれは危険です! ここは桂馬を拾うべきでした。 25 1三龍(11) 26 4二銀(31) *4三の地点を支えますが・・・ ここで9九馬を咎める強烈な一手があります。 27 4四角打 *歩頭の角の強手! 後手は A、5三合駒 B、5一玉とかわす C、7二玉とかわす D、同歩 の4つのうちのどれかを指さなければなりません。 Aの合駒とCの7二玉は、桂香で殺到して王手をかけた後に馬が抜かれます。一番やってはいけない手です。 Bの5一玉は攻めに近づいている印象。 しかも▲4三桂不成で攻めが続きます。 ということで、同歩と取ってみましょうか。 28 4四歩(43) 29 6三桂成(55) *同銀と取ると▲同竜△5一玉▲6一竜までの詰み 30 5一玉(62) 31 5二成桂(63) *香車のラインから避けながら取る同金右は6一飛で頓死。 32 5二金(41) *金あたりが残りつつ飛車を取った局面は先手優勢です。 後手は9九馬が負担になっていたので、手を変える必要がありそうです。