開始日時:2017/12/26 00:52:18 棋戦:将棋ウォーズ(10秒将棋) 手合割:平手 先手:相手 後手:私 手数----指手---------消費時間-- *どうも、shogi.ioではお久しぶりでございます、いづもげです。 2017年は色々とあったりなかったりしましたが、とにかく大変お世話になりました。 ということで、こんな年末に唐突ですが、久しぶりに自戦記的なものを一つ書いてみようかな、と思い立ちました。 相も変わらず、テンションの上下が激しい文章(?)で困惑なされるかもしれませんが、まあ、少しでもお楽しみいただければ幸いです。 1 7六歩(77) ( 0:01/00:00:01) *この試合は インターネット対局のランダムマッチで当たったものです。 道場・公園やネット対局で月30局くらい指してはいるのですが、その中でも、こう、コメントがしやすい面白味があって、年末年始のおめでたい雰囲気にそぐう棋譜を使わせていただいております。 2 3四歩(33) ( 0:02/00:00:02) *この試合では私が後手を持っていますので、私の視点から観たいという方につきましては、 「ぐるっと矢印が回転している」ボタンを押すと、前後反転をして、見やすくなるかもしれませんし、そうでもないかもしれません。 3 6六歩(67) ( 0:01/00:00:02) *お相手の方が角道を止められました。 ネット対局で3手目もしくは4手目に角道を止められて、振り飛車にならなかったケースはほぼないです。(初段の感想) と、いうのは半年ぐらい前までの話、今は雁木の可能性もあるので油断は禁物です。 4 8四歩(83) ( 0:01/00:00:03) *とりあえず飛車先を突いていきます。 対振り飛車っぽい相手には まず飛車先を決めるのが私の定跡(ルーチンワーク?)です。 実は居飛車だったのだパターンを早めになくしたいという理由ですね。 (銀で歩交換を防ぐパターンのこと。急戦が流行ってからはあまり見かけなくなりました) 5 6八銀(79) ( 0:01/00:00:03) *振り飛車党の方の中でも銀を上がる位置はいろいろあると思いますが、私はここ、6八に上がられるのが、何をされるかわからないので嫌です。 ここから居飛車パターンならびにノーマル中飛車パターンと派生されるとなかなか厄介に思えます。鍛えられたノーマル中飛車の対応はほんと難しいのです・・・。 6 8五歩(84) ( 0:02/00:00:05) *先にコメントした通り、飛車先を決めます。 ▲7七銀となったら、構想している振り飛車対策はパーになります。悲しい。 7 7七角(88) ( 0:00/00:00:03) *まあ、順当に角上がりですね。 しかしここから雁木になる可能性があるのが、最近の将棋の面白いところ。 こんな序盤から変化幅が増えるというのは凄い進化だと思いますし、2017年将棋界トップニュースを決めるとするならば これかな、とも思います。 8 5四歩(53) ( 0:02/00:00:07) *対振り飛車だけを考えると△6二銀なんですけれども、最近の将棋は右銀に一手使ったあとに、その銀が出遅れて死ぬパターンがあるので、歩から先についています。 (プロの将棋でもたまに見るパターンなので怖い) 9 6七銀(68) ( 0:01/00:00:04) *こう、飛車の横効きがすっと通ると振り飛車って感じになりますね。 そして▲7八金と上がられると、すっと雁木みたいな感じになる・・・。 まあ、指しているときには振り飛車を、この局面からは想定しています。 10 6二銀(71) ( 0:02/00:00:09) *振り飛車の中でも、四間飛車が一番見かける回数が多いでしょうか。 四間飛車相手には5三銀と上がるので、ここでその事前準備をします。 11 6八飛(28) ( 0:01/00:00:05) *四間飛車の時間だあ。 『四間飛車上達法』も出版されたのことで、ますます四間飛車党が増加・強化されていくことでしょう。