先手:d5さん 後手:ラギィ 手数----指手---------消費時間-- *指す将順位戦2nd B級3組 最終局 ▲ d5さん △ ラギィ ※このコメントは主観を多分に含みます。 互いに7勝3敗で迎えた最終局。勝った方が入れ替え戦以上確定の、単純明快な勝負。 両者は3度目の手合、戦型は3度とも同じ相振り飛車。自身の得意戦法を主張し合う。 1 7六歩(77) *d5さん 三間飛車と中飛車を指しこなす振り飛車党。個人的な印象は、堅実と豪胆を併せ持つ傑物。 棋戦主催の経験を持ち、現在も「天下分け目の七番勝負」を開催中。 2 3四歩(33) *ラギィ 四間専門の振り飛車党。対原始棒銀や対中飛車等の数少ない例外を除き、全ての対局で四間を採用する。 3 7五歩(76) *三間飛車を明示する歩突き。 4 4四歩(43) * 5 7八飛(28) 6 4二飛(82) *互いに飛車を所定の位置につけた。 両者の指に馴染んだ3手だっただろう。 7 4八玉(59) 8 7二銀(71) *先に△6二玉は▲7四歩と突き、△同歩には▲5五角がある。 既に水面下での攻防が始まっている。 9 3八銀(39) 10 6二玉(51) 11 3九玉(48) *早々と片美濃に組む。 12 3二銀(31) *ラギィの対三間は美濃の骨格を組み、玉を6二に置く形を好む。そのため△7一玉は不急の手。 玉で7三と5三を守りつつ端攻めからも遠い格好だが、8二への打ち込みに注意が必要だ。 13 7四歩(75) *自玉が安定したため、早速飛車先を交換。 14 7四歩(73) 15 7四飛(78) 16 5二金(41) *右矢倉に組む△7三銀を残す。 実際に組む気は無くとも、すぐに△7三歩と打つ必要も無い。 17 9六歩(97) *端の打診。 18 9四歩(93) *ここは受ける。 19 6六角(88) *端攻め狙いの角出。 ▲7七桂が入ればいつ▲9五歩を突いてもおかしくない。激しい戦いになるのは免れないだろう。 20 4三銀(32) 21 7七桂(89) *すぐに桂を跳ねる。▲9五歩の開戦は明らか。その前に後手は何ができるか。 22 7三歩打 *戦いが始まる前に、自陣の傷を消す。 23 7六飛(74) 24 5四銀(43) *将来の△4五歩のため、銀を上がる。 不用意な桂跳ねには△6五銀。 25 9五歩(96) *開戦。先手は自陣に最低限の手数しかかけていないため、非常に早い仕掛けだ。 26 9五歩(94) 27 9五香(99) *予想手は▲9三歩だった。△同香には▲8五桂△9四香▲9三桂成と攻め立てる。 28 9五香(91) 29 9六歩打 30 6四香打 *この反撃があった。 逃げれば香を成り、△4五歩から後手陣が潰れる前に攻め切る将棋になるだろう。 31 9五歩(96) *角を逃げては苦しいと見たか、初志貫徹の取り込み。 32 6六香(64) 33 6六歩(67) *駒割は香角交換。 34 4五歩(44) *先手の角が消えた以上、この歩は突いておきたい。すぐに飛車先交換は▲4七香があるため、角の働きに期待した意味が強い。 35 5六香打 *△4三銀と引かされては手損の上、飛車先が重い。しかし、銀を取らせるとすれば駒割は銀角交換。駒損を回復する一手だ。 36 4六歩(45) *将来の△4七歩や△4八歩を見越し、この歩は切っておきたい。 37 4六歩(47) 38 5五銀(54) *現状は2二角の働きが弱い。取られる駒を使い、角を好位置に導く。 39 5五香(56) 40 5五角(22) 41 5六香打 *再度の香打ちで、5三に狙いを定める。 △6四角と引けば△9七角成を見せられるが、空成りなのでどうか。 