先手:しょぼやまさん 後手:ドクやん 手数----指手---------消費時間-- *今期の指す将順位戦は全体的に酷すぎて全然棋譜載せれてなかったので入れ替え戦だけでも投稿する次第であります。 対戦相手はしょぼやまさん。かなり初期からのフォロワーさんだがなんと今回初手合い。腹が減っては戦は出来ぬと食べ放題に乗り込み、たらふく食べてから対局へ。 1 2六歩(27) *たらふく食べて準備万端かと思えばここで悲劇が。お腹が苦しくてほとんど考えられない悲しき事態。知ってる形になってくれと祈りつつ盤面を見つめる 2 3二金(41) *初手26ならこう指すと決めている 3 7六歩(77) *よくある出だし。32金を強要されてるのでこちらの作戦の幅が狭いのが嫌みか 4 8四歩(83) *取り敢えず棒銀を目指す 5 2五歩(26) 6 8五歩(84) 7 7七角(88) *角で受けた。この時点で矢倉の可能性が高い。警戒して駒組みする 8 4二銀(31) *嬉野したいので取り敢えず銀上げる 9 2四歩(25) *ここで交換。早い気もするが振り飛車に振り直す展開も視野にはいるのでこちらの動きに制限をかけている 10 2四歩(23) *まぁさすがに取るしかない 11 2四飛(28) 12 2三歩打 *最近の嬉野流は23歩と自分から埋めることが多い。一昔前は23歩は相手に打たせるものだったがこちらから銀交換しづらいなどの弊害から衰退した変化 13 2八飛(24) *26もあるところだが本譜は深く引いた。やはり振り直しがちらつく 14 5四歩(53) *銀を繰り出すためには必須の一手。84歩以下取られてしまいそうだが84歩同歩同飛の瞬間に53銀で取られずに済む 15 8八銀(79) *振り飛車警戒は杞憂に終わったようだ。矢倉を明示した一手 16 5三銀(42) *やっと嬉野流らしくなってきた 17 7八金(69) 18 4一玉(51) *ここも手が広いが取り敢えず寄っておく。ここ(41)の玉は信頼感がある 19 5八金(49) *ここで気づいたが右玉の可能性もあるところか。こちらが後手なのでそれはないだろうと祈っていた(対右玉嫌いな民) 20 7四歩(73) *少し甘かったかもしれない。31角ないし62銀上の方が価値が高かったか 21 3八銀(39) *先手棒銀。。苦手( ˘•ω•˘ ).。oஇ 22 6二銀(71) *これも微妙かも。。31角先にいれたい。。(見返して分かる序盤の適当さ) 23 2七銀(38) 24 4四銀(53) *怖いところだが一応これで受かっている。角きりには53銀で飛車の利きを通してなんとか( ˙-˙ ) 25 6八角(77) *本譜は力を貯めてきた 26 5三銀(62) *先ほど言ったが棒銀は飛車の利きがないと受けきれないので急いで通す 27 3六銀(27) 28 6四銀(53) *甘い。31角先に入れて。。(過去の自分へ) 29 2五銀(36) 30 4五銀(44) *一般的にはかなり珍しい受けだと思われるが嬉野流では頻出する受け方。これで受かってるんだから不思議 31 2四歩打 32 2四歩(23) 33 2四銀(25) 34 3四銀(45) *これが指したいがための45銀 35 3六歩(37) *追撃がくるが 36 2三歩打 *しっかり埋めてひとまず安心 37 3五銀(24) *35歩もあるところ。 38 3五銀(34) 39 3五歩(36) 40 5二金(61) *飛車の利きを自分から止める悪手。25銀が見えているのでこちらを受けないといけなかった。受け方としては14歩(25銀には13銀)、もしくは31角(25銀には22銀)が候補か 41 2五銀打 *当然咎められる。序盤から苦しい展開。(余談ではあるがこの辺りが一番お腹が苦しくてめっちゃ悶えてた(本当に余談)) 42 3一角(22) *遅すぎるが一応これでもどうにかなってる 43 2四歩打 44 2四歩(23) 45 2四銀(25) 46 5五銀(64) *後の64角を見せて攻めを催促する狙い。苦しいが仕方ない( ˘•ω•˘ ).。oஇ 47 2三銀(24) *相手としては待望の一手だろう。まぁきっつい 48 2二歩打 *嬉野流らしい受け方。所謂旧嬉野流で有名になった土下座の歩。一応これで飛車は成られない 49 3二銀(23) *金銀交換されるから厳しいことに変わりはないが 50 3二玉(41) 51 1六歩(17) *12銀の受けが見えるのでそれを見据えての伸ばしか。