楽しみです。 12 5三銀(62) ( 0:01/00:00:10) *というわけで5三銀。急戦にも持久戦にもできる素敵な体勢です。 13 4八玉(59) ( 0:01/00:00:06) *このあたりは普通の駒組みなので、特に書くことがなくなってくるのが辛い。 そして、そろそろ かしこまった感じで文章を書いていくのが つら、いや、つらじゃなくて、素が出てくる頃合いなので、注意、注意が必要になりますね。 まだ13手目なんですがねい・・・。 14 4二玉(51) ( 0:02/00:00:12) *対四間飛車は持久戦と急戦の両方を指しこなせるほうが良いとは色々な方が言われておりますが、私は最近は持久戦のほうが好きなので、持久戦を指しています。 その前は急戦のほうが好きだったので、急戦を指していたので、好きになったほうを指せるようにレパートリーを増やしておくと、気分の変わり目に戦法を切り替えられていいと思います。 うん。 15 3八銀(39) ( 0:01/00:00:07) *美濃囲いって本当に美しいですよね。 居飛車の船囲いとか、穴熊と比べると、差に愕然とします。ちょっとずるすぎるのではないでしょうか。 訴訟ものなんじゃあないでしょうか。 16 3二玉(42) ( 0:01/00:00:13) *今、王様とくっついた角が絶妙に駒組みに邪魔です。 よくこんな邪魔駒があるのに居飛車党を続けられてきたなあ、と自分でも驚きます。 ・・・一番の得意戦法が角換わりなので、角がすぐにいなくなるからですね。 なるほど、そういうことでしたか。 17 3九玉(48) ( 0:00/00:00:07) *最近はシステム調の将棋というものが(このシステムは当然藤井システムのこと。森下とか脇とかじゃないよ!)全ての振り飛車で発生していて、居飛車穴熊に組みにくいことこの上なく。 じゃあこの将棋はどうなるのかというと・・・。 18 5二金(61) ( 0:03/00:00:16) *いわゆる船囲いの完成です。 美しさが足りないのは、おそらくギザギザが足りないせい。美濃も雁木もギザギザが多いから美しいのです。 矢倉が美しいのは・・・何ででしょうね。密集しているなのかな。でも穴熊もそうだからな・・・。 19 4六歩(47) ( 0:01/00:00:08) *先日NHK将棋講座を読んでいたら、すごくトマホーク戦法と連呼されていました。 この局面からも それっぽい変化をすることもあるのですが、この将棋はそういう将棋では、ないです。なぜ書いた。 20 4四歩(43) ( 0:03/00:00:19) *なるほど持久戦。 ここから急戦になるな、と思う人は相当少ないのではないでしょうか。後は位取りくらいですか。 位取りも以前は好きでした。特に玉頭位取り。 やはりレパートリーは多いほうが良いですね。レパートリーを増やして、気分を変えて、指す戦法も変えよう。 うn、うn? 21 3六歩(37) ( 0:01/00:00:09) *やはり書くことがない。 全部を埋める必要はないのですが、どうしても埋めたくなるのが、こう、性格的にね、つらいところ。 こんな性格をしているから、自戦記を書いたりするのが年に1k・・・、いや、前に書いたのは2年近く前だったかな…。 時の流れるのは早いです。 22 3三角(22) ( 0:04/00:00:23) *ほぼ居飛車穴熊。ここまできて居飛車穴熊じゃないと嘘でしょー、というくらい居飛車穴熊。 振り飛車党から見たらどうなんでしょうかね。 実はここから相銀冠の将棋になってたりもするのでしょうか。 23 5八金(69) ( 0:01/00:00:10) *美しすぎる。 これを雁木といってもいいくらい「雁行」。 昔は船囲いのことを雁木と言っていたという話もあって、そう思うと先手も後手も雁木ということになって、雁木とはいったい・・・。ウゴゴゴ。 24 5一角(33) ( 0:05/00:00:28) *?? なーんか急に角を動かし始めましたよ。ちょっと早いんですかねえ。 