42 4六角(55) *次に△5七角成を見せる。 43 5八金(69) *▲5八金左の他に▲6八銀、▲5八銀、▲6八銀打など様々な受け方があった。銀を打つ手は手駒が不足して、やや指しにくいか。 44 3五歩(34) *4筋からの攻めだけでは、本美濃の攻略は難しい。 盤上の角を殺される手が見えるが、持ち駒に期待して歩を切りに行く。 45 4七歩打 46 6四角(46) 47 7五銀打 *角を殺す銀打ち。 48 7五角(64) 49 7五飛(76) *この手で駒の損得は消えた。 50 3六歩(35) *44手目からここまでが読み筋。 ▲同歩には△6四角があるためこの歩は取りづらく、△3七歩成で陣形を乱すことができる。 51 2六角打 *玉を間接的に睨む角。▲5三香成の強襲も見せている。 52 3七歩成(36) 53 3七銀(38) 54 2四香打 *歩成からの継続手。ここで▲5三角成は先手の持ち駒が少なく、攻めきれないと見て角を責める。 55 3五角(26) 56 2七香成(24) 57 2八歩打 58 6四角打 *△3七成香▲同桂△3六歩が優ったか。 59 5五飛(75) 60 5五角(64) 61 5五香(56) 62 3七成香(27) 63 3七桂(29) 64 3六歩打 * 65 2六角打 *この手があるため、角を渡したのは失策だったか。6二玉型が祟った。 66 4四歩打 *ここで▲3五桂が絶好の桂跳ねに見える。5三で清算して▲6五桂とされては酷いので6四銀と数を足すが、角のラインで攻められると玉飛接近の形がいかにも苦しそうだ。 67 4四角(35) 68 4四飛(42) 69 4四角(26) *飛車角交換。後手陣は横からの攻めに弱い格好のため、先手の飛車は価値が高い。 70 3七歩成(36) *△2七桂の詰めろ。2七の空間を埋めるか、と金を抜く受けが必要だ。 71 5三香成(55) *強襲。5三で清算して▲6五桂と活用されると厄介だ。 72 5三金(52) 73 3二飛打 *駒損覚悟でと金を抜く飛車打ち。 74 5二歩打 75 5三角成(44) * 76 5三玉(62) 77 6五桂(77) 78 6二玉(53) 79 3七飛成(32) *と金を払い、玉を安全に。豊富な持ち駒を活かし、広い方へ抜けられないように寄せたいところ。 80 2五桂打 *桂を掛ける。どこへ逃げても3七へ駒を打ち込んで、先手玉へ迫る狙いだ。 81 3六龍(37) 82 3七飛打 *▲同龍△同桂成と、龍を消しつつ成桂を作れば調子がいい。 83 3八香打 *前述の順を嫌っての香打ち。 しかし最終的には3七にスペースが空くため、△3七桂成自体は消えていない。 84 3六飛成(37) 85 3六香(38) 86 3七銀打 *代えて3八歩が優った。 87 3八歩打 88 2六香打 *駒得が大きいため、多少の損をしてでも先手玉の周りに駒を増やす。 89 3七歩(38) 90 3七桂成(25) 91 3八金打 *鍛えの入った金打ち。▲同成桂は△同玉で玉が広く、寄せにくい。 92 6四角打 *成桂は取られても受けに使いにくいため、取らせる方針で迫る。△2八香成の詰めろと△3六成桂の両狙いだ。 93 4六銀打 *△3六成桂で駒得できるが、好位置の成桂を追い払われるので少し癪だ。 94 3六成桂(37) 95 3七歩打 96 4六成桂(36) * 97 4六歩(47) *後手玉は薄く6五の桂も不気味だが、先手の持ち駒は多くない。駒を渡さず攻めたいところだ。 98 6九飛打 *疑問手。 先手玉の左辺への脱出を防ぐ目的の手だが、▲6八銀で次に▲7九歩を見せられてしまう。