ぐずぐずしてると15歩を伸ばされて2筋が受からなくなるので急がないといけない 52 4四銀(55) *なにもしなければ64角で攻守が入れ替わるが。。一応35歩の取りにもなっている 53 5六歩(57) *前述の狙いを簡単に同時に受けられた 54 6四角(31) *ほかにすることがないので受けられたとわかっていても取り敢えず実行 55 4六角(68) *強い受け 56 5五歩(54) *開き直って同角もあったかもしれないが玉薄すぎて断念 57 5四金打 *わかってはいたが厳しい一手。角取られたくないからといって73角などと逃げると44金以下歩切れを解消しながら攻められていいところがない 58 4五銀打 *仕方ないので拠点を作りながら攻めを催促する 59 6四金(54) 60 6四歩(63) 61 3七角(46) *55角や48角も考えられるところだがこちらは若干疑問手か。次の手の真意を見逃した可能性がある 62 3六銀(45) *角取りだけなら46角ないし48角と逃げてなんでもないがここではどちらに逃げても27銀打以下飛車が詰んでしまう。 63 1八角打 *こんな手があるかという感じだが少し苦しそうな受け方。しかしこの角がドラマを生む 64 3七銀成(36) *角を取り返してなんとか形勢は五分五分まで戻せたかな? 65 3七桂(29) 66 5六歩(55) *歩を回収しながら拠点を作る感触良い一手 67 2六飛(28) *39角を避けつつ56歩を狙う。感触の良い手で受けられた 68 1二角打 *拠点の歩を守りつつ23の利きを足している。攻防の一手なのでよさそうに見えたが次の一手を見逃した大悪手だった。 69 8一角成(18) *そういえばそんなところに角いたな(当時の心境) 70 8一飛(82) 71 2四桂打 *まぁ厳しい。こんなことになるなら一手パスした方がまだましだった 72 3一玉(32) *32銀を打ってもらって攻めを遠ざける意味だがどちらが正解か 73 3二銀打 *一応狙い通り打ってくれたが厳しいことに変わりはない 74 4二玉(31) 75 1二桂成(24) *無視して攻めたいが桂馬を持ってないと詰めろを継続できないことに気づき頭を抱えている 76 1二香(11) *開き直って桂馬を貰う 77 2二飛成(26) *自玉がこの瞬間詰めろではないので詰めろをかけたいが57銀(金)と詰めろをかけると同金と取られ、同歩成に43銀成!同玉54銀(金)以下詰んでしまう。さてどうしたものか。。 78 5三玉(42) *受けになってないとわかってはいたが逃げてみる 79 7二角打 *まぁ厳しい。飛車逃げてる余裕なんてないのはわかりきっているがこちらの詰めろのかけ方が57銀(金)しかない以上金銀を渡しても詰みがない局面になるまで粘るしかない 80 8二飛(81) *なんにもないですよーとお願いの飛車逃げ。 81 6一角成(72) *結果的にこれがお相手の敗着となった。ここもしくは一手前に54歩が正解か。この手が詰めろではなく、かつ金銀を渡しても自玉に詰みがない。千載一遇のチャンスがきた 82 5七銀打 *待望の一手。一応58銀成からの簡単な詰めろ 83 7七銀(88) *逃げ道を作って詰めろを解除 84 6五桂打 *駒を増やして詰め寄る。ギリギリこの手自体は詰めろではないかも?(読みきれず取り敢えず勘で指していた) 85 7一馬(61) *王手飛車だが 86 5四玉(53) *飛車を見捨てて逃げる。飛車を渡すので詰んでなければこちらの負けだが。。 87 8二馬(71) 88 5八銀成(57) *詰んでれば勝ち。逃がせば負け。非常に分かりやすい 89 5八玉(59) 90 5七金打 * 91 6九玉(58) 92 7七桂(65) 93 7九玉(69) *同桂、同金共に68金打以下 94 6八金打 *本変化も金を打つ 95 6八金(78) 96 6八金(57) 97 6八玉(79) 98 5七角打 99 7七玉(68) 100 6八銀打 101 7八玉(77) 102 6九銀(68) *ここでお相手の投了となった。以下88玉79角成以下綺麗に詰んでいる。 今期の順位戦は終盤でミスして負けることが多かったのでこの手数の詰みを読みきれたのは少し成長したのかな?なんて思いつつも課題は山積みです( ˘•ω•˘ ).。oஇ 対局してくれたしょぼやまさん、観戦してくれた皆様、及び順位戦に関わったすべての皆様に感謝を。