25 3七桂(29) ( 0:02/00:00:12) *まあ、居飛車穴熊の将棋といえば、桂馬が▲2五桂と早々と跳ねて角に当ててくるパターンが、それはそれはたくさんありますから。 きっと、それを避けたのでしょう、事前に。 26 4三金(52) ( 0:01/00:00:29) *ここはしっかり、屋根をガードっすね。 歩が驟雨のように突き刺さる展開は避けたいですからね。 驟雨は自分が好みとしている棋譜中継のコメントの一つで、歩の手筋が囲いにどんどん刺さりそうなときに「これは驟雨。」とか、それっぽいことを呟いています。 27 6五歩(66) ( 0:03/00:00:15) *すごく・・・角のラインで攻められそうな気がします・・・。 まあ、確かに居飛車穴熊ってこの攻めであっさりお亡くなりになることもあります。私もよくやられました。潰されました。いっぱいかなしい。 28 3三桂(21) ( 0:02/00:00:31) *これは・・・居飛車穴熊じゃあ・・・ないな・・・! やはり年末年始でお出しするのに穴熊じゃあ辛気臭いぜー!というわけでもないし、そもそも穴熊が辛気臭いものかというと、そうでもないので、じゃあ一体なんなんだ。 おそらく気分です。しかも、このコメントを書いている時点での私の気分だ・・・! (指しているときは、もっとちゃんと考えているんはず・・・はず・・・) 29 5六銀(67) ( 0:02/00:00:17) *さて、指してから十分に時間がたった後に、コメントを付け加えていく弱点を十分にさらしていったところで、相手も十分に攻めの形を整えております。 ここまでのコメントを埋めるのに十分。いや、1時間と20分です。はい。 30 2一玉(32) ( 0:06/00:00:37) *この手をもってして、大体判明しました。 これはおそらく・・・ミレニアム、かまぼこ、トーチカという囲いを私はやりたいのでしょう! いやあ、確かにめでたい。年末年始のおめでたい感じがします。「ミレニアム」ですよ。「かまぼこ」ですよ。こんなにめでたい囲いが他にありますか。いや、ない。 31 1六歩(17) ( 0:07/00:00:24) *となると、この端歩の突きも相当めでたい。 32 1四歩(13) ( 0:02/00:00:39) *いやあ、めでたいめでたい。 33 4五歩(46) ( 0:06/00:00:30) *さて、無駄に2手を適当なコメントで潰したところで、開戦ですね。 玉の位置が2一なので、実は角のラインが脅威ではないところが この「かまぼこ」の良いところです。まだかまぼこの形にはなっていないんですがね。 あと、桂馬も守りに効いているのが、さらに倍率ドンですね。 34 4五歩(44) ( 0:09/00:00:48) *ここは素直にとってしまって大丈夫だと思います。 「かまぼこ」くんは強い子ですから。 35 4五桂(37) ( 0:02/00:00:32) *実は銀で出てくるほうが難しい疑惑があります。 なんせ桂馬を取らせると△4六桂から結局 銀桂交換になる変化もありますので。 なら桂馬を残したほうが攻めの継続には良いんでないかい?と。流石に無理攻めすぎますか。 36 4五桂(33) ( 0:04/00:00:52) *ここは素直に素直に、桂馬の交換を。 37 4五銀(56) ( 0:01/00:00:33) *お互い自分に近い桂馬が先に捌けちゃいました。 か、格調があまり高くないんじゃあないか、この将棋・・・。 38 4四歩打 ( 0:03/00:00:55) *さすがに王様とはラインがずれているとはいえ、そのまま角の効きを素通しのままにしておくわけにはいかないので、歩を打ってシャットアウト。 そして銀にもお引き取りいただきます。 39 5六銀(45) ( 0:03/00:00:36) *一応、第一弾の攻めは凌いだ感じでしょうか。 やはり「かまぼこ」は最強・・・に、めでたい・・・。 