同じ飛車を打つなら、8九が優った。 99 6八銀(79) *当然の銀上がり。 次に▲7九歩や▲5九金引があるため、飛車の処遇に苦心することになる。 100 4七歩打 *この手で100手に達した。 ▲同金左は△6八飛成、▲同金右は△2八香成があるため、取ることができない。貴重な拠点を残した。 101 5九金(58) *飛車を弾く。ここで飛車が撤退すれば▲7九歩と打ち、後手の拠点はあるものの金銀四枚の堅陣が残る。 後手は△4八銀から考えたい。以下、▲同金上△同歩成▲同金寄にうまい手があるかどうか。 102 9九飛成(69) *有効な手の発見には至らず、▲7九歩を甘んじて受ける。 103 7九歩打 104 9八龍(99) *4七の歩を活かし、堅陣の攻略を目論む。 ▲4七金には△6七香と打つ手がある。取れば△2八龍で詰むため、この攻めはほどけない。 105 5四桂打 *堅守が実り、ついに先手に反撃の機会が回った。 106 7一玉(62) 107 4一飛打 *何か駒が手に入れば6二から打ち込み、一気に後手玉は寄り形。 後手優勢からいきなり距離が詰まったように錯覚するような局面だ。先手玉に迫っていながら決めきれなかったことで、天秤が引き戻されつつある。 108 3二銀打 *無理やり飛車を動かす。 ▲4二飛成に△同角か△4一銀か。 109 4二飛成(41) 110 4二角(64) *同角を選んだ。 ▲同桂成で6二の利きが消えるメリットと玉のコビンが開いた状態で角を渡すデメリット、差し引きで得と見た手だ。 111 4二桂成(54) *この手が銀取りだが、玉から遠ざかる手なので指しにくそうだ。 112 6七香打 *銀の頭に放り込む。 龍の横利きを活かして4八から攻め落とす方針だが、必然的に先手に駒を渡すことになる。後手玉は薄く、渡し過ぎれば一気の寄せもあるだろう。 113 6七銀(68) 114 4八銀打 *二度目の寄せ。今度こそ、と意を決し打ち込む。 115 4八金(59) 116 4八歩成(47) 117 4八金(49) 118 4七歩打 119 4七金(38) 120 6九飛打 *銀取りに当てつつ合駒を要求する。 121 4九香打 122 1四角打 *疑問手。 単に△2八香成が優った。 123 3六歩(37) 124 2八香成(26) *二枚飛車を活かして先手陣に突っ込む。 125 2八玉(39) 126 4九飛成(69) 127 3八銀打 *後手が角を手放したため生じた受け。 龍を引けば▲4九香で再び先手玉が堅陣の向こうへ消える。何か手段を考えたい。 128 4八龍(98) *龍を引いてはいられない。一枚を切って金駒を剥がしにかかる。 129 4八金(47) 130 4八龍(49) *悪手。先に△2四香と入れていれば良い寄せだったかもしれない。 131 2六角打 *気持ちの良い王手飛車。玉のコビンが開いている形が祟った。この王手を防いでも後手玉は安全とは言い難く、良い手が無ければ一気に終局へ転がり落ちるだけだろう。 132 3五金打 *捻り出した一手。▲4八角に△3六金と取り込み角を責める。 呆気ない幕切れなんて許さない、意地と執念がこの棋譜を作っている。 133 4八角(26) *龍を消され、駒割は▲飛歩△金金。 134 3六金(35) *△3六角は▲3七香で今度こそ終了。 一手一手が命取りだ。 135 3七香打 *歩ではなく香を受けた。将来3二へ成る手を見ているのだろう。 136 4七金打 *△4七金は▲同銀△同角成▲3八金で続かない。4八で角を取れば銀にも当たるため、ここはこの一手と見た。 