40 3二金(41) ( 0:01/00:00:56) *△4六桂としても良かったのですが、まだ桂馬を2枚相手に渡せるほど玉形も安定していないかな、と思い、一手、囲いに手を使います。 銀の使いどころまで研究できていれば、私はもっと将棋が強いはず。が、そうじゃないので仕方ない。 41 4七金(58) ( 0:04/00:00:40) *流石に4六桂をそのまま食らいたくはないと。 こういう手を見せられると、桂馬を打っておいたほうが良かったかなあ、と思ってしまいますね。まあ、やる前に逡巡するよりかはマシですか。 42 7四歩(73) ( 0:07/00:01:03) *ちょっと隠居気味の角を使えるように、道を開けます。 7三まで持ってくれば、立派に相手玉を睨む、成績の良い角に。 43 6四歩(65) ( 0:09/00:00:49) *それは許さぬと。 角道(予定)を止めながら 今度は飛車の筋から攻められることに。 44 6四歩(63) ( 0:06/00:01:09) *銀で取るのも面白いかなあ、と思うも、まだ相手の角のラインも生きているので、流石にここは歩で取るのかなあ、と。 45 6五歩打 ( 0:02/00:00:51) *おおう、継ぎ歩。 これは銀が前に出てきますね・・・間違いない。 46 6五歩(64) ( 0:06/00:01:15) *かかってこいよやー! 47 6五銀(56) ( 0:02/00:00:53) *まあ、かかってきますわな。 これ、6三と6一の地点に駒の効きがないから、相手の飛車が成りたい放題じゃない?これはいかん、いかんでしょう。 48 8六歩(85) ( 0:10/00:01:25) *と、とりあえず味、味をつけます! いやあ、味付けは将棋の華ですからね! 49 8六歩(87) ( 0:03/00:00:56) *角で取っても一局かなと思いました。 50 8八歩打 ( 0:03/00:01:28) *味を付けたらー、すぐ食べる!△8八歩!! 51 8八飛(68) ( 0:02/00:00:58) *同飛!!!!! いやあ、飛車の筋をずらせました。良かったよかった。 52 7三角(51) ( 0:07/00:01:35) *でもしかし、ここまでくると△8八歩よりも△6七歩とかで、飛車の頭を歩で叩いていたほうが良い結果が出ていたような(取ったら△5五桂)気がするのは気のせいなのかどうか。 まあ、やりたいのはこの角のラインをビューンと飛ばすことだからね、多少の手筋はこのビジョンには負けるということなのですよ。(駄目) 53 3七桂打 ( 0:09/00:01:07) *角のラインは駒を投資してでもシャットアウト。 54 4五桂打 ( 0:04/00:01:39) *こちらも負けずに駒を投資。 55 4六歩打 ( 0:03/00:01:10) *相手の高美濃ちゃんが復活していくのですが、これは。 56 3七桂成(45) ( 0:07/00:01:46) *まあ詮無きことよ。 桂馬にはまだ使うところがどこかにあるじゃろう、ということで、成込め、成り込め。 57 3七銀(38) ( 0:02/00:01:12) *個人的には同金のほうが形が整っているので好みです。 58 5五桂打 ( 0:07/00:01:53) *はっ、というかこれはチャンスなのでは、と駒音高く(タップ)△5五桂! これで6七への桂馬成りを受けることはできない・・・! 59 4八金(47) ( 0:07/00:01:19) *とはいえ、金を取らせるわけにはいかないので、引くしかないと。これは……。 60 6七桂成(55) ( 0:08/00:02:01) *そしてドカンと桂成りですよ!!やったー! これは勝ちましたな・・・!負けても勝ちでしょう、これは。 61 5九角(77) ( 0:02/00:01:21) *と、ここまで書いてしまって何なのですが、 ここからは私のヘボ将棋コーナーが始まるのですよ。 事前に書いてしまっておくことで、自分へのダメージを少なくする手筋ですな。もうね、これね。 62 5五角(73) ( 0:07/00:02:08) *△5五角、いいですね。見事な飛車当たりです。 8八に歩を打った甲斐もあったものです。 63 7七桂打 ( 0:08/00:01:29) *これですね、これを見落としていた。 あれ?これで結構粘られてまずいんじゃあないかと。 64 7五歩(74) ( 0:10/00:02:18) *そう思うと戦力を足したくなって歩を突くじゃあないですか。 65 5六銀(65) ( 0:03/00:01:32) *あっ 66 6六角(55) ( 0:09/00:02:27) *あっあっ 67 6七銀(56) ( 0:02/00:01:34) *あっあっあっ 68 7七角成(66) ( 0:09/00:02:36) *あっ、ああー?! 69 7七桂(89) ( 0:02/00:01:36) *?????????? 70 7六歩(75) ( 0:07/00:02:43) *なにこれ。 何なのこの局面! ……。・・・・・・。 未央「全然違うじゃん!」 武内P「……」 未央「言ったよね!?『ミレニアムは無敵!相手の得意の攻めを外して反撃できる!10秒将棋に最適!』って!この結果は何?」 武内P「こちらも10秒将棋…考える時間が足りませんでした…当然の結果です…」 未央「もういいよ!私将棋辞める!」 …………。 71 7六銀(67) ( 0:01/00:01:37) *ええー、取り乱しました。 そして先ほどのネタは一度やってみたかった。ただ、ただただ それだけです。 そしてこの局面ですか、いやー凄いですね、角の丸損ですか。 72 7二飛(82) ( 0:09/00:02:52) *ここで心が折れてしまっては、心の師たる平藤七段・深浦九段に大変申し訳ない。 相手に対してちょこちょこと嫌味なアプローチを加えて、勝ち筋を生み出すのだ。 まずは飛車で銀取りよ。 73 7五歩打 ( 0:03/00:01:40) *しっかり歩でガード。 74 6四桂打 ( 0:09/00:03:01) *飛車を残すのは明らかに狙われる駒になるので、なんとかして捌きたいところ。 さらに桂馬でアプローチ。 運が良いことに次に跳ねられれば、飛車に当たる。 75 6五銀(76) ( 0:06/00:01:46) *銀を逃げる。 76 7五飛(72) ( 0:08/00:03:09) *さてさて飛車を走ってここでどうするか。 この局面で攻め合いに出られると、かなりつらいのですが。 77 7六歩打 ( 0:05/00:01:51) *お。 78 7六桂(64) ( 0:03/00:03:12) *飛車にあててー。 79 7六銀(65) ( 0:01/00:01:52) *これはちょっとありがたいぞ。 80 7六飛(75) ( 0:05/00:03:17) *銀桂交換になりました。 それでも角損の銀桂交換でつらいことには変わりありませんが、結構足掻きに付き合ってくれる相手ということがわかったので、これは足掻きがいがあるというもの。 81 6五桂(77) ( 0:07/00:01:59) *5三の銀に当てる桂跳ね。 金で紐づいているので、取られてもまだ問題ないと判断。 82 7九飛成(76) ( 0:06/00:03:23) *龍を作る手が、飛車にダイレクトで当たるのがおいしい、おいしすぎる。 これも角損の攻めの効果か。うん、違うな。違うよ。 83 6八飛(88) ( 0:02/00:02:01) *飛車交換しようぜ、と。 84 6八龍(79) ( 0:09/00:03:32) *とにかく先手先手を取りたいので飛車交換には応じます。 85 6八角(59) ( 0:02/00:02:03) *盤面がすっきりしてきた・・・。 角損とは言え、盤面にないうちは まだ損が確定していないという考え方もあるので、まだまだやれるんじゃあないかな・・・と、この時点で感じていました。 86 6七飛打 ( 0:08/00:03:40) *両取りみたいな何か。 