137 3六香(37) 138 4八金(47) *次に△3九角の狙い。 139 2九金打 140 3六角(14) *角で迫るが、この手は詰めろにならない。ここで先手はどう指すか。 141 3七飛打 *自陣飛車を投入し、頑強な受け。 △5四角には3四や5六から飛車を打ち、更に角を責める方針だろうか。後手からも△3六歩の反撃があるが、▲5四飛△3七歩成▲同玉の形は先手玉が広く、▲5二成桂も見せて先手が良いだろう。 142 2四香打 *一度は王手。受けさせて上部への脱出を防ぐ。 143 2七歩打 144 4七角打 *徹底して先手玉に絡みつく。 放置すれば3八で清算して捕まりそうだが、▲同銀△同角成も寄り形。 145 3五飛打 *2枚目の飛車が放たれた。後手の攻めが意地なら、先手の受けも意地だ。 泥沼の中から1つ白星を掴み上げようと、必死の形相で盤上を探る。 146 3八金(48) *金と角を渡すのは非常に怖いが、やむなく清算に動く。 147 3八金(29) 148 3八角成(47) 149 3八玉(28) *△3八金からここまでは一直線の進行。候補手は△2七香成、△4九銀くらいだろうか。 150 2七香成(24) *△4九銀からの手順は金駒を多く渡すのことになり、踏み込みにくかった。 この成り込みで▲飛△角香の交換は避けられないだろう。 151 2七飛(37) 152 2九銀打 *左辺へ脱出しにくい格好を見て、右から引っ掛ける。 ▲同玉は飛車がタダ、▲同飛は△4七金以下詰む そのため逃げるのだが、3七以外へ逃げればどれも詰む。 一本道への誘導は詰将棋の常道だが、実戦では一本道だからといって寄るとは限らない。この玉は寄るのだろうか。 153 3七玉(38) 154 2七角成(36) *2九の銀を遊び駒にしないように寄せることが求められる。 先手は中段か左辺への脱出を図りたい。 155 2七玉(37) 156 3四歩打 *中段への脱出を防ぐ拠点。取れば△3三香、かわせば3五に香や金を打ち込んで先手玉を狭くする狙いだが、▲5五飛とかわした手が厳しい攻めに繋がる諸刃の剣だ。 157 5五飛(35) *これでいつでも▲5二成桂と取り込める。 158 3五金打 *代えて△3五香がありそうだが、▲3六歩以降を読みきれなかったため見送った。△2八金▲3七玉に△4九飛で寄るだろうか。 159 4四角打 *先手、待望の反撃。持ち駒を1枚でも使えば先手玉の詰みが消える。 △8二玉なら駒を使わずに受けられるが、▲7一角がある。金も質駒になっているため非常に怖い受けだ。 160 6二金打 *やむなく金を受けるが、やはり5二成桂が厳しい。これは先手勝勢になっているか。 代えて5三に打つ手や△5三歩▲同角成を入れておく手があった。 161 3七玉(27) *ここで悠々と玉に手を伸ばす。5八や5六まで逃げられれば、今の持ち駒では寄らないだろう。 162 3六飛打 *▲4八玉△3八飛成は▲5九玉で金駒が無いのが痛い。次に▲5八金が入れば鉄壁だ。 163 4七玉(37) 164 4六金(35) *金を逃しつつ攻めに使う。一間龍の筋で迫ることができそうだ。 165 5八玉(47) 166 3八飛成(36) 167 4八歩打 168 4七金(46) *一間龍。質駒だった金が立派に働いた。 169 6八玉(58) 170 4八龍(38) *ジリジリと迫る。 171 7七玉(68) *中段へ逃れる。▲5八合駒には△7六香を嫌ったか。 172 5七金(47) *じっと金を寄る。△6八龍を見せて手番を渡した。 173 9二金打 *ぐらり、と足元が崩れ落ちたような感覚。右辺に戦力を集めておいて、最後に左辺から渾身の一撃が放たれた。 174 8二香打 *△6七金▲同玉△8二銀もあったか。 △6八龍▲8六玉△8四香は読み切れず、香を手放せば抵抗の手段すら消えてしまう。 175 9一角打 *100手以上も前の端攻めが、この局面で実る。後手玉は非常に受けにくい格好だ。 176 6七金(57) *持ち駒が歩だけなので、先手玉を詰ませるのは不可能。銀を補充して唯一の粘りに着手する。 177 6七玉(77) 178 9三銀打 *独り言が漏れる。 画面の向こうの相手はどんな顔をして、何を思っているのだろうか。 179 9三金(92) *直接的な順を求める。ただ、後手も金を貰えれば受けようがあるかもしれない。 代えて▲9四歩も間に合っているだろう。 180 9三桂(81) *この8一のスペースが鍵だ。金を打つ受けや△8一玉で角に当てる手もある。 181 9二金打 *詰めろで迫る。先手は8、9筋の他に▲6二角成からの攻めも残している。 182 8一金打 *△8一銀は▲7三桂成。この一手の受けだ。 183 8一金(92) *▲8二金は戦えないと見たか。この折衝では後手が得をしている。 184 8一玉(71) *180手目から0手で玉を寄ったような局面。後手玉がほんの僅かに息を吹き返したか。 185 9四歩(95) *桂取りに突き出す。 186 9一玉(81) *危険な角を取り除いた。▲9三歩成には△9二歩で、千日手を含みに上部脱出を図る。 187 9二香打 *△9二歩を封じる。駒を渡すということは、攻め切る覚悟を決めたのだろう。 終局は確実に近付いている。 188 9二玉(91) *△8一玉は狭く、1分ではとても読めない。 先手が香を手放した以上、上部への脱出を目指すのが筋だろう。 189 9三歩成(94) *当然の取り込み。 190 9三玉(92) *さあ、詰むや詰まざるや。 191 9四歩打 *引けば簡単な詰み。取れば▲9五歩か▲8六桂か。 192 9四玉(93) *単に取る。▲8六桂なら8六に金駒を打つ手が消え、▲9五歩には△8四玉で捕まらないと見ている。 193 8六桂打 *桂を選んだ。 194 8四玉(94) *▲9四金を誘う。危険だが、ここで使わせておけば▲9七金のような待ち駒は使えない。 195 9四金打 *先手は駒を捨てる手を選べる程、戦力に余裕がない。▲9四銀は△9五玉と抜け出す手がある。 196 8五玉(84) *この玉が、△7六角からの詰めろをかけた。 197 7三桂成(65) *飛車の利きを通し王手。先手にも大技があった。△9六玉と逃げ込めば▲9五飛と追撃するのだろう。 198 7五香打 *王手逃れの詰めろ。 199 7六銀打 *詰めろ逃れの王手。 長い攻防の末、至近距離で王が殴り合う。 200 9六玉(85) *この手で200手に達した。 201 7五飛(55) *▲9五飛の詰めろを残して香を払ったが、5筋の縦利きが消える。 202 5七金打 *この局面で先手が投了した。以下▲7七玉に△6八龍までの詰みだ。 200手目の局面は△4五角からの詰めろ。そのため201手目には▲同銀や▲6六歩が考えられた。 80〜90手目辺りでは後手有利を意識していましたが、正確な防御に阻まれ一転して敗勢に。尚も諦めず粘った結果、再逆転の勝利を収めることができました。 個人的なターニングポイントはやはり、王手飛車と△3五金。どれだけ形勢を損ねても諦めず喰い付くことが大切だと改めて感じました。 最終戦を飾るに相応しい大熱戦だったと思います。 d5さん、観戦してくださった方、このコメントにお付き合い頂いた方、誠に有難うございました。