桂馬を成られた場合は、金で成桂を取るつもりだったので、実際は先手を取ることだけを望む感じで。 87 5九角(68) ( 0:08/00:02:11) *お、角を引いてくれた。 ちょっと優勢を意識しすぎて、慎重になっている感じですかね。 88 6五飛成(67) ( 0:07/00:03:47) *ありがたく桂馬をいただきます。 これで状況は角銀交換で、龍がこちらだけにある。 十分互角といってもいいんじゃあないですか、これは。 89 8二飛打 ( 0:07/00:02:18) *飛車の打ち込み。 ここから先はどちらの攻めが先に急所を突くかの勝負。 90 6八銀打 ( 0:09/00:03:56) *露骨な角取り。 と金攻めじゃあちょっと遅いかなあ、と。 91 6八角(59) ( 0:02/00:02:20) *相手があまり攻めに積極的ではないのがありがたいです。 じっくり駒を溜めてから勝負するタイプなのでしょうか。 92 6八龍(65) ( 0:04/00:04:00) *まあここは交換。これで駒の損得はなし。 93 5九銀打 ( 0:02/00:02:22) *おお・・・手堅い・・・。 やはり将棋は粘り腰ですね、粘り腰。 粘り腰になって損することは ほぼ何もないですわ。 94 7九龍(68) ( 0:09/00:04:09) *逃げ場所は香車当たりになるように。 おそらく香車も使う展開になるでしょうから。 95 8一飛成(82) ( 0:10/00:02:32) *お互い小駒を回収しあう。 「3桂あって詰まぬことなし」という格言はあるも、大体詰まないというのが近年の考え方ではありますが、この局面の桂馬3枚はかなり危ない気がします。 というか端攻めがかなりまずい。 96 4七桂打 ( 0:10/00:04:19) *というわけで、端攻め緩和のための勝負手いくぜ! 桂馬を捨てる! 97 4七金(48) ( 0:05/00:02:37) *金を浮かせてからのー 98 9二角打 ( 0:05/00:04:24) *角打ち!両取り! これも実際は角を取られて両取りではないのですが、龍を消せれば端攻めの脅威は薄らぐというわけなのですも・・・! 99 9二龍(81) ( 0:02/00:02:39) *金を取られるとほぼ寄り形なので、ここは交換に。 100 9二香(91) ( 0:03/00:04:27) *よしよし、これで少しは安全になった。 相手の手持ちに桂馬が4枚かあ、これはこれで怖いな・・・。 101 4八銀(37) ( 0:04/00:02:43) *て、手堅い・・・。浮き駒が許されることはなかった・・・。 102 9九龍(79) ( 0:10/00:04:37) *これはちょっと長い将棋になるかな、と思い香車を取得。 玉頭戦に使えますからね、良い駒ですよ、香車は。 この局面だと2七とか狙いたいですね。 103 3八玉(39) ( 0:07/00:02:50) *2七の地点をさらっと狙っていたのがバレた…。 104 8九飛打 ( 0:10/00:04:47) *なので、露骨な2枚飛車の攻めを。 これにと金攻めを加えれば、攻めは切れないかと。 あとは間に合うかどうか。 105 2六桂打 ( 0:10/00:03:00) *さあ、問題は4枚の桂馬から繰り出される攻めを受け切れるかどうか。 やはり桂馬は足が早いのが売りですね。 106 3三香打 ( 0:08/00:04:55) *今の自陣の弱点は3四と3五の地点・・・!のはず・・・! さらに相手の玉頭に逆襲する香車の配置・・・!これでどうだ・・・! 107 6五桂打 ( 0:10/00:03:10) *2枚目の桂馬の配置、これは露骨な銀取りですね。 ただ、今回は金が離れていくと受けが効かない形になりそう。 108 4二銀(53) ( 0:06/00:05:01) *なので、今回は銀引き。 109 6四角打 ( 0:10/00:03:20) *おお・・・力を溜めてきましたか。 ならばこちらも力を溜めるしかあるまい。 (自陣に手を入れる方法がないともいう) 110 6七歩打 ( 0:05/00:05:06) *楽しい楽しいと金攻めの時間だあ! た、多分間に合う・・・はず。 111 6九歩打 ( 0:08/00:03:28) *と金攻めを受け止める歩。 どちらかというと狙いは飛車で取らせて▲5八角で弾く手か。 112 6九飛成(89) ( 0:09/00:05:15) *まあ、ここは行くっきゃあるまいに。 113 5八角打 ( 0:04/00:03:32) *弾いて。 114 7八龍(69) ( 0:09/00:05:24) *打った歩を取られない位置はここだけ。 さてさて、この数手はどっちが得をしたとするものなのでしょうか。難しい。 115 2五桂打 ( 0:09/00:03:41) *後手陣も桂馬だけで火がついている状態。 やはり自陣に手を入れられないので、ここはどちらが先に潰れるかの勝負・・・! 116 6八歩成(67) ( 0:09/00:05:33) *いけー!6八歩成! 117 3三桂成(25) ( 0:07/00:03:48) *お互いの駒が飛びこんでくる、このクライマックス感、いい!とても良い! しかし飛び込みの精度はあちらが上、さすがは桂馬といったところか。 118 3三金(32) ( 0:09/00:05:42) *相手をしないと一手負けは確実、と思われるので、金直で対処。 これまた5三の位置を薄くすると溜めた桂成がとんでくる。 119 2五桂打 ( 0:10/00:03:58) *桂馬がどんどん飛んでくる!やべーぞ! 120 3二金(33) ( 0:09/00:05:51) *とにかく最小限の被害で食い止める・・・! 121 3三香打 ( 0:09/00:04:07) *自分で3三に打った香車が、相手の攻め駒として3三に戻ってくる展開。 なんか△3三香はもっと別の手があった感がする・・・!こういうことになると・・・! 122 3三銀(42) ( 0:09/00:06:00) *ここは同銀。 相手の持ち駒が切れた瞬間はチャンス!おそらく! 123 3三桂成(25) ( 0:03/00:04:10) *銀の補充。 5三桂成を中心に読んでいたので、4三の金が逃げられるのであれば、ありがたい。 124 3三金(43) ( 0:06/00:06:06) *よしよし、ちょっと攻めが遠くなった感じ。 125 5三桂成(65) ( 0:08/00:04:18) *この桂成がどこにも当たってないのが大きいですね。 次に4二銀とベタっと貼られるのも、そこそこ嫌ですが、流石にこちらの攻めが早いか。 126 5八と(68) ( 0:08/00:06:14) *というわけで、苦労しましたが・・・! 127 5八銀(59) ( 0:01/00:04:19) *これで! 128 5八龍(78) ( 0:09/00:06:23) *私の! 129 5八金(49) ( 0:01/00:04:20) *おおお! 130 2九角打 ( 0:10/00:06:33) *勝ちだ! 131 3七玉(38) ( 0:02/00:04:22) *あとはどんな決め方でも問題ないという状態ですね。 132 2五桂打 ( 0:09/00:06:42) *桂馬を打ってー 133 2八玉(37) ( 0:03/00:04:25) *引いて。 134 4七角成(29) ( 0:09/00:06:51) *角を切って。 この瞬間、後手陣が安泰なのが辛いですね。 135 4七銀(48) ( 0:09/00:04:34) *同金のほうが難しいやも。 同金の場合は、1七銀-同香-同桂成-同玉-1九龍-1八合-2五桂まで。 136 3七銀打 ( 0:09/00:07:00) *同銀は上からぐいぐいと。 137 1八玉(28) ( 0:01/00:04:35) *ここまできてやっと安心できます。 138 1七香打 ( 0:07/00:07:07) *詰み!ありがとうございました! 139 投了 まで138手